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55 12/26, 12/30
PVR Ambience
Delhi & Gurgaon
Wonder woman 84
ワンダーウーマンの「ダイアナ」の少女時代に参加した競技大会から、いきなりテンション高めのスタートです。お、何が始まるん????と興味がそそられます。
その後、一気に時間が飛んで大人になった「ダイアナ」が働くスミソニアン博物館に納品されていた「ドリームストーン」を巡っての話になります。
とにかく、ワンダーウーマン(ダイアナ)を務める「ガル・ギャドット」はますます美しさに磨きがかかり、とても美しい!!!これにつきます。
ストーリーや見せ場については、、どれもこれも、いまいち。。。。(^_^;)
■事の発端となる「ドリームストーン」にまつわるルールが軽い。
◎願いも引き換えに大事な物を失う訳ですが「取消し!」と言えば、代償もなく取消せてすっかり元どおりに戻る。というルールは、都合が良すぎる。ちょっと軽い。
◎ダイアナのかつての恋人スティーブとの再会を願い、彼が復活することで、彼女の女性としてダイアナの側面を深めているけど、容姿が全く別人だったのにも関わらず速攻ラブラブできるていることに違和感が。イケメンだったら誰でもよいの? そして「取消す」のひと言であっさりとスティーブがいなくなるのは、ちょっと軽い。そのため、彼とのお別れのシーンも全く感情移入出来なかった。(^_^;)
■CGはひどかった、、、(^_^;)
◎空飛ぶシーンが。。。チープ感が出てしまっている。
◎スティーブと別れた後の全力疾走シーンで足の回転とスピードが合っていない。
■悪の手先(サルの手下)となってしまった「バーバラ」との戦いもひどかった。
◎ホワイトハウスでの戦闘シーンで、ダイアナを柱ごと吹っ飛ばした後、柱が折れて倒壊したけど、その柱の質感がまるで発泡スチロール。コロンコロンと転がっていた
◎聖闘士星矢のゴールドクロスのようなものをわざわざ家に取りに行き装着して決闘するけど、強くもなっておらず防御の効果があるわけでもないようで、意味不明。
◎最期の対決シーンでバーバラが感電して戦闘不能になるけど、さっきまでバチバチしていた電線の切れ端を握ってターザンしていてNoダメージだったけど? そして、なにより、同じ水の中にいたダイアナは感電もせず、平気なのがよくわからん。

54 12/19
PVR ECX Chanakyapuri
Delhi
Personal History of David Copperfield (邦題:どん底作家の人生に幸あれ!)
「デビッド・カッパーフィルド」をネットで調べたら、アメリカで有名なマジシャン(イリュージョニスト)と出ていたため、マジシャンの人生が書かれた作品か、、、面白そうだな。と思って見てみたところ、そうではなく、もうひとつ「デイヴィッド・コパフィールド」というカタカナで書かれた英語のスペルが全く同じ有名な英国人がいて、本作品は、そちらのイギリスで有名な英国人の小説家の方のお話でした。
イギリスで有名な英国人の伝記にもかかわらず、その主人公の「デイヴィッド」役にインド出身の「デヴ・パテル」が演じているんです。イギリス人はどう感じるんだろう。
「デヴ・パテル」君は、少年時代に「スラムドッグ・ミリオネア」で主演を務め、数年前に「LION/ライオン~25年目のただいま~」の主人公を務め、ニコールキッドマンと共演していた子で、彼を見たくてこの作品を見ることに。さらに、マーベル作品「ドクター・ストレンジ」等にて、ストレンジの師匠の「エンシェント・ワン」を演じていた「ティルダ・スウィントン」さんが出演していることもこの作品を見る動機でした。
冒頭、主人公のデイヴィッドが舞台上で「これは誰も予想できなかった、私の激動の人生ですー」と語り、彼の幼少期から青年になるまでのお話が始まります。
「デイヴィッド」の幼少時はとても幸せだったのですが、母の再婚をきっかけに大きく変わることに。継父によく思われず自宅を追い出され、ロンドンの瓶詰工場で働くことになり、そこで過酷な労働に明け暮れて青年になります。その工場で、母の訃報を受けて、大都会で独りぼっちになった「デイヴィッド」は、変わり者で実は優しい伯母との出会ったことで人生が激変します。伯母は、彼を名門校に進学させ学をつけさせてくれます。その後、ロンドンの企業に就職し運が向いてきたかと思いきや、伯母が破産したり、謎の男ユライアが現れたりして、「デイヴィッド」の人生を急降下させます。
「デイヴィッド」のまわりには、常に個性豊かな人が集まり、彼らとのやりとりが実に面白い。良い出会いも、あまり良くなかった出会いも、すべて人生の糧にした「デイヴィッド」。大輪の花を咲かせる様は、胸がスカッとします。

53 12/12
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall
TENET
この作品を見終わると、「理解しようとするな、感じるんだ」=「Don’t try to understand it. Feel it!」の意味を痛感します。世界観が難しくて理解が出来ませんでした。考えれば考えるほど、知恵熱が出そうな気分。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
大筋は、こんな感じの物語です。。。
時間を逆行させる未来の道具を手に入れた悪人が自分が末期ガンで命が残り少ないから自分と一緒に世界を滅亡させる事を企み(彼が死ぬと爆弾が爆発してしまうので、生きている間に起爆装置を解除する必要がある)、主人公の名無しのCIAエージェントが時間逆行を上手く使って世界滅亡を阻止させる。
この作品のキーアイテム「回転ドア」・・・未来から送られてきた、時間を逆行するための装置とのこと。ドアをくぐり抜けた先で時間の進行方向がUターンするため過去へ進むことができるもの、しかし、時間の逆行には以下のルールがあるんです。
■ドアに入る時に必ず検証窓の向こうに逆行(もしくは順行)する自分の姿を見る必要がある。自分の姿が見えない状態でドアの中に入ると出られなくなってしまう。
■逆行中は、外気を肺に取り込めないため、酸素ボンベを使う必要がある。
■防御スーツを着用せずに過去の自分と直に接触すると粒子の対消滅が起きてしまう。
■逆行中は熱が反転するため、火は氷に変化する。
■逆行中は、摩擦と風圧抵抗も逆になる。
■逆行すると、傷の進行も逆に進む。ただし傷が深いとその分治癒にも時間を要する。
上記のルールが分かった後も、、なるほどぉ~とはなりません。
◎逆行シーンでは、車の中とか屋外では息できないけど、部屋の中ならできる?酸素マスクしてなかったんだけど。。。
◎炎や呼吸は正方向にしか進まないのに、エンジンはなぜ動くのか? 主人公の名もなき男が、逆行中に高速道路でガソリン爆発に遭い低体温症になったのはわかるけど。
この作品を絶賛している人がいるが、こんなにも観客がついていけない作品が良い作品といえるですかね?
52 12/5
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall
The Secret, dare to dream
地味な作品でしたが、本物の愛と偶然と奇跡が日常に起きた大人のしっとりとしたラブストーリーに心を動かされました。(^_^)�
5年前に夫マットを亡くしてから未亡人となった主人公の「ミランダ・ウェルズ」は3人の子供を養うために必死で働いていました。そんなある日、ミランダは携帯電話の呼び出し音に気をとられて前の車に追突してしまった。前の車を運転していた大学教授の男性「ブレイ」に修理代払うと伝えたところ、彼はミランダを咎めるどころか、壊れたミランダの車を修理したいと申し出てきます。彼の言動を不審に思ったミランダだったのですが、断る理由もないため彼の申し出を受けることに。。。この出来事からこの物語は始まります。
ブレイがなぜ彼女の家の周辺にいたのか?その理由は、終盤で分かります。
その日の夜、一家が暮らすニューオーリンズを巨大ハリケーンが襲い、倒れた巨木に屋根を突き破られ、屋根の修理費を工面できるお金もないため、ミランダ一家は途方に暮れていた。そんな時に、ブレイがやって来て屋根の修理を申し出、ミランダはその申し出を受けることに。。。その件以降も、ブレイは何かと一家の世話を焼き、ミランダたちにポジティブ・シンキングの力を説き続け、ミランダたちも徐々にブレイを受け入れ、将来への希望を見出すに至った。しかし、やがて、一家はブレイが抱えるある秘密を知ることに。。。それは彼がこの地に来た理由であり、それはブレンダの亡き夫にもつながるものでした。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
ブレイが渋くて格好良い。こんななんでもできる男性になりたかった。(過去形)
そして、子どもの感は鋭い!ただのお金持ちな男との再婚なんてダメ!今後の思春期を迎える3人の子供たちとしっかり向き合ってくれる人じゃないとね。
娘「ミッシー」が母「ミランダ」に「ブレイ」のことを聞いた時、ミランダが「彼のことは知らないわ」と答えるのを受けて、ミッシーが母に向かって「知ってる部分は好きだよね」という会話は、GOODでした。

51 11/28
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall
Interstellar
「インターステラー 」とは、「惑星間移動」という意味とのことでした。
この作品は3時間近くあり、途中で寝てしまうのでは・・と少し心配でしたが、いつの間にか、休憩時間にそして、エンディングに・・・・でも、体のあちこちが痛かったです。。実際に長い時間を映画館の椅子に座って過ごしたからでしょう。(^_^;)
砂嵐や干ばつなどで食糧難となっている未来。主人公のクーパー(マシュー・マコノヒー)も、技術者を止めて農業をしているがうまくいかない。ある日、娘の部屋にポルターガイストが現れて、妙な指示をします。ある座標を示したり、「STAY(ここに止まれ)」と言ってみたり。クーパーはその座標の地点に行ってみると、そこには廃止されたはずのNASAあり、他の星への人類移住計画が極秘裏に進められていたんです。そして、宇宙飛行士経験者のクーパーはそこで働くことに。すでに先遣隊がワームホールを通り、居住可能と思われる惑星を発見して信号を出しているのですが、帰還する者はなくその信号の真偽も分らないため、クーパーのチームが、その真偽を確かめるために宇宙のかなたに向けて出発します。並行して重力理論を解明して人類すべてが乗れるような宇宙船を開発するというプロジェクトも進められます。(のちにクーパーの娘がそのプロジェクトに携わることになります)こんな物語です。
相対性理論、ワームホール、ブラックホール、5次元と多くの宇宙用語・理論が出てきます。まじめに理解しようとすると頭が痛くなって・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)
「タイム・ダイレーション」という言葉が出てきますが、なんで周辺の宇宙から近くの星に着陸しただけで、何十年もたってしまうのか?謎です。
宇宙船と地球を繋ぐ電波は距離が離れると途絶えてしまうが、愛は距離も時間も関係なく人と人とを繋ぐことができる。そんなメッセージを感じました。
そして、また、5次元の表現にも心奪われました。3次元と5次元の橋渡し役が本棚というのもとてもびっくり。。。です。

50 11/22
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon mall
The War with GRANDPA
ロバート・デニーロ演じる主人公のおじいさん「エド」が、妻を亡くしひとり暮らしをしていたのですが、多方面に迷惑をかけてばかり、、、彼の娘が、そんな彼を心配して、娘一家が住む家で娘の家族(旦那、孫の姉・弟・妹の5人家族)と一緒に住むことを薦めて、同居することになります。おじいちゃんへの部屋を用意するために、子供部屋として使用していた孫の男の子「ピーター」は、おじいちゃんにその部屋を譲らねばならず、暗くてジメジメした地下室に移ることになります。そのため、引っ越してきたおじいちゃんにいたずらを仕掛けて、追い払い、自分の元の部屋を取り戻そうとする孫の男の子とおじぃちゃんとの家庭内戦争という名のハチャメチャコメディー作品です。
孫からの攻撃、おじいちゃんからの攻撃、、それに巻き込まれるお母さん(おじぃちゃんの娘)。。面白かった。。。何も考えずに笑わせてくれます。
ハリウッドがお得意な心温まる家族内のドタバタドラマでした。
ピーターはエドへ宣戦布告した後、互いにローテク、ハイテク駆使した嫌がらせ作戦を繰り出します。部屋のドアや椅子、テーブル、ベッド、レコードプレイヤーに細工をしたり、シェービングフォームの中身をシーラントに変えたり、アナコンダをベットの忍び込ませたり、、、、ドローンを使った作戦も。。。。
そして後半、「エド」もシニア・フレンドの加勢を得て、真っ向からピーターチームに対抗します。子供チームとシニアチームとで、ドッジボールで対決する。。。シーンはとても微笑ましいです。
ストーリーの中で最も影の薄い「妻の旦那」が、思いがけず、エドの真っ裸姿を見て、「お”----!」といいいます。そのシーンが本作品での彼の最大の見せ所です!!(笑)

49 11/8
PVR Cinemas
in Dwarka mall
The New Mutants
「ゲーム・オブ・スローンズ」のアリア役で、大活躍していた女の子「メイジー・ウィリアムズ」が、この作品で準主役で頑張っていたこともあり、見てみることに。
ミュータントとして特殊な能力を持つ若者が病院と称する隔離施設に入れられています。すでにそこで暮らしている「イリアナ」「ラーネ」「サム」「ロベルト」の4名に加えて、主人公の「ダニエル」が新入りとして施設に入ったところからストーリーは始まります。
ダニエル以外の4人はそれぞれ自分の能力を知っているのですが、「イリアナ」のようにほぼ完全に自分で自分の力をコントロールできるメンバーもいれば「ダニエル」のように全く自分の特殊能力をコントロールできずに他人を傷つけることを恐れているメンバーもいる。そして、彼・彼女たちは、お互いに明るくふるまっていているのですが、何かに常におびえていました。そんなある日、彼・彼女たちが持つ恐怖がなぜか具体化して4人に襲い掛かって来るようになります。病院の医者として、5人の少年少女の面倒を見ている「セシリア医師」も、この自体を把握できずにいました。
そのような状況になっても、ダニエルの能力はわからずじまいでした。なぜかと言うと、この現象がまさに彼女の特殊能力によって引き起こされていることがわかります。言い換えると、彼女の特殊能力は、彼女が接した人に、その人間が怖いと思っていることを実際に引き起こすというものでした。
絶対友達にしたくないタイプです。。。(^_^;) (笑)(笑)
そして、スーパーヒーローものに必ずあるド派手な戦闘シーンが始まり、その後、これといったひねりもなく、彼・彼女たちの具現化した恐怖と戦い、勝利して、エンディングまで行ってしまいました。もうちょっと何かあってもよかったのに、残念でした。
次の作品「・・・2」がすでに準備されていて、今回は序章であって、今後展開していくんでしょうか。もしそうであれば、次回が楽しみです。

48 11/7
PVR Cinemas
in Saket mall
Knives out
85歳の資産家:スロンビーが、親族のみでの自宅での誕生日パーティの翌朝、自宅の屋根裏の寝室で、喉元も切った状態の死体で発見された。ところから始まります・・・・
警察は状況から自殺と判断したのですが、匿名の人物から事件の調査依頼を受けていた主人公の探偵(007役で有名渋い俳優ダニエル・クレイグ演じる)高名で気取りやで南部なまりの探偵:ブノワ・ブランが現れます。
ブランと捜査主任の黒人警部補が、早速、関係者への聞き取り再調査を行うのですが、そこで、尋問される面々はいずれもうさん臭く、怪しい。。。誰が犯人でもおかしくない。。。さらに、優等生的印象のあのキャプテンアメリカを演じるクリス・エヴァンスが、このスロンビー一家の問題児という役で登場します。さらに彼の役は怪しいのですが、彼がキャプテンアメリカにしか見えない私は、その影響で、私には正義感の塊にしか見えず、その先入観が邪魔して素直に見れませんでした。(^_^;)
資産家の謎の死、館という閉環境、動機を持つ複数の容疑者、個性的な私立探偵など、ミステリの定番要素がすべて押さえられています。(^O^)/
特にこの作品の特徴的な点は、ストーリーテラーとなっているご主人を在宅サポートしている偽看護師の「マルタ」です。彼女は嘘をつくと必ず吐き気をもよおすという稀有な体質で、とても重要な役割を担っています。「マルタ」を演じる「アナ・デ・アルマス」は、彼女の持つ慎ましかな美しさと優しさが、終始曇天の世界で瑞々しく輝きます。あとこの作品では、画面の至る所にさまざまなメッセージが仕込んであるのを見つけるのも楽しみの一つとあります。残念ながら私はそれを本編中にすべて見つけられませんでしたので、次回鑑賞時に目を皿にして探したいと思います。
最後の最後まで、落としどころがわからない展開、さらに、マルタの体的な特徴がとてもうまく活かされて、面白かったです。最期の・・ナイフには、笑いました。(^_^)/

47 10/31
PVR Cinemas
in Saket mall 
Man of Steel
クリプトン星で生を受けた主人公の彼は、過剰な資源の採掘により壊滅が間近いクリプトン星で、ラッセルクロウ演じる父によってひとりポッドに入れられ、宇宙に脱出することに。。。地球にたどり着く&地球人の育ての親に拾われ育つ。。。彼がスーパーマンとなる。までの物語です。昔にTVで観たスーパーマンとは次元違いのスピード感がある壮大なストーリーです。
人間がいるところでは彼のスーパーパワーを発揮できないという葛藤と、彼に与えられた使命が、うまく描かれています。
彼はクリプトン星人の宇宙船に潜入した際に、実の父親が残したホログラムから直接、使命:人々を導け!を伝えられます。いくらスーパーパワーの持ち主でも、そんな使命を伝えられたら、少しは戸惑いそうなんだけど。。。クリプトン星人だからなのか。彼の人間性なのか。。。なんの疑問も感じず受け入れていました。 (^_^;)
本作品の見どころは、なんといっても「戦闘シーン」ですが、すごい!ど迫力!と見ていたのですが、あまりにも都市を破壊し続けるので、そのうちに、こんなにもビルを壊さなければならないのか?と感じ始め、しまいには、うんざりしました。
彼は、敵と戦っている最中とはいえ、ひとりの人を助けにビルに入った後、ビル全体を次々に破壊していってしまうんです。。。ビルの中の他の階の人を含めて多くの人が働いていると思われますが、その人達については、完全に無視しているように見えてならない。彼の戦闘で、何�千・何万の人々が犠牲になっているかと思うと。。。(^_^;)
敵の強力な攻撃を受ければ、人が死ぬのは避けられないだろうけど、せめて住人の避難作戦みたいなシーンを見せてほしい。。。逃げまどって、最終的に亡くなっているのではと想像してしまいます。そして、クリプトン星人の地球改造兵器:ワールドエンジン(地球の対角線で作動し、最終的にマントルを含めて、地球に穴をあけてしまうというもの。恐るべし!)も、どちらか片方を止めることで、休止するのだったら、市街地に近い方を優先して、先に、止めるべきだったと思う。
46 10/25
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon
My Spy
「アニー」のような心温まるオトナの男性と少女とのハートフルコメディー作品です。
主人公は、腕っぷしが強過ぎるゴリマッチョのCIAエージェント「JJ」。前回の潜入捜査で、彼自身が暴れ過ぎたために極秘情報を持っているターゲットをせん滅させてしまいます。そんな優秀?な工作員の彼は、その失敗後、上司に「スパイに向いてねぇよ!」と怒られ、最後のチャンスとしてある一家(テロリストの縁者ということで)の監視任務を命ぜられます。そこで、監視対象の一家(母子家庭)の9歳の一人娘「ソフィ」に監視任務がバレてしまい・・・.利発な彼女にコントロールされるようになり、お友達に、戦友になっていく。。。というストーリーです。
相棒ボビー(「JJ」にあこがれるファン&同僚のぱっとしない、バナナマン日村似の女性)、JJの任務のことを何も知らない少女の母親や、同じアパートの同じフロアに住むゲイのカップルを巻き込んでのハチャメチャ・ドタバタで展開していきます。
シリアスさはほぼ無いけれど、ちゃんと見せ場もあって、面白おかしく・格好良く、GOODでした!
「JJ」の弱みを握ったソフィは、それを秘密にする代わりに、学校行事の参加や、スパイになる方法の伝授を要求してきます。それらの要求を「JJ」は仕方なく応じることに。。。マフィアと銃撃戦やカーチェイスをしていた時の彼とは全く別人。
コミュニケーション障害気味だった「JJ」と、学校ではイジメにあい・家では看護師として働く忙しい母との時間も十分にとれず孤独な生活を送っていた「ソフィ」との間に友情が生まれてゆきます。ぼっち気味だった2人が、紆余曲折な交流を得て友情を育んでゆくのがいいです。そして、ソフィのお母さんと「JJ」が良い感じの中になってゆき、徐々に皆が「家族」としてまとまってゆきます。
本当にソフィーが可愛い!少し生意気な表情も含めてチャーミング!!
特に嘘発見器のシーンはGOODでした。

45 10/18
PVR Cinemas
in Ambience Gurgaon
BLOODSHOT
この作品では、今までのどんな作品よりも最強の「ビン・ディーゼル」を見ることができます!!(^O^)/(^O^)/
生傷だらけで命知らずの海兵隊員のレイ(ヴィン・ディーゼル)は、ある任務を終えた後、妻と水入らずの所を突然捕らえられてしまい、目の前で妻を殺され、自分も殺された。。はずなのに、ふと台の上で、レイは目覚をさまします。
戦傷を負った兵士をハイテク義肢等で超人に蘇らせる「RST社」が開発した血液内のナノマシン「ナナイト」を注入されてしまい、、それによって、彼は、強靭な肉体、運動能力向上、異常すぎる回復能力などを手に入れます。。
もともと、最強なのに、、、超超超最強になってしまいます。
そして、驚異的なパワーと回復能力を持って蘇った「レイ」は、過去の記憶を失っていたものの、そこで知り合った同情的な女性兵士「KT」と会話していく中でのふとしたキッカケで、彼の記憶に残る妻の仇の顔を思い出し、仲間の制止を振り切って仇をぶっ殺しに行き、、しっかり、それを彼は成し遂げます。やっぱり最強!
ところが、その記憶は都合良くRST社社長のハーティング (ガイ・ピアース)が、レイに消させたいヤツの顔を記憶操作して実行させていただけで、実際には妻も生きており、5年前に自分が失踪しており、妻は別の人間と家庭も持っていました
結局レイは、ハーティングの企みに気がつきますが、ナナイトの管理は握られており逆らえません。。そこで、「KT」は自分が消してこいと命じられた元RST社社員のとこにいた天才エンジニアがそもそもRST社の開発のソースコードを作ったとのことで逆乗っ取りを仕掛けハーティング他配下の兵士もまとめてぶっ倒してしまいます。
ラス近くで、レイの目の前で、爆弾が爆発するのですが、それを素早い速さで修正するなのロボット。。。不死身と言えるレベルのダメージを受けても、その後、瞬時に回復されてしまう。すご過ぎる!!!

44 10/11
DVD
メイズランナー3 最期の迷宮
3部作の最終話です。
『1』は、完全な迷路(メイズ)からの脱出物語、『2』では砂漠の迷路にからの脱出、そして、『3』は都市の迷路を解き、最終目的に向かっての物語となっていました。
そして、この3作目まで見て、ようやっと、全体が分かりました。
あるウィルスが地球全体に蔓延してしまい、、、(COVIDより強力です!)それを救うために、若い子の血清が免疫として必要になり、中でもより勇敢で困難を乗り越える事が出来る少年・少女の血清でなければ、完全な免疫として使えない事がわかったため、目的がわからない巨大な迷路 (Maze)を作り、そこから脱出出来た子供の血清を免疫として採取する。ということを秘密の組織が繰り返し行っていたのですが、100%の完全な免疫が入手できずにいる。
そんな時に迷路に送り込まれ、そこを脱出できた主人公のトーマスを含む彼らは、徹底的にその秘密の組織に追跡されるのですが、決して殺されはしません。それは、この3人の持つ免疫が他の誰よりも優れているかもしれない。その中でも、特にトーマスの免疫が特に優れた治癒力があり、彼は全世界を救うかもしれない免疫を持つ人間だったから。。。。
3作目の冒頭での列車襲撃シーン。西部劇やジャッキー作品でよくある列車強盗のようだが、オンボロ4WD2台という、近未来にしてはアナログタッチで最終的には敵から奪った飛行船によって宙吊り状態で貨車を運ぶというもの。ちょっと違和感を感じますね。。。未来なんだか、過去なんだか。。。
最期の隔離地域「ラスト・シティ」の外堀では感染者やレジスタンスが住んでいたが、その中に懐かしい顔!死んだはずのギャリーがいたのだ。生きてたのか、よかったよかった。とはならずに、さらに、最期には和解してめでたしめでたし。。ともならず。

43 10/11
DVD
メイズランナー2 砂漠の迷宮
三部作の二作目です。
前作はタイトルどおりの迷路脱出物語だったのに、今回は砂漠・瓦礫の山岳地帯のシーンがメインのサバイバル&ゾンビ作品になってしまっていました。「砂漠の迷宮」という副題がついていますが、そんなに迷宮なの??先が読めないという点では、迷宮なのかしら・・・・そして、「太陽の熱で砂漠化した地球」という設定は必要なのかなぁ~~と。ウィルスにおかされた世界とどう関係するのかしら?
前半でトーマスたちが逃げ込んだ研究所は、まさにゲームの初代バイオハザード??
逃げて走って・逃げて走って・・・とワンパターンにも見えますが、次から次へと怒涛のアクションシーンはそんな事を考える暇もなく、謎が少ずつ解き明かされていくストーリーは、前作より自然です。。
次から次に、新たな敵が登場してきます。エヴァ・ペイジ博士、ジャンソン、、、一体誰を倒せばいいのか・・・まぁ、とりあえずその辺りのゾンビたちをやっつけてしまえ!ってな感じでハラハラドキドキです。(^_^;)
倒壊した廃ビルの高層階から落ちそうになるシーンは、手に汗を握りました。
仲間として、新たに「エリス」という少年が加わったり、砂漠の中を彷徨ってたどり着いた先では「ホルヘ」と「ブレンダ」のふたりが仲間になったり、新たな展開があります。そして、本作では、仲間との別れ、友情、裏切り、盛りだくさんです。そして、最後のシーンには感動しました。迷宮要素は、ほぼないですが。(笑)
3作目の、最終話では、何が起きるのか。。。謎は深まるばかりです。
42 10/11
DVD
メイズランナー1
三部作の一作目になります。
迷路の謎を解き明かして脱出するお話かと思ってたらそうではありませんでした。謎解き要素も、迷路要素もあまりないんです。。。じつは。
毎晩通路のパターンが変化する巨大迷路のそそり立った壁に囲まれた地「グレード」に、月に1度、物資と共に記憶喪失の少年が送り込まれる。というシステムの中で、彼らはコミニティを作って暮らしていました。そして「ランナー」と呼ばれる迷路の仕組みを調査する者を選抜し、謎を解こうとするのですが、扉が閉まる時刻(夜前)までに帰還しないと、二度と生きて戻ってくるものはなく、毎晩、迷路のパターンが変更されている音が聞こえてくる。。そんな状況下、主人公:トーマスが送り込まれます。
3年以上膠着していた迷路の謎が、主人公が来てから、たった3日間で問題解決しちゃいます。さすがです主人公。
そして、何故彼らが迷路に閉じ込められていたのか?のラストのネタばらし。
バラされて、さらに意味不明に。未知のウイルスに耐えうる若者のデータを取って、全人類の役に立てたいということは理解できたのですが、迷路の内側に放り込んで何年もの間、隔離する余裕があるなら、もっと他のことした方がいいと思います。早期に解決しなくてよいんですかね? そこの説明がなく、すっきりとしません。
ここがどこで、自分達は何者なのか? 主人公を含む少年たちは、それを知る為に壁の外への脱出を試みます。
3部作の1作目のためか、謎が謎を呼ぶ内容でスッキリしないですが、次回で明らかになり、より面白くなっていくことを、期待しています。
41 10/4
DVD
ブリッジ・オブ・スパイ
米ソ冷戦真っ只中。保険分野のベテラン弁護士:トム・ハンクス演じる「ドノバン」は、アメリカ国内にて逮捕されたソ連のスパイ「アベル」の弁護を担当することになります。スパイの弁護を引き受けるなんて。。。と世間から冷たい目で見られ、アメリカ国内では「アベル」の次に憎まれるという災難に合うことに。一方、スパイの彼は、アメリカとの取引にも応じず自分の職務をまっとうします。そして、ドノバンも弁護相手がロシア人であろうとスパイであろうと、アメリカで裁判を行うのだから規則は規則、アメリカの憲法に基づいた裁判を行うべきと信念をとおします。一本筋の通った人間どおしのふたりに、いつしか通じるもの(友情)が芽生えてくる。という作品です。
そして、その数年後にドノバンは、両国に捕らえられたスパイどおしを交換するための交渉役として選ばれ、政府の人間としてではなく、いち民間人として、ベルリンに赴き、交渉の最前線に立たされることになります。
「パイロットのパワーズ」と「学生のプライアー」の2人のアメリカ人とロシア人の「アベル」との2対1の捕虜交換交渉をソ連と東ドイツの2国を相手にして行うことになります。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ

アメリカとソ連という大国の思惑に翻弄されながらも、己の信念を曲げないで困難なミッションを成し遂げてしまったドノバンはすご過ぎる。冷戦下の奇跡に震えます。
40 10/4
DVD
トゥモローランド
1964年ニューヨーク万国博覧会から、ストーリーが始まります。
主人公の1人:ジョージ・クルーニー演じる「フランク・ウォーカー」が、夢先案内人の人間の少女そっくりのアンドロイド「アテナ」と遭遇し、彼はアトラクションに乗り、未来世界のトゥモローランドに行くことになります。。。。その後、彼は、トモローランドスから追放されて、現在に戻ってきてしまいます。
もう1人の主人公:NASAの元技術者を父に持つティーンエイジャーの「ケイシー」は、父の仕事を奪わせないためにNASAの施設に潜り込んで妨害工作を行うが、すぐに見つかり補導されてしまう。釈放されたケイシーは、手荷物の中に見慣れないバッジが入っていて、そのバッチに導かれるように、「アテナ」と出会い、フランクとともに、トゥモローランドに行くことになります。
印象に残ったフレーズです。「合理的な人間は可能性だけでは怖がらない。文明を救うには崩壊を見せることだ。切迫した危険を人間は世界は楽しんだ。より良い未来を築けるのに何もしない。。クヨクヨしているだけでなにもしない。。」
夢を諦めたフランク、夢を見続けるケイシー、夢を見る人間に価値を見出すアンドロイドのアテナ、彼ら3人が共鳴して運命に逆らったことで、人類は夢を見ることが許され、世界は明るい道を辿ります。
中年となったフランクは、夢を避ける生活をしていましたが、ケイシーとアテナによって鼓舞され、夢と真正面から向き合う格好良い男性へと変化を遂げました。
全ての人に夢を見る勇気を与えるこの作品は、とっても良い作品と思います。
39 10/2
DVD
銀魂2
2作目も、前作同様。。。というかそれ以上に、最高の作品になっていました。
前半は、おもにお笑いシーンの嵐!前作よりもさらに、バカ度が増しています(笑)
将軍のマゲで歪む顔や、佐藤二朗さんのくど演技など、、、いまいちでも、ムフフと笑ってしまう。
そして、今回の新キャストの三浦春馬さんが真選組の乗っ取りという後半のメインストーリーでのシリアスな演技、窪田正孝さんは卓越したアクションのクオリティで、作品全体が引き締まりました。とにかく後半は、真選組の面々がカッコよかった!そんなシリアスな展開のなかでも、ネ○バスとか、笑わせることも忘れなのが、またニクい(笑) そしてトドメに踊○大捜査線。もう、お腹いっぱいです(笑)
2作目のニューキャスト:
■沖田総悟:吉沢亮→そのイケメンのカッコよさは超一流。変顔も良かった。
■土方十四郎:柳楽優弥→トッシーになってから覚醒。自身でこの役を楽しんでた。
■徳川茂々:勝地涼→あの無表情さと涙をこらえてる感じがとてもいい。
■松平片栗虎:堤真一
■伊東鴨太郎:三浦春馬
■河上万斉:窪田正孝→とにかくかっこよかった。はまり役だった
■猿飛あやめ:夏菜

第3弾まってまぁ~~~す。次はさらに、もーーっと豪華なキャストで行きましょう!
38 10/2
DVD
銀魂1
初めてこの作品のことを知って、アニメ版を先に見ておこうと思って見てみたら、ハチャメチャのギャグ作品ではないですか。下ネタ、パロディばかり。アニメを見ただけの時はあまり良い印象を持つことはなかったのですが、実写版のキャストが豪華すぎて、、すご過ぎました。
■坂田金時:小栗旬 →大好きなパフェを食べることを制限されている。
血糖値が高いといわれているためで、週一回に回数を落としている
■近藤勇:中村勘九郎→彼のイメージを完全に崩壊させてくれます。(笑)
■武市変平太:佐藤二朗→こういう役をさせたら、ピカイチです。彼は。
■新八:菅田将暉
■桂小太郎:岡田将生
■来島また子:菜々緒
■村田鉄子:早見あかり
■岡田:新井浩文
■高杉:堂本剛
■源外:ムロツヨシ
■神楽:橋本環奈 → 鼻くそほじりもガッツリ第二関節まで!役者魂でしょうか。。
ありがとう!
■坂田金時を看病する女性「妙」:長澤まさみ →彼女がドラゴンボールのコミックを
朗読するところがとてもGOOD!

パロディがばんばん織り込まれていて、、、大爆笑シーンがたくさんありすぎて、腹筋崩壊してしまいます。早く「銀魂2」を見たくなりました。原作の漫画作品以上に良いバカ作品に仕上がっていました。
最高!
37 10/2
DVD
人魚の眠る家
原作が東野圭吾さんとのことなので、見る前からワクワクしてて、そして、最後まで飽きずに見ることができました。
離婚を控えてた夫婦(父親が西島秀俊、母親が篠原涼子)がある日、彼らの6歳の娘がプールで溺れて植物状態になり、延命処置していくことになります。それをきっかけに離婚を取り消しにして、高価な最新医療を使いて延命治療を継続していくというお話。
父親(西島秀俊)が経営する会社が、身障者の運動機能を助けるロボットの開発をしていて、坂口健太郎演じる研究者が、ロボットではなく身障者の体に信号を送ることで体を動かせるようにする技術を開発していて、西島さんは自分の娘でその技術を試すことに。。。ここからが、ボタンの掛け違いの始まり。
その技術とは、機械から送られた信号を脊髄に伝達して手や足、やがては口角まで動かし、無理矢理、笑顔(のようなもの)をつくるところまできて、徐々に気味悪さを覚え始める父と祖母。弟は学校で友達から距離を置かれ、娘を嬉々として車椅子で散歩に連れ出すようになった篠原涼子は近所からも奇異の目で見られるように。どうしても遺体を連れ回しているように見えますからね。そんな状況になり、さらに、篠原涼子の様子がおかしくなっていく様がとてもリアルで、鬼気迫る。。。。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
脳死を死とするか心臓死を死とするか。が今回の大きなテーマ。植物人間になり動けず意識も戻らないが、まだ呼吸もし温もりもある娘を前に、母親はどうしても脳死を死とは受け入れられず、医者から提案された臓器移植も拒んで家で世話をし続ける。
娘の瑞穂ちゃんが「ありがとう」と母親:薫子に伝えるシーンには、うるうる。( ;∀;)
薫子が瑞穂の死を受け止め、物語はラストに向かっていきます。瑞穂ちゃんの葬儀の場で脳外科医が言った「心臓が止まった時が死んだ時なら、瑞穂ちゃんはまだどこかで生きてますね」と。臓器移植で別の人の体で命をともしているのだから、確かにそうですね。(^O^)/(^O^)/(^O^)/
36 9/28
機内
アダムスファミリー
あの指を鳴らす特徴的なテーマソングで愛されているホラー・コメディ「アダムス・ファミリー」のCGアニメ版。以前の実写版でおちゃめなキャラだった「ハンド」が、あまり活躍していなかったこと残念でした。基本的なファミリー構成は踏襲しているのですが、周辺キャラや状況設定が全く異なっていました。
冒頭のシーンでは、人里離れたモンスターの村で、夫「ゴメス」と妻「モーティシア」が結婚式を挙げている最中に人間たちに襲われてしまいます。彼らは人間の追っ手から逃れて丘の上の不気味な精神病院の屋敷へ逃げ込み、そこに居ついてしまいます。
この物語はその13年後の話になります。彼ら二人の間に生まれた息子のパクスリーと娘のウェンズデーが、とても個性あふれるキャラで、とても愉快でした。。(^O^)/
物語の方は、アダムス家の屋敷がある丘の近くに「普通団地」ができます。そこの住人はとにかく「普通」を大事にしていて、誰一人として異なる意見を持つことがなく同じ考えを持つことが普通と言い、お互いに価値観を押し付けあっていました。
その団地をプロデュースしたローカルTV局の女性司会者「マーゴ」は、丘の上のアダムスの屋敷を発見すると、彼女思う「普通の団地」には似つかわしくないとして、屋敷を排除しようとします。
そんな、マーゴは自ら普通団地に構築した「町内ネット」を使ってアダムス家の「悪い噂」を流し、住民をだまして先導することで、アダムス家の屋敷を強襲します。これってネットのフェイクニュースに踊らされる現代人の行動を皮肉ったものとなのかなと。(^_^;) (^_^;) (^_^;)
その後、村の住民とアダムス家のゴタゴタが始まります。。!!!
これこれ、これがアダムスファミリー!という感じ。でも。何でもできてしまうCGで描かれてしまうと、なんだか楽しさが半減しているような。(^_^;)
35 9/20
ユナイテッド
シネマ豊橋
ミッドウェー
アメリカ側から見た日本軍と米軍との太平洋戦争「真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦」までが描かれた作品です。珍しいと感じたのは、アメリカと日本が同等に描かれているところです。一方的な悪としての敵国の日本軍ではなく、当時の日本の立場も十分考慮された描かれ方がされています。戦争を美化も批判もせず、ある意味、中立な立場で戦争が描かれています。とても感心しました。
パールハーバーの奇襲を機に勃発した太平洋戦争。アメリカにしてみれは、当時の勢いづく日本の攻撃は、あまりに意表を突かれた衝撃的な宣戦布告であったことでしょう。。。そのパールハーバーでの攻撃のシーンでは、停泊している戦艦が爆撃されて燃え上がる様はとても生々しく、甲板の鉄の部分は火災で熱くなっていて、そこを触った将兵が手を火傷してしまい、零戦からの機銃攻撃の中、今にも沈みそうな艦から隣の艦にロープを渡して乗り移るシーンは、、、はらはらドキドキでした。
米空軍の急降下爆撃や日米両軍の空中戦の映像は迫力満載です。
(空母からの発艦には艦のスピードが重要だということも初めて知りました。)
ミッドウェー島攻撃の情報を傍受しある程度解読していた米軍の優秀さと、開戦当時はアメリカの戦闘機の方が零戦より性能で劣っているにも関わらず、アメリカ人パイロットの勇気と優秀さを全面に押し出したアメリカ人を喜ばせるストーリーは、ハリウッド映画だから当然でしょう。この当時、数の上では大日本帝国海軍の方が上回っていただけあって、若きアメリカ人パイロットの勇気と優秀さ、そしてアメリカ人司令官の見事な采配により、徐々に戦局が好転してゆき、真珠湾攻撃での敗戦からの逆転勝利!!!となってゆきます。
また、ハリウッド映画にもかかわらず、日本人のちゃんとした俳優陣(豊悦、国村、浅野等)を、ちゃんと適材適所に配置されていたことは、うれしかった。
残念ながら、この作品の製作費に中国資本が入っているためだと思われますが、中国へのサービスカットがありました。これは、余分・・・
34 8/29
機内
50回目のファーストキス
ハワイが舞台で、そこに住んでいる日本人たちが繰り広げるヒューマンドラマでした。
事故の後遺症による記憶障害(1日経つと記憶を忘れてしまう)を持つ女性「瑠衣」を長澤まさみが演じ、そんな瑠衣に、ある朝行きつけのカフェで偶然出会い、彼女にひと目惚れしてしまう山田孝之演じる天文学者の卵でかつ、日本人向けのガイドかつ、プレイボーイの「大輔」とのふたりの純愛ラブストーリーです。
しかし、脇を固めるキャストが、ムロツヨシに佐藤二朗。。この2人が出ていてただのラブストーリーになるわけもなく、もちろん、笑えるシーンがもりだくさん!となっています。(^O^)�
寝たら事故前日に戻ってしまう記憶・・・
そんな彼女が悲しまないように、毎日、彼女の周りの時間をリセットする家族の愛。
とても切なくなります。
そんな記憶障害が治るかわからない彼女に対して、ただひたすらにアプローチを続ける「大輔」。普通なら彼の行動も切なく見えるはずだけど、彼の瑠衣へのアプローチの仕方がとても面白くて、いつの間にかそれを楽しんでいることに気が付きます。そして、大輔には、不可能と思われることも努力次第で可能にできる!ということを教わることになります。(^_^;)(^_^;)
ハワイが舞台になっていることで良かったことは、主人公の大輔が天文学者を志す若者であるという設定を通じて、ハワイの星空の美しさをしることができたことです。
ギリシャ神話のゼウスの女好きというネタと、星座好き・女好きの大輔が星座の話を熱弁するという絶妙なオーバーラップが、奥が深いと。。。(笑)
ハワイの夜空を体験してみたくなりました。絶対、ハワイに行くぞ!
33 8/29
機内
ザ・ジェントルメン
いくつかのストーリーが重なり合って、最終的にゴールするこの感じの作品。。それぞれのストーリーを私の頭で整理して理解するためには、もう5回ぐらい観ないといけなさそうな感じで、あまり理解できなかった。(^_^;)(^_^;)
舞台はイギリス。ストーリーテラー役の探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)と右腕のレイモンド。貴族の土地を利用して50トンの大麻農場を持つミッキーが大麻ビジネスから身を引こうとして、友人マシュー・バーガーに売り渡すことを考えます。しかし、売り渡す前に問題が続発して、、、果たしてミッキーは無事に引退できるのか?という話です。
ボクシングジムのコーチ(コリン・ファレル)がイキってる若者集団をボコボコし、そのジムの若者の集団が頭にカメラつけて、大麻農場を乗っ取るという犯罪行為。そして、奥さんの瞬きしない目。中国人のジョージ卿・イキってる権力好きな息子ドライアイ。買収金額を下げるために計画した黒幕の買取人にミッキーが270億と肉片の一部をよこせと逆に要求。。。
アクションはかなり控えめで、会話劇と時系列の移動と絡み合う人間関係が重要になるで、かなり集中して見ていないと、訳が分からなくなり置いてかれてしまう…。
誰が主人公なのかってことを忘れずに見ることが重要かなと。
32 6/6~14
AmazonPrime
Kingdom 2期 ~飛翔編~
第1期、実写版に引き続き、ぶっとうし見ました。
第2期は、大将軍「王騎」亡き後、大きく成長を遂げた「信」が、天下の大将軍とは何か?と気持ちを新たにして、さらに世に羽ばたいてゆきます。そして、秦国の若き王「政(せい)」と共に中華統一を目指す志を交わした2人の戦いの日々が続きます。秦趙同盟や山陽攻略戦での廉頗(れんがん)とその四天王との戦いが中心となります。
強敵との出会い、絶体絶命のピンチ、そして大逆転、勝利。あらゆる熱い要素が詰め込まれ、 目が離せない怒涛の展開であっという間に第2期が終わってしまいました。
第2期では、味方に「信」と同僚となる信と同じく三百人将の王賁(おうほん)、蒙恬(もうてん)という個性的でかつ魅力的な仲間&ライバルが加わります。このライバル達と時には手柄を競い合い、時には連携しつつ、ともに大将軍への道を歩んでゆきます。
もうワクワクです。
他にも蒙驁(もうごう)、廉頗(れんぱ)などの歴戦の将軍や三大天、桓騎(かんき)、王翦(おうせん)、輪虎(りんこ)など、敵味方問わず魅力的な武将が出てくる。そういった将軍、武将が戦場で行う駆け引きや感情の衝突に、とにかく引き込まれてしまいます。さらに、今回は秦の王都で繰り広げられる嬴政(えいせい)と呂不韋(りょふい)の政治的な攻防も相まって、さらに目が離せなくなってしまいます。
新たに出現した強敵の趙の軍師:李牧(りぼく)が、さらなる脅威に。
信の恋模様(?)も気になります。。
31 6/5
地上波
キングダム ~実写版~
キングダム1期を見て、すっかりはまってしまい、すでにりりーすされている映画の実写版も見てみることに。人気のあるアニメの実写版だけあって、実写版の人選がとてもよく(役者さんの技量が高いのかも)、どのキャラも、原作に沿った最適な素敵なキャラクタ達でした。主人公の「信」を演じる山崎賢人さんは、まさに「信」そのものだし。。吉沢亮さん演じる「政」も。。。脇を固めるキャラたちもよい。しかし、「橋本環奈」さんが演じる「河了貂(かりょう てん)」は、ちょっと可愛い過ぎました。違和感すら感じられるほどでした。(^_^;)(^_^;)、 でも縦方向のサイズは、まだにそのとおりで良い感じでした。
中でも、特に目を見張ったキャラは、山の民の長:楊瑞和を演じる「長澤まさみ」さんと「大将軍:王騎を演じる「大沢たかお」さんでした。
原作よりも、妖艶で格好よく美しかった長澤まさみさんのキャラは、主役を凌駕していました。。(^O^)/(^O^)/ とくに、戦闘シーンでのアクション・衣装がカッコ良かったです。そして、王騎将軍を演じえる「大沢たかお」さんが見事でした。「ウッフン」のひと言が彼の口から発せられるとは。。(^_^;) アニメを見て深く研究したのだろうなぁ・・・素晴らしい。でも、あの雰囲気は漫画原作を研究しただけでは難しいのでは。と思うぐらい。その点を含めて、彼の演技は素晴らしかった。
嬉しいことに、映画の続編も計画されているとのことです。(^O^)/(^O^)/
この物語のアニメ版には、実写版では登場してきていない個性あふれるキャラがまだまだ盛りだくさんいますし。アニメ版でも回を重ねるごとに魅力的な新キャラが登場してくるので、俳優の数が足りなくなるのでは、、、と思ってしまいます。
特に、最強の女戦士:羌瘣(きょうかい)を誰が演じるのでしょうかね。清野菜名さん、広瀬すずさん、橋本愛さん、土屋太鳳さん?。。。。とても楽しみです。
30 5/30~6/5
AmazonPrime
Kingdom 1期
中国の春秋戦国時代末期、7か国が中華の覇権を求めてしのぎを削る中、秦の皇帝の始皇帝が覇権を握るまでの物語とい話なのですが、まだそのうちの第1章のためか、ぜんぜんその実感がわかない。この第1期の作品の中では、信(しん)下僕の少年と、皇帝の血をひく嬴政(えい せい、信は政(せい)としか呼ばないので、名前を間違えて覚えそう)が、大将軍・皇帝になる夢を追いかけ、まさに今、世・戦場にでていき、様々な苦難に立ち向かう!というおはなしでした。
そして、彼らをサポートする最強のヒロインが、羌瘣(きょうかい)と河了貂(かりょう てん)。羌瘣は最強のツンデレ?の女戦士。そして、河了貂は幼馴染キャラというかペットキャラのような。。軍師(この物語の中では軍師にはまだなっていないので、本当のタダのペット)。彼女の存在がこの物語をマイルドにしていると。(*´▽`*)
「信」が戦場で活躍するシーンが多い中、「政」も若き秦の皇帝として、秦国内の政敵:呂不韋に詰め寄る場面。。。はよかった。「呂不韋」が加冠の儀(真の大王として選ばれる儀式)でクーデターを企てたが、「政」は見事にそれを阻止する。
最も印象に残るサブキャラが王騎(おうき)。主人公たちを凌駕してしまうほどのインパクトと魅力に満ちていました。彼は、秦国六大将軍の一人の猛将であり「秦の怪鳥」と恐れられてその異名が中国大陸に広く名が轟いてるぐらい。それくらい強い大将軍。しかし、常に丁寧なオネエ言葉。そして、唇オバケといえるほども特徴を持ち、なんとも不気味。ひと言でいうなら「唇ホモ将軍」。 誰もが納得だと思います。(^_^)/
彼の行動は謎が多過ぎて、最初はなんだか理解できないのですが、のちのち、それらは、若い二人の将来を見据えての行動であったことが。。。感服です。
そして、この物語のクライマックスとも言える「王騎将軍が死ぬ」回は、とても泣けました。彼の死に際に「信」に言った「あなたは将軍の才能がある」の言葉には ( ;∀;)。彼のような人物が大将軍と呼ばれるにふさわしいのだと。そして、「信」が彼のような大将軍に成長していくことができるのか?と不安がよぎりました。。
29 5/29
AmazonPrime
分身
東野圭吾作品とあったので、さっそく見てみることに。やっぱり彼の作品は、一筋縄では終わらず、意外なストーリーの展開がありました。
札幌に住む長澤まさみ演じる女子大生の「鞠子(まりこ)」 は、子供の頃、両親と顔が似ておらず、両親の本当の子ではないのではないのかと疑っていた、思い出しても母からなぜかあまり愛された記憶がない。さらにその母は、火事で不審死してしまう。数年後の大学生になったある日、母親の遺品を見つけ、出生に疑問を持ち、その秘密を探り始めます。そんな時、鞠子は、自分とまったく同じ顔、姿形をした女性長澤まさみ演じる「双葉(ふたば)」) の存在を知ることに、彼女は単なる「双子」という範疇を越え、まさに、そっくりそのものの自分だったんです。鞠子は、その謎を解き明かすことを決意し、東京に向かいます。一方、東京では「双葉」も自分の存在に疑問を持ち始めることに。。。。そこには、双子の生き別れを超えた、生命工学の禁断の実験が行われたことが分かってきます・・・・
長澤まさみのような美人が何人もいれば、目につきますよね。。。普通の感じの女性であれば、気が付かれなかったのかも?(^_^;)
北海道で育った鞠子の幼少期は、「上白石萌歌」が演じていましたね。なんだか似ているなと思って確認したらやっぱりでした。子役時代から活躍していたんですね。
両長澤まさみの鞠子と双葉が登場するシーンでは、一人二役がとてもうまく合成されていて、不自然さが感じられませんでした。本人の演技も良かったのだと思います。
そして、さらに、クローンの元になった方と3人で一堂に会したシーンでは、鳥肌が立ちました。最後は希望のある終わり方でよかった。(^O^)/
この作品が深いなと思ったことは、クローン人間を作るためには代理母が必要なのですが、代理母は遺伝子の繋がりは無くても、きちんと自分の子供に愛情を持つ。。ということも描かれていて、少し救われたところ。
ただ、個人的にはクローンを作りたいという気持ちが判らない。遺伝子が全く同じでも記憶や経験を移植することはできないですからね。あの変な政治家。。。(^_^;)
28 5/27
地上波
チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
舞台は福井県立福井商業高校。広瀬すず演じる主人公の新入生の「ひかり」は、幼馴染のサッカー少年「孝介」を応援したいとヤンキー女子の溜まり場となっている「チアダンス部」への入部を希望します。
同じく入部したのはチア経験者で意識の高い「彩乃」、ヒップホップダンサーの「唯」、バレリーナの「麗華」、アイドルダンスの「あゆみ」、ぽっちゃりだけどキレッキレのダンスを踊る「恵子」・・・・・といった個性的なメンバー。
そして、天海祐希演じる顧問の「早乙女」。彼女はいきなり、全米大会制覇を掲げスパルタ指導を開始します。
高1で入部した所から高3の全米大会までを映画1作品の枠に押し込めないといけないため、どうしても話の展開が早くなってしまい、各シーンが短く、印象に残りにくい感がしました。やはり、難しいですよね。1作品の中で描くのは。。(^_^;)
TVドラマでやった「チアダン」ぐらいの長さが必要かなと。。
ボッロボロのデビュー戦までは、各キャラの紹介も兼ねてか、それなりの時間をかけてシーンがあるのですが、その後の県大会優勝はダンスシーンゼロ、、いつの間にか全国大会を優勝し、全米大会へ・・・でやったー!と大騒ぎ。えっ? あっ?という間に、高3での全米大会ののシーンに。。。そして肝心の全米大会。
一方、本気のチアシーンには圧倒されます。役者さんなのにここまで出来るのと感心しました。全員かなり努力した事が伝わってくる美しいダンスでしたが、全米制覇するほどなのか?というと、もうちょっとキレが必要な気がしますが。ご愛敬ですね。
勝つためには、仲間うちでお互いの努力点を指摘しあったり、センターの担当を変えたりと、、、お互いに認め合って、皆が1つになってるからこそ受け入れられる経験、そして高みに挑みみんなで見た初めての景色の中で掴んだ頂点。
先生が言うとおり、一生の糧になる暗い素晴らしい経験だと思います。
27 5/20
地上波
今夜、ロマンス劇場で
坂口健太郎演じる映画監督を目指しているアシスタントの「けんじ」 が、綾瀬はるか演じるディズニープリンセスのような白黒作品の映画の中のヒロインの「みゆき」 に、本気で恋をしてしまうお話です。
プリンセスでいることに飽きを感じていた 「みゆき」 は、とあるキッカケで映画館で彼女の作品と観ていた 「けんじ」 の居る世界に移って来てしまいます。そこで2人は出会いお互いに惹かれて行きます。非現実的でSF的なキッカケなのですが、そして、昭和中期の映画の世界から飛び出して来る設定、現在と昭和時代との比較は、とても興味深かったです。そして、これ以降は、純恋愛物語に変わってゆきます。
主役を演じている「綾瀬はるか」が美しいことが、何よりGOODです。
彼らはお互いにどんどん惹かれあってゆきますが、残酷な秘密が1つあったんです。
それは「「みゆき」は人に触れると消えてしまう」でした。
「けんじ」はそれを知ってもなお「みゆき」を愛し続け、触れると消えてしまう相手と一緒にいるためとは言え、「ハンカチ越しの手繋ぎ」「ガラス越しのキス」・・・もどかしいほどの純愛が、、微笑ましい。
「ステイホーム」なこんなご時世だからこそ、彼らを見て、触れ合えることの大切さを実感しました。日常の有り難さ、外に出たら沢山の色鮮やかで美しい世界があること、人と距離を気にせず一緒にいられること。(^_^)/
そして、もうひとつ、加藤剛演じる年老いた「けんじ」を見舞いに来る不老不死の綾瀬はるか演じる「みゆき」を、見かけた看護師さんに「お孫さん?」と言われてしまいます。愚かな「不老不死」の追求とは、実はとても寂しいことである。ことを感じさせてくれます。
ラストはとっても感動です。みゆきは、死期が近づいた「けんじ」に、遂に触れて、最高の幸せを得て消えてゆき、「けんじ」も後を追うように亡くなります。
そして、その後、主人公のふたりは、二次元(映画)の世界へと。。そして、この世界で、二人は永遠に一緒・・・・・よかったね!!(^_^)/
26 5/1~10
AmazonPrime
紺碧の艦隊 (全33話)・旭日の艦隊 (全15話)
日本を変える力があったと思われる人物たちが第2次世界大戦前、大日本帝国時代の照和(昭和ではない)に蘇り前世での失敗を反省して大戦をやり直すという架空の世界での物語です。蘇った人間としては、連合艦隊長官:山本五十六→高野五十六です。そして、彼の首脳陣を務める仲間は同じように別世界に蘇った面々です。彼は初めに日米開戦を食い止めようとしますが、それは叶わず、方針を変更し、軍事クーデターをおこし、日本の実権を掌握した後、「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」および、新兵器の開発に力を入れます。
「紺碧の艦隊」とは、極秘で組織された「潜水艦部隊」のことであり、彼らの活躍をベースとした、戦争物語になります。(艦隊と関係のない話も多いですが)さらに、「旭日の艦隊」とは、同じ世界観の中の別艦隊、超戦艦:日本武尊(ヤマトタケル)を旗艦とした、40隻からなる艦隊のことです。
高野五十六は、前世での反省から「電探」「震電改的航空機」を開発し、戦艦大和を製造する予算で、大量の潜水艦を製造します。この潜水艦が紺碧の艦隊になります。
別世界で開戦された直後から、現実の終戦間近の試作兵器が戦場の前線に投入されます。そして、それらの新兵器・超兵器のパワーがすご過ぎるんです!敵となるアメリカや他の国々の艦隊が、木っ端みじんにやられてしまします。。
戦争・戦記ものが好きでな方であれば、あまりにも日本軍強過ぎてしまい、、ここまでくると、飽きてしまう人がほとんどだと思いますが、派手な戦闘シーンは、それなりに面白いです。結末は日本のダメージなしの大勝利ですが。
米軍の原爆開発阻止をする話ぐらいから怪しいストーリーになっていき、
インド洋や大西洋方面で直接ドイツ軍との戦いになってゆきます。
このころになると、話が大きくなり過ぎて、紺碧艦隊や旭日艦隊とは関係がない話が多くなってゆきます。あくまで、西洋列強・ドイツ軍からの国々の解放を架空世界の日本は、目的としているだけとのことですが。。。
一方、南樺太をユダヤ人に割譲して東方エルサレム共和国を建国したり、アメリカと対等の条約を結んだり、すでに戦場ではなくなっているアジアの国々との交流がうまくいきアジア経済がとても発展したり、という状況にもなっています。いいことばかり。
日本軍の圧勝を思う存分に楽しみたい方には、絶品の作品です。
25 4/26
AmazonPrime
はぴまり 〜Happy Marriage!?〜 全12話
AmazonPrimeの作品群を見ていて、ふと目に留まったので、見てみることに。
物語はというと、ディーン・フジオカ演じる「北斗」、超S&イケメン&年収5000万円のお金持ちと、清野奈名演じる「千和さん」が、とあることをキッカケに結婚することになり。。。ドタバタが・・・・・いわゆるラブコメです。
千和役を演じている「清野菜名」さんは、先日の2020年1月ドラマの「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」で、W主人公のひとりとして、アクロバティックシーン盛りだくさんで、とても可愛ゆく・透明感があり・元気はつらつに活躍していた彼女だったんです。
こちらの作品の方が先に作成されているので、多くの方とは順番が逆ですが、こちらのドラマでも、役に沿ったナチュラルな演技に好感が、とてももてました。
回を追うごとに、北斗と千和の距離が近づき、信頼関係が生まれ、お互いを求め合うようになってゆきます。
藤原紀香演じる秘書&私生活の世話を含む世話役の彼女の存在感(ちょっとトーンや仕草が大袈裟かなと感じることもありましたが、それもアリです)
篠田麻里子さん演じる元カノ。イヤ・嫌われる役が最近多い気がするけど、そろそろ板についてきたかな。。(笑)
千和を一心に思い続ける八神くんや、ギャンブル依存症でだらしないところしかない温水演じる千和の父役、間宮一族の皆様、、、、、周りを固めるキャストの方々も良かったです。
ディーン・フジオカが好きな方には、たまらない作品でしょう。
24 4/25
AmazonPrime
しろときいろ 〜ハワイと私のパンケーキ物語〜 全25話
日本でのパンケーキブームの火付け役として知られるハワイのカジュアルレストラン「エッグスン・シングス」の2代目のオーナーになった日本人女性の実話をもとにしているとのことでした。1話が約15分、全25話。
個人的には、大阪店で長時間並んだ後朝ごはんとしていただいたことがあります。そして、グアムに行ったときに見かけて行こうとしたのですが、スケジュールが合わずに断念したり、地元にはないので身近な存在ではないのですが、見かけると行きたくなる、気になる存在でした。
ハワイの片隅にとあるお店が、日本に進出することになった裏には、ひとりの女子大生と彼女を支えた家族、そして仲間達の心温まる物語がありました。
湘南に住む少女:川口春奈演じる「夏海」は、ハワイでのある出会いをきっかけに、人気店のオーナーになることを決意します。父との想い出を胸に、苦悩や挫折を味わいながら、彼女が夢を叶えるまでの軌跡が描かれています。。
とにかく、主役の川口春奈が、可愛いくて、キラキラしている。。Tシャツにショートパンツなどのラフな服装にナチュラルメイクが、この作品の彼女には、すごくよく似合う。彼女はもともと決して色白ではないと思うのですが、今回のドラマには健康的でぴったりでした。さらに、姉役の中村アンも綺麗でした。この2人のシーンは本当の仲の良い姉妹みたいで、GOODでした。
そして、とっても、ハワイに行きたい!って気持ちになるドラマでした。
23 4/18~19
AmazonPrime
ドラゴンボール 超~スーパー~ 全131話
ロックダウンになり、週末の時間があるので、長編ものを見る第2弾!です。
ドラゴンボールのTV版の131話分を一気に見ました。5つのパートに分かれます。
① 破壊神ビルス編 1話-18話
「神と神の戦い。未知の存在は新しい好奇心の始まり」
② フリーザ復活編 19話-27話
「強さを手に入れても中身が備わっていなければ何度も同じ結果になる」
③ 破壊神シャンパ編 28話-46話
「生きていれば必ず成長の機会はくる。その為には新しい出会いが必要」
④ 未来トランクス編 47話-67話(日常 68話-76話)
「どんな災いに対しても互いに助け合うのが人間の本当の生き方であり真の共存」
⑤ 宇宙サバイバル編 77話-131話
「強さへの絶対心。1人での限界。各人の特徴を生かして互いに信頼するのが仲間」
印象に残ったポイントは、、、
●アラレちゃん登場回
この回ではベジータが呆気なくやられたり。ドクターマシリトがビルスに破壊されたりと、「ドクタースランプ」感100%のはちゃめちゃな回です。
●ヒット、ザマス、ジレンなどの新キャラ達
各人、悟空達にとっては敵にあたるキャラですが、それぞれ味があってGOOD。
●ゴクウブラック
彼が最強だと思います。こういうキャラを発想することがすごい。。。
●身勝手の極意
「身勝手」の兆し状態と極み状態の2つがありますが、どちらもかっこいい。
●フリーザ、悟空、17号の共闘シーン
すごかった、、そして良かった。
22 4/3~12
AmazonPrime
Game of Thrones Episode 1~7+8 全67話+6話
以前通っていた英会話の先生にこれは見るべき!と言われて、すでに5年以上が経ってしました。長編作品ということで一気に見たいという思いもあり、なかなか時間が取れないという理由で、、見れていませんでした。。しかし、インドで、コロナウィルスによるロックダウンが始まったこともあり、週末・朝・昼休憩・夜と、あらゆる時間を使って、一気に見てみました。そして、めっちゃハマってしまいました。
なにしろ、最初は、登場人物が多くて全然覚えられません。そして、同時に3~4つのストーリーが常に動いていて、誰と誰が血縁関係で、誰と誰ががどう絡んでいて?伏線だらけのストーリーでとても複雑なんです。エピソード1では、それに慣れるのに大変で、人物の関係を書いたチャートを作りながらなんとかついて行った感じでした。
しかし、エピソードが進むにつれて、主要人物がの顔と名前が頭に入ってくると、どんどん楽しくなって行きます。ストーリーの展開に合わせて、別々のストーリーどうしの人間が出会い、新たなストーリーを作ってゆきます。そのたびに、人物チャートを更新することが楽しくて楽しくて。。。。
大きくは、3つのストーリーで話が進んでいきます。
■鉄の玉座を巡る王位継承争いの話
■ジョン・スノウが北の国境の壁で魔物の脅威から七王国を守ろうとする話
■デナーリス・ターガリエン(エミリアクラーク演じる)の玉座を取り戻そうとする話
家族やお子さんや女性と一緒に楽しめる作品。とはとても言い難いです。
エロいし、グロいんです。血が飛び出るし、頭が飛ぶ、腕が飛ぶ、内臓が出る。。。グロいシーン満載なんです。そして、女優陣はめちゃくちゃ脱ぎます。そして、性行為も生々しい。。。(#^^#) R15指定ですが、成人だったら、問題ないかというと。。。問題ありありです。
この作品にこの人という主人公はいません。強いて言えば右の写真の4人は主人公級と言えます。シーンごとに主人公が変ります。そのためもあってか、主要キャラがあっさり死んでしまい、え~~~~!!の連続です。そのため、話の展開が予測不能です!次は誰が??!!と考えてしまいます。さらにこの作品では、いいヤツが勝つわけではないんです。悪くて憎たらしいやつが勝利したりすることもあるし、いきなり裏切られたりもします。
この作品では、ドラゴンや魔女や悪霊も出てくるのですが、それらに意識が行きません。それ以上に、架空のファンタジーの世界なのですが、その世界の中で、泥臭く生きる人間達の愛憎劇がとてもハラハラドキドキして、魅了されてしまいます。
お時間があれば是非、見てください。
21 3/7
DVD
in家
Divergent
人類を『勇敢』『無欲』『博学』『平和』『高潔』の5つのファンクション(共同体)に分けて社会を構築する近未来が舞台で、どこにも属せない人は、家族から引き離されてホームレスの生活を余儀なくされるという世界でのお話です。
1つ以上の適性能力を持つ者は、危険因子「ダイバージェント=異端者」として社会から排除されてしまいます。なぜなら、考えが読めない異端者は世界の調和を乱す危険分子とされてしまうためです。
16歳になると適性試験を受けなければならず、その試験結果が本人に言い渡されます。でも試験結果に縛られるのではなく、自分の自由意思で行きたい組織を選べることになっています。しかしとても厳しいのは、一旦選択した後、一生、組織を変えることができないというルールがあることです。そして、組織に入ったら入ったで、日々能力が試され、もし落ちこぼれれば、容赦なく追い出され、ホームレスにさせられてしまうんです。
主人公:ベアトリスは、ダイバージェントと判定されてしまいますが、試験監督がそれを可哀想に思い、名前をトリスと変えて自分を偽ってどこかの共同体に入ることをすすめます。そして、トリスは自分を偽り「勇敢」を選びます。そして、初日から試練・試練の毎日。。。落ちこぼれだった彼女は、めきめきスキルを上げ、たくましく育っていきます。しかし、ダーバージェント狩りに出くわし、ピンチに・・・
古い組織を壊せるのは、異なる視点を持つ勇気ある有能な人物だけですからね。そんな、ある意味、有能なダイバージェントは、旧体制にしがみつく老害から見れば、邪魔ものそのものなんでしょうね。 トリス、こんな社会、早くぶっ壊しておしまい!!と伝えたい。
20 2/28
Mall of India
Noida
Sonic the Hedgehog
SEGAの代表作のゲームのひとつ「ソニック ザ ヘッジホッグ」の映画化ということで、「ポケンモン」のような感じと思いつつ、見てみることに。。主人公のソニックって、どちらかというと可愛いというよりかカッコつけているヒーローなイメージだったのですが、本作品で描かれている彼は、とてもカワユイ(キュート)でした。お目目クリクリで。。とくに、成人?になる前の冒頭の幼少期はさらに可愛いかったです。
ソニックの生まれ故郷の「モビアス」で。母親代わり&先生のフクロウの「ロング・クロウ」おばさんと暮らしていたのですが、ソニックの持つ神秘のパワー「Supersonic Speed」をねらう輩に狙われてしまいます。なんとか、ふくろうおばさんが身を挺して、「どこでもドア」的なリングを使って幼いソニックを別次元にある「地球」に逃がします。。。という彼のバックグラウンドに関するシーンから始まります。
その後10年が経ち、ソニックは成長しました(大人になった??かどうかは不明)が、「ソニックの特殊能力を他の人に知られてはいけない」というフクロウおばさんとの約束を固く守ったため、孤独に一人ぼっちで暮らしていました。そして、その寂しさから一人野球をした時に、誤って「超電磁パルス」を発生させ、大停電を引き起こしてしまいます。それが彼の存在を政府に知らせてしまうこととなり、政府がジムキャリー演じる「Dr. ロボトニック」にその捜索を依頼したことで、ドタバタ劇が始まります。
とにかく「Dr. ロボトニック」を演じている「ジム・キャリー」がノリノリでGOOD!
彼がもともと持っているコミカルな動きも相まって、めっちゃ楽しかった。最高!!
私は、ジム・キャリー見たさで、この作品を見ても必ず満足できるとお勧めします。
彼が、とてもイキイキと演技をしているのが、伝わってきます。顔芸いいとダンスといい。「Evil lab」で1人で踊ってるところは、アドリブで追加されているのではと思うぐらい。。。(^_^)/(^_^)/(^_^)/
■ソニックのトレードマークの赤いスニーカーにまつわる逸話がでてきて、ほっこり。
■ラストのサプライズ、、とってもよかった!安心した!! (^_^)
■ただ、貴重な異次元空間移動ができる「リング」をポンポン使い過ぎじゃない?(笑)
19 2/23
Ambience Gurgaon
JoJo Rabit
第2次世界大戦中のドイツが舞台です。しかし、ビートルズの『I Want To Hold Your Hand』に合わせ、ロックスターさながらの熱狂に迎えられるヒトラーのニュース映像からこの作品は始まります。戦時中が舞台なのにコメディー作品?と疑問をもって臨んだ作品だっただけに混乱してしまいました。実は、戦争とは馬鹿げた事態が歪んだ現実としてまかり通ってしまうものだ、という強烈なメッセージだったと思っています。
お話の全体としては、とてもシリアスなものでした。10歳の男の子の主人公のジョジョは母親との二人暮らしています。彼は空想上のヒトラーが常に彼のそばにいて彼を励ましてくれるぐらいに純粋にナチを信仰しています。
ジョジョは毎日ナチの訓練を受けていますが、ある日教官からウサギを殺すように言われます。気が優しいジョジョはそれが出来ませんでした。その件以降「ジョジョ ラビット」と皆から馬鹿にされて呼ばれることに。←これがタイトルです。
爆弾訓練の際に良いところを見せようとして、かえってミスをして自爆してしまいます。自爆により重傷を負ってしまい、療養のため、自宅に帰り母と生活することになります。そして母親が不在の時に、壁の奥に隠れるユダヤ人の少女エルサを見つけてしまいます。
少女に「もし通報をすれば母親も死刑だ」と脅され通報をやめ、彼も彼女をかくまいながら共に生活することに。(@_@)(@_@)
ジョジョを大きな愛で包み、強い信念と勇気でユダヤ人少女のエルサを自宅にかくまい、反ナチ活動に身を挺する母親役のスカーレット・ヨハンセンの演技は良かった。幼い息子と娘同然の少女を残して、処刑された彼女の無念たるや。。。(T_T)(T_T)。そして、ナチスの崩壊を冷静に感じ取り、ジョジョや彼の母親、エルサに温かい眼差しを注ぎ続けたクレンツェンドルフ大尉の魂に安らぎがありますように。
大尉に助けらたジョジョは自宅に戻り、エルサに家を出ていって欲しくない為、ドイツが勝ったと彼女に嘘をつきます。その後、彼女はアメリカの国旗を掲げた車を見て、ドイツが負けたことが実感し、ジョジョをビンタします。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
しかし、全てを悟った二人は踊り出して。。。。。エンディングでした。
18 2/16
DVD
オデッセイ
火星探索の任務にあたっていた宇宙飛行士の一団に火星嵐が襲いかかります。嵐を避けるべく火星からの脱出を試みますが、そのさなか、ひとりの男が脱出に失敗し、マット・デイモンが演じる主演の植物学者の「マーク・ワトニー」が、ひとり、火星に残されることになります。30日分の食料と限られた酸素、もしシェルターが破損でもしてしまえばその瞬間に死が確定してしまうようなかなり絶望的な状況の中で、4年後に来るはずの次の宇宙船に見つけてもらうまでに、どうやって生還しようとするのかが描かれた作品です。
主人公マークの頭の良さとポジティブさには脱帽させられます。
急遽ひとりで火星に取り残された現状が「死へのカウントダウン」であることに気づいても、絶望したり発狂したりすることなく、「いかにして生還するか」を冷静に考え、それを実現するためにどんどん行動に移していきます。食料のストックを数えて生存期間を計算し、彼が作り出せる環境で食料を作る方法を探ります(人糞を使ったり、あらゆる使える器具を使って水素と酸素を反応させて水を発生させたり)。。。。(゚Д゚)ノ
生きていく手段を作り出すだけでも大変なのに、それだけではいつか食料が無くなってしまうので、NASAとの交信手段をを得るための行動をする。そして次の宇宙船が降り立つであろう場所へ移動する手段を模索する。この地点が数日の走行が必要になるようなちょっとやそっとでは行けない遠い道のりなんです。。火星も大きいですからね。
火星に一人取り残された宇宙飛行士の奇跡の生還の話と聞くと、体力勝負のフィジカルな汗臭いサバイバルをイメージしてしまいますが、この作品でのサバイバルとは、頭脳を駆使して前例がない発想をしてそれを実現するために行動することになります。
我々のような凡人からすると、あまりにも優等生過ぎる行いですが、そういう人間でもなければ宇宙飛行士になどにはなれていないだろうから、ある意味、自然です。(^_^)/
一方で、地球にいるNASAの関係者の面々や、マークを火星に置き去りにしてしまうことになってしまった同じチームの個性的なクルー達の存在もきちんと描かれておて、火星探査船内、地球、火星、NASA、地球市民・・・と物語を多面的に見せてくれて、とても面白く楽しめる作品でした。
17 2/16
DVD
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
700年後の未来の西暦2740年。銀河をパトロールする連邦捜査官の「バレリアン」と「ローレリーヌ」は上官の命令により、700年の年月をかけて地球人のための「宇宙ステーション」から進化した、今では宇宙のあらゆる種族が共に暮らしている「超巨大浮遊都市アルファ」に、治安維持目的で派遣されるが、その深部には宇宙を揺るがす邪悪な陰謀や、歴史から抹殺されようとしていたある秘密が隠されていた。というストーリーです。
その浮遊都市には、大都会や下町はもちろんのこと、大自然エリア、謎の巨大魚が住みつく海エリア等々があり、ひとつの惑星レベルの規模にまでに発展してしています。そして、様々な形体をした宇宙人がひとつの空間を共有しているところは「スター・ウォーズ」を思い出しました。そして、本作品のキーとなる数十年前に惑星自体が消滅してしまった惑星パールから逃れてきた「ミュール人」は、人間のような形はしているが、どことなく「アバター」に出てくる宇宙人のような印象を受けました。(^_^;) 宇宙もののイメージはどうしても似てしまうのでしょうか。
惑星パールは、綺麗な空や大海原が広がるとても自然が豊かなところで、原住民の「パール人」は、そこで収穫される「パール (真珠貝から採れるあのパールです) 」を少しづつ利用することで、その自然環境と共存し、平和に暮らしていました。ある日突然、空(宇宙)から、無数の負傷した宇宙船が降ってきて、その宇宙船のエネルギーで、パール星は破壊されてしまいました。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
想像していたよりは戦闘シーンが少なく映像酔いをせずに助かりました。そして、安心して多くの綺麗なCG映像を堪能することができました。(^_^;)
主人公の「ヴァレリアン」と「ローレリーヌ」は、とても人間臭いバディー同士という感じで、お互いの多少のミスは気にせず、2人のギブアンドテイクのバランスがよく、お互いがお互いを一方を失いたくないという強い想いがあることを感じました。公私ともに良いパートナーになればよいなぁ~と。(^O^)/(^O^)/
16 2/16
DVD
ザ・スーラ
ある日、6歳のダニーは10歳になる兄のウォルターに遊び相手になってもらおうと思い、声をかけるが相手にしてもらえず怒られてしまう。しかも、ダニーはウォルターに地下室に閉じ込められてしまった。閉じ込められたダニーは地下室の周りを見渡し、「ザスーラ」という古いボードゲームを見つけてリビングに持って来て、さっそく遊び始めるのですが、突然、家が宇宙空間に移動し、、、、、宇宙すごろくを実体験することに。
ボードゲームで出た目を進んで、止まったマスで、機械から出てくるカードに書かれたことが実際に起きるというもの。
兄弟が仲良くボードゲームを楽しんでくれれば、すんなり終わるのでしょうが、この兄弟はいつもケンカばかり。問題は特に弟の方なんだけど、あの年頃の男の子ですから、当然な振舞いなんだけど、彼の行動には、いちいちイライラさせられてしまう。私がもし彼の兄貴だったら、同じように、いじめたくなってしまうかも。(^_^;) 見ていてゲンナリするぐらいケンカばかりしていましたが、ある意味リアルと言うべきでしょうね。
彼らの上の一番年上のお姉ちゃんは、落ち着いてはいるものの、お年頃のお姉ちゃん。。凍らされてしまって、出番が少なくなってしまっていたなぁ~と感じました。もっと兄弟とからんで、ストーリーにガッツリ入ってきて欲しかったなぁ・(^_^;)
この作品の魅力のひとつに、とてもリアリティがあることがあります。弟くんが、襲ってきた宇宙人の宇宙船に乗り込んで「ザスーラ」を取り戻すシーンには、ハラハラドキドキしました!(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
とても、兄弟の大切さ・仲良く力を合わせて立ち向かうことの大切さを感じさせられる作品です。ストーリーの途中で現れる宇宙飛行士のおにぃちゃんが、本当にかっこよくて、お姉ちゃんが好きになってしまう気持ちも共感できましたが、、、まさか、その宇宙飛行士が、、、、、と分かって、想像もしなかった展開に驚くばかりでした。(^_^;)(^_^;)(^O^)/
15 2/15
DVD
シュレック フォーエバー
本シリーズも4作目の本作品で最終章になりました。
フィオナ姫と結婚して子どもにも恵まれ、シュレックは「幸せ」を手に入れたのですが、窮屈で退屈で平凡で刺激のない毎日に、嫌気がさし、イライラを感じるようになってしまいました。そんな彼を狙ったように、「ランプルスティルスキン」という男が彼に近づき、「1日でもいいから独身に戻りたい、自由になりたい」というシュレックの思いを実現してあげると甘い言葉を発し、彼(魔法使い)とうかつにも契約してしまい、罠を仕掛けられてしまうという物語になっています。
後悔したところで後の祭りで、契約により過去が変更されてしまい、その変更された過去をシュレックがやり直し、最後には皆で協力して魔法使いを倒すというものでした!
本作では、シリーズ初期にあった「ハチャメチャ感」はなりを潜めてましたが。(笑)
作品中で、BGMとして流れる音楽が めっちゃいい!「Simon and Garfunkel」「Bob Marley」「Enya」などなど 、1作品目のシュレックと同じく使い方、選曲の仕方などは、今回もナイスでした。(^O^)/(^O^)/
何かを失って初めて気付く大切な存在(愛する人・面倒が大変な子ども達・賑やかで騒々しい友達)に気づけたこと。そして、今までの周囲に壁を作り・人々から怖れられる“怪物”だったシュレックがいつの間にか人々から愛される“家族のような存在”になっていったこと、いずれもとても大切で、この作品の深みを増していました。そして、救われたのはフィオナではなくて、シュレックだったという言葉にもグサッと来ました。
あと、今回はフィオナ姫がすごく可愛かったです。ドンキーや「長靴をはいたネコ」もいつものように活躍して、最終回にふさわしい作品だったと思います。
エンドロールも、今までのシリーズのキャラが勢ぞろいして、楽しいエンドロールになってました。これで終わってしまうのはさみしいけど、めでたし、めでたし。
14 2/15
DVD
シュレック 3rd
ストーリーは前作からの継続でした。とうとうフィオナ姫のお父さんのカエル国王が逝去してしまい、シュレックは「遠い遠い国」の彼の亡き後を託されれ、一時は、国王の後継者として仕事をしてみるのですが、怪物のシュレックには、国王の勤めはあわず、彼自ら、もう一人の国王候補となっている人物「アーサー」を探しに旅に出るというもの。
その頃、フィオナはすでに懐妊しているため、彼女はお城でお留守番。
彼が留守にしていた間に、シュレック達への恨みを抱いているチャーミング王子(もう王子ではないけど(笑))が、おとぎ話の悪役達を口八丁でまとめあげて、共に「遠い遠い国」でクーデターを起こし、国を乗っ取ってしまい、それをシュレックたちが奪還するという流れです。おとぎ話が「めでたし・めでたし」となる時、その話の悪役達は必ず主人公にやられてしまっています。そんな悪役達にも悪役達の夢があっただろうに(笑)。
そんな悪役たちが自分の夢を叶えるために、チャーミング王子に手を貸し、クーデターを起こします。
プリンセスたちの悪役との戦闘シーンが「キル・ビル」と「チャーリーズ・エンジェルズ」のパロディになっていてGOOD!(^_^)(^_^)
特に、英語版ではキャメロン・ディアスがフィオナ姫の声をやっているので「チャーリーズエンジェルズ」のパロディは、はまっていました!
さらに、白雪姫が可愛い歌声で動物たちを集めたかと思ったら、「あああ~~~あ、あああ~~~あ」と曲が変わって一斉に攻撃に転じるシーンは、とても面白かった。
ドンキーとドラゴンの子供は確かに可愛いけど、シュレックとフィオナ姫の子は可愛いのでしょうか。どちらかというと「キモかわいい」と言うべきですね。緑色のキューピー人形を数回殴った感じです。赤ちゃんなのにブサイクすぎる!
しかし、それが大量に登場してくるシーンは、なかなか面白かったけど。
クッキーマンは相変わらず可愛い。(^O^)/(^O^)/ NICEキャラです。
13 2/15
DVD
シュレック 2nd
前作の1stでフィオナ姫と結ばれたシュレックが、フィオナ姫の両親「遠い遠い国」の王様と女王様に挨拶に行くというストーリーになっています。
シュレックとフィオナ姫、シュレックとドンキー、それぞれの絆や愛が深まったと感じられるストーリーは良かったです。(^_^)
前作より、各キャラの活躍のシーンがあり、それも嬉しかったですね。(^_^)
パンチの効いたパロディネタや、ブラックユーモアの数々。。。ディズニーじゃできませんね。アリエルはサメに食われるし、ピノキオはパンティを履いてるし、ラプンツェルは都会に住んでるし、ゴッドマザーはおデブちゃんの女社長だし。
そして、BGMで流れる曲のチョイスも懐かしく、カッコよく、メインのストーリーを大いに盛り上げてくれました。
今回は「長ぐつを履いたネコ」の登場がなによりよかった。めーちゃくちゃ可愛い!!
とくに、上目遣いの「うるうる」の目は反則ですね。(^O^)(^O^)/
顔も動きも声も全てが可愛すぎ!!私もこの猫を1匹ほしい!!このネコの吹き替えをしている「アントニオ・バンデラス」の声と喋り方が、渋いくせに可愛すぎ!!よくあんな声出せたもんです、きっとノリノリで演じてたに違いありません。(^O^)/(^O^)/
他のキャラたちも、、それそれ良かったです。完全に前作越えです
■フェアリーゴッドマザー�
■クッキーマン
■ピノキオ
■3匹の子ぶたと狼(仲間�)
■ロバとドラゴンの子供できてて嬉しい
■フィオナ姫のお父さんのあの結末には、びっくり!!!でした。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
12 2/15
DVD
007 スペクター
冒頭でのメキシコのお祭りのヘリコプターアクションから、まず度肝を抜かれます。
ヘリコプター内での敵との揉み合いは、一歩ミスれば死!です。。このシーンで、すでに手に汗を握らせくれました。さすがです。(^O^)/
さらに、ただのアクション作品と違い、とても綺麗な女性とイチャつく合間に敵を暗殺しに行く流れは、007:ジェームス・ボンドの王道を感じ、すごく良かった。
本作品でのジェームスボンドを演じている「ダニエル・クレイグ」が、なにしろ、無口無表情で且つ、渋カッコよい。そして、未亡人と精神科医の2人のボンドガールも、とても美しく、ボンドと彼女たちとのやり取りにドキドキしてしまいました。
それにしても、この作品の映像はとても美しくて、優雅とさえ感じました。 オーストリア、ローマ、モロッコ、ロンドン、そしてメキシコシティの街並みの美しさには魅了されてしまいます。世界各地の美しい風景・建造物が舞台となっていて、これらを見ることができるだけでも価値がある作品です。
実際に物語の中で起きていることは、ありえないようなカーチェイスや、飛行機にのって雪山を下る車を追いかけることや、列車内での大男との格闘や、自分の所属する施設の大爆発!などです。。まぁ~~~死にません。ジェームスボンドは。(笑)(^_^)
そして、列車の中であれだけ暴れてもおとがめなしとか、何度も何度も敵がボンドを自領内に迎え入れることとか、拷問を受けたボンドは、脳を傷付けられているはずなのに次のシーンではピンピンしてるとか、都合のいい展開が多々あり、にんまりしてしまいます。
ミラクルの連続でもないと、こんな展開はあり得ませんからね。
作品中で語られていますが、殺す前にその人物について知り尽くす。その上でタイミングを見計らって適切な方法で殺す。もし失敗すれば自分が殺される。あるいは、世界にとって悲惨な事態が発生してしまう。
やっぱりこの作品はイギリス政府の公認とはいえ、殺し屋の物語でした。。(^_^;)
11 2/9
DVD
聖 おにいさん
東京都立川の下界に休養に来たイエスとブッダが、典型的な昔ながらの六畳一間のアパートの201号室でルームシェアして過ごす日常を描いた作品です。
世界観が、奇抜過ぎる!!(゚Д゚)ノ
「松山ケンイチ」がイエスを、「染谷将太」ブッダを演じていて、神仏下界でのまったりとした日常のちょっとしたことにフォーカスを当てた「ほのぼのコメディ」です。
ストーリーはほぼなく10分弱のショートドラマが10話ぐらい収録されているというもの。そして、そのショートドラマのあいまあいまで、製作総指揮をしている「山田孝之」と「福田監督」のトークのシーンが入ってきます。
この作品の原作を称賛しているという感じです。
宗教ネタが満載の天界ジョークの小ネタのオンパレードと、松山ケンイチと染谷将太の小気味良いかけ合いが秀逸で(とてもはまり役だと感じました!!(^_^))、思わず笑ってしまいます。。大笑いのシーンはないのですが、クスっと笑うシーンは沢山ありました。
演者さんのほどほどのさじ加減も良いですよ。
一方、ただアパートの一室でダラダラしながら彼らが、ぼそぼそと話すだけなので、、、、好みによっては非常に退屈することになります。
笑いのツボが合えば、はまってしまうと思いますが、、私は、、う~~ん。。です。
■ 元の宗教ネタが分からないと面白さも半減してしまうと思います。
■ 佐藤二朗の吹っ切れた演技が良かった!!(笑)
■ 誰だって太ってた時の自分の姿は見たくないものなのです。ブッタだけではなくて
(合掌)
10 2/8
PVR in
Ambience
Gurgaon
Dr. ドリトル
「ドクター・ドリトル」と聞いて、詳細な物語の内容は知らないまでも、動物の言葉を理解しコニュニケーションができるドリトル先生が、動物たちと共に問題を解決する!のようなイメージは多くの人が持っていると思います。まさにそのとおりの物語なのですが、さまざまな味付けがこの作品を魅力あるものにしてくれています。
私にとっての一番は、あのアイアンマンの「ロバート・ダウニーJr.」が演じていることです。作品の中で、アイアンマンとスパイダーマンが、アベンジャーズのシーンのように?コラボっていました。(^_^;) さらに、 出演している数多くの動物たちの声をアカデミー賞受賞者やノミネートされた方々が演じていて豪華です。
物語についてもどりますと、隠れ家的な場所にひっそりと暮らしている「ドリトル先生」の元を、リスを事故で傷つけてしまった少年が訪ねるところから始まり、、、若きビクトリア女王の不治の病を治すべく、その病を治癒できるという「木の実」を探しに、ドリトル先生&個性豊かな動物たち一行が、大海原に旅に出るという冒険ものに展開されてゆきます。
やはり、最近の作品のCGは、とてもリアルで、本物の動物を使っているのでは?思ってしまうぐらいリアルで、それだけで感動です。そしてリアルなだけでなくて、各動物たちが可愛い。
■気の優しいゴリラのチー・チーは、めっちゃ可愛い! ムササビやお猿さんも!(^_^)
■ダチョウとホッキョクグマのディスり合いも、楽しい。(^_^)
■小動物に限って、声が図太かったり、狂暴だったり。。。(^_^)
■エンディングでのドラゴンのシーンでは、、全然気が付かなかったというのが正直なところ。まさかそんなことをしているとは。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
09 2/1
PVR in Drwaka
Bad Boys ~for LIFE~
「バッド・ボーイズ」の第1作から25年。。。
レゲエのリズムに乗って、派手なカーアクションから始まります。
年をとっておじいちゃんになっても、マイク(ウィルスミス演じる)は、ポルシェをかっ飛ばし豪快にドリフトをきめます。そして、そのとなりで助手席にしがみついてビビっているマーカス (^_^) 。マーカスは孫も生まれて、静かな余生を望んでいるのに対して、マイクは相変わらずの破天荒ぶり。絶妙なトークをベースに、おバカな感じで進んでいくのかなと思っていたら、すこし違っていました。
物語は、メキシコの刑務所を脱獄した女が、彼女の息子を使ってマイクたちに復讐するというものです。しかし、それだけではなく ひと波乱ありますが。(゚Д゚)ノ
けっこう序盤からシリアスな展開が始まり、マイクに大きな試練が訪れ、マイクとマーカスの間にすきま風が。。。バディものは、やっぱり、相棒同士のケンカ・仲たがいが起きてしまいます。ここは定番です!(^_^)
アクションの方は、2人ともキレキレではないのですが、上手に歳を取っているなと感じです。最近、ご無沙汰だと嘆く相棒のマーカスは、ありがちな中高年男性の悩みを抱えていて、そんな状況に共感できます。しかし、年齢を隠さずに、お互いに信頼できるパートナーと共に命をかけて戦うところは、すがすがしいです。銃撃戦あり、バイクチェイス・サイドカーチェイス・ヘリコプターやドローンでのアクションありで、見応え十分でした。そんな緊迫感漂うシーンの真っ最中でも、マイクとマーカスは、口では不満をぶつけ合って、散々に罵り合いますが、その言葉の裏にある絶対的な信頼感に、彼らの絶対的な強い絆を感じます。無数の弾丸が、雨あられと飛び交う中、たとえ弾に当たっても、正義の味方の主人公は、最後まで死なない。刑事もののテッパンですね(笑)
08 01/25
ThePark
ホテルにて
The Love Guru (日本未公開「愛の伝道師ラブ・グル」DVDのみ2008年に販売)
「オースティン・パワーズ」で有名なマイク・マイヤーズが、インドの衣装を着て何やらいつもの調子なことをやっているシーンをたまたまデリーのホテルでTVのチャンネルを変えていた時に見かけたので、そのまま、最後まで見てしまったんです。
ひょんなことからインドで修行を積み「愛の伝道師」となったアメリカ人の男「グル ピトカ」が、富と名声を求めてアメリカへ渡り、やがてセレブをはじめとした多くの信者を得ていた。。。そんなある日、プロ・アイスホッケー・チームの美人オーナー「ジェーン」が「ピトカ」のもとを訪れ、スター選手のケアとチームを優勝へと導く手助けを「ピトカ」に依頼します。彼女のチームの選手:ダレンは、チームが優勝決定戦を控える中、妻が決勝相手チームの花形選手:ジャックと恋仲になっていることに加え、母親への恐怖症が原因で絶不調に陥っていた。
彼の妻を取り戻し、母親への苦手意識を克服させるため独自の療法を施していく「ピトカ」は一方で、ジェーンと惹かれ合っていきますが。。。。。
どんな感じなのかイメージがすぐ枠動画がありますので、URLを紹介します。
いつものように、下ネタ・バカ全開です。。(^_^;)(^_^;)(^_^)/(#^^#)
https://youtu.be/qDTmyJdVAF0
07 01/25
Ambience
Gurgaonにて
1917
第一次世界大戦真っ只中。英軍の一兵卒の「ブレイク」と「スコフィールド」は将軍からある任務を言い渡される。「ドイツ軍が撤退したと見せかけて陣地を要塞化して待ち受けている!そこに翌朝、総攻撃をかけようとしてる連合軍の1600人の味方の兵士は不意打ちで全滅してまう。今から行けばギリギリ間に合うから、すぐ出発して攻撃中止を直接伝えに行け!!」その指令を受けた二人がどこに敵がいるのかわからない荒れ地や森や敵陣地内の街中を移動して任務を果たそうとする!というストーリー。
戦地とは、、、のイメージをさらに、リアルに描かれていて気持ち悪くなりました。
馬の死骸に群がるハエ・ハエ・ハエ、泥に埋もれた顔だけの兵士にドキッとさせられ、死体や食べ残された食料にはネズミがたかっていて、しまいには敵戦闘機がこちらに向かってくる始末。全く予期出来ない事が次から次へと。。。緊張感から直視できないけれど、そのシーンを見逃したらこの作品の良さが半減してしまうし。(^_^;)
ワンカット長回し風なので、序盤から中盤にかけては、やや退屈なところがあったけれど、2人が助け合いながら少しずつ歩みを進める姿は応援したくなります。
「ブレイク」には目的地に兄がいて一刻も早く行きたい!一方「スコフィールド」は冷静に周りを見て励ますというバディ感が良いです。。。
後半には、「スコフィールド」が、照明弾の明かりに照らされた廃墟となった市街地を駆け抜ける場面となります。そのシーンからというもの実際の時間がそのまま経過しているような感覚に。。。空が白み始めるまでの一連の流れは、息をのんで見入ってしまいます。ラストでの突撃攻撃が始まってしまって敵からの集中砲撃の中を何度も転びながら、走り抜けるシーンよりも、印象に残ります。ラストもすごいですが。
06 01/19
電車内
エリザベス
16世紀、ヘンリー八世とアン・ブーリンの娘のエリザベスが、異母姉のメアリー女王崩御の後、25歳の若さでイングランド女王に即位し、「処女王(Virgin Queen)」としてイングランドのひと時代を築いた「エリザベス1世」となるという歴史に基づいた作品でした。単なる重厚な歴史劇じゃなく、政治的駆け引き、陰謀・策略渦巻くサスペンス仕立てになっているところがとてもおもしろく、かなりスリリングでした。
時代背景や宗教観などは日本人には分かり難い点も多々ありますが、豪華な美術・衣装、迫力ある映像・音楽などで、この作品の世界観に引き込まれてしまいます。
女王として様々な状況を乗り越えて、彼女が人間として強くなっていく話がメインになっています。キリスト新教徒と旧教徒の対立に、フランスとスペイン王からのエリザベスへの求婚にと、、様々な陰謀や謀反が渦巻くさなか、ロバートとの恋物語もあり、、、その結果「何ごとにも心を動かされない バージン・クイーン」になっていく姿が、見ていてどこか切なくなってきます。普通の女の子だったはずなのに、女王になった途端、環境がガラッと変わって、その運命に翻弄されてしまいます。女王にならずに、ロバートと結婚して幸せになる道もあったんだろうに。
戦さが頻繁に行われていた時代なのに、生々しい合戦シーンがほぼありませんでした。唯一あったのは、冒頭のプロテスタントの女性が頭を刈り上げられ処刑されるシーンでした。しかしそのシーンは、最後のエリザベスが頭を刈り上げるシーンとの対比のためだということに気が付かされます。とても凝ったストーリーとなっていました。
それにしても主役をやっていた「ケイト・ブランシェット」が美しい。今では「女帝!」みたいなイメージなのですが、当時からとっても綺麗でした。スピーチの練習をしているシーン等はとても可愛かったです。さらに、この作品にふさわしいエリザベス女王を見事に演じきっていると思いました。そして、ラストでの国との結婚を宣言したその堂々たる姿には、圧倒的な凄みを感じてしまいました。
05 01/19
電車内
ウォルトディズニーの約束
「メリーポピンズ」の脚本家「トラバーズ夫人」とディズニー「ウォルトディズニー」の間の映画製作完成/契約に至るまでのプロセスを、パメラ(=トラバーズ夫人)の幼少期の空想と現実を行き来しながらストーリーが展開してゆきます。
少女時代の彼女の両親は、心は優しいがそれが故なのか飲んだくれの銀行家が父親で、母親は常に情緒不安定なヒステリックな女性でした。そんな夫婦の長女だった彼女はその家族に起きる悲劇を受け止めなくてはならず、愛する父親が脆く崩れていく姿や、母親の弱く感情的な姿を、まのあたりにすることになります。でも、彼女は決して父親を恨まず、父が亡くなる最後の最後まで彼を愛していて、ただただ、愛する父親を助けて欲しいという思いを抱いていただけだったんです。そんな中、彼女の家庭崩壊の危機を救ってくれたのが「メリーポピンズ」のような素敵な給仕係の女性の存在でした。あの「メリーポピンズ」には、大好きだった父との思い出と、家庭を救ってくれた給仕の女性が描かれているんです。そんな思い出をベースに描いた物語を、商業主義の会社になんかは絶対に売り渡したくなかったという背景があったために、夢や魔法で人間を幸せにしようだなんて、何が魔法だ、何がアニメだと、何から何までケチをつける偏屈おばさんと化してしまったんでしょう。。。なんだか、とても彼女に同意してしまいました。
でも、そんな状況下からのウォルトの巻き返しが凄い。ファンタジー王国を築いたウォルトの半生だって夢や希望に溢れた子供時代ではなかったんです。
トラヴァース夫人をアメリカからイギリスまで追いかけ、彼女の説得を続けるウォルト。何度、断られても絶対に諦めない。この姿勢は、彼女の偏屈や頑固とよく似ている。
結果、無事に製作・完成にこぎつけられた作品「メリー・ポピンズ」だが、あれほど商業主義に異を唱えたトラヴァース夫人が、その試写会にて、涙をボロボロ流して作品を観ていた姿がとても印象的です。
04 01/18
電車内
ペンタゴンペーパー
主人公のメリルストリープ演じる「キャサリン」は、ついこの間まで「子供を育てることが生きがい」という主婦だったのに、思いがけずワシントンポスト紙の社主になり、会社の命運がかかった選択を迫られる。ついこの間まで「会社のことは主人に任せています」と言っていれば良かった彼女が、180度方向転換を余儀なくされ、会社を背負うことに。。。かと言って「私はわかりません」とは言って逃げ出せない立場にたつことに。
彼女の苦悩には多くの女性たちが共感するのでは?と思います。彼女を主役にしたことで、「政治には無関心な人」や「ゴシップ記事にしか興味がない女性たち」でも理解でき、共感できるように作られています。
報道は国民のためにあり、国民は報道を通して政府を監視する義務があるからで、無関心のまま、その監視を怠ると、いつのまにか政府にその自由を奪われてしまう。。
この作品は、フィクションではなく事実にもとづいていて、とても社会派なのですが、エンターテイメント作品として、とても楽しめるようになっています。
1971年 ニクソン政権下のアメリカ。ベトナム戦争で敗戦すると予測していながら、戦争を続けていたことを証明する文書を入手した新聞社「ニューヨークタイムズ」紙と「ワシントンポスト」紙が、政府から訴えられるかもしれないという圧力の中で、その文書を記事にするかしないかの選択を迫られるという物語です。
編集長役をトムハンクスが演じていて、政府の極秘文書を入手して、少しでも何かを間違えれば、社運はもちろん、携わった人間、全員が犯罪者となってしまうのでという状況の中、メリルストリープ演じる女社長に決断を迫ります。。。緊迫感がバンバン伝わってくる作品です。
03 01/11
サケット
モール PVC
Like a Boss
学生時代からの大親友の「ミア」と「メル」は、自分たちの得意分野をビジネスに結びつけ、長年の夢を実現させ2人が共同経営者となり、化粧品会社を立ち上げていました。
彼女たちのブランドの商品を気に入って購入してくれるお客さんはついたものの、右肩上がりというほどでもなく、経営のほうは今ひとつで、たちまち資金繰りが困難になってしまいます。
これに目を付けたのが大手化粧品会社のオーナーである「クレア」。
自ら化粧品の広告塔になれるくらいの美人でしかも超やり手。「ミア」と「メル」の会社に買収を持ち掛け、あれやこれや課題をつきつけて来ます。
その課題について、若い2人の女性社長の意見が分かれて2人の仲が険悪になったりしますが、そんな困難になんとか立ち向かっていく!!という感じのストーリー。
字幕もなく、女性同士の早口でのやり取りが多く、かなり聞き取れなかったのですが。。コメディー作品でした。
クレアは、なんやかんや、彼女たちに言ってはくるものの最終的にはとても良い人なんだなぁ~~~と。
02 01/05
機内
最高の人生の見つけ方
この作品は、以前ハリウッドで公開されたモーガンフリーマンとジャックニコルソン ダブル主演の『最高の人生の見つけ方』の和製リメイク版です。和版では主人公が女性になり、病気と闘う2人の女性(天海祐希と吉永小百合)の生き方がテーマになっています。
ガンを宣告された2人の女性が、残された人生をどのように生きるのか?
自分が死ぬ瞬間に「自分の人生最高」と言えたらとても素敵ですよね!(^_^)/
ガンを宣告された2人は、病名は一緒でも これまでは真逆の人生を送っていました。
1人は大金持ちでホテル経営をする敏腕女社長。もう1人は2人の子供を持つ普通の専業主婦でした。決して出会うことのない2人が、病院でとある出来事から意気投合したのをきっかけに、入院中の女の子が残していった「死ぬまでしたいことノート」の項目を達成しようと行動を起こすというストーリー。
天海祐希、吉永小百合のダブル主演も豪華ですが、さらに脇を固める方々も豪華でした。
ムロツヨシ、賀来賢人、前川清(大活躍しています。。蛭子さんでもよかったかな)。
元のハリウッド版が、あくまでも自分たちがやりたくてもできなかったことを叶えるのに対し、和版は、あくまで「12歳の少女の残した夢」なので、夢が実現した時の達成感のインパクトが少ないかな~~
ハリウッド版とはまたちょっと違う感じの人生の終盤に家族や友人の大切さを感じさせてくれる良い作品です。(^_^)/
最後にひとつ、ももクロのライブでのシーン。あのようなライブであんなことになったら、場が凍りつくのでは?理解のあるファンが、ちょっと出来過ぎで気持ち悪い。
01 01/05
機内
ニューイヤーズイブ
クリスマスイブや大晦日は多くの人々の気分が高揚する特別な日。
タイムズ・スクエアのカウントダウン・イベントの進行を中心に8組のカップルを描いたお話です。出会い、再開、生と死、年の差カップル、若いカップル、夫婦愛、親子愛等てんこ盛り。登場人物が、全くのバラバラではなく、ちょっとずつ繋がっているのも面白いし、予想を覆す展開も面白い。誕生から死別、子供から中年まで様々なカップルやファミリーが織り成すハートフル・コメディです。この8つのお話でできています。
ボール・ドロップ舞台裏:ヒラリー・スワンク役タイムズスクエア協会の副会長。そして、カウントダウンイベントの責任者。お馬鹿さんなのでは?と思っていたらスピーチが絶品で驚き。
年頭の誓い:ミシェル・ファイファー役の女性が、1年の目標をたった1日で達成しようと奔走するもの。理論上不可能なことを、メッセンジャーの彼が機転を利かして、ひとつずつ叶えてくれるというストーリー。
音楽会社パーティ舞台裏:昨年の大晦日に恋人に求婚していたが急に怖くなり、何も告げずにツアーに出たミュージシャンの話。その恋人は彼の元から逃げてしまうが、彼は彼女のことが忘れられず、よりを戻そうと奮闘する。
末期癌患者:ロバートデニーロ演じる入院患者は自分の命が残りわずかしかないことを担当医と看護婦の会話が聞こえて知っていた。最後の願いとして担当医に、病院の屋上からボール・ドロップを見せてくれと頼んだが・・・・・・
出産競争:新年最初の赤ちゃんに2万5000ドルの賞金が贈られるとのことで、2組のカップルが、どちらが早く子供を産むかを競うというストーリー。
アパートメント:男女2人が乗ったエレベーターが止まり閉じ込められている間に、お互いのことを話すことにした。男は漫画家で、大学時代にふられて以降、新年を祝うイベントが嫌いになっていた。女はバックコーラス歌手で、今夜の仕事で認められれば有名ミュージシャンのツアーに呼ばれるのではないかと期待していた。
結婚式からニューヨークへ:運転中に事故を起こしてしまい、身動きが取れなくなってしまう男がひとり。レッカー車が来てくれるが、オフィスのあるニューヨークまでは行ってくれず、近くの修理工場も閉まっていてどうしようもない状況に。。。
母と娘:ある少女が家出をして電車でマンハッタンに・・・それを尾行する母親役が「 サラ・ジェシカ・パーカー」だったのは何だったんでしょう、おば様たちへのエールでしょうか、それともあまりの美談のてんこ盛りに毒を一服盛りたくなったのでしょうか。
この作品が伝えようとしている事は、クレアのスピーチに込められていたと思います。
新しくやってくる年を、希望の1年にしたい。何度同じ悲しみや絶望に遭っても、人は性懲りもなく祈り続けるからこそ、前向きに生きていけるのだと思います。