映画鑑賞記録 ~2021~ Back

No.

日付

タイトル/リンク/感想

画像

62 12/8
機内
 鳩の撃退法
61 12/8
機内
科捜研の女 劇場版 

60 12/8
機内
 龍とそばかすの姫

59  12/5
PVR cinema
Ambience Gurgaon 
 ENCARTO (邦題:ミラベルと魔法だらけの家)

 
58  12/4
PVR cinema
Ambience Gurgaon 
 CLIFFORD the big red dog
(邦題:でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード, 2022/1/21 日本公開 )

と思ったら昔からの絵本の実写版なんですね。
現代の子供たちはこういう作品を見て育つ事が出来、とても幸せだと思います。
大人視点ではつい食事代や維持費にどれくらいかかるのだろう??と考えてしまいます。
57  11/28
PVR cinema
Ambience Gurgaon 
 鬼滅の奏(かなで)・・・・鬼滅の刃のオーケストラコンサート
アニメ「鬼滅の刃」オーケストラコンサート第2弾!
スクリーンに映し出されるアニメ映像と共に「無限列車編」を追体験できるスペシャルコンサートを
全国各地の映画館に生中継!
2021年9月5日(日)にパシフィコ横浜 国立大ホール(神奈川県)で開催される『「鬼滅の刃」オーケストラコンサート ~鬼滅の奏~ 無限列車編』を全国各地の映画館でライブビューイングすることが決定!!

昨年11月に東京で開催し、大好評を博したアニメ「鬼滅の刃」オーケストラコンサートの第2弾!
「鬼滅の刃」の楽曲たちをオーケストラで演奏する「鬼滅の奏」。第2弾となる今回は、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(20年10月16日公開)の劇中曲を中心にお届けする。
コンサート会場のスクリーンに映し出されるアニメ映像とオーケストラの迫力の生演奏で、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編を追体験できる。

映画館の大スクリーンと大音響で「鬼滅の刃」オーケストラコンサートを体感しよう。
55 11/20
PVR cinema
Sacket City mall 
 Fate/Grand Order Final Singularity Grand Temple of Time Solomon
 ~ Fate/Grand Orde 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン ~


 
54 11/20
PVR cinema
Sacket City mall  
 Ghost Basters After Life

53 11/14
PVR cinema
Ambience Gurgaon 
 Eternals

52 10/31
PVR cinema
Ambience Gurgaon 
 007 No time to die

51 10/23
PVR cinema
Ambience Gurgaon 
 DUNE


50  10/17
Amazon Prime
 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q ~EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO~

ニアサードインパクトの責任を問われ続けるシンジ。冷たいミサト、アスカ、レイ。打ちのめされるシンジ。それを安易に消しさろうとして、フォースインパクトのトリガーになってしまうシンジ。重く苦しく、何でこんなものを見させられるか?とも思ってしまうが、シンジは映画の不人気・悪評・悪意も全て責任がかかる庵野の分身であることを、あらためて認識させられる。本作はエヴァシリーズの言わば純文学編ということか。観ている人間が大人になる苦しみそのものを疑似体験させられる。

そしてラスト、何度見ても荒れ果てた赤い大地をバックに始まる宇多田ヒカルによる桜流しの歌詞も含めた儚さと美しさに陶然とさせられる。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』からの続編。使徒に取り込まれた綾波(林原めぐみ)を救ったシンジ(緒方恵美)。彼が目を覚ますと、見知らぬ集団に拘束されていた。その集団のリーダーはシンジの世話をしてくれた葛城ミサト(三石琴乃)。シンジはミサトから、その集団は全てのエヴァンゲリオンの破壊を目的とする反ネルフ組織「ヴィレ」であることを明かされ、そして死んだと思っていたアスカ(宮村優子)から、使徒を倒して綾波を助けた戦いから14年経過していることが明かされる。14年の間に何があったのか、14年前の戦いでシンジは何をしてしまったのか…。
・・・・・・・

終始暗い雰囲気でストーリーは進みます。いきなり前作『:破』の14年後に時間が移るという時系列の跳躍にも驚かされましたし、ネルフの重要なポストにいたはずのミサトさんがネルフに反旗を翻す描写にも謎が深まります。そして詳細が全然シンジに説明されないまま話が進んでいくので、私もシンジと同じように「一体何がどうなってるんだよ…」と感じながら大人たちに振り回されていくことになります。

『:Q』は鑑賞前から「賛否両論」と話題になっていた作品ですのである程度覚悟して鑑賞したんですが、ここまで殺伐とした雰囲気だったとは驚きです。観客は終始シンジ君と一緒に「訳わかんないよ」と頭を抱えます。周りの大人に苛立ち、唯一優しくしてくれたカヲル君に気持ちが揺らいでしまうのも無理はないことです。

シンジの涙は単純にカヲルの死を悼むものか、
それとも全ての責任をひとりでとらねばならない重圧に耐えきれない
無力で盲目な自分へ向けられたものなのか。そこが不可解で腑に落ちない。

カヲルがサードインパクトを阻止したのも、
ピアノでシンジを楽しませたのも、共に夜空を見上げたのも、
S-datを直したのも、爆発チョーカーを引き受けたのも、
序破Qでずっとシンジのことばかり考えて行動してきた
こと全ては徒労でしかなかったのか。どうあがいてもゼーレの思うつぼ。

破で綾波の料理会のために貧乏くじをひく立場を買って出た
アスカといい今回のカヲルといい、
人のいい、優しいキャラクターほど損をするだけではないか。

主人公の碇シンジはもはやただの脇役に成り下がり、
ヒロインの綾波レイはただのロボットになってしまった。

アスカとミサトというフェミニスティックな主人公がただ、やりたいように暴れまわる。
そして、ゲンドウはレイとシンジから遠ざかってしまった。。

Qのストーリーが暗くなるのは仕方ありません。しかし、破綻したストーリーに合わせて都合よく動き、思考をやめたキャラクターたち、何でもアリの新設定、世界観に合わない空飛ぶ戦艦…これがエヴァらしさですか?
奇をてらいすぎなのか、予想を裏切るためなのか、皮肉っているのか、全体的にダサすぎて、コレが本当にヱヴァなのか疑いたくなりました…。腹が立つというよりも、悲しかったです。

何で”シンジ”くんが衛星軌道上で14年も寝てたのか・・・
なんで、14年も寝てた”シンジ”くんに”カオル”くん以外、状況説明してあげないのか・・・
なぜ”アスカ”は”年をとらないのか・・(エヴァの呪縛って・・・?)”

などなど・・・

ストーリーを難解にするための”ご都合主義”は相変わらず・・・ですな・・

ただし・・

アクションシーンや戦闘シーンは期待にたがわぬ”クオリティ”でした・・


渚カオルだけがシンジに優しくてそれは、ホモっぽくなっても仕方がないだろう。クライマックスでシンジのチョーカーを外したのはいいのだけど、自分に着けることはないのではないか。

 宇多田ヒカルの歌はやっぱりぼんやりした印象。

「破」から14年も経ってんの!? でも、シンジくんもアスカも、全然歳とってないやん…。“エヴァの呪縛”で大きならへんのかぁ…ってご都合主義?(笑) ヴィレとネルフが戦争してんの? ヴンダーは神殺し、ってどういうこと? てか、ゲンドウはいつからサイクロプスになったんや?(笑)
 シンジくんがえげつないほど嫌われてる! (その理由は分かりましたが、希望も何もかも、全てへし折られて気分が落ち込むばかり…。大人たちが身勝手過ぎやしないかい?)
 リリスに刺さってる“槍”が違うって、何がどう違うん? 「第13使途に落とされた」ってどういう意味合いがあるん? 「そうか、そういうことかリリン!」ってどゆこと!? 君が何を言ってるのか分からないよ、カヲルくん!(笑)

 …混乱と戸惑いの中あっと言う間に物語は進み、気がつけば「桜流し」が流れていました…。なんてこったい、全然分からなかった…! 自分の理解力が無さ過ぎるのか…。もっと勉強して頭良くならないとあかんぞこりゃ…(笑)
 シンジくんと同じ立ち位置で物語を眺める、と云うか体験することとなり、明かされたこと・明かされなかったことを主人公と共有しながら、混乱の渦の中に放り込まれた気分でした。
 エヴァに関しては、にわかもにわかの大にわかなので、予習した時にいろいろと重要なところを観落としたのかもしれないと思い、鑑賞後に「序」と「破」を改めて観返してみましたけれど、やっぱり何も分かりませんでした(笑)
49  10/17
PVR cinema
in Vegas mall 
 The Boss Baby : Family Business

ボス・ベイビーは今や正真正銘のエリート社長、一方のティムは2人の娘を育てる専業主夫となり、別々の人生を歩む兄弟はすっかり疎遠になっていた。ある日ベイビー株式会社に、悪の天才博士が世界征服を企んでいるという情報が入り、再びボス・ベイビーとティムの力が必要となる。その任務を伝えるため2人の前に現れたのは、新たに「ボス・レディ」に任命されたティムの娘ティナだった。ボス・ベイビーとティムは世界中の赤ちゃんを洗脳しようとする博士の計画を阻止するべく、スーパーミルクで赤ちゃん返りして潜入捜査に乗り出すが…

見た目は赤ちゃんだが知能は大人の主人公ボス・ベイビーの活躍を描いたドリームワークス・アニメーションによる映画「ボス・ベイビー」の続編では、前作から25年、ボス・ベイビーは今や正真正銘のエリート社長、兄のティムは2人の娘を育てる専業主夫となり、別々の人生を歩んでいる兄弟はすっかり疎遠になっている。
新たに「ボス・レディ」に任命されたティムの娘ティナに悪の天才博士が世界征服を企んでいるという情報が入り、再びボス・ベイビーとティムの兄弟の力が必要となる。
ボス・ベイビーとティムは世界中を洗脳しようとする博士の計画を阻止すべく、スーパーミルクで赤ちゃん返りして潜入捜査に乗り出すが、敵もさるもの引っ搔くもので、そう簡単にはミッションは進まない。
原題“The Boss Baby: Family Business”からも分かるように、この続編はより“Family”がテーマになっていて、その絆が試されるような内容になっている。
博士が運営する学校に捜査の為に潜入したボス・ベイビーとティムだが、校内には一癖も二癖もある子どもたちが沢山いて、色々と笑わせてくれる。
ミッションを遂行する中で、諍いばかりのボス・ベイビーとティムは改めて兄弟の絆を見詰め、ティムは思春期に入り始めたタビサとの間にある壁を乗り越えようと努めていく。
爆笑ギャグの展開に随所に挿入される夫々の絆がエモーショナルに心に響いてくる。
木枯らし寒い季節に突入するが、本作は笑いと家族の絆で我々に温もりを与えてくれます。
48 10/16
Amazon Prime  
 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 ~EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE~

アスカの乗った3号機の使徒化とダミーシステムで動く初号機による3号機のむさぼり食いとエントリプラグごとの残虐な破壊。そこで流れる「今日の日はさようなら」の意外性と別れをイメージさせるもの悲しさの上乗せ。

綾波レイ救助のために死に物狂いに奮闘するシンジ。今までのエヴァと異質な、背景として流れるレイの声優林原めぐみの歌う「翼を下さい」も重なっての愛成就の高揚感。裏腹に、世界を終わらすサードインパクトが始まる意外性。

ふたつめとして、新たに登場するマリの謎多き魅力が有る。何故か水前寺清子の真実一路のマーチを歌いながら初登場も、英語はペラペラ。シンジへの「君、いい匂い、LCLの香りがする」は、母性の発露なのか?登場により、S-DATカセットテーププレイヤーがTVエヴァンゲリオンの終話をイメージさせる25と26から、27に進行する新しい展開予見のイメージが次回以降への関心も掻き立てる。

パイロット達が全員出てきますし、
学校生活も見れます。
協力して使徒を倒しますし、
何よりダミーシステム!
強くて凶暴でそこまでしなくてもで、
挿入歌とのアンマッチ具合で怖さが増します。
あの狂ってる感じがとても良いです。
後、最後のシンジ君がレイを助けようとするシーンでミサトさんが叫んでいるところも好きです。

無機質少女だったレイはヒトの感情を持ち始め、高飛車で孤高だったアスカは他人との交流に心地良さを感じ始める。
ラスト、使徒に取り込まれたレイを助ける為、ネガティブだったシンジは殻をぶち破る。
大人の都合に振り回される中で、少年少女たちは自分を模索し、必死に運命を切り開く。
出口の見えぬ世界への迷走と悲壮感たっぷりだった『エヴァ』から、まさか乗り越えようとする力強い生へのメッセージを感じるようになるとは!

作画はほとんどが新しく書き起こされ、そのクオリティの高さは格段にレベルアップ。
バトルシーンの躍動感はもはや感動。
ラストの荘厳さは実写映画でもなかなかお目にかかれない。


シンジがやたらと明るい(^^;。レイが随分人間っぽい(^^;。ゲンドウが何か、いい父親(^^;。アスカの名前が違う(“惣流”→“式波”)!加持リョウジが、アスカの子守りじゃない。新キャラ、“真希波・マリ・イラストリアス”登場(でもコイツの名前、映画の中でちゃんと出てきたっけ?)!トウジは3号機に乗らない!カヲル君、登場(でも殆んど最後の最後だけね)!etc・etc…。

そんな儚い願いも虚しく、新キャラのマリがパラシュートで降りて来たり、レイがめちゃくちゃ人間っぽくなったり、3号機のテストパイロットにアスカが就任して…。ここからのどん底への叩き付け具合がえげつない! 3号機暴走を巡る悲惨極まりない展開は、もはや言わずもがなでしょう…。「今日の日はさようなら」が容赦無く胸をえぐって来ました…。

 アスカを犠牲にしてしまったことで、またもやシンジくんはEVAに乗ることを拒否し、絶望の淵へ…。そんな最中、第10使途がジオフロントへ侵攻。壮絶な戦いが始まりました。かなり胸熱なバトルが展開され、ネルフ本部が壊滅寸前まで追い込まれる事態に! こういう流れ、個人的に大好物(笑)
 シンジくんが勇気を振り絞り、カッコ良過ぎな決意のセリフをゲンドウにぶつけて、初号機で使途に立ち向かっていく姿に無条件に引き込まれました! レイを助けるためにとった行動も、「翼をください」の効果も相まって、めちゃくちゃ名場面だなと思いました。


47 10/10
Amazon Prime 
 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ~EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE~

・エヴァといえば「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ」という「シンジ君の葛藤」が印象的ですよね。久しぶりに、改めて観ると、「五月蠅い」です。笑 「どんだけ悲観的なんだよ。w」と思っちゃいます。ただ、幼いあの頃に観た時よりも、少し冷静になって受け止めることができました。中学生の彼が悩み葛藤することは、表現方法は五月蠅いとはいえ、内容そのものは、実は私たち大人でも同じように考え苦しんでいることが多いのではないか、と思えたからですね。「すぐ人のせいにしてみたり」「自分のいる意味を探してみたり」「人に興味を持ってもらいが故に駄々こねてみたり」…。そういう意味では、子供がワーワー言うことの本質には世の大人の持つネガティブな部分を投影させている、のかもしれませんね。

余談ですが、シンジ君のヘタレ度、更に磨きかかってます。

TVアニメの1~6話をなぞっているということで、基本的な展開もセリフもほぼ同じ。なので、既にTV版を観ている人には、目新しいものは少し退屈に感じてしまうかもしれないけれど、随所に新作カットもあって楽しめました。特にビルとかメカ関係のCGが、いかにもそういうのが好きな庵野監督らしくこだわってる感じがありますね(笑)。

クライマックスとなる後半の「ヤシマ作戦」はほぼ丸々新作カット。TV版では表現しきれなかったディテールや迫力が満載で、TV版を見ている人でも、ここは迫力を十分に堪能できると思う。

息子「まぁ、謎の生命体なんだよね、本部に居たリリスと融合してサードインパクトを引き起こし、人類の滅亡を狙っているわけなんだよね」
私「サードインパクトってなんじゃい?」
息子「何億年も前に落ちた隕石がファーストインパクトで、南極でセカンドインパクトが起こって、人類が滅亡しかかっている訳で、サードインパクトが起こると人類が滅亡してしまう から、戦っているんだよ」
私「ふ〜ん、そんな事、今回のでは何も判らんから訳が判らなかったよ」
息子「色々な謎が段々と解って来るから、面白いんだよ」

しかし、エヴァの世界の人間達はどうしてこうもコミュニケーションが取れないのだろう。

突然親父に呼び出されたかと思えば、いきなり訳のわからんロボットに乗って戦うことを強要されるシンジ君。そんなん誰でも困惑するわっ!

理解のある大人的な雰囲気があるミサトさんも、結構無茶苦茶言ってます。
一緒に住んでんだから、もっとシンジ君を労ってやってくれ。

90分にわたり、パワハラを受け続けウジウジしている少年を見続けなければいけない、精神的な余裕を試されるアニメ。
ウジウジするシンジも、単純にムカつくゲンドウも、モーレツ社員なネルフの大人達も、色々と空っぽな綾波レイも、全員好感が持てない。
46 9/26
PVR Cinemas
in Ambience mall Gurgaon
 Jungle Cruise

「ジャングル・クルーズ」は次から次へとテンポ良く物語とアクションが続いていくので、私は2時間8分に飽きがきませんでした。
とは言え、一般的にアクションシーンが続くと単調になる面もあるのですが、小ネタのような笑えるシーンもあり上映中に笑い声が起こったりしているため、それもアクセントとして効いているような気がします。
ドウェイン・ジョンソン扮するフランク船長とエミリー・ブラント扮するリリーは、次々に起こるアクシデントに対応するために高度なアクションセンスが要求されますが、さすがはアクション映画でも活躍する2人だけあって、心地良いほどスムーズにこなすなど、やはりこの2人のキャストが本作のクオリティーを高めています。

そしてこの映画、キャラが立っている。
強くてブレなくて嘘つきでダジャレ好きな船長フランク。真っ直ぐで自分に正直で勇敢でかっこいいリリー。そして、リリーの弟であるマクレガーもまた小心者で几帳面過ぎるというキャラクターを好演。いい味が出ていた。そういった面でもかなり見応えがある。

ストーリー構成としても上出来。
分かりやすく単純だけど伏線回収もちゃんとあって、詰め込みすぎず浅すぎずでちょうどいいバランス。ツッコミどころはまぁまぁあるけど気にせず映像に集中したら面白い。終わり方も個人的にはかなり好きでした

 ・アマゾン川で、観光客向けのクルーズ船の船長フランクを演じるドウェイン・ジョンソンのムキムキ筋肉と、漂い出る人柄の良さは、役にピッタリ嵌っている。

 ・イギリスから、遠路はるばる”奇跡の不老不死の花”を求めて、弟マクレガーとやってきた、”考える前に行動する!”と言う能動的な植物学者リリーを演じるエミリー・ブラントも、お得意の”闘う女”の風情をややコミカル要素も加えて演じており、魅力的である。

 ・今作の時代は第一次世界大戦中と言う設定
 ドイツ貴族の末裔で”ゲルマン民族万歳男”ヨアヒムをジェシー・プレモンス(太ったか?)が、憎み切れない真っ赤な軍服が印象的な悪役を演じている。
 ヨアヒムも又、”奇跡の不老不死の花”を求めて、アマゾンへわざわざ潜水艦まで持ち込んでやって来る・・。

 ・フランクのサービス精神旺盛な迫真の”ジャングルあるある”の仕込みなども、オモシロイ。

 ・フランクと、過去の悪行によりジャングルの魑魅魍魎に取り入られたアギーレとの関係性が明らかになる過程や、フランクの正体が分かるシーンなどは、多少ストーリーが粗いが面白く鑑賞。

ストーリーはちょっと複雑ですが大きな流れは単純です。どんな病も治す言う花を求めて、金持ちの兄弟がロック様を雇って冒険に出るという話です。
途中で明かされるフランクことロック様の素性が問題ですね。ここが1番のキモ。そしてカギ。それにしても、あの時代(潜水艦が出てきますからWW2の少し前ということでしょう)にあれ程のマッチョは存在したのかねえ。ついでにロマンスもありますが似合わね〜の一言です(笑)
大まかなストーリがわかってしまえば、あとは映画の流れに乗って楽しめばいいだけ。まさにアドベンチャー、ハラハラドキドキの2時間でした。おもしろかったあ!

ところでドイツの皇帝の末っ子というのが出てきますが、私には小太りのヒロミにしか見えなかったですハイ。


ストーリーは、不老不死をもたらす奇跡の花を探すリリー博士が、その道案内に観光ツアー船のフランク船長を頼り、同じく奇跡の花を求めるドイツ帝国や呪いをかけられてモンスター化した探検家たちと争奪戦を繰り広げるというもの。前半は、仕掛けとヤラセとギャグで盛り上げるジャングルクルーズが、アトラクションさながらでおもしろかったです。嘘の塊のようなペテン師船長フランクと彼を相手に一歩も引かないリリー博士とのやり取りも、しっかり楽しませてくれます。そして後半、フランクの秘密が明らかになるところから、ギアが一段上がってさらにおもしろくなってきます。単なるアトラクションからこれだけのストーリーを創造したことに舌を巻きます。さすがディズニーです。

主演のドゥエイン・ジョンソンの超人ぶりは本作でも健在ですが、そのイメージにひと味加えるようなペテン師ぶりが楽しかったです。ただ、アクションシーンがやや少なめで、彼を生かしきれてなかったので、無駄マッチョな印象です。これなら全体のテイストをコメディ方向に振って、別の俳優をキャスティングしてもよかったかもしれません。リリー博士役のエミリー・ブラントは相変わらず美しく、そしてパワフルでアグレッシブなのも素敵。ジャングルを何日も旅して風呂にも入ってないのに、ずっときれいなままなんですけど、彼女なら許されます。

ただ、夏の娯楽大作としてはもちろん及第点で、どの年齢層でも楽しめるのですが、少しだけ気になることも…。まずはリリー博士。とても素敵なんですけど、しつこく「パンツ」と呼ばれていて、ちょっと引っかかりました。スカートを履かないことで、女性の自立や強さを描きたかったのかもしれませんが、いささかくどかったです。そして、もう一つはラストシーン。フランクの方の伏線は回収されましたが、リリー博士の方はどうなったんでしょう。冒頭で窃盗を犯し、命をかけてまで手に入れた奇跡の花は、その後どのように扱われたのでしょうか? ちょっとモヤります…。
45 9/19
PVR Cinemas
in Ambience mall Gurgaon
 Old


 宣伝で得た老化が早まるビーチという予備知識。そして製薬会社が経営するホテル、意味深なウェルカムドリンク、この時点で黒幕は製薬会社だと分かってしまった。子供たちが宿泊客に名前と職業を聞いて回り、それを記録する遊びをしている。そんな遊びする子いるのだろうか。警官もいたし、これもビーチからの生還後の伏線と察する。
 ホテルの子イドリブがトレントに渡す暗号の手紙。あーこれも後で役に立つのでしょう(結局開封されるのはビーチの客がほぼ全滅した後だが)。
 例のビーチに行くバンの運転手はシャマラン監督。本編前の挨拶VTRで顔を思い出していたので嫌でも分かる。結構映ってる時間が長い。ここからトワイライトゾーンなんですね。メタ的過ぎて真顔になった。
 提示された時点ではストーリーに自然に馴染んで気付かない程度にほのめかされるものを伏線というのだと思いこんでいたので、頭隠してお尻丸出しのような伏線たちにすっかり気が削がれてしまった。

 力技のような展開も気になった。
 一番何かの役に立ちそうな医師のチャールズは、プリスカの腫瘍を摘出した後は(傷がすぐ治るとはいえ麻酔もなくて痛くないのだろうか)持病により刃物を振り回すだけの危険人物に変わってしまい(何度も暴れるが、終盤の展開のために刃物の管理は甘いまま)、助けたプリスカに退治される(恩人だけど躊躇なし)。
 序盤で波間から死体が流れてきたりしているのに、看護師のジャリンは性懲りもなく泳いでいって案の定死んでしまう。
 ビーチだけ時間の流れが早いのではなく、周囲の岩の影響で老化が進むようだが、中身が6歳のままのはずのトレントが、レントゲンの防護服の知識から脱出方法の着想を得たりする。うーんそりゃ、あり得なくはないけど。

4人家族2組+夫婦&カップルが訪れたプライベートビーチでは、30分で1年の時間が経過するという設定ながら…。

さすがに子供は自覚あるだろうにとか、その理屈で言ったら死体が風化する理由は?とか、ナイフが錆びた理由は?とか他にも???なツッコミどころというか矛盾というか、一応ミステリー的な流れだし、そういうのをヒントに先のことを考えながら観る訳だから、そこの辻褄が合わないのはがっかり。

そのシャマラン自身も当然出演しており、送迎車の運転手というチョイ役かと思いきや
ビーチの様子を監視する役割も担っていてそこそこ重要という(笑)。

結局ホテルの経営が製薬会社という序盤の伏線から、
その製薬会社が秘密裏にあの発見したビーチで新薬開発のために、
いろんな持病を抱える被験者を選んで送り込んで人体実験を行い、
亡くなった被験者の情報は抹消して痕跡を消すということをしていたというオチ。

ホテルの支配人が新薬開発にかかる時間をここで大幅に短縮することができ、
1人の犠牲によって同じ病気を持つ何万もの人を救えると演説ぶっていたが、
サンデル教授の著作でも引用されたトロッコ理論で権力者とか
優位に立つ側から浴びせられる言葉だけどもジレンマだよぁ。
新薬開発に時間がかかるのは仕方ないけどそれが短縮できるならという
科(化)学者なら魅力に駆られるけども。
気になったのは職員が淡々と研究していて、誰も被験者に対して考えている
様子が見られないこと。ドラマが広がり過ぎるのもあるのかもしれないけど。

ラストは初老となったトレントとマドックス姉弟が
トレントが仲良くなった現地の子の手紙にあるメッセージから
サンゴ礁がビーチの影響を受けないことに気づき、
そこを泳いで脱出し、ホテルにたどり着くという。

海岸に取り残された全員が年を取りながらも力を合わせて脱出するのかと思ってたら・・・。あっりゃー、なんと片っ端から死んでいく。主役みたいだったのも死んでしまう。ということは、不条理な設定の上にイヤミスみたいな、何ら解決されるものがなく救いようのないバッドエンド映画かぁと思ってたら、再度裏切られる。ちゃんとオチはあるのね。海岸のそんな使い道、思いもつかなかった。口、あんぐり、あまりに驚きの展開だった。でも、その後の生還のところ、要るか?「そして惜しいところで誰も居なくなった」の方が良くない?さらに、警察官が出てくる場面以降、必要?ま、どおりで、前半に子どもたちがビーチでくつろぐ人に名前だけでなく職業まで聞き回っていたわけだ。とても不自然だったけど、ここにつながるのか。

もう一つ、爪や髪が伸びないのは死んでいる細胞だからということなら、死んだ人間の体が異常に早く劣化したのはなぜ?最後に、一つのメモ帳にどうやって歴代行方不明者が書き込まれていたんだ?閉じ込められてからでは無理、前々から調査してなきゃ不可能。そういう不審な事実が判明してたなら、警察に連絡しとけよ。

傷が直るの早すぎ。ナイフで切った脇からふさがっていく。消毒しないで、人のお腹にみんなで手を突っ込むのやめてよ~
年取って骨が折れやすくなってんのに治る方が早くて変形したまま怪物化するシーンは作りたいだけですよね。若い人の骨折でならわかるけど。変形したままくっついちゃうの。
白骨化も早すぎて、葬儀屋いらない。
時間がものすごく早く過ぎているだけなのだから、てんかん発作を押さえるクスリの効果がものすごく長くなったって、喜ぶのどうなんでしょう。クスリの代謝はあんまり変わっていないんじゃないの?だってさぁ、代謝が亢進しているんだったら、どんどん水飲まないとすぐ熱中症で死んじゃうし、水飲んだら、オシッコばっかり行ってなきゃならんよ。セリフ言ってるヒマもないよ。みんな紙オムツだよ。だいたい、てんかん持ちの心理療法師(カウンセラー)に診てもらうの、こっちの方が不安だわ。

44 9/19
Amazon Prime
 Bell bottom ~ヒンディー語映画、英語字幕

有名なボリウッド男優:アクシャイ・クマールが主演していて、映画館の近日公開予告の映像を何度も見ているうちに自分も観てみようかなと思っていたら、、AmazonPrimeで英語字幕(音声はヒンディー語)で閲覧可能なことが分かったので、早速見てみました。
物語の方はというと、1984年8月24日にデリーを離陸するインディアン航空IC691便のハイジャック事件を中心に展開されます。当初、インドの女性首相は、乗客の命を守るために、パキスタン政府に4人のハイジャック犯と交渉してもらう計画を持っていたのですが、工作員組織:RAWのエージェントのアクシャイ・クマール演じる「コードネーム:ベルボトム」が、210人の乗客救出だけでなく、ハイジャック犯逮捕も含めた計画を首相に提案し、「陽が落ちるまでやってよし!」と許可をもらい、ハイジャック犯を乗せた飛行機が向かったドバイに向けて、彼のチームメンバーと共にインドを旅立ちます。とカッコよいストーリーなのですが、突っ込みどころ盛りだくさんです。
作品の冒頭の13分、ハイジャック犯とインド政府の緊迫したやりとりのシーンが続くのですが、そのあと、コードネーム:ベルボトム誕生までの秘話シーンに変わります。5年前のことなので平和な頃と今との退避をさせたいのかもしれませんが、そのシーンの緊張感のなさったら、奥さんとのラブラブなシーン、結婚式への参列(もちろん主人公の歌唱シーン付き)、母親との親子喧嘩、と本筋から外れて言うと思われるシーンが10分以上も続きます。
一体私は何の映画を見ているのか?と訳が分からなくなります。。(^_^;) 母親との別れのシーン。ロンドンに住む彼の兄のところに飛行機で向かった母の飛行機がハイジャックにあい、母親がインドに戻ってきたときには、帰らぬ人になっていました。。。という悲しい場面も。
彼がロンドンのハイジャック犯のアジトをがさ入れした時のこと、ハイジャック犯達の何人かがアジトから車に乗って逃走するのですが、その車を彼らが自分の足で走って追っかけた時のこと。逃走犯の車は、ほぼ直線を走っているのですが、自らの足で走ってその車を追いかけて、彼らは車に追いついてしまうんです?!逃走犯は、一体時速何kmで走ってたんかい?!(笑)(笑) その後の、逃走犯を尋問するシーンでは、ペチペチ軽くビンタをしながら行われるのですが、ジャレているのか??と思うぐらいペチペチなんです。拷問シーン禁止なのでしょうか?(笑)
コードネーム「ベルボトム」の彼はいつもスーツでビシッと決めているのですが、コードネームどおり、ベルボトムのズボンをはいているんです。ジーンズならベルボトムも様になりますが、スーツのベルボトムって?!なんでそんな特注するんかい!そして、そんなにカッコよくもない。(^_^;)
もちろん主人公なので、マシンガンでバリバリに打たれても、さっとよけて当たらないんです。これはアルアルです。
彼はメンバーにPlanAとPlanBを説明するのですが、結局すべてうまくいかず、PlanCを実行するというもの。そんな話は、打合せをしていなかったのに、このPlanCは最初から計画してたんかい?! それとも、成り行き?
空港でのカーチェイスがちゃちい!!!ワイルドスピードの100分の1ぐらいの迫力。。。スピード感もドキドキ感もなく、まだまだハリウッドレベルには、かないません。。(^_^;)
43 9/19
PVR Cinemas
in Ambience mall Gurgaon
 Old

舞台はとあるリゾートホテルの人里離れた美しいプライベートビーチ。そこに、バカンスを過ごすためやってきた3組の家族。それぞれの家族が楽しいひと時をそこで過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめます。ビーチにいるほかの家族に息子の行方を尋ねる母親の目の前に「僕はここにいるよ」と息子が姿を現します。そこに先ほどまでの6歳の少年だった息子ではなく、青年へ急成長していた息子だったんです。
それをきっかけに、各人が急速に年老いていることに気が付きます。ビーチにいた人々はビーチからの脱出を試むのですが、岩の磁場が影響して頭を圧迫されて出口にたどり着く前に気絶してしまい、絶対に脱出できないんです。
30分が1年(1日で50歳歳をとる)であるという驚異的な時間の経過は、様々な事件を引き起こします。この恐怖のビーチで10人余の人間が亡くなり、1匹のわんちゃんも亡くなります。子供の急成長、赤ちゃんの誕生、視力や聴力の低下、病気の進行、顔のしわ、切ったそばから傷がふさがれる、そして訪れる死…という様々な演出で、その異常な恐怖のビーチについて細かく描かれていましたが、そこには無理な設定が盛りだくさん。
■体の成長が早くなることは設定なんだから良いとしても、頭の中身・考え方は6歳のままのはずじゃないの。
■ナイフは無機物なので短時間での老化・劣化はないんだけど。。。
■爪や髪が伸びない??それは死んでいる細胞だからということなら、死んだ人間の体が異常に早く劣化したのはなぜ?
■傷が直るのが早すぎ。ナイフで切ったところが、次の瞬間にはふさがっていく。消毒もしないで、他人のお腹にみんなで手を突っ込むのは、やめてよぉ~
■ビーチで見つけられたメモ帳になぜ歴代行方不明者が書き込まれていたんだ?閉じ込められてからでは無理だし、前々から調査して判明したんだったら、そんな事実が判明してたなら、警察に通報しなさい!その人間もここに追いやられて死んでしまったんだろうか。。秘密が漏れないための殺人?!この方がとてもスリラーだなぁ~
■歳取って骨が折れやすくなっているのに、治るスピードが早くて骨が変形したまま治ってしまって、怪物のような要旨になってしまうシーンは、ちょっとやりすぎかな。。変形したままくっついちゃうのは、ちょっと不自然。

このビーチの謎は、最後には解き明かされます。人為的に岩の地場が作られていたのではなく、自然にできた空間ではあったのですが、その特性を活かして、あるプロジェクトが遂行されていたんです。それは、あっという間に尽きてしまう寿命を時間換算をすることで、どれくらいの期間、薬が効くかどうか確認するというものです。製薬会社が何年もかけて行う薬の研究・治験があっという間にできてしまうため、ここに人を送り込んでは、老い→死とすることで、人体実験をするというものでした。完全な企業犯罪です。
こわぁ~~い。お客様特別のプライベートビーチには、行かないようにしましょう・
42 9/17
PVR Cinemas
in Ambience mall Gurgaon
 Free Guy

この作品の主人公は、ゲームの中の「モブキャラ」なんです。モブキャラとは通行人やクラスメイトなど物語上で名前のないその他大勢の人たちを指します。そんなモブキャラが、平凡な日々の中で人生は自分で選択できることに気づいて成長していくという物語です。
成長の過程もゲームならではで、レベル1→100までレベルアップしていく表現が面白い。
なにより主人公を演じる「ライアン・レイノルズ」が、面白く、カッコよいです。
軽いのりのコメディかと思いきや、何が何が、とんでもない。。「群衆」に考え方を変えて生き方を変える事を勧める話だし、実は伏線はラブストーリーという、ストーリー的にもアクション・コメディー作品としても、とっても良かったです。
ガイの親友の警備員やコーヒーショップの売り子が、白人ではないというところも重要で、彼らがガイの行動を見て自分も意思を持って動いてみよう(実際はAIの影響だが)と思い始めるところなども、意味が深く、面白い。
他人が作った価値観が主流の世の中ですが、あくまでも自分の人生は自分が主役であり、自分の隣にいる人は自分にとっては脇役かもしれないが、その人の人生にとっては、その人が主役であるということ。
日本人レポーター役で野村祐人が出演していて、ほんのワンシーンでしたが、驚きました。
後半のアクションシーンでは、「キャプテン・アメリカの盾」から「ハルク・ホーガン」まで、さらに「スター・ウォーズのライトセーバー」、「ゴーストバスターズ」が出てきます。さらに、アベンジャーズのパロディで、クリス・エバンズ本人が出演するシーンなどあり、とても、楽しめました。
コロナ禍のストレスが多い中、鬱蒼とする毎日ですが、「自分ももっと自由になって生きるんだ!」「フリーガイのようになってみせる!」という気持ちにさせてくれた、予想以上に面白い作品でした。
41 9/12
PVR Cinemas
in Ambience mall Gurgaon
 The Croods: a new age ~~クルードさん家 2

こんな面白い作品を、なぜ、日本で上映しないのか。。。残念でなりません。
海外アニメでコメディーでドタバタ系というのは、日本では好まれないのでしょうか。。言っている英語の意味がはっきり分かるわけではない私でも、楽しめるぐらい、単純で分かりやすくて、楽しめる作品でした。
さらに、映像が綺麗。。。フルCGアニメなのですが色の使い方が派手で、とってもGOOD!!(^O^)/
そして、声優陣もとても豪華! 主人公家族の大黒柱の「グルッグ(Grug)」の声をニコラスケイジがしていて、さらにその娘の「イープ(Eep)」の声を「ラ・ラ・ランド」のエマストーンが、そして、その恋人の「ガイ(Guy)」の声を「デッドプール」の」ライアン レイノルズ (「ラ・ラ・ランド」のライアン ゴズリングではないので、、、惜しいぃ。)そして、楽園に住む一家の主人の「フィルベターマン(Phir Betterman)」の声を「ゲームオブスローン」の怪物小人のピーターディンクレイジが。。。私が知らないだけで、まだまだ有名人が声優をしているものと思います。
作品内で登場する様々な奇妙な動物たちも、キモ可愛かったり、ただただ可愛かったり。。。(^_^;)
簡単なストーリーは、牙むき出しの超でかいトラに乗って暮らす原始人一家のクルード家。お父さん、お母さん、おばあちゃん、娘に息子。。そして、娘の彼氏の「ガ」イとで他の猛獣に追っかけながら、暮らしています。。。
みんなが、ガイ!ガイ!と呼ぶんで、私はてっきり、「ヤツ」と呼んでいるのかと思ったら、、彼の名前だったとは。。そんな時、壁に囲まれた楽園にたどり着きます。。そこには多くの果実と共に、ベターマン家という一家が暮らしていて、彼らは、クルード家を歓迎してくれます。そこでいろいろあるんですが、ベターマン家の方々は、クルード家の方々に何をすることも許してあげるんだけど、ただひとつ!バナナを食べることだけは許しませんでした。。
これが、とても重要なカギになるのですが。。。(^_^;)
そして、ドタバタがさらに拡大して。。。共通の敵が現れて、、、おサルさん軍団と戦うことになり。。。。
男どもが囚われの身になってしまうのですが、それを女性陣が一致団結して、まるでアベンジャーズのようにアッセンブルして、ものすごいパワーで、、囚われている男どもを助けに行くんです!
一番の見どころは、、おばぁちゃん!!!
この作品の一番の秘密兵器です!観た方ならだれもがそう言うでしょう!声を出して笑いそうになりました。飲み物を飲んでいたら、絵に描いたように、「ブーーーッ!!」と吹き出してしまうでしょう。。
とにかく楽しい作品です。本作が2作目ということなので、一作目を見てみたと思います。両方を見たかが、一作目も楽しかったというお話だったので・・・・(^O^)/(^O^)/
 
40 9/11
PVR Cinemas
in Dwarka Vagas mall 
 Shang-chi ~シャン・チー テン・リングスの伝説~

マーベル作品の新作ということで早速見行ってきました。インド人の観客も増えてきて、良い時間はなかなか気に入った席が予約できなくなってきました。。(^_^;)
作品の方は、主人公の父親:マンダリン(トニーレオン演じる)の歴史の話から始まります。なんと彼は数千年も生きているんです。不老不死の妖怪??そして今、殺人集団:テンリングスのボスを務めています。
舞台は変わってカルフォルニアのとあるホテル。そこで、決してイケメンとは言い難い主人公:シャン・チー(私は中井貴一にしか見えませんでした。時々若いときの江川卓のような。子供の頃は可愛かったのに。(^_^;))が、中華系アメリカ人で決して美人とは言い難いディズニーアニメの脇役のような女性の同僚:ケイティと共に駐車場係の仕事をして暮らしています。ホテルの利用客が預けた高級車を勝手に乗り回したり、翌日朝早いにもかかわらず夜遅くまでカラオケ熱唱など、ささやかな破天荒さ、仲良しさがうかがえる微笑ましいシーンが。
そんな折、彼らが路線バスで仕事先に向かっている時に、突然シャン・チーの父親が送りこんだ刺客とのバトルがバスの中で始まります。配管を切られてブレーキが利かなくなり暴走するバスを、気絶している運転手の代わりにケイティが運転して、路上に駐車中の何台もの車をを破壊しまくり。そしてシャン・チーは戦いに勝ちます。(^_^;)
その後、舞台はマカオへ。地下格闘場でのシャン。チーの妹:シャーリンとのカンフーバトルに、そしてその後の父親の刺客との建設中の高層ビルの足場でのバトルのアクションはよかった。そこで気になったことが1つ。父親の部下の中でも腕利きと思われるシャン・チーの武術の先生を務めていた忍者風の男なんですが、格好は忍者なんだけれど、顔に歌舞伎の柄を書いているんです。隠れたいのか目立ちたいかよくわからんです。(^_^;)
その後いろいろあって、彼の母親の故郷、隠された魔術の村:タ―・ロー村を訪れます。そこにいる空想の動物:火の鳥、麒麟、九尾の狐、龍、など中国の伝説の生き物は良かった。しかしひとつ解せないのは、顔のない4枚の羽が生えた犬のような生き物です。設定では可愛いペットのようなのですが、ただただ不気味なだけでした。
テン・リングスとは、10個の腕輪のことなんですが、その腕輪を使ったアクションはとてもGOOD!投げてよし、打ってよし、バリアにしてよし。。。。バラエティーに富んだ技が次々に。
この作品で目を見張るもののひとつに、水を使った演出がとてもきれいなことがあります。。龍にペンダントを装着した時や、ターロー村への進入通路や、エンディングで、でてきます。(^O^)/
なにより、やっぱりトニーレオンの存在感は圧倒的でした。彼が演じる父親は単なる殺人集団のボスとしての悪人ではなく、シャン・チーの母親との愛に生きたゆえに、進む方向が歪んでしまった。。というくだりも深かった。
最終決戦は、怪物とのテン・リングスを継承した主人公と妹が湖から突然目覚めた竜に乗ってのバトル。このバトルを見ていて、日本むかし話のオープニングを思い出してしまったのは私だけかな??
この作品を見終わると、不思議にカラオケで『ホテル・カルフォルニア』を歌いたくなります。エンドロールで流れていることもありますが。(^_^;) あとマーベルあるあるのエンドクレジット後の1シーン。今からワクワクです。
39 9/5
PVR Cinemas
in Ambience mall Delhi 
 The Green Knite

私の大好きな「デーブパテル」君が主演をしているとのことで、観に行ってきました。中世のイギリスを舞台にした伝説のもとにしたファンタジーストーリーという感じでしょうか。物語自体は以前から語り継がれているもののようです。
とにかく静かに物語が進むので、うとうとしてしまいました。。。
中世イギリスとのお話で、アジア人顔の彼が主人公をしていることに違和感を感じながらも、彼ではなく、物語に集中することに。
主人公:ガウェインはクリスマスの朝、叔父アーサー王と他の騎士たちと共に大広間でラウンドテーブルでごちそうを食べています。その最中に、「グリーンナイト」が馬に乗って大広間に入ってきます。皆の前でガヴェインとグリーンナイトが戦うことに。しかし戦いは行われず、グリーンナイトはひざまずいて頭を下げ、ガウェインがエクスカリバーを振りかざして彼の首を切ってしまいます。首を落とされたグリーンナイトは、死んだかと思いきや頭がない状態でぬくっと立ち上がり、彼の切断された頭を持ち上げて、笑いながら、馬に乗って走り去ります。
翌年、クリスマスが近づくと、アーサー王はガウェインにグリーンナイトの元に行って、彼からの挑戦を終わらせるように命令します。ガウェインはグリーンナイトが住むと言われる「グリーンチャペル」に向けて出発します。
この度のシーンがこの作品のメインです。とても美しい大自然がスクリーンいっぱいに広がります。
彼の旅の間、ガウェインは死んだ戦士が散らばった戦場を掃除する少年たちに会います。そして、彼らに、斧、ガードル、馬を盗られ、縛られた状態で森に放置されてしまいます。なんとかロープを切り旅を続けます。
そしてある夜、荒れ果てたコテージに入りベッドで眠りに落ちます。彼は、幽霊の女性とであい、衝撃的なシーンを目の当たりにした後、彼の持ち物であった斧を取り戻しました。
その後、ガウェインはある洞窟で休憩している最中にキツネに出会います。その後、彼のお供になります。とてもかわいいです。彼らは進撃の巨人サイズの巨人が谷を行進しているところ目撃します。でも、何だったのか分かりません?何も物語に関係しませ。その後、立ち寄ったお城で、目的地のグリーンチャペルがすでに近いことを知ります。そのお城で食事等の接待を受けて体を休めます。翌朝、若い女性はガウェインに緑のガードルをプレゼントします。そして、彼はそれと引き換えに彼女に何かをしたのだと思いますが、シーン自体がカットされているようで、不自然に画面のパチっ、パチっと動きました。。その後、老婦人が彼の行為を見ていたことを知り、ガウェインは城を脱出します。。。何故逃げ出す?謎????です。
そして、彼が逃げているところに、お城の主が馬で現れ、女性の彼への行動へのお詫びということでガウェインにキスをします。。意味不明???キモイ。。
その後、ガウェインはボートが置かれている小川に到達します。なんとそこまで来て、突然、キツネが彼の道を妨げ、この旅を諦めるように人間の声で話始めるんです!!何????キツネの制止を振り切り、船で先に進みます。そしてとうとう、彼は目的地のグリーンチャペルに到着します。そこで、ガウェインは夜通しグリーンナイトを待ち、クリスマスの朝に目を覚ました彼との最終決着をつけることに。決着とはガヴェインがグリーンナイトに首を切られることです。一旦は覚悟を決めたガヴェインですが、3回目のナイトのスイングの前に、ガウェインはそこから逃げ出してしまいます。その後、彼は自分の城に戻り、そこで暮らし始めます。彼の叔父と叔母が死に王になり、恋人のエッセルは彼の息子を産むが、ガウェインは彼女を捨て子供を連れて行き、代わりに貴族と結婚します。彼の息子は成長しますが戦争で死んでしまいます。その後何年も経った今、ガウェインは再び王になるが敵に包囲されてしまい、皆に見捨てられ、首を切られて、彼の頭が地面に落ちます。。。。 というところまで来て、ガヴェインはハッと目を覚まします。グリーンナイトの3回目のスイングの前の時点で。。。長い長いシーンが夢の中で展開していたということでしょう。。。そして、本当に覚悟を決められたガヴェインは、グリーンチャペルの地面にひざまずき、緑のガードルを取り、彼が首を切られる準備ができていることをグリーンナイトに伝えます。その姿を見たグリーンナイトはガウェインの勇敢さを称賛し、ガウェインの喉に指をあて、「Now, off with your head.」と言い、、彼を助けます。
なんじゃい、この物語は。。。日本で上映されないのがとっても分かります。もともとのお話は、もっと壮大で奥が深いのでは?ハリーポッター並みに(笑)、 と考えてしまいます。。
 
38 9/4
PVR Cinemas
in Ambience mall Gurgaon
 Fast & Furious 9 the fast saga ~ワイルドスピード9/ジェットブレイク~

期待の最新作を見に行ってきました。毎回毎回ド派手なカーチェイスで、どれだけの車を、街を、高速道路を、、、壊せばすむんだろう。。。と思いつつ、見に行って来ました。
かつて若者のチキンゲームから始まった『ワイルド・スピード』。しかし、今回のシリーズ9は、国家スパイレベルのド迫力アクション・ムービーへと進化している。しかし、あくまでも、カー・アクション中心です。そして、その名残が、、、スタイルの良い美女たちがタイトな服を着て車の周りで踊っている。このシーンを見るとこれは「ワイルドスピード」だ!と再認識できます。あのようなパーティーは今でもどこかで開催されているものなのでしょうか?(^_^;)
とにかく凄まじいカーアクションの連続でした。
のっけからのジャングルでの銃撃戦を交えたカー・チェイスから始まり、その後地雷地帯を車で走り抜けます。地雷が爆発する前に走り抜けるって可能なんだろうか?そして、予告編で流れているワイヤ―使っての海峡わたり。さらにさらに、ジェット戦闘機に車が磁石でくっつけられて飛び去るというもの。。。発想がぶっ飛びすぎる!!
これは前半の最初のカーチェイスシーンでほんの一部でしかありません。
もちろんちゃんとしたストーリーが存在します。
世界を掌握出来るデジタル装置“アリエス”を空路で輸送中、ミスター・ノーバディが何者かに襲撃され、墜落してしまい、その装置が敵に手にわたってしまった。その装置の回収をお願いしたい。。。。というきっかけ。そして、その敵とは、悪に染まったドムの弟「ジェイコブ」そして、シャーリーズ・セロンが演じる「サイファー」。美し過ぎる!
彼らの世界征服の陰謀を阻止する為にドムファミリーが立ちあがる!というもの。アベンジャーズ並みの使命です。
今回は、どんな金属でも引っ張ってくっつけてしまう超強力電磁石ツールの登場で、カーチェイスの幅が大きく広がりました。前作でワイヤーでどでかい金庫を引っ張って町中を壊しまくったのですが、、今回は、電磁石でどっかんどっかん車を街を破壊しまくります。そして、さらに、今回は、車がロケットエンジンを付けて、大気圏外へ飛び出して、人工衛星を破壊します!もう、これ以上ないんではないのかな?あと、2作で終了という話もあるようで。。。あと2作で何を見せてくれるのかもまた楽しみです。
そして、もしかしたら今回のテーマは「マグネット」なんじゃないか、と…。確執を抱えていた兄弟の「ドム」と「ジェイコブ」も、切っても切れない家族の絆という「磁力」によって最後には結びつきました。そして、ドムの元に集まったファミリーの絆が、また強固になったと。そして映画館に人を引き寄せてしまう。なんて凄まじい磁力を帯びたマグネットなのか!
日本人の女性がファミリーに参加している!パッと見中国人かと思ったのですが、ネットで確認すると「アンナ・サワイ(澤井杏奈)」さんという日本人女性でした。今後のシリーズにも出てくれることを期待しています。
 
37 8/28
PVR Cinemas
in Saket mall
 REMINISCENCE

昼間は出歩くのが苦痛なほど温暖化が進み、海面が上昇したことにより半ば水没した近未来の戦後…という設定の世界のお話です。近未来の戦争中に軍が開発した記憶再現装置を使い、敵に情報を吐かせる尋問のエキスパートだったニック(ヒュー・ジャックマン演じる主人公)が、その記憶再現の経験を活かして、人々を回想へと誘う記憶の水先案内人の様な商売をしていました。
そんなある日、どこかに無くした鍵を見つけたいから、記憶を再現してほしい…というカンタンな依頼を持ち込んできた美女のメイ(レベッカ・ファーガソン演じる)と出会います、ニックの一目ぼれです。その出来事をきっかけとして、ふたりはたちまち運命的な恋に落ちてゆきます。
しかし、ある日、メイは現われた時と同様に、突然、姿を消してしまいます。
ニック自身が、記憶再現の機械に入り、彼女と過ごした時間の記憶を思い出し、彼女の行方を探すために、記憶の領域に何度も繰り出すのですが、、、なかなか手がかりがつかめません。
ニックはひたすら彼女の記憶を追いかけてゆきます。その過程でメイのことを知る人物の記憶を覗く機会があり、それによりメイの謎が徐々に明かされていきます。
何人のもの人の様々な記憶や伏線が繋がっていくミステリーパートは、とても面白い。。。。そして、ある凶悪事件にメイが関係していることを知ることになります。。。
半分水没している街の風景は、なぜか美しく、夢があるように感じます。そして、もちろん風景だけではなく、レベッカファーガソン演じるメイもとても美しかった。。。
終盤、ニックがメイについての記憶を観るシーンがあって、とても切なくなります。
記憶で時を超えた 悲しくも美しい感動のラブストーリーです。
 
36 8/22
Directors cut PVR Cinemas
in Ambience mall Delhi 
 Nobody

平凡極まりないサラリーマンのオッサン退屈な日常を送っているが、、、実はとってもヤバい奴だったというお話。
主人公の男は金型工場に勤めているのですが、作業員ではなく部屋を与えられている管理職風な感じです。そこそこ立派な家に住んでいるし車もある。でも、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。といった感じ。そんなありがちなごく普通の男だったんです。
ある日、彼の家に強盗が押し入ります。しかし暴力を受けることを恐れた彼は反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまいます。自宅に押し入った強盗が息子に覆い被さっているのにゴルフクラブを持ちながらも、敵を叩きつけないのは確かにヘタレですね。。。
しかし、彼はある日バスに乗っていて、ちょっとしたインネンをゴロツキのヤンキーにつけられたことで、殺人レベルの暴行を浴びせてボコボコにしてしまうんです。なんとそのゴロツキの中の1人がロシアマフィアのボスの弟で、ロシアマフィアに命を狙われることに。。。。やっちゃった!テヘペロ!!みたいなお話です。
アクション作品であれば、それはそれで暇つぶしに良いのだけれども、主人公の背景、経緯、なぜそんなにメッチャ強いのか?ぜんぜん素人ではなく、明らかにそのスジの人。別に家族殺されたわけでもないのに、ロシアンマフィアを殲滅するべく徹底抗戦を選択するのか?動機がよくわからない。。。爺さんと義弟らしき人物が彼のマフィアとの戦いを完璧にサポートするんだけど。。。彼らがなぜ強いのかもよくわからないし。。いつも戦っているわけでもないのに、連携パーフェクトで、メッチャ強いのも謎!!!
そもそも自分の部屋の通信機器を使って誰かと交信しているんだけど、誰と通信しているのか???そして、彼の家に押し入ってきたロシアマフィアを迎え撃って、やっつけた後、彼らもろとも自宅を燃やしてしまうのも謎???
エンディングでは、家族とともに、平和に物件探しって・・・????

作品で流れる音楽が、ちょっと懐かしいんですが、よい!です。カーチェイスのシーンは「Heartbreaker」!
懐かしいぃ~~今聞いても格好良い!!
後半、買い取った工場で戦うシーンで流れる「You’ll Never Walk Alone」
こんな時に流す曲じゃ無いけど、字幕の歌詞がこのシーンにお似合い(笑)
 
35 8/14
PVR Cinemas
in Ambience mall Delhi
 Demon Slayer ~ Mugen Train~ (鬼滅の刃~無限列車編~)

「無限列車編」というタイトルですが、「煉獄杏寿郎編」といってもいいでしょう。
アクションシーン、人間模様、ギャグシーンなど、劇場版でもメリハリがきいていて1本の映画として非常に出来が良かったです。中でも戦闘シーンは圧巻のひと言です。GOOD!
煉獄さんのエピソードがとても印象的だった。『もともと柱の一員だった父親に自分が柱になったことを報告しても認めてくれなかった。。。』 煉獄杏寿郎くんの精神の強さは なぜかとても心地よく感じました。そして、弟の前で毅然と兄として耐える姿にジーンと来ました。そして、煉獄さんのお母さんの言葉「他人より優れた能力を持って生まれてきた人は、弱き人を助けるために能力を授かったのであって、決して私腹を肥やすような真似をしてはいけません」にもジーンと来ました。
竈門炭治郎が、術にかけられていた最中に見ていた夢の中で 炭次郎の家族に彼が責められた後に彼が目覚めた後のセリフ「俺の家族は 俺にあんな事は言わない。侮辱するな!!!」 家族に愛されて育った者の強さですね。鬼の思惑が全くの逆効果になり、彼をさらに強くしてしまいました。そんな当然の反応をした彼は格好良かったぁ~~~。
終盤の上弦の鬼「アカザ」との対戦で、煉獄さんが動けないでいる炭治郎と伊之助を守る為に自らを盾に二人を守ります。そして、煉獄さんはここで致命傷を負ってしまいます。彼の状態を心配する二人に、彼は笑顔で「俺は大丈夫だ、、若い芽を守るのが柱の役目」と言い放ち、死の覚醒をしながらもまだ戦い続けます。
今回の戦いで煉獄さんは上弦の鬼と戦って、結局は、負けてしまった感があり、柱の中でも弱いの?と思った方もいるのではないかと思いますが、そもそも「上弦の鬼」は、柱の3人分の強さとのことです。
上弦の鬼「アカザ」が、夜明け直前にまんまと鬼滅隊の彼らの前から逃げるところも、物語的には煉獄さんとの相討ちで終わった方が美しい物語になったのでしょうが、、、炭次郎が、逃げる鬼に放つセリフには、またまた心を打たれます。。。そして、後のエピソードで炭次郎はこのアカザと戦うことになるとのことです。
・ギャグの演出がちょっと寒すぎる
・眠り鬼のキャラの造形がプリキュアの悪役のよう
・千枚通しでさせる状況がいくらでもあるのに、なんで刺さない?本当に殺そうとしている?さっさと刺しなさい。
・術から逃れる方法が自害する。。。って一歩間違うと、本当の世界で自害してしまって、とても怖い。。
 
34   8/14
PVR Cinemas
in Vegas Duwarka
 The Suicide Squad

政府に招集された14人。彼らはいずれも終身刑クラスの“クッソやばい悪党”であり、たった10年の刑期の短縮と引き換えに“ミッション”への参加を強制させられる。そのミッションとは、とある南国の島にある独裁国家で進められている極秘の「怪獣プロジェクト:スターフィッシュ計画」を秘密裏に阻止することだったんです。
しかも、政府は14人を一切信用しておらず、彼らの頭に爆弾を埋め込み、命令に背いたら即死もしくは、ミッション失敗でも即死。という状況にしてしまいます。実際に逃げ出したひとりは、爆発させられてしまいます。(^_^;)
いつどこで誰が死ぬか予測不可能、予想成功率:0%の14人のデス・ミッションが始まります!!
ハーレイを含む7名が第1陣として、夜に上陸作戦を決行するが、メタメタにやられてしまう。ハーレイともう1名以外はすべて死んでしまいます。そして、別動隊の7名は待ち伏せ隊がおらず、難なく上陸を果たします。
その別動隊には、「サメ男:キングシャーク」がいて、他の仲間を食べようとします(笑) 。そして、この作品にはシルベスター・スタローンが出演しているとのことだったのですが、まさかサメ男の声がスタローンだったとは。(^_^;)
そのほかのキャラは、こんな感じ。(ハーレイ以外の上陸作戦で死んでしまう人とイタチは除きます(笑))
■スーパーマンをクリプトナイトの弾丸で瀕死にした事のある最強スナイパー:ブラッドスポート。
■正義の為なら持論を突き通す。ヘンテコマスクで筋骨隆々の同じく凄腕スナイパー:ピースメイカー。
■ソリが合わず、常に火花バチバチ、ミッション中も張り合う。クールなイドリス・エルバ&s無骨なジョン・シナ!
■ネズミを操る不思議な能力を持つ少女:ラットキャッチャー2。←ハーレイの次に最強かも?(^_^;)
■水玉模様のコスチュームを着る陰キャラ青年:ポルカドットマン。←3番目に最強かと。。(^_^;)
■サメ人間:キング・シャーク。 知性はほとんどナシ、スキを見せたらマジで食われちゃうほど危険な奴だけど、本当は友達を欲しがっていて、つぶらな瞳が可愛らしい。声担当はシルヴェスター・スタローン!
とんちんかんでおとぼけで、それが絶妙な笑いを生み出す彼らのやり取りは楽しいのですが、頭味噌が吹っ飛び、顔面半分が吹っ飛び、手足が吹っ飛び、身体が引き裂け、ペシャンコになり、血まみれになるシーンがあちらこちらに。決してグロいのが苦手な方、小さなお子様は見ない方がいいかと。(^_^;) 私も結構、目をつぶっていました。
主人公のハーレイは敵の捕虜になってしまい、敵の王子に結婚を申し込まれる等、単独行動で敵陣奥まで侵入します。そして、他の仲間と合流するのは、クライマックス・バトルの直前なんです。
それも彼女を助けに敵のアジトまでやって来たところを、ハーレイひとりで大勢の敵をずたずたにやり込めてアジトから出てきたところで、ばったり偶然出会うというもの。。(笑)(笑) このアジトから脱出する際の大立ち回りがすごい!敵をバタバタと倒して進むのですが、途中から血しぶきではなくて、お花が舞うというとっても印象的なビジュアルでした。(笑)
そしてクライマックス。ド派手な塔の倒壊。で終わりじゃなかったんです。その中から現れたヒトデ型の宇宙怪獣との戦いが始まります。初期のウルトラマン(特撮もの)に出てくる怪獣のようなチープなデザインの怪獣でした。自分から小さいヒトデを産み落とし、人間の頭に取り付かせて、人間の行動をコントロールするという特殊能力がある厄介な奴でした。街を破壊しながら、操った人間どもと行進して暴れまくります。ハーレイたちの活躍により、メデタシメデタシとなります。彼ら悪党の活躍がスカッと会させられる作品でした。
 
33 8/12
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in Ambience Mall
Gurgaon
MINARI ~ミナリ~ 韓国映画

韓国からアメリカからアーカンソー州へ越してきた韓国人家族。夫婦と学童期の娘と息子の4人家族。息子:デビットは先天的な心臓病で、走ったり運動することができない。夫婦は移民してきた5年間のあいだ、町でヒヨコの雌雄選別の仕事をしてきたが、やっとお金をためて念願の土地を買ったのだった。父親の望みは、自分の農地を持ち、そこで韓国野菜を作り米国在住の韓国人の間で流通させることだった。アーカンソーで韓国人はみな食べ物が自分たちの育ってきた国の食べ物と違うので苦労している。韓国人の要求に見合う作物を作れば事業として成功間違いないだろうと考えてやって来ました。
草ぼうぼうの広い野原と掘っ立て小屋。雨漏りはするし水も十分ではない。電気は自家発電のため、使える時間が限られてしまう。夫はなんとか生活を軌道に乗せようと一生懸命だったが、何もかも気に入らない妻はいらいらして夫としょっちゅう大喧嘩をすることに。そんな時、夫は、妻のために国から妻の母親を呼んでやることにする。畑仕事に明け暮れる両親に代わって、韓国からやってきた祖母が子育てを担うことになる。そして祖母と孫たちとの交流が始まる。
ミナリとはセリのことで、水辺に育つ野草。匂いの強い、韓国料理に多用に使われる野菜で、どこにでも根を張り繁殖する。韓国人家族が米国に根着いて生きていく姿を、象徴している。
韓国から祖母が種を持ってきて繁殖させ彼女が倒れた後、夫がいとおしそうにこれを摘む。
アメリカ南部の田舎町で教会を通して移民家族がコミュニテイーに入っていく様子が好ましい。牧師が模範的なキリスト者の態度で、片言しか話せない移民でも仲間として受け入れる。
なんと言ってもおばあちゃんとデビットの関係性が楽しい。初対面同士のお互いのだんだんだんだんに仲良くなっていく過程がリアリティがあるというか、どのシーンも微笑ましい。。。
初対面で、おばぁちゃんが栗を口で剥いてそのままあげるところなんて、本当にありそうで。(*´▽`*)
それから、おばぁちゃんから(デビットのことを思ってだけど)、体に良いという苦い茶を飲ませたり、川に連れて行ったり、、、、そして、デビットは、おばぁちゃんのそんな行為をちょっと面倒に思っていて、自分のおしっこをお茶と言って、おばぁちゃんに飲ませたり、、、、(^_^;)
あれだけ歳が離れた二人にとっては、お互いが自然にすればするほど、すれ違いが起きてしまうんだろうなぁ。
32 8/8
PVR Cinemas
in Ambience Mall
Gurgaon 
 Hitman's Wife's Bodyguard

元世界一のボディーガード:マイケル(ライアン・レイノルズ演じる)が、世界一の殺し屋キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)を護衛させられる爆笑アクションコメディ。。実は本作、第二弾とのこと。第一弾を見ていませんでしたが、十分に楽しめました。
キンケイド夫妻の奥さんソニアが大暴れしまくりです。舞い散る血飛沫、尻を触った男の頭を秒で撃ち抜き、年齢を笑った女の顔面は容赦なくガラステーブルにめり込ませる。。。こわっ!�
サミュエル・L・ジャクソンが、とても若作りをして、一生懸命若者を演じているのですが、彼は一体何歳なんだろう
??とネットで見てみたら、1948年生まれの73歳。。。一流の演者なこともあってか、とてもその年齢には見えないのですが、お体に気を付けてください。
インドでは、言ってはいけコメントがあると「ピー」という音が入らずに、音が消さます。
なんと音のとぎれとぎれとなるシーンが多いことか。。。どんなやばいことを言っているのか。。。想像もできません
そんな3人が、EUを破壊しようとするギリシャの大富豪(バンデラス)の野望を阻止するためにイタリア中を放浪します。素敵なところにめちゃくちゃ行きまくっています。各地の美しい街並みや風景はとても目の保養になりました。
夫婦ともにぶっとんでいるキンケイド夫妻とほぼ不死身のマイケル、殺さないのが信条のボディーガードが、殺すのが当たり前の二人に振り回されて派手なアクションとコメディーのノンストップジェットコースターストーリーです。

主役の3人だけでなく、周囲を固める俳優陣も強烈な色を持つ人たちが何人も出演していました。
サミュエルを黙らせる位の黒人俳優と言ったら、なるほど彼くらいしか思いつきません。モーガンフリーマンです。
ライアン演じるマイケルとの意外な関係、彼のトラウマを優しい風情で実はぐりぐりえぐってくるあたりは、(笑)(笑)
しかし、トスカーナで優雅に隠居生活、ってのはちょっと違和感があって。。。(笑) いろんな意味で良い支援をしてくれます。(^_^;)
もうひとり、「アントニオバンデラス」も助演していました。近頃では貫禄のある悪役がハマっていて、本作でも、悪者っぷりが良い感じです。とにかく、名優を集め、金をかけているので見応えはたっぷりです。
観終わるころにはもうほとんどお腹いっぱいです。数本の作品を見終わったような。
 
31 7/31
PVR Cinemas
in Ambience Mall Delhi 
 Mortal Kombat (和訳「死闘 」らしい...)

格闘ゲームが原作という本作品。そんなゲームあったかな??と思って調べてみたら、日本ではあまりはやらずアメリカで人気があったゲームとのこと。それで忍者メインなんだなぁ~~。納得です。
ひと言でいうと、モンハンと同じ感じでしょうかね。(^_^;)
この物語の背景は、こんな感じ。。。
魔界と人間界が最強を決める大会を開催していて、魔界がこれまでに9連勝してるのに、予言で負けると言われた魔界側の魔物どもが、人間界側の代表選手を大会前に殺してしまおうとする。というもの。
なんだか、とても強引な設定で無理矢理感がハンパない。9連勝をするほど、圧倒的に強い常勝チームが、予言者のひとことでビビってしまい、その大会が開催できないように、先に暗殺してしまおうと人間界の彼らの前に現れ、戦いが始まるというもの。。いつも、そうやって勝っていたのか???魔物たちよ、お前らは強いのか弱いのか??!!どっちなん?
過去にハサシ・ハンゾウ(真田広之演じる)を倒した敵:ビ・ハンは、サブ・ゼロに生まれ変わり(名前を変えただけ?っぽい)魔界の幹部の一人となり、魔界の王と幹部たちとともに、この世界を魔物のものとするために人間界の代表者を殺しにやってきて、ハンゾウの遠い子孫である主人公のコールや、人間界に残る戦士の数人たちと戦います。
ハリウッド映画なのですが、冒頭から着物を着た「真田広之」が登場します。
彼は日本語のセリフを話し、英語の字幕が・・・その後ストーリーが進み、、次に浅野忠信が登場します! 彼は雷を扱う世界を守る守護者という正義の味方チームのボスという重要な役でした。 目が常に光っているところが気味が悪いのですが、彼は一生懸命、英語でセリフを話していました。
2人の日本人スターが出演していることに興奮しましたが、この2人の日本人以外の俳優さんで知っている方が一人もいない (;´д`)トホホ。。
マーベル作品に出ているような方が一人でもいると華があるのですが、、(;´д`)トホホ
■ ハンゾウの血を継承していることを証明する「ドラゴンのマーク」の継承方法が、ちょっと謎???
①:ハンゾウの一族・子孫だからDNAで。これはOK。。。。当然。
②:マーク持ってる人を殺したら、殺した人にそのマークが受け継がれる。ええー!???誰でも継承できるやん。血の継承とかないやん。
ドラゴンのマークの力で自分も人類のための戦いに参加したかった軍隊出身の彼女は、ドラゴンのマークを持っている「カノウ」を倒して、そのマークを受け取り自分も超能力を身につけることに成功します。
←この設定を成立させるために、必要なルールだけど、、、、ドラゴンボールではあるまいし、よいのかな?
■悪のチームのボスの方が、ジャッキーチェンと大沢たかお(キングダムの時の)とウド鈴木を足して3で割ったような感じだなぁ~。
■ コロナ禍を意識しているわけではないと思うのですが、マスクをしている登場人物が何人もいるんです。ダースベーダーを意識しているのかなぁ~と思われる方と、忍者(武者)のマスクなんだろうなぁと思われる方が。。。戦闘時には息苦しいとと思うのですが。(笑) )
■ 主人公っぽい正義の味方チームの超イケメン?だけど、弱すぎるぅ~。やられているシーンしか印象に残りません。しか~し、最後には勝つ!んですよ。正義の味方なので。(笑)
血がどばばぁ~~っと出るような、グロイシーンが多く、全体を通じて戦闘シーンばかりでした。
一方、各キャラがとても濃いんだけど、過去や正確のような描写が、ほぼなくて、なんで??、と疑問を持ったら、楽しめません。でも、もうちょっとドラマ性があっても。。
 
30

7/17
AmazonPrime
in 自室 
 The Tomorrow War ~アマゾンオリジナル~

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の主役で有名なクリス・プラットが主演を務めていて人類の生存を脅かすエイリアンと人類の戦いを描いたSFアクション作品です。
ある日、2051年からのタイムトラベラーが現代に突然現れ、人類は30年後に未知の生物と戦争になり、人口50万まで減らされ、やがて敗北するという衝撃の事実を告げて、未来の人類が生き残るための唯一の希望は、現代から人を兵士として未来に送り込み、戦いに参加することだというんです。
そして、未来に送られるのは、30年後には死んでるという人達なんです。同じ人間がひとつの時代に二人いてはいけないということなんでしょうか・・そして、そんな人間は軍人だけでは足らず戦闘経験もない民間人が動員されることに。。。実際、タイムスリップ自体もトラブル続きで、未来に着いたところは空中で、彼らは空の上から落下してしまうんです。落下した人間の中で、運良く屋上プールに落下したものだけが生き残り、それ以外の大勢が無駄に命を落としてしまうんです。なんとお粗末な未来人。。。。
その1人として選ばれた、元軍人で高校教師の「ダン・フォレスター(クリスブラット演じる主人公)」は、まだ幼い娘のために世界を救うことを決意。優秀な科学者や疎遠になっていた父親とともに、地球の運命を変えるべく立ち上がります。未来に送られたダンが目の当たりにすることが、、、なんと、未来の地球軍の指揮官として出会うのが、成長した愛娘なんです!!!
ありがちなストーリーの「未来から過去を変える」では無く、「過去から未来の戦闘」ってのがワクワクしました。
でも、戦闘経験の無い過去に住む素人の人類に、人類を滅亡に追い込むほどの強敵の宇宙生物との戦争の援軍を頼むなんて無茶苦茶だけよね。。。それも、タイムパラドクス的な理由で、現在では未来の敵の情報は教えられない。。。とのこと、最大限それはそれで仕方がないとしても、未来についた彼らにはすぐにどんな怪物が待ち構えているのかについては、教えてあげてよ、とっても意地悪だなぁ~~。未来人は。
過去の人類を送り込んだ未来の地上戦で多数の犠牲者が出ているのにもかかわらず、、未来人は、遠方から飛行機でやってきて、、絨毯爆撃をして、、、地上の生きとし生けるものすべてを空爆で殲滅って!!
無駄死にじゃん!!
30年の経緯に動揺しながらも娘の力となり奮闘する主人公のダンですが・・・普通なら未来の勝利が決まった時点で作品が終わるのかと思いきや・・・・序盤に伏線にあったダンの父親J・K・シモンズ演じる「ジェームス」も登場してきて、2段オチを楽しめるという、親子3代の絆と家族愛がテーマです。
結局、大事なのは今を生きる、ってコトですかね ︎スピード感あって退屈せずに楽しめます。
 
29 7/2
機内
奥様は、取り扱い注意 劇場版 

綾瀬はるかと西島秀俊が元特殊工作員と公安エリートの夫婦を演じた人気TVドラマの劇場版です。TV版同様に、特殊工作員だった過去を持つ専業主婦の綾瀬はるか演じる「伊佐山菜美」と、現役の公安警察であることを隠しながら菜美を監視するやさしい夫西島秀俊演じる「伊佐山勇輝」のダブル主演です。
劇場版の物語は、半年前、とある出来事により菜美が記憶を失ってしまいます。その後、夫婦二人は「桜井久実と裕司」に名前を変えて、海辺の小さな地方都市で新しい生活を始めます。
この穏やかな毎日の演出がちょっと丁寧過ぎたなかなぁ~~と。とてもいい夫婦感が感じられて、ほんわかした気持ちになりました。が、すこし間伸びしているように感じでしまうぐらいだったのが残念。
この作品には、やはり、スリリングな展開とアクションを期待しているので、あんまりにも平凡な日常を見せられても。
そして、何度も登場する前田敦子演じる精神科医師のクリニックへの定期検診のシーンはせいぜい2回でいいのでは、それで十分に、定期的に菜美がそのクリニックに通っていて、毎回何気ない会話のみで診断が完了していること。そして、そのクリニックにはなにか裏があることは分かりますよ。余計に何かがあるのでは?と推測してしまったことが無駄でした。。
そして、2人が穏やかに毎日を過ごしている町では、新エネルギー資源「メタンハイドレード」の発掘をめぐって、開発反対派と推進派の争いが激化していて、その裏でロシアと結託した国家レベルの陰謀が進行していることを知ることに。。。。ロシアの傭兵まで登場して。。。。
メインの二人以外のサブキャラが盛り上がりの無さに拍車をかけている。悪役のマネジメント会社のヤツが見るからに怪しい。。。そして、地元の警察もありえない最初から怪しい。。。
もっとハラハラドキドキさせてほしかったなぁ~。
もちろん、主演のお二人のアクションは、共めっちゃカッコよかったです。。さすがです。
最後にお互いに好きなのに離ればなれにならなきゃいけないとこは思わず泣けました。西島くんが「オレ達は一緒にいような」って言ってた言葉があったから余計に....。でもその後もお互い信じ合ってる姿に感動しました。
 
28 7/2
機内
騙し絵の牙

出版物は文化事業ということで再販制度という安定的に価格と在庫を保護されてきた歴史もあり、昨今のAmazon (実名で登場)や電子書籍の台頭で取次(問屋)や書店も苦境に立たされている出版業界で、老舗の出版社:薫風社(くんぷうしゃ)は社長の急逝により権力争いが起こり、伝統の小説月刊誌を維持するか見直すかを含め会社の方針が揺れるところで、社の支配を狙う東松(佐藤浩市演じる、機関車トーマツこと)はあちこちで実績をあげる辣腕編集者:速水(大泉洋演じる)を引っ張ってきて、流行カルチャー誌:トリニティの編集長にし、編集長になった速水は、小説雑誌の編集チームにいた自らが推す若手の小説家を社の方針で潰されて不満が溜まっている高野(松岡茉優演じる)をスカウトしてトリニティーの編集メンバーに加え、雑誌の廃刊の危機を逃れるための改革を行っていく!というストーリーです。
速水と高野がトリニティーの編集チームで共に働き始めるところから物語が展開していきます。
チョコチョコ笑えるシーンが続きますが、 基本は古い物差しと新しい価値観のぶつかり合いでした。
「騙し絵・・・」というタイトルほど、登場人物どおしが騙し合ってる感はなく、お互いが利用しあっているだけという感じが強かったです。
作品の謳い文句として、「速水が仕掛ける大逆転劇」「登場人物、全員嘘をついている」「ラスト15分を見逃すな」とあるのですが、これがとっても???なんです。三谷幸喜作品ではありがちな怪しい人ばかりが出てきて、誰が犯人なんだか。。。という感じかと思いきや、、あ~~そういうことか。。という感じは一切しませんでした。
■速水が仕掛ける大逆転劇。逆転はありました????となり、これからこんなのが続くのか...いいやん。と思ったら、それだけ。騙されはするものの、そこまで大きな騙しじゃない。どんでん返しまではいかないので、??
■登場人物、全員嘘をついている。これは嘘です。ややこしいですけど、この文自体が嘘なんだと。嘘をついてない人が何人もいます。本当に登場人物全員が嘘をついていたら、2時間でその真実を並べるには時間が足りなさすぎますからね。
■次に、ラスト15分を見逃すな。 んー、なんなんだよって感じ。この映画で1番微妙な所はラストです。そんな終わり方?ふ~~~~ん。。ぐらいですかね。
 
27 7/2
機内
シグナル 劇場版 

2018年にTV放送された坂口健太郎主演の連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の映画版。この作品独特の世界観:「謎の無線機が現在と過去の2人の刑事をつなぐ。。。」 そして、強力なツールを使って、刑事たちが未解決事件を解決していくストーリー。TVドラマの時には、この不思議な世界観に引き込まれて、毎週放映日が待ち遠しく。。。のめり込んでしまいました。そんなこともあり、この劇場版への期待感は大きかったです。そして、その期待を裏切らず、とても楽しませてくれました。
2021年、毒薬が車内に注入され、走行中の運転手と政府高官が泡を吐いて死に、車両が暴走し、高速道路から一般道路に落下するという派手シーンから始まりました。その毒薬がヘロンガスという名前で、2001年に死者21名をだした大量殺人事件時に使用された特殊なものでした。そして、過去には、2009年にも政務官が相次いで交通事故死していた。警察組織が事故として考える中、主人公のチームは、一連の事故の事件性を疑い、つながるはずのないスペシャルツールの無線機がふたたび現在と過去の彼らをつなぎ、現在では過去に存在していた事故を過去にいる大山を動かして、未然に防ごうと、現在にいる三枝役の坂口健太郎、過去にいる大山役の北村一輝、現在の未解決事件捜査班長、過去の新米刑事の桜井役の吉瀬美智子が、力を合わせて、動く!。。。というストーリー。
■アクションシーンは日本の作品では珍しく、素早く、派手でよかった。バイクでの暴走戦や狭い場所での銃撃戦が激しい!
■桜井さん(吉瀬美智子演じる)の表情の違いがとても、この作品の過去と現在をつなぐ特異な世界観をリアルにさせてくれます。現在の部下の前で、トランシーバーから流れてくる過去にいる大山さん(北村一輝演じる、彼女の憧れの先輩)の声を聞くと、一気に半人前の頃の過去の彼女に戻る。。すごい。
■過去の事件と思われていた組織的大量殺人事件に絡んだ、官房長官と、公安の悪事隠蔽が明らかになるというストーリーなんですが、それに絡んでいるメインキャラを演じる 鹿賀丈史、田中哲司、伊原剛志トリオが良い。鹿賀の悪代官ぶり、謎の公安トップを演じた田中のキラリと光る眼鏡の奥の冷酷な眼、そして、家族の無念を晴らそうとする哀しき警視庁責任者を演じる伊原の姿が、胸に突き刺さります。
■最後のシーンで、彼らが過去と現在を超えて、会えたのか会えてないのか分からない感じがモヤモヤします。死んでしまうのか?出会うか?どちらかのシーンで締めくくって欲しかったです。第三弾が用意されているのであればよいのですが、、そうでなければ、きっちりと完結してほしかったです。。
 
26 5/21
機内
新解釈 三国志

今までいろいろな三国志ものを見てきましたが、こんなコミカルなストーリー「新解釈」の三国志はありません。
実際にその時代に生きていた人は存在しないのだから、これは違う!と断言できるストーリーは存在しないということ。「何でもあり!」だなぁ~と。確かに、劉備が臆病だったり、面倒くさがりの性格だったかもしれない。(^_^;)(^_^;)
戦闘シーンはほぼなく、戦国ものというより、三国志の各有名キャラをこんなんだったら面白いのにね。という視点で、かなり強引に仕立てられたコメディーでした。三国志好きに受け入れてもらえるのでしょうか?(^_^;)
■絶世の美女(中国古代四大美人のひとり)の貂蟬を、渡辺直美に演じさせたところは、すごい発想!!確かに当時の美人像はふっくらしているという話は聞いたことがありますが、それは古代の日本の話で古代の中国でもそうだったの?彼女が踊るシーンは、彼女の得意芸なこともあり、とっても良かった。しかし、その姿が実は変装で、それを解いたら「広瀬すず」になったとは。。。う~~ん。微妙。渡辺直美のままでよかったんでは?
■呂布役の城田優や、劉備の子を死守した趙雲役の岩田剛典のアクションシーンは、ちょっといじられていましたが、まともすぎてこの作品と合っていなかった。。。面白さが感じられなかった。
■三国志の真の主役の諸葛孔明にムロツヨシを使っているところが、コメディー路線まっしぐら。大泉洋とムロツヨシが共演していてシリアスなストーリーになりようがない。
そして、その孔明の奥さん:黄月英役を演じている橋本環奈。彼女は、こういうビッチ役の方がとても光っていると感じました。
■周瑜役の賀来賢人は、「斬首」を連呼してばかりのキャラとして面白味をだし、孫権役の岡田健史は、ダメダメな感じで、楽しませてくれた。
■とにかく豪華キャストで、作品の初めにしか出てこない山田孝之のコメディ演技でつかみはOK 。というかこれからこんな感じなんだぁ~と世界観を感じさせてくれた。この作品で、芝居らしい芝居をしているのは曹操役の小栗旬くらいでした。小栗旬である必要を感じませんでしたが。
■エンドロールで流れてくる福山雅治の歌は映画と中身とぜんぜん合っていない。。。。ひと言でいうと、もったいない!!
25 5/15

Amazon Prime
 きっとうまくいく (原題:3 idiots、インド映画)

原題は「3バカトリオ」なんですが、邦題の「きっとうまくいく」です。。この邦題はとても良いと思います。。そして作品自体は170分と長いのですが、多くの伏線やダンスシーンがあり、飽きさせません。(^_^)
冒頭で、大学時代の友人が行方不明に。。というシーンから始まるため、サスペンスなのか?と思いきや、抱腹絶倒の学園コメディものでもあり、恋愛ものでもあり、サスペンスでもあると、とても面白いものでした。
難関工科大学の新入生となった3人「ランチョー(アーミル・カーン演じる)」「ファハール」「ラジュー」が、ハングオーバーのように、はちゃめちゃな毎日を過ごして友情を深めつつ、競争学歴社会をあおるような偏った考えの教育に疑問を投げかけることも。。。(^O^)/(^O^)/
入学してすぐに、図星な発言をして大学の学長のメンツを潰してしまい、その後、学長に目の敵にされながらも、ランチョーが自らの考えを示す姿はすばらしかった。そして、彼が自らの知識を友達や学長の娘(長女)を助けるために懸命に使う姿も素晴らしかった。それらの彼の行為を通じて、一時は目の敵にしていた学長も、徐々にランチョーを理解し評価していく関係性の変化も微笑ましかった。校長ももともとはランチョーのようだったが、競争社会に身を置く学校を運営して、学生の未来を預かる身として、点取り教育をせざるを得なかったのかなと思った。
一方、学長の次女ピアとランチョーとの関係性もよい。ランチョーは彼女に成金主義の婚約者との結婚は止めるべきと伝え、なんとか思いとどまらせることに成功し、彼女は医者の卵として立派に成長することに。
サービス精神旺盛な伏線が多く散りばめられていて、さらに最後にはすべての伏線が解決して、すっきりします。。よかったよかった。
All is well. 思わず口ずさんでしまいます。
24 5/7

Amazon Prime
 空に住む

突然、両親を交通事故で亡くし、資産家の叔父夫婦(鶴見慎吾と三村里江)が持つ高層マンションに住むことになった多部未華子演じる主人公の「直美」。郊外の小さな文芸出版社("平屋"の"良い本しか作らない"小さな出版ということだけど、公民館にしか見えない。(^_^;))に勤めながら、15年間一緒に暮らして来た愛猫のハルとともに、高層マンションで孤独な都会暮らしを始めた。そこで起きる日常の物語になります。
〇 同じ高層マンションに住む人気タレント:時戸(岩田剛典)、
〇 出産間近の妊婦である会社の後輩編集者:愛子(岸井ゆきの)、
どこかくせのある編集長など、変わったキャラクターに囲まれて騒々しいが、直美はどこか満たされていないような。。。それぞれの孤独な生活の穴埋めに交流があり、煩わしさが無い程度に付き合う。と感じました。
■時戸の口からも、自分を“地に足のついていない生活をしている”ことをうかがわせる言葉が。。。確かにそうだ!ちゃんとしろ!直美を惑わすな!
■愛猫ハルを失った直実は、再びの深い悲しみを抱えながら、懸命に生きようとします。
■愛子が、作家:吉田(大森南朋)の子供を宿しながらも、直実以外には秘密にしている(婚約者にも・・)。そのような中、階段で破水してしまうシーンはとっても印象に残ります。
直美が働く出版社は、環境も独特だけど、そこで働く人達の雰囲気もとても特徴的で魅力を感じました。この会社がメインのストーリーを見てみたいなぁ~と。(*´▽`*)(*´▽`*)
23 5/7

Amazon Prime;
 蜜蜂と遠雷

若手ピアニスト達が有名な国際ピアノコンクールの頂点を目指すがメインのストーリー。そして、その中の4人の優勝候補の若者達が、コンクールを通じて成長していくという物語でもある。根性ものだったり、蹴落とそうと嫌がらせをしたりという、ネガティブな要素は一切なく、全体にわたって美しいクラシック音楽を基調とした崇高な作品になっている。
ピアノの楽しさを教えてくれた母の死をきっかけに、ピアノが弾けなくなってしまった かつての天才少女・栄伝亜夜(松岡茉優演じる)が中心になって物語が流れていきます。。。
幼少時期の彼女と母とのやりとりが印象的です。耳を澄まして生活の中で感じたことを音に変えていくシーン。雨の音をピアノの音階で表現する娘に「うーん、良い音を拾ってきました」と伝える母。そして、何度となく繰り返される「世界は音楽で溢れている」「あなたが世界を鳴らすのよ」と我が娘を鼓舞する母。
■①栄伝(松岡茉優)と②風間(鈴鹿央士)が月光が降り注ぐ中、楽しそうに連弾する姿。まるでピアノで語り合ってる感じがして、これこそが音楽の素敵な所だと思います。
■③マサル(森崎ウィン)が、世界レベルの指揮者 小野寺(鹿賀丈史)率いるオーケストラとの最終音合わせでの最高の演奏を求めるがゆえのやり取り。緊張感が走ります。
■妻と幼子と暮らし背水の陣でコンテストに臨んでいる④高島(松坂桃李)が漏らした「生活者の音楽は・・・」 せつない。。。
しかし、コンクールに臨む4人の関係性がなんだかとても良い感じなんです。ライバル同士ではあるのですが、それ以上にお互いが無くてはならない存在となっていて、良い意味で響き合っている。。と感じました。
22 5/6

DVD
 祈りの幕が下りるとき

これぞ東野圭吾作品!という名作だと思います。
ひとつひとつの全く異なるの事件とシーンと加賀恭一郎が、どうつながっていくんだろうと思っていると、あれよあれよという間に、全てが明らかになり、つながった時には、とても衝撃でかる、感動しました。泣けます。(T_T)
松嶋菜々子さn、小日向文世さん、桜田ひよりさん等の俳優さんたちが、ものすごい迫力の真に迫った演技を見せてくれたので、阿部寛の加賀恭一郎の存在感薄かったような気が。
それくらい、圧巻で、素晴らしかった。
トンネルの中を走る「父親」の姿、、それを追いかける娘。。。頭にこびりつきます。。。
人の思いとは、、親子とは何か。
親が子どもを思う気持ちの深さ。
そして、子どもを捨てる親とは?
自分の都合で子を捨てる親 ⇔ 子どもの将来を思って、子を捨てる親。
それぞれの子を捨てる行為が、対局として描かれています。
「祈りの幕が下りる時」まさにそうだ。
長い間の悲劇、がようやっと、すべてが明らかになり、幕上がるんだなと。。。
これで、悲しみの連鎖も終わるんだと思うと、なんだかホッとさせられます。
 
21  5/5

DVD
 大空港2013

いかにも三谷幸喜作品!という感じ。
佐賀から羽田へのフライトの途中、天候不良のため目的地の羽田とは異なる地方空港:松本空港に降り立つことになってしまったフライトにたまたま登場していた、とある一家内のトラブルがきっかけで、空港内がドタバタになってしまう。。。。コメディー作品。
香川照之演じる弁護士の田野倉と、戸田恵梨香演じる歯科衛生士の愛人と、その奥さん一家のドタバタ劇なのだが、それを終始竹内結子演じる空港グランドスタッフの大河内の目線で見つめた秘密だらけの家族の様子が楽しい。。。
不倫(香川照之と戸田恵梨香)や、夢ばかりを追いかけて金をせびってくる香川の奥さんのお兄さんのルポライターや、年齢差婚(梶原善と香川の長女)や、大学を勝手にやめてしまって演劇の道に進むとカミングアウトする香川の一人息子や、LGBT(香川の奥さんお親父さん)など、多岐に攻めていますが、暗いところなどが一切ない。この移動が、佐賀で行われたお祖母ちゃん(香川の奥さん奥さんの母さん)の葬儀の帰路だったということも忘れさせてくれます。
そして、伏線として、甲本さん演じるグランドスタッフの上司から結婚を迫られている竹内結子、そして、同僚の青木さやか、、イケメンパイロットのコスプレをして詐欺を働いているオダギリジョー演じる詐欺師。。。ちょっと狙い過ぎたチャラいキャラで、無くてもよいかも。。。と思っています。
ただ大河内が仕事中にも関わらず、他人の家族に首を突っ込みすぎるのは少し気になりましたが、あんな次から次に立て続けにトラブルが起きてれば、首も突っ込みたくなりますよね。。実際にはありえませんが。(^_^;)
なんといっても竹内結子さんの2020年の訃報には、悲しい思いをしましたが、こんなコミカルな楽しい作品を残してくれたことに感謝するばかり。幸せそうに見えてもそれぞれ悩みがある!! 彼女にもあったんでしょうね。
20 5/5

DVD
 今日から俺は!!

もっとぶっ飛んでいるかと思いきや、意外と真面目で、ギャグ作品というよりは単なる学園モノのような気配が。
バカで卑怯な三橋(賀来賢人演じる)と、くそ頑固の伊藤(伊藤健太郎演じる)が、
開久高校のテッベンを倒したことにより平和な日々を楽しんでいた。しかし、校舎が火事になったことにより開久高校に一時的に引っ越すことになった"北根壊高校"は今までの敵とは比べ物にならない狂人がいて。。。。。
で、このエピソードが始まります。(^O^)/
三橋を演じる賀来賢人は、ドはまりだと思う。
伊藤と京子ちゃん(橋本環奈演じる)のバカップルぶりは、う~~ん(^_^;)(^_^;)
理子(清野菜名演じる)の素晴らしい蹴りも、ドラマそのままでさすが!
何よりアホの今井は、よいですね
本作品オリジナルキャラのナイフ野郎:柳(柳楽優弥演じる)の悪さが際立ってた。
智司は、ちょっとイケメン過ぎだなぁ。。。
相良がいい人役過ぎかな。。しかもイケメン過ぎだなぁ。。。
涼子(山本舞香演じる)は、とってもヤンキーメイクが似合っている。。。もともとそうだったのかも。
この作品において、ムロツヨシ&佐藤氏二郎が出てくるシーンが、なんだか浮いている。彼らのブツブツ呟やき芸はこの作品には要らないと思う。
作品のエンディングで「つっぱりハイスクールロックンロール」を、主要メンバーでさわやかに歌ってしめているところがこの作品を象徴していると思う。。さわやか青春作品ですからね。
19 5/5

DVD
 
 きみの瞳(め)が問いかけている

とても偶然が多くてベタすぎる展開?!と感じたら、原作が韓国作品とのこと。それはそれで、主人公の2人の演技がよくて、すっかり入り込んでしまいました。とてもGOODでした。涙無くしては見れない作品でした。
( ;∀;)
有料駐車場の管理人室に押しかけて、そこにいるはずのおじさんにいつものように話しかけたら、そこにはおじさんではなく後継ぎのバイトの横浜流星演じる「塁」がいました。人が違うことにさえ気がつかない吉高由里子演じる「明日香」は、とある事故で、目が見えなくなってしまっていた女性でした。彼らは意気投合して、お食事をするのですが、明日香が今までのことを聞いても何も言わない彼とは険悪な雰囲気になってしまいます。。それは、彼がボクサーをしつつ、裏社会の組織の用心棒や地下格闘技でお金を稼いでいたからでした。
一方、明日香は、盲目の人も働けるコールセンターの仕事をしていましたが、上司にセクハラを受けていました。ある日、上司が家に押しかけてきて明日香に関係を迫ります。そんな時に、偶然にも横浜流星が家に来て助けてくれます。助けに来てぇ~~というシーンに、すっと偶然に助けに来るところは、べたですね。これがGOOD!
明日香のご両親は交通事故で亡くなっていたのですが、実は、ビルの上から火だるまになった人が落ちてきて、運転していた明日香がその火だるまに目を取られたために事故を起こし、その車に同乗していた両親を失い、自分の視力も失ってしまっていたのです。その話を聞いた塁は、呆然となり、実はその火だるまの人は、自分が追い詰めたために、自らに火をつけてビルから飛び降りた人だったからでした。( ;∀;)( ;∀;)
そんなとき、明日香はさらなる目の病気にかかり手術が必要という状況に。。一方、刑期を終えて刑務所から塁が出てきたことを知った昔の悪い仲間が、塁と明日香の関係を知り、嫌がらせをしてきます。彼女に危険が及ばないように、仲間からの誘いで地下格闘技へ出場すること決意します。ボクサーのチャンピオン戦を蹴ってまで。
地下格闘技では、仲間の罠にはまり、超強い外人を相手にさせられますが、ボロボロになりながらも試合に勝利し、賞金を手にします。その賞金を明日香と火だるまでなくなってしまった男性の家族に、自分からだとはわからないように振り込みます。姿消すために旅立とうとしていると、悪い仲間の手下に後ろから刺されてしまいます。
一方、明日香の目の手術は無事に大成功し、視力がもどります。←良かった。。そして二年後。
明日香は自分のしたかったお店をオーナーとして開店し、ボランティアで週末に病院でマッサージするという生活をしていました。ある日、病院でマッサージしていると、最近入ってきた喋れない患者に出逢います。名前は高橋。実はその患者は「塁」だったんです。視力が回復した後に彼に会っていない彼女は、塁の顔を知りません。そのため再会とはなりませんでした。退院した塁は明日香のお店に行き、お店でシスターの箱を見つけます。蓋を開けると明日香がよく口ずさんでいた歌がオルゴールで流れきたため、その当時のことを思い出して歌を聴きながら泣いてしまいます。お店を後にした塁に、犬の散歩に出かけていた明日香の手からハーネスを振りはらって、犬が吠えながら彼に近寄ってきます。そう!!その犬は、彼ら2人が飼っていた用心棒の「スク」だったんです。その犬は塁が分かり、彼とジャレたくて、吠えていたんです。犬を追っかけてきた明日香は「あっ、病院の!」とは気がつきますが、塁とはわかりません。彼らはそのまますれ違い、店に戻った明日香はお店のスタッフにこのオルゴールの音を聞いて泣いていた人がいました。。。と言われて、ハッとします。この歌を聴いて泣く人は「塁」しかいないからです。
大急ぎで探すけど見つからない。。。どうにか海辺で見つけて彼と再会を果たします。その海辺とは、塁の母が自殺した海岸で、明日香を連れてきた思い出の場所だったんです。。。まさに自分も自殺をしようとしていた?と思います。直前で助かってよかったぁ~~~~。。。この時明日香が日産ラシーンに乗っているのですが、可愛い。欲しくなります。。。(^_^;)
「あなたのいる場所はここじゃない」!!と、明日香が叫び、ハッピーエンドです。よかったよかった。
「塁」に対してシスターが言った「あなたを許していないのはあなただけよ」という言葉がしみました。
最終的に2人が報われて本当に良かった。(#^.^#)(#^.^#)(#^.^#)
18 4/10

追悼番組
 北の国から 初恋 ’87

田中邦衛さんの訃報を聞き、ネットを検索していたら、追悼番組を放送することを見つけたので、さっそく見ることに。とにかく良い作品だった。この回のみならず各回に良いシーンが沢山あって、何回見てものめりこんでしまいます。各シーンを噛みしめるように見させていただきました。。記録の為にも、良かったシーンを書き残しておきます。
■富良野の大自然のシーン、キツネがちょろちょろしているシーン。今となっては何気ないシーンには見えません。。以前見た時より、綺麗で素敵に見えました。。
■下校途中に突然、雨に降られて、純とれいちゃんが小屋で雨宿りします。服を乾かすためといえど、れいちゃんが白いブラジャーとスリップ姿になるんです。何回見てもドキドキしてしまいます。→れいちゃん役をやっていた「横山めぐみ」さんの初々しさと透明感がたまらない。
■そんなれいちゃんから、上京して定時制高校に通いながら働くという話を聞き、れいちゃんと一緒に居たい一念で、父:五郎に黙って東京に行く計画を叔母さん:雪子に手紙を書いて話を進めます。回り回って五郎は純の計画を本人以外から耳にし、「なぜ初めに相談しない?そんなに頼りないのか?」と落胆し、口論になります。純からは“最近の父さん情けないよ。” という言葉が発せられます、、、とても切ない。
■五郎が離婚した純・蛍兄妹の実の母(石田あゆみ)が亡くなり、彼らは葬儀のために東京に行きます。そこで実の母の再婚相手に新しい靴を買ってもらったんですが、やっぱり父親に買ってもらった汚れた靴を捨てることが気になり、その夜兄妹で靴屋に行き、閉店後の靴屋のごみ箱の中を探すんです。その探している姿を警官に見つかり職質されるんですが、その後、事情を知った警官が一緒になって探してくれるんです。( ;∀;)
■クリスマスイブに小屋でれいちゃんと会う予定だったんだけれど、いろいろあって、突然その夜、父親に連れられて富良野を去ってしまったんです。そして、その小屋には尾崎豊の曲が入ったカセットとウォークマンのプレゼントと置き手紙だけが残されていました。そのカセットから流れてくる「I LOVE YOU」。。。大のお気に入りシーン!!
■中学の卒業式を終えた後の蛍と五郎とのお別れのシーンにて、五郎が「いつでもしんどくなったら帰ってこいよ~~」と言って、トラックを追いかけるシーン、いつまでも追いかける蛍、早々にこける五郎。( ;∀;)
■その旅立ちに東京への定期便のトラックの運転手に同乗させてもらうのですが、お礼として五郎が渡したピン札に泥がついたのを見て、父親の思いを感じた運転手は、お前の宝物にしろ!と純にお札を渡したシーン。( ;∀;) トラックの運転手は若かりし頃の古尾谷雅人さんですね。
その後の、純の回想シーンで、このドラマシリーズの以前の回の名シーンが、、、、
五郎と離婚が決まり、東京に戻ってしまう母親との分かれのシーン。駅には現れなかった蛍だったけれど、母が乗った列車を追いかけて、一生懸命に河原を走るシーンが。。。( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
17 4/4
PVR Cinemas
in Ambience Delhi mall
 ノマドランド

フランシス・マクドーマンド演じる主人公「ファーン」は夫に先立たれ、リーマンショックの余波で住み慣れた家も町も失い、キャンピングカーを住居として生活しています。
Amazonの商品倉庫での仕分けや、オートキャンプ場での雑用など、短期労働で当面の生活費を稼いでは、また移動するという生活。家や土地、地縁に縛られない生活は、近代の管理社会で私たちが自明のように受け入れてきたさまざまな束縛からの解放を実践している面もあり、ある種の悟りの境地に達しているようでもあります。
多くのシーンで登場するのは、延々と続く道。天然の石、大自然の公園、恐竜のオブジェ。
その渦中で、人は誰かの生き方に合わせる義務もなければ、貨幣経済に縛られる必要もない。眼前に広がる果てしない風景は時に寂しさに覆われることもあれば、希望を感じるほど光に満ちることもある。
アメリカ西部の荒野、森、海といった広大な大自然を目にすることで、この地球上にたった一人で立つ感覚を少しだけ取り戻せるはずだ。何よりアメリカの広大な景色たちが本当に美しい。

彼女が大切にしている考え方で、彼女たちは、いわゆる「ホームレス」ではなく、あくまで「ハウスレス」だということなんです。この2つは、一緒にされがちなのですが、実は全く異なっていて「ハウスレス」は「経済的困窮」を意味していて、 「ホームレス」は家族、友人の絆が切れた人々のことを表しています。
つまり、「経済的困窮」のため季節労働の現場を渡り歩きながら、車上生活を送っているわけですが、この「ノマド(遊牧民)」達の良さは、別れ際に「またどこかの旅先で」と、人々との絆が切れない点にあります。
私も日常の繰り返し、忙しさにに嫌気がさして、衝動的にふらっと放浪生活をおくりたくなる時がありますが、資金の事を考えると、いつも踏み出せずにいます。本作品を見て、改めて、私の憧れる放浪生活と、本作の本当の放浪生活は全くの別物だということを知りました。この放浪生活は甘くないです。。。(^_^;)
16 4/1
地上波
TV放送
 七つの会議

物語の舞台となる「東京建電」では、香川照之演じる「北川部長」から売上アップに向けて、かなり強引なハッパが各課にかけられていました。及川光博演じる「原島二課長」は、それにビビり、ついには、北川部長に怒鳴られた際に、ストレスにより嘔吐してしまうところは、見ていて辛かった。
本作品は、現代日本社会の「株式会社」の「あるある」を見事に突いていると思います。
一見、八角は正義の味方のようにも感じますが、私は決してそうではないと思います。「不正拒否&顧客の死」を理由に彼に与えられた営業の仕事をろくにせずに、その後、20年に渡ってグウタラした態度で在籍し続け、給与をもらい続けていたからです。彼がそんな態度でもそこに居られ続けたのは、周りのフォローあってこそなんだけど、彼は分かっているのか?!
顧客の死も、「会社が強いるノルマ」が理由で無く「営業の購入後のフォローミス」が原因だと思いますし、「無理して売りたく無い」人ばかりだと会社が成り立たないですしね。利益を生む人の集団が「会社」であり、「組織である」からこそ、毎月まとまった給与を従業員に支払えるのだと思います。
逃げてグウタラな態度をしながら在籍を続ける八角民夫より、会社の為に動く北川部長の方が好感が持てます。
もちろん、不正は悪い事です。不正をする・隠すは決してしてはならないことです。
しかし、残念ながら、社会が利益で回っている以上、不正は無くならないと思いますが、顧客信頼を得る為には、不正ではない解決策を、必ず選択していく必要があると思います。
豪華キャストを本作品の1本で観られる贅沢。→狂言師・歌舞伎役者・俳優・女優・お笑い芸人とすごい。
野村萬斎と香川照之、この2人はド迫力過ぎて、かえって、リアリティーに欠けていたような。。。。。
なんといっても野村萬斎さんは「狂言の人」なので、やっぱり、声の出し方歩き方、違和感ありありで浮いてる会議で告発する場面でも堺雅人のような悔しさが染みだしていないので、なんか違う気がしてならない・・・んです。
本作品では、「ドーナツ」が事件解決のためのひとつの重要なキーワードになるのですが、ドーナツって、社員のみんながみんな、あんなに喜んで買って、ほうばりあうかなぁ~?ちょっと不自然。。。
15 3/30
PVR Cinemas
in Dwarka Vegas mall 
 Godzilla vs Kong

タイトルは「Godzilla vs. Kong」となっているのですが、あくまで、Kongが良い神様の化身で、人間の味方。。。そして、Godzillaは悪魔?人間にとっての敵? Kongのライバルなだけ?なんでコングを狙うって暴れる?何のためにGodzillaは世界中をうろうろしているんだろう?と、とても基本的な疑問を持ってしまうのは私だけでしょうか?
日本人としては、Godzillaをもっと出演させてと思わせられます。そして、ゴジラは両生類?水辺を好むトカゲ・ワニなの?というぐらい、水の中での動きがよい。。そして、泳ぐ姿は、まさにトカゲ。。。
ゴジラをトカゲ・トカゲさせんといてぇ~~~~!!!
そして、この作品を語るうえで、欠かせないのが、小栗旬が出演していることです!!!
ハリウッド進出までは、よいけど、、う~~~~ん。。。ちょい役過ぎる(^_^;)(^_^;)
それも、小栗旬の役は、悪い方の組織で、メカゴジラを開発している一味に所属しているんです。。。そして、彼は、メカゴジラの操縦士として出てくるのですが、途中で、メカゴジラの暴走に会い、感電して死んでしまい、それ以降出きません。
こんな役、彼でなくても誰でもできる。。。ニューヨークにいる「綾部」でもできそうな。。。(^_^;)
銀魂で主役をはった俳優さんがやる役ではないと思いました。。。残念・・・・・・!!!!
彼が言った「ゴジラ!!」の英語字幕が「Gojilla」となっていたことが、とても気になりました。
だって、このゴジラは英語では「Godzilla」で、他の俳優さんの字幕はすべて「Godzilla」なのに、小栗旬のしゃべるJapanese Englishが、英語字幕にまで正確に表現されているとは!!悔しい。。もっと、良い発音で出てほしかった。
あと。。。もう一体出てくる巨大怪獣の「メカゴジラ」が格好悪い。。。日本の昔のメカゴジラの方が絶対良い!
ロボコンで出てくるロボットのうちの一体かと思うぐらい、ダサい。(~_~;)(~_~;)
あともう1つ。。。なぜか、ゴジラとコングの戦いの舞台が、、香港?上海?とにかく中国なんです。。。
この映画の製作会社に中国資本が入っているからという記事を見ましたが、それが残念でなりません。
アメリカで戦ってほしかった。。。街は壊滅しますが。。。(~_~;)
14 3/28
DVD
 長いお別れ

認知症を患った父(山崎努演じる)との7年間の日々が描かれています。認知症を発病した父と娘の日常です。
父親の70歳の誕生日に母親からの呼びかけで姉妹共に約1年ぶりに実家に帰ったら、半年前から父親が認知症を患っていると知り、そこから巻き起こって行く話。

タイトルとなっている"長いお別れ (=ロング・グッドバイ)"とは、英語で認知症のことをこのように表現することもあるとのこと。。。理由は認知症の症状である、時間をかけて少しずつ記憶を失っていく様が例えられてできた言葉とのことです。
なるほど。(^_^)/(^_^)/
山崎努さんを囲む女優陣も豪華です。松原智恵子さん、竹内結子さん、蒼井優さん、とても演技派の方々ばかりで、、、間違いなしです。
家族の誰かが認知症になると、介護の負担が家族に重くのしかかり、介護疲れや忘れられる悲しさ、寂しさ、お金の問題や諸々現実的な重さ、、については意外にほぼ描かれていません。徘徊やスーパーでの万引きの事件は、ある意味認知症を語るうえであるあるなので描かれていましたが。。。基本的に優しくてきれいな世界感です。楽しかった出来事を思い出したり、思い出の場所に出掛けたりと、ゆっくり死に近づいていく分だけに、その間、家族と別れを共有できる。。。
という描かれ方がされていました。
実際に経験を持つ私としては、そのようにうまくいくものではないと身に染みて分かっているので。。。
とても仲のいい家族で、もともと明るく幸せな家族だから、このようなストーリーでほっこりさせてもらえるんだと。
こんなケースは稀でしょう!
蒼井優が演じている末っ子の娘が、とても、リアリティーがありました。さすがです。
恋愛や仕事、人生に対する考え方や行動の仕方も、普段のさりげない立ち振る舞いも、末っ子そのもの!という感じが伝わってきましたし、要領の良さ、人間らしい狡猾さ、感受性の高さ、無邪気でいつまでも残ってる子供っぽさも。
うんうん、、居そう・・・(^_^;)(^_^;)
孫の崇くんが不登校になってしまい。。家族崩壊・・・という感じもなりそうだったけど、ちゃんとみんなの元に戻ってきてくれて良かった。そして、北海道から宅急便が届いて、ハッピーエンドな終わり方もGOODでした。
 
13 3/14
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall

3/28
U-NEXT
 My Hero Academia Heroes Rising

もともと漫画・アニメ版で有名なアニメ作品が映画化された作品です。そのためか、背景を全く知らない私には、最初のうち、何が何だか。。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
主人公「緑谷出久(みどりやでく)」たち雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒20名たちは、それぞれ「個性」という名前の特殊能力を持っていて、ヒーローになるべく日々勉学にいそしんでいました。そして、とある日、“次世代ヒーロー育成プロジェクト”の名のもとに、日本の南の島・那歩(なほ)島に派遣されることに。
ヒーローのいない平和な島で、ヒーロー活動を自分たちだけでこなしてみるのが目的でした。そして、日々、島民・観光客の日常トラブルを解決しながら、平和な時が流れる島で、ささやかにヒーローとして活躍をしていました。。
主人公の「出久」のような「個性」の無い人間でも、ヒーローになれることを伝え、我々に勇気を与えてくれています。
ある時、とある理由で、悪者「ヴィラン」が出現して…
悪者「ヴィラン」側のキメラのパワーはイカれてるけど、それを連携で仕留めていく「雄英高校」の仲間達に心を打たれましたし、譲渡したワン・フォー・オールで「爆豪」と2人とも髪の毛が逆立ったシーンはドラゴンボールZのセル戦の「悟飯」との戦闘とイメージがダブり、あの頃と同じ気持ちになりました。
ネットで騒がれているほど、私は、最後の奇跡の部分はそんなに気にならなかったです。
「勝つために戦う」と「守るために戦う」のどっちがヒーローなのかを「one for all」が判断した、という設定はアリだと思いました!
「オールマイト」が最後に「奇跡」だと言って涙を流したのも、「出久」がワンフォーオールの先代たちの意思と接点を持ったからこそ、「出久」や「爆豪」の「絶対に救け、勝たなければいけない」という強い意志に応えるように、不可能なはずの「一時的に個性を貸す」ということが可能になったんだと思いますね。
だから先代たちありがとう、と言うべきかと。 ありがとう!!!
「助けて勝つ、勝って助ける。」←このセリフが印象的でした。。
単純にめちゃくちゃ熱く、感動する言葉の数々です。ヒーローものはこうでなくちゃって感じですね。
この高校の校長がネズミであること、、そして、サポートの先生が、とっても特徴があるお顔をされていること。。
そして、途中で、他のヒーローの救助を呼ぶために、追われている姉弟の姉が彼女の個性を使って、「出丘」の巨大映像を作り出すシーンは、ぷっと吹き出してしまいました。
 
12 3/13
DVD
 About time

本作品の 主人公「ティム」の家系の男子は代々、特殊能力として「タイムトラベル」ができる!
というトンデモナイ設定が、父親から息子に早々に告白されます。暗いところで拳を握って集中するだけで、自分の行きたい過去に戻れるという能力を持っているんです。
想いを寄せている娘との恋愛が成就するとか、誰か人を助けるとか、一種のSFものかと思いきや、、、そうではないんです。
父親から聞かされてこの能力を知ったばかりの彼は、最初は些細なことでも、すぐにこの能力を使って過去に戻って、「やり直し」を繰り返します。決して彼はタイムトラベルを使って何か世界や世の中を変えてやろうというのではないのですが、
「やり直し」を使うことで一度失敗したことを未然に防いで、より自分にとってよい方向に向けていくことができることに、彼は夢中になってゆきます。
しかし、平凡な日常を何度も何度も繰り返すことで、今まで感じ得ることができなかった「ありふれた時間」の価値に気づいていきます。そして、どれだけ「タイムトラベル」を使ったとしても、決して完璧な人生が送れるわけではなく、むしろ大切なのは、誰か大切な人と共にある「ありふれた時間」ということに、気づいてゆきます。
家族のために何ができるか、というテーマで「タイムトラベル」という手段としてあった。。。というようなお話です。
毎日一瞬一瞬大切にすること・できることが幸せであり、不意なことが起こることも、不幸も幸福も、成功することも失敗することも、人生の一部であり、大切な時間である。というメッセージが伝わってきました。
父親との別れのシーンは涙無しには見れません。
「ティム」の一番の理解者は、彼と同じ能力をもつ彼の父親だったんだ。。。と強く思い知らされます。
そして、その父親の支えを自ら断ち、自分の人生を前に進んでいくと決意した主人公「ティム」の姿にぐっときました。
過去をいくら繰り返しても、生きてるのは今ここなんだ。未来から来た自分が今の自分だから今日が最後だと思って生きるんだ。という父からのメッセージは、心打たれます。
いろいろ書きましたが、結局は、なんといっても、主人公の奥さんになる「レイチェル・マクアダムス」が本当に可愛い!というか、本当に愛らしい。とても魅力的な女優さんでした。
 
11 3/6
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall
 Judas and the Blach Messiah

1960年代のシカゴ。カリスマ指導者「フレッド・ハンプトン」が主人公。
彼がリーダーを務めるブラック・パンサー党イリノイ支部は、人種を超えて拡大してゆき、FBI からマークされるようになっていきます。そんな折、FBI 捜査官の「ロイ」は、FBIを装って窃盗を行ったコソ泥の「ビル」を逮捕し、司法取引をして、彼をタレコミ屋(潜入スパイ)としてブラック・パンサー党に送り込みます。
ブラック・パンサー党の輩は、黒人差別のはびこりを取り締まらない政府に不満を持ち、武器を持ち、警官を「豚」と呼んで敵対視しています。一方、FBI 長官とFBIの捜査官たちの会話から、ブラック・パンサー党に対する彼ら白人の取締りは、明らかに白人の特権を守るための人種差別的な弾圧が含まれていて、しかも、実際に権力をもつFBIと警察を使って、彼ら黒人に言いがかりをつけて不当な逮捕や嫌がらせをしてきます。
当時の不当な黒人差別、そしてその差別社会と戦った偉大な黒人指導者「フレッド・ハンプトン」を、FBI のタレコミ屋をせざるを得なかった黒人の「ビル」の目を通して描かれています。
なにしろ、出演している黒人の俳優さんたち熱演ぶりが、ビンビン伝わってきます。特に、主人公のフレッドを演じている「ダニエル・カルーヤ」は黒人のカリスマ指導者をめっちゃカッコよく、熱演しています。特に、追悼集会シーンはすごい迫力!
タレコミ屋「ビル」が、指導者「フレッド」に共感して、共に黒人のために戦いたいのだけれども、FBI の犬となっているために彼らを裏切らなくてはならない立場に置かれていることへの葛藤。。。もし、彼がタレコミ屋とバレたらブラックパンサー党の仲間にリンチされるという恐怖。。。事実に基づいている映画のためか、この部分がイマイチあいまいだったかなぁ~~
結局、なんとなくエンディングに行ってしまったかな・・・
映画のストーリーが始まる前から、なんだか音楽が気になる・・・と思っていると、そのまま。。全編にわたって、音楽がカッコよい!
10 2/20
PVR Cinemas
in Saket City mall
2/27, 3/27
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall
 Tom and Jerry

トムとジェリーと言えば、典型的なドタバタ喜劇。当時のスピード感をそのままに、彼らをアニメのままにして、
他の実写との融合という無理難題をここまで、上手く仕上げたなぁ~と感動しました。
見た目も、動きも、関係性も、あの頃のままの「トムとジェリー」に懐かしさを感じました。
冒頭でトムがセントラルパークで「盲目でキーボードを弾くネコ」としてストリート演奏でお客とお金を集めていると、ジェリーが邪魔をして、トムが実は盲目ではなく、目が見えることをバラしてしまいます。(^_^)/(^_^)/
確かに、彼らだけが人間とコミュニケーションができる特別なネコとネズミとなっていました。かといって、「動物が人間と同じ能力を持つ世界」というわけでもなく、彼ら以外の動物は、人間にとっては普通の動物のまま。。。
まぁ、ここに疑問を持っていろいろ言いだすと、もともと「トムとジェリー」は矛盾だらけになので、止めておく余裕が必要です。。。(^_^;)(^_^;)
彼らのドタバタのせいで、結局、結婚式場がメチャメチャになります。ホテルの建物自体にも大きなダメージを与えてしまいます。その後、無理やり、応急処置のようにフォローすることで、新郎新婦が「ハッピーエンド」になるのですが、新郎新婦がハッピーエンドになっても、ほとんどの人は、実被害を被っている人はなので、みんながみんな、ハッピーエンドとはならないでしょ????何しろ被害が多すぎる。
実写だと、ここら辺が余計にリアルに感じてしまって、アニメよりマイナスかもしれまい。
一方、要所要所で流れるヒップホップが、カッコよい、、ミュージカルアニメとはいきませんが、音楽はカッコいい。
そして、この作品の中でも、トムとジェリーは喋らなかった。。。それは、とってもGOODだった。
またブルドッグのスパイクやおしゃれキャットのマリーちゃんやブッチ等のオリジナルからのゲスト出演も多く、これまたニヤニヤしちゃいます♪
09 2/13
PVR Cinemas
Directers Cut
in Ambience mall Delhi 
 Our Friend

この作品は、アラバマ州フェアホープの小さな町に暮らすの主人公たち「夫:マット&妻:ニコールの夫妻」と夫妻の親友の男性:ディーンの友情のお話でした。
ディーンが感謝祭が終わったある日、彼ら夫妻を訪ねてきます。その時、妻:ニコールは病院で診察・治療を受けている時で、、彼ら夫妻の家で、夫と夫妻のふたりの娘とともに暮らすようになり、その後、家政婦(子供たちのお世話・介護者)の役割を引き受けて、彼ら夫妻を助けることになります。
ディーンの彼らの役に立ちたいという純粋な気持ちが、彼をそのような行動に駆り立てたのでしょう。その気持ちを疑ってかかると、この作品を見誤ることになります。例えば、親友の奥さん好きだったとか、生活に苦しく夫妻家族に寄生したいとか、そのような下心的なものは一切なく、純粋な親友として、最上のやさしさ・思いやりの気持ちで、ただただ、支えてあげたのだと。。そして、彼ら家族とともに、彼も彼の人生を楽しんだのだと。。。(*´▽`*) そして、ニコールにくだった診断結果は、34歳の若さで卵巣ガンでした。すでに他の臓器にも転移していて余命1年あまりとのこと。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
この作品の特徴的なことに、ニコールががんと診断された時をベースとして、「診断の2年前」、「診断の6ヶ月後」・・・・とそれぞれ状況が異なるシーンに切り替わり、彼女の死に向けて一刻一刻と時が刻まれるのではなく、約14年にわたって、彼らの年表を飛び回ります。実はこの作品は、マット・ニコール夫妻が、子供たちに、母親が末期ガンであることをまだ幼い可愛いふたりの娘たちに伝える方法を決めようとする厳しいシーンから始まります。何のシーンなんだろう???とその時には理解できませんでしたが、、、作品の後半に入り、闘病生活が始まる前についに実施され、このことなんだと初めて理解できました。とても息をのむシーンです。。( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
ニコールの化学療法、脱毛、体重減少、身体の悪化。そしてニコール自身は認識していないうつ病のエピソード。
彼女が弱っていく姿は、、、見ていられません。。。( ;∀;)
すべてのシーンがニコールの死と直接関係があるわけではありませんが、ニコールの病気が悪化するにつれて、だんだん他の友人や家族が離れていっても、ディーンと夫妻との友情は決して壊れず、強い結ばれていたことに心を動かされます。
ディーンのみエピソードも描かれています。彼が独りでグランドキャニオンをひとりでハイキングをしていた時に、ひとりの女性の旅行者(グウェンドリン・クリスティ=ゲームオブスローンズの女性戦士の役の方かと。。。)と出会い、彼女に精神的に救われたこと。。。とにかく心が温まるシーンが点々と。。人との優しさのつながりって良いなぁ~と。
08 2/7
PVR Cinemas
in Saket City mall
 MisBeheivior

1970年のロンドンで開催された、ミス・ワールド世界大会。。。その会場で抗議の騒動を起こした女性解放(フェミニズム)運動の活動家と、世界各国から集まったミスワールドコンテストの候補者の女性たちを描いた物語です。
主人公「アレクサンダー」をキーラ・ナイトレイが演じていました。ナタリーポートマンだと思っていました。。。(^_^;)
女性解放運動家の女性たちは、「ミス・ワールドコンテスト」を「女性をルックスとボディで判断するコンセプトがいまいち理解できません」「コンテストの代表の女性に対して不満があるわけではないのですが、女性として認められるために、なぜ美しくなければならないのか、そしてなぜ審査されなければならないのか、という点に疑問を感じています」等々、、TV番組で訴えたりしたのだけれども、結局何もなかったように開催されることに。。。
そのような中、彼女たちは直接的な行動で訴えることに。。。女性差別だと訴え、コンテスト中に騒ぎを起こし、会場のステージに小麦粉爆弾を投げ入れるなどしてしまいます。会場は騒然となり、いったん中断されます。しかし、結局は、運動家たちが警察に確保された後コンテストは再開され、初の黒人女性がミスワールドの栄冠に輝くことになります。黒人女性が選ばれたことは、抗議活動とは関係ありませんが。
この抗議活動により、ミスワールドのあり方について・美の判断基準について、一石を当日ことになったのでしょうか。
直接後日談については触れられていませんでしたが。。。
ミスコンテストの中で、水着を着た女性陣が、審査員列の前で一列に並んで静止するシーンがあるんです。
前向きならばまだわかるのですが、後ろ向きになって、30秒以上も審査員におしりと背中を見せているシーンには、私のような男が見ていても、、何をみて何を審査しているのか???と思ってしまいます。
07 2/6
PVR Cinemas
in Saket City mall 
 モンスターハンター

国際連合軍の隊長:アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)率いる特殊部隊は突然、謎の巨大砂嵐に巻き込まれてしまいます。気が付くと、そこは存在すはずのない砂の海、そして超巨大モンスター(怪獣ディアブロス、火竜リオレウス)が住む世界だったんです。彼女の隊がもつ戦力は、超巨大モンスターたちに全く通用せず、その別世界で出会った謎の男ハンターと共にモンスターに立ち向かってゆきます。まさに、ゲームの設定と同じです。。
そして、本作品は、ほぼ、ミラ・ジョヴォヴィッチの戦闘シーンのオンパレードです。
圧倒的な強さの凶暴モンスターたちを相手に体を張って戦います。
本家のゲームでの戦闘シーンをずっと見てる感じとで、、、「映画のシーンなの?ゲームの1シーンそのままではないのか?」と感じるぐらい。。。
東宝のオーディションでグランプリになった日本人女性:山崎紘菜さんがわずかに映っていました。10名ぐらいいる仲間の中の一人という感じで、セリフは一切なし。。主人公とも関わらない、可愛そうな役回りでしたが。。頑張っていたようです。。。もっと本筋にかかわれると良いね。と応援したくなりました。
この作品のことをネットで調べていたら、、日本では2021年3月が公開予定とのこと。モンハンマニアの方にはこの作品は受けるのでしょうか。コメントが楽しみです。有名な猫のキャラがでているとのことでした。
確かに、猫のコックさんが出ていましたが、あのキャラが人気があるんでしょうか。(このゲームをしたことがないので(-_-;))
もう一つ気になるニュースがありました。
本作品は中国では昨年の12月4日に公開されたとのことなのですが、その翌日には、中国全国で上映が中止されたようです。そして、原因は作品内の人種差別的なセリフに起因しているとのことです。
さらに調べてみると、作品内の2人の米兵のやり取りが中国人を侮蔑しているとのこと。1人の兵士が「これはどういう膝なんだ?(What kind of knees are these?)」と聞くと、別の兵士が「チャイニーズ(Chinese)」と答えています。
これは明らかにアメリカの古い童謡の歌詞「Chinese, Japanese, dirty knees - look at these?」に基づいているとのことで、ChineseとJapanese、knee(膝)に共通する「ニー」という音をかけている、人種差別的な歌詞とのことです。へぇ~~~~~。昔にそんなことがあって、それを引用したために、怒ってしまっているということの様です。
日本でも上映中止になるんでしょうかね。。。ならないだろうなぁ。。
06 1/10
地上波TV
録画
 記憶にございません

三谷幸喜作品らしく、自らの不倫、妻と秘書の不倫、問題を起こす息子、自らの不正や暴言、官房長官の不正、外交問題などなど、、普通に描けばドロドロして、小難しくなってしまうものをコミカルにサラッと描かれています。
大筋はといいますと、国民に嫌われていた総理大臣が、演説中に石を投げられて、その石が頭に当たり、記憶を無くしてしまいます。それまで、極悪最低の総理大臣が、記憶を亡くしたことで、性格も変わってしまい、記憶をなくして生まれ変わった彼は、『僕は国民の気持ちに寄り添う!』みたいな”the良い総理”に変貌してしまうというお話。
記憶がまったく無いので、なんのかせも無い!家族との気まずい関係の記憶もない!なんにも憶えていないけど、何とかうまくやりましょう!!!みたいな感じで、、、笑わせてくれます。
記憶の喪失前には、もともと極悪総理という設定で「不倫」に「暴言」に「怪しい事業」にやりたい放題をしていた彼ですが、記憶喪失になり、妻や子供との空振りなやり取りや、周囲からの『総理変わりましたね!』のお褒めネタが続きます。
序章に過ぎないのかもしれませんが、記憶喪失という要素がふんだんに活かせていました。
もちろん、ギャグのキレっぷりもよく、良い意味で「ふふっ」となるような笑いの連続でした。ふんだんに盛り込まれた「ふふっ」レベルの笑いの蓄積が、始終、笑顔にさせてくれました。
最期には、ハッピーエンドなんですけれども、じつは途中から記憶が戻っていたというオチは要らなかったんじゃないかと。
官房長官の草刈正雄との戦いや、家族とのケジメの話も、、なんだかも微妙な感じで終わっていて。。
女優陣が、主人公レベルのお綺麗な方々が目白押しで、よかったです。
ツインテールの斉藤由貴。。。グッドでした。
05 1/9
PVR Cinemas
in Saket City mall 
 The Secret Garden

イギリス植民地時代のインドから始まります。
官吏の男性の一人娘メアリーは、仕事人間の父と遊びふける母に放任され、「我儘で気難しく、孤独で自分勝手な少女」に育ってしまいます。
そんなある日、疫病の流行により両親や使用人たちが急逝してしまったため、メアリーは、イギリスのヨークシャーに住む、伯父・クレイブンに引き取られます。伯父の屋敷には、彼女が遊べるようなものはなかったが、庭で小鳥と遊ぶなどしていくうち、次第にそこの自然に馴染んでいくようになります。そして、さらに彼女の世話役のマーサやその弟で牧童のディコンとも親しくなり、「少々おてんばなところがあるぐらいの明朗で行動力のある娘」に成長してゆきます。
ある日、メアリーは屋敷の庭の中で、伯父の亡き妻が生前大切にしていた庭園を見つけます。
しかしそこは、彼女の死後伯父の命により封鎖されていた場所でした。メアリーはひょんなことから庭園の鍵と入り口を見つけますが、そこは誰も手入れをしていなかったこともあり、荒れてていました。彼女はそんな花園を蘇らせようと、ディコンとともにガーデニングを開始します。
それと同じ頃、彼女はお屋敷内で聞こえてくる「泣き声」のする方へ行ってみることに。そして、そこで、存在自体を隠されていた伯父の息子のコリンと出会うことに。
彼は生来病弱なこともあり、ベッドからほとんど出たことがなく、メアリー同様に両親に愛されたことのない少年でした。さらにNOと言えないお手伝いさんたちによって過保護に育てられていて、僕は紫外線も浴びれないんだ!僕の言うこと聞け!的な超わがままな性格でした。。当然、ひねくれもの同士のメアリーとコリンとはぶつかります。。。しかし庭園で過ごす時間を通して彼女たちはしだいに打ち解けていきます。さらには、コリンの性格を明るくさせ、病弱をも治していくのでした。
やがて季節は春へと移り変わり、屋敷の周りの庭にはさまざまな花が咲き始め、、、そして、メアリーと花園を中心に、魔法がかかったような素晴らしい出来事が起こってゆきます。さらに、彼女たちの真っ直ぐさに、救われる周囲の大人たち。
結末はこうでなくっちゃ!と拍手を贈りたくなるくらいのハッピーエンドで、心が温まります。
環境が人間を変え、その人間が人間を変えた。というメッセージがたっぷりこもった作品です。
04  1/9
地上波TV
録画
 半地下家族(韓国映画)

決して裕福とは言えないビルの半地下で生活をするキム家族が、富豪のパク家族に寄生(パラサイト)して生活をして、、最期には、それまでの悪事に対する天罰か?とも思えるような衝撃な出来事が・・という話。

偽の学歴を偽って、長女の家庭教師として富豪家庭に潜りこんだ長男のギウ。。そしてその後、彼の紹介で長男の家庭教師として妹が潜り込み、、その後、現行の運転手を罠にはめて、父親が運転手として。。その後、同様に現行の家政婦も罠にはめて、母親が家政婦として。。。つぎつぎに富豪家庭にパラサイトしていきます。
家族なんだから、似たような顔をしているから分かるだろうに。。。と思うんだけど。。???
あるシーンで、 同じ半地下の家で生活をしていると環境から同じ匂いはする。。と子供が指摘していたシーンでは、子供は鋭い!と感心してしまいました。。しかし、富豪一家の親はそれにも気が付かない。どこまでめでたいんだろう???(笑)
でも、奥さんはとてもきれいな方でした。
だんだん、パラサイト一家の行いが度を過ぎてきて。。。ついには、富豪家族がキャンプで不在の時に、つかの間のエセ富豪家族ごっこをするように。。。しかし、その時から、形勢逆転。。。突然の富豪家族帰宅のしらせで強制終了。
懐かしのドリフの8時だヨ全員集合での「志村、後ろ後ろ!」と叫ぶような気持ちになり、ドキドキでした。
さらに、衝撃の事実が!その富豪家族の豪邸の地下室には、クビになった家政婦のダンナが地下を生活していたんです。そして、それが明るみになることに。。。やばすぎる!!!
唾の吐き捨て、立ちション、便所コオロギ、車内にパンティーがどうの、、等々。。その描写必要なの?と思うところが何か所もあった。これが、韓国のリアルなのかもしれないが、気分が悪くなった。。
そして、年齢制限がかかっていないのか不思議なくらいな残酷なシーンが。。。それも、嫌な気持ちに。
どこが、評価されて受賞したんだろうか。
03 1/3
PVR in Ambience mall Delhi 
 Vanguard (中国題・邦題:急先鋒)

ジャッキー・チェンが出演する久々の映画ということと、撮影中にジャッキーが死にかけたという話題になった映画ということもあり、見てみることに。 彼が得意とするアクションコメディー作品かと思いきや、超真面目アクションものとのこと・・・
でも、私は、上映中に、何度もニヤニヤしてしまいました。。。これはコメディーやぁ!!!!
突っ込みどころ満載な作品でした。日本でも2021年5月に上映予定とのことで、乞うご期待です!
突っ込みどころ!!!を列挙します。
• ロンドンでの戦闘シーンでは、2階から飛び降りても無傷だし、彼らを救出に来る車が、超長いリムジン。なぜ?
• ピストルやマシンガンでバンバン撃っているのだけれども、みんな空砲を撃っているのか?と思うほど誰にも当たらん。
←あるあるですね。
• ヒロインとガードマンが敵から逃げている途中で、無傷な若手のガードマンの方が寝てしまう。そして、ヒロインの女性の方が車を操縦して彼女の隠れ家まで逃れて、さらに彼女の部屋に着いたとたん、またガードマンの方が寝てしまう、高いびきをかいて。(゚Д゚)ノ。翌朝、今度は女性がイビキをかいて寝ているんだけど、そのイビキの音がが男性のイビキと同じ音。(^_^;)
• 人っ気が無いサファリの奥地にある川の激流地域のはずなんだけど、突然、追っ手の敵が最新の水上バイクで登場して、銃撃戦になるかと思いきや、いつの間にか誰も銃を使わなくなり、カンフーでの格闘に。そして、その戦いがひと段落ついたころに、突然、ナイアガラの滝のような巨大な滝が現れて、敵は落ちて、ジャッキーはすんでのところで中州に逃れて。。。。ヘリが助けに来ます。
• ジャッキーが経営するの警備保障会社の基地での、突然のアルマゲドンのような行進シーン。意味わからん。
• 捕虜になった男女が、女性がすぐ殺されるかもと言っているとことを、男性が「君は生命線が長いから死なない」と。何の気休めにもならんわ!(笑) 敵の目的は女性の誘拐のため、彼女が牢屋で縛られているのは分かるけど、なぜ、彼女を助けに来た男を生かしておいて、協力して逃げてくださいと言わんばかりに同じ部屋で向かい合わせにしておく。。?
• 敵のアジトに監視カメラありすぎ。そして、ジャッキーの会社にハッキングされ過ぎ。(~_~;)
• 空を飛ぶスケボーに乗って、加勢にくる奴が、、、、、、敵が狙って撃っても、絶対に当たらんし。(^_^;)
• 砦での救出作戦だが、誰が味方なのか敵なのか分からん?そして、突然、戦闘機に載っているような機関銃が登場して撃ちまくるんだけれども、誰にも当たらない。
• 敵のアジトの砦からの車での脱出シーンでは、ジャッキーチェンの車は無事にジャンプして、無事に着地するけど、追っ手の車は、着地時に爆発する。同じような車なのに。。。爆弾でも仕込んであるんかい?!
• ジャッキーが、don’t worry. we will be ok. というけど、主人公のアタナ側にいるからだから。(^O^)/
• バイクで追っかけてきた女性が、突然急ブレーキをかけてジャックナイフになったかと思うと、その後、ウィリーをしながら、車列を追い越して、敵の最後尾を走っていたオープンカーに乗り込んでやっつける。。。パフォーマンスが派手過ぎ!!
• ドバイモールの屋内に突入して走りまくり、その後、ボスは、モール内のサメがいる巨大水槽に落とされて、サメに襲われるし。
• 意味もなくプリュジュハリファの噴水が映って、プリュジュハリファで中国の新年を祝うプロジェクトマッピングが始まって、エンディング。。
02  1/1
NHK地上波
 ニューシネマパラダイス

最近、Youtubeで映画を紹介する動画を何本か見ていて、、、無性に見返したくなっていたところに。。。
昨年の12月30日 0:25~からNHKで放送されていたこときっかけに、録画して元日に見ました。

この作品は、本当に何回見ても泣けます。。。大好きな作品です。
何年たってもまた見たくなるような、こんな よい作品に今年も出会いたいなぁ~。

主人公の「トト」の幼少期が可愛すぎる。。。
映画大好きな彼が、戦争に行ったまま帰ってこない父親の代わりとなった映画技師の「アルフレッド」との心温まる交流。
青年になった彼が、映画技師の助手としてアルフレッドの仕事を手伝うようになり。。。
アルフレッドは、彼の才能を知ってか知らずか、、、トトに都会に行って働くことを薦め、彼は「決してここに帰ってくるんじゃない! とトトに言い放って送り出し。。。
次にトトが、この田舎町に戻ってきたのが、アルフレッドのお葬式に参列するため。。。
そして、、ラストシーン( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

次はいつ見ようかしら。。。(^_^;)
 
 01  1/1
PVR Cinemas
in Amnience
Gurgaon mall
 TENET(2回目、英語字幕付き)

昨年12月12日に、映画館で見た時には、字幕もなく、、、全く意味が分からず、作品を見終わった後に、日本語解説サイトを読みあさり、、、何とか理解しようとしたのですが、、、いまいちだったので、本日、2回目の鑑賞をしてきました。
今回は、IMAX&英語字幕入りの上映を選んで見ることに。。
そして、見終わって、、、、やっぱりよくわからん。。
キエフ(ウクライナ)・ムンバイ(インド)・オスロ(ノルウェー)・タリン(エストニア)→アマルフィ(イタリア)
と、いろんな土地を移動しているのですが、、、
この物語の地理と一致しているのかどうか。。。架空のひとつの街という想定なのか???不明です。
この作品のメインともいえる高速道路上での「カーチェイス」のシーンは、ハラハラドキドキだけど、、、
結局、何がどうなっていたのか???よくわからんかった。
ただひとつ。独特のBGMがとても心地が良くてよかった。 次は、日本語字幕→吹き替えと見ようかしら。。

タイムワープ、時間遡行を扱った作品はいろいろありますが、「時間が逆行する」という概念はあっただろうか?
しかも「時間逆行する人間」と「順行する人間」が同一時間軸上に共存する設定など、見たことがないし、そのためになんだか煩わしい設定が、いろいろと。。。