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118 12/26
機内
見えない目撃者
とある事件により、突然視力を失った「なつめ」が遭遇する謎の少女失踪事件。警察でさえ気づかなかったその事件を追っていくにつれて、ただのサスペンスという枠を超えて、我が子にすら無関心な現代社会の暗部が示唆されていることに気が付きます。
そんな「なつめ」がどんどん解明していく展開に、とてもハラハラさせられます。
「私はまだ諦めない・・・世の中も!自分自身も!!」という言葉にしびれました。
なにしろ吉岡里帆さんの演技力がとてもGOODです。吉岡さんの演技にどんどん引き込まれて、ファンになってしまいました。(^_^;)
特に彼女の目の見えない演技には圧巻。本当に目が見えないんじゃないか…?と思いましたし、その瞳の奥にある気持ちや背景がとても伝わってきました。
しかし、ラストシーンとなる空き家でのシーンでの展開がとても疑問???
完全に犯人がわかっているというのに、なぜか1人ずつ犯人に挑んでは順番に各個撃破されてしまう。。。なぜ、みんなで一気に飛び掛からない?!?!?!
そして、目の前に犯人だとわかってる奴がいるのに、車のトランクを見て下さいって言われて、覗くかっ?って。絶対に警察の応援を外で待っていれば、安全に普通に解決するのに、刑事を殺したばかりの殺人鬼がうろつく洋館の中に、わざわざ視覚障害者を連れて入り、館の中を探索したために、、、
案の定、ひとりひとりが殺人鬼の餌食になってなってしまう。。。
でも、とても印象に残る作品でした。
117 12/22
PVR IMAX
in Metro politan
ジュマンジ ~Next level~
クリスマス休暇を利用して「スペンサー」がニューヨークの大学から帰省するところから物語が始まり、大学で輝いている彼女のマーサと自分が違うのではないかという距離感を感じギクシャクしてしまっている彼女との関係を忘れたいのか?輝きをもう一度取り戻したいのか?スペンサーは、ひとりゲームの中へ入ってしまう・・・前回のように。
しばらくしてから、「スペンサー」の後を追いかけるように「マーサ」と「フリッジ」がゲームの中に吸い込まれた時、何故か「スペンサーのおじいちゃん」の「エディー」と彼の知り合いで過去に行き違いがあり、今は疎遠となっていた「マイロ」共々、ゲームの世界に吸い込まれてしまいます。
前作のいいところを利用して、あふれるばかりのアクションやユーモアであふれています。ゲーム内のキャラは能力や弱点がそれぞれ設定されており,現実世界と全く違った行動ができるのですが,人格は元のままという設定で、そのギャップがとても面白い。
ゲームキャラらしく、左胸を叩くと特徴データが表示されるなどの仕様は前作通りで、
さらに特技が増えていました。また、キャラ同士が入れ替われるという設定が加わって、
面白さがさらにアップしている。
今作は、前回よりパワーアップされていて、2人のお爺ちゃんも吸い込まれ、”ジュマンジ”世界のキャラクターも増え、手先の器用な盗賊”ミン”や”馬”などが新キャラとして登場します。
あのラストは。。。次作を期待してよいんですよね。。。きっと。
その際にはガンズ・アンド・ローゼスの”ウエルカム トゥ ジャングル” をさらに爆音でフル、聞きたい!!!
116 12/21
PVR IMAX
in サケッ
トモール
スターウォーズ ~スカイウォーカーの夜明け~
42年にも渡る壮大なストーリーが、本作品で遂に終わっってしまいました。大ファンだった私にとってはとても寂しい。。。
前回では、すでにファースト・オーダーがレジスタンスをかなり追い詰めてしまっていて、レジスタンスは虫の息。。。という所からの反撃!という話になるのですが、今回は新三部作に今まで出てこなかった銀河帝国のパルパティーンがいきなり登場します。
そして、主人公レイの正体がパルパティーンの孫というのも判明します。びっくり!!
また、カイロ・レンは暗黒面に落ちるために父のハン・ソロまで殺してしまうのに、今回はレイに負けた後にハン・ソロが幻影として出てきたら、あっさりダークサイドから戻ってきてくれます。。。味方になってしまいます。なんでわざわざ父を殺してまでダークサイドに落ちたんだよ!?結果良かったんだけどね。。(^_^;)
とにかく、レイは可愛いし、格好良い!!(^_^)/(^_^)/(^_^)/
映像の美しさと圧巻のバトルシーンは、毎作品毎作品楽しませてもらっています。
宇宙船のウィング部分を馬×ヤクのような動物にのって駆け抜けているシーンには、ちょっと違和感がありましたが、、それがスターウォーズなんだとのみ込みました。
また、終盤でファースト・オーダーに追い詰められそうになると、味方レジスタンスの軍が一気に加勢しに、ワープで駆けつけてくるシーンには、感動!!( ;∀;)( ;∀;)
前作までに亡くなったルークやハン・ソロが幻影として登場したり、オビワンや歴代のジェダイの騎士が声だけですが登場してくれたり、エピソード4のオープニングに出てきた場所がまた出てきたり、ファンサービスのシーンが多かったのは非常にGOOD!!
また、ポー・ダメロンやレイとの友情の深みも観れたため、最後のバトルが終わった後に再会するシーンは感動しました。
そして、最後のセリフ「私の名前はレイ・スカイウォーカー」感動感動感動!!
ちょっと一言、「フォース」がどんどん進化している!! 物の瞬間移動とか、傷を治すとか、命を与えるとか、なんでもありあり化している。シスの「死を欺く術」が生命力を吸い込むことだと仮に設定するとしても、修行が足りずジェダイでもシスでもないレイやレンが、その応用術を使えてしまうことが、、、に、言葉がでない。
また、幽体のルークが、Xウィングをフォースで持ち上げられるのなら、ジェダイ総出演でパルパティーンに立ち向かえばいいじゃないか!!!
115 12/16
DVD
刀剣乱舞
大人気のゲームを元に製作された実写版の作品です。戦国時代を舞台にした特撮作品でした。ゲームを知らない自分にも、この世界観にすっと入り込むことができました。
背景は、2200年代の未来人が、歴史を曲げようと企む「時間遡行軍」から歴史を守るために、8人組のイケメンの若者の「刀剣男子」が戦うという話。
若者達の衣装が奇抜で、舞台的な誇張演技で、濃い特撮的表現が見受けられ、ちょっと鼻につきます。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
しかし、俳優が見たことのない人ばかりであったためか、あまり気にならなかったです。
あの派手派手の衣装を着たのが、福士蒼汰や山崎賢人といった俳優ならば、洒落た現代服を着ている姿がイメージにあるので、逆にコスプレ感が出ていたはず。
しかし無名とはいえ、主演俳優の存在感と佇まいは素晴らしかった。
本作品のストーリーは、「織田信長」を本能寺の変から逃し、歴史の流れを変えようと企む「時間遡行軍」の企みを一旦は阻止して、勝利したはずの刀剣男士たちのもとに、織田信長が生存しているとの一報が届き、本来の歴史を取り戻すため、刀剣男士たちは再び過去へとタイムトラベルをすることに。信長生存の影には怪しい影がうごめき、「時間遡行軍」も立て続けに歴史に介入してくることに、、、三日月宗近(8人のキャラのうちのひとり)が、敵の本当の狙いに気づき、、、、、
山本耕史演じる人間味ある織田信長とのやりとりは絶妙。
八嶋智人演じる羽柴秀吉の名演とも合わせて見る価値はあります。
114 12/16
DVD
黒書院の六兵衛
時は幕末。。。江戸城を戦をせずに官軍に渡すのかどうかで、真っ二つに意見が分かれていた江戸城内。。そんな江戸城内に無言でただただ座り続けるひとりの男が居たその名は「的矢六兵衛」。吉川晃司が演じています。
正体不明の彼の正体を、回りが勝手に憶測して勝手に憤り、右往左往するという物語。
その右往左往するする姿がとても滑稽で、コメディー作品とも言えるのでは。(^_^;)
15代将軍? 朝廷の密偵? 英国のスパイ? はたまた 徳川幕府のリーサルウェポンか?
のような突拍子もない憶測も。。(゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
一切喋らない。目的もわからない。こんな役があっていいのか。
結局六兵衛とは何者だったのか。最後まで分からないまま。。なんです。(^_^;)
失われてゆく武士道の精神を象徴するもの?明らかにされないまま終わっちゃった。
最後の最後までほぼしゃべらないままだったが、上地■■演じる官軍隊長の隼人にかけたひとことと抱擁はグッときます。( ;∀;)

ただただ、吉川晃司の存在感すご過ぎる!!
セリフもないのに、この存在感。語らない演技、凄い。
最後の最後まで一切喋らない役はどれだけ難しかっただろう。吉川さんの目力と美しい所作。他の役者さんが演じていたら全く違う印象になっていただろうし、こんなにカッコよくはなかったと思う。本当にちょんまげから爪先までカッコよすぎた。
他キャストもすごく豪華で見応えがあった。竹内力の西郷どんはツボ〜
113 12/15
DVD
ミス・シャーロック 1・2・3・4
本作品は、イメージの「シャーロック・ホームズ」ではなく、あくまで鋭い観察眼で難事件を解決する「ミス・シャーロック」。だからホームズでもなければワトソンでもありません。竹内結子演じる殺人コンサルタント:シャーロックの格好良さと、貫地谷しほりさん演じるワトさんの可愛らしさ。内容は面白いです。。。
なぜシャーロックとワトソンである必要があるのかなとか、シャーロックが話の筋から離れたところから良くも悪くもイマドキなドラマの雰囲気だな、と思いながら見終わった。主人公二人の役者の魅力で充分面白いドラマになったと思う。シャーロック&ワトソン縛りは個人的にはどっちでも良かったと思う反面、シャーロックの冠が無かったら注目しなかったのも確かです。
各回、犯人はある程度早めに分かりますが、独特の雰囲気で最後まで楽しんで観られました。黒幕もおそらく斉藤由貴さんだろうなーと思っていたら、その通りでした。
最終章での、斉藤由貴さん演じるカウンセラーが、貫地谷さん演じる医師を洗脳し、シャーロックを殺すように仕向けて屋上で揉み合うシーンにて、シャーロックが、医師を初めての友人だと思っていると言うと、医師は向けた銃口を下げようとする。けれど、カウンセラーの洗脳によって阻止されてしまいます。気持ちと洗脳の乖離が続くと医師の人格が破綻し死んでしまう。その洗脳を解くためにはカウンセラーが死ぬしかない。最後はシャーロックが屋上からカウンセラーを巻き込んで飛び降りてしまいます。(T_T)
シャーロックの、友人だと言った穏やかな顔、医師のシャーロックを殺したくないという表情、明るい顔でカウンセラーと落ちていくシャーロック。すごく印象に残っています。シャーロックにとっては、初めてできた友人のために思い残す事なく逝ったんでしょう。残された叔母と医師は悲しい気持ちでたくさん、常識のないシャーロックだからこその結末だけれど、生きていて欲しかった。
112 12/15
DVD
娼年
本作品はストーリーがあるただのAVです。セックスシーンのオンパレードなので絶対に一人で観てください!(^_^;) あまりに濃厚なセックスシーンが繰り返し出てくるので、けっこう「早回し」を多用してしまいました。(^_^;)
それにしても、松坂桃李はすごい。このような作品への出演をOKするなんて。どうみても、ただのAV男優だし。。もちろん、カラダを張った女優の方々にも拍手ですが。
いったい、誰に需要がある作品なんでしょうか?
松坂桃李さんが目の保養になる人にのみ、需要があると思いますが。
ストーリーを少しだけ。。。
バーで働く大学生:リョウ(松坂桃李演じる)が、ある日お店に客として現れた女性に「ボーイズクラブ」という女に買われる男の集まりへの加入を誘われ、さまざまな性癖を抱える女性客たちに、娼夫:リョウとして肉体を買われ、その行為を通じて、女性客が解放されていくというもの。このパターンが繰り返されるのだが、セックス描写は生々しくも美しく、そしてどこかもの哀しい。日本の社会において男女の格差、非対称性が根強く残り、女性の性も抑圧されたままだという現実を反映しているからかもしれない。
そして、リョウもまた、彼女たちとの行為を重ねることで精神的に成長し、“少年”から“大人”へと生まれ変わってゆきます。
そして、一番爆笑してしまったのが、若い奥さんとリョウを目の前でセックスさせて、それを見ながらの「西岡徳馬さん」演じる旦那の強烈なオ○ニー。
マジかオイ!!ってなりました。(笑) 
それを見たリョウも思わず「え?」ってビックリ。。。。(笑)(笑)(笑)
111 12/15
DVD
この世界の片隅に
TBSで放送されていたTVドラマを観て、ちょっと変わった戦争ドラマだったため、その元となるアニメ作品も観てみることに。
第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロイン:すずと、彼女を取り巻く人々の日常が、活き活きとほんわかと描かれています。
昭和19年、故郷の広島市江波から20キロ離れた呉市に嫁いできたすずは、戦争によって様々なものが欠乏する中で、家族の毎日の食卓を作るために工夫を凝らしていた。しかし戦争が進むにつれ、日本海軍の拠点である呉は空襲の標的となり、すずの身近なものも次々と失われていく。それでもなお、前を向いて日々の暮らしを営み続けるすずだったのですが、不発弾により、姪の女の子と命と、彼女自身の右手まで失うことに。。。
愛らしい絵でほのぼのと描かれる日常の風景は「戦時中でも小さな幸せを大切にし、笑顔を絶やさず前向きに生活している人達」という印象を持たせてくれるのですが、さらに深く考えると「辛い現実の中で、せめて笑おうとしていた」人達の生活だと思う。
糸が切れたように突然泣き崩れる登場人物達がそれを物語っているように感じます。露骨な悲劇的な描写は少ない作品ですが、細やかな日常の中にしっかりと悲劇が描かれていると思いました。
すずが、後半から見せる混乱と憤りからは、戦争が悲しみをぶつけるにはあまりに形を成していないこと、叫んでも殴っても空を切るように、戦争とはその当時の世の中そのものということを感じます。
どんなに失っても、亡くしても、生き残った人は生きていかなければならないし、時間が経つにつれ、以前の普通はいつか戻ってくるので。
一番最後に主人公が夫に言う言葉「ありがとう。この世界の片隅に、ウチを見つけてくれて。」にとても胸をうたれました。私もそのようになりたい。。
110 12/14
DVD
カメラを止めるな
とても話題になっていたので、借りて観てみることに。。。
ある廃墟にて行われているゾンビ映画の撮影のシーンから始まります。女優の演技の質の高さを求めて暴走気味になる監督に耐えかねて休憩を取ることにした製作スタッフ。。。
そこに、その廃墟にまつわるゾンビ伝説が実は本当の話で、突如、製作スタッフにゾンビが襲いかかってきます。本気になって逃げ惑うスタッフ達。。。そのリアルさに、かたくなに撮影を続けようとする監督(監督自身はゾンビにやられないの???と誰もが思いますよ)。妙に、女優の演技が間延びしていたり、どこかを見ている目線だったり、同じ叫び声を何回も上げたりと、、、なんだ、この駄作は!!と、、、どこか違和感のある緊迫感のまま、始まってから40分くらい経ったところで、エンディングが流れ始めます。
こんなつまらないB級ホラー作品は、早く終わってよかった。。。と思っていたら、なんと、そこまでがオープニングだったんです。
そして、改めて、本作品のタイトルが表示されました。(@_@)(@_@)
本作品は、全くの無名の俳優達と製作スタッフによるインディーズ作品とのこと。構成や見せ方や空気感(学生映画のようなタッチも計算ずく??)などが、よく作り込まれていていました。さらに脚色の力でインディーズから一気にメジャー作品になってしまったということになりますでしょうか。
確かに、最初のエンディングが終わった後の展開の面白さには引き込まれました。
そして、ラストシーンの撮影現場の目線で見たシーンでは、オープニングの間抜けな演技と思える演技・しぐさの本当の・裏側の意味がわかって面白かったのですが、、
やっぱり、妙に間伸びしているところは、いらいらする。。。(^_^;)(^_^;)
改めて確認してみると、気が付かなかったさらに細かい仕込みが分かるのでは???と思うのですが、、基本は、B級ホラー映画。。。私は、1回で十分です。
もうちょっと、キャストの演技がうまいと良いのですが。。。
109 12/14
DVD
レッド・イノセンス
ずいぶん昔に、奥さんが好きな俳優さん:クリスチャン・スレーターが主演している作品ということで借りたものでしたが、観る機会がなく、今まで眠っていました。
主人公の牧師さん役を演じている彼の「おでこ」の広さばかりが、とても気になった作品でした。(^_^;)
キリスト教での(いずれの宗教でも)タブーに関することが描かれています。そして、ある神父が「信者殺人」の容疑をかけられて捕まってしまいます。しかし彼は、なぜか沈黙を続け何も話そうとしません。そして当然、教会は彼をサポートして、彼の無実を勝ち取る為に動くものと思いましたが、実際のところ、教会内のスキャンダルとして、彼のしたこと・知ってしまったことを隠蔽しようとする動きを見せます。(@_@)
スキャンダルとは、キリスト教会内にはびこっている同性愛の問題、養護施設内のDV(虐待)の問題、教会における集金システム、教会内の権力構造等でした。
神父さんが、自らの無実を証明するために真実を話したくても、告解で告白された内容に関わってしまうと、守秘義務を破ることになってしまい、話すことができないんですね。キリスト教の戒律って厳しい。末端の敬虔な神父・牧師さんにとってですが。
教会は、彼を助けるでもなく、かえって彼の知っている真実が教会にとってマイナスになることを察知し、世間体を気にして、口封じをしてしまいます。
そんな状況の中、主人公の神父さんが、真実を求めて一連の事件を調べ始めます。
私には、そんな彼の行動も怪しく見え、主人公の彼が犯人なのでは?なんて勘ぐってしまいました。(^_^;) 違いましたが。
中盤~終盤に行くにしたがって、徐々に真実が明かされていくのですが、ストーリーの盛り上がりポイントが分かりませんでした。そして、こんなんで犯人がわかってしまうんかいな!!という感じで、終わってしまい、感情移入できませんでした。
108 12/14
DVD
ジュマンジ ~Welcome to Jungle~
高校生の4人組がアドベンチャーゲーム「Jumanji」の中に送り込まれてしまい、そのゲームの世界で、ある目的を達成しなければ、現実社会に戻ってこれないという設定。
世界観的にはありがちなものでしたが、いろいろ凝っていて単純に楽しめました。
まず、現実世界の性格を持ちつつ、ゲーム内のキャラクターになってるため、そのギャップが楽しいです。
主人公の男の子は、現実世界ではまじめな弱々しいゲームヲタなのですが、ゲームでは、「ドウェイン・ジョンソン」演じるヒーローキャラに。そのギャップを「ドウェイン・ジョンソン」が、面白おかしく演じていました。特技が「キメ顔」というところは(笑)!
そして現実世界では、うぬぼれ美人の女の子が、ゲームの世界では「ジャック・ブラック」演じる「太っている地図専門家おじさん」キャラに。(笑)ちょっとお姉系で動きが女の子そのもの。オッサンなのに微妙に可愛く見えてくるのが不思議。。。(^_^;)、彼の演技力には脱帽です。そして現実世界では、シャイで真面目なガリ勉女の子が、タフなセクシー美女戦士になり、さらにもうひとりは、現実世界では腕力がある大男の黒人の男の子ですが、ゲームの世界では、決して腕っぷしが強いわけではないチビな道具運び屋さんに。。。(^_^;) ゲームの中で仲間と共に旅をしていくうちに、現実世界では意識していなかったこと、チームワークを高めること等、若者達がお互いの存在が必要不可欠であることに気が付き、絆を深め、大人になっていく。という青春ものの要素もGOOD!!
ストーリーはゲームの世界なのでなんでもありで、ドタバタと様々な障害が次々に襲ってきて飽きずに楽しめます。いきなりカバに食べられたり、ケーキを食べて爆発したり。
もちろんゲームの中の話なので、ライフがあるうちは復活して、空からキャラが降ってきてゲーム続行。。。となります。各キャラがそれぞれ数回づつ死んでしまい、ラスボスとの対決時には、全キャラのライフが残り1つに。無事にみんな帰還できたのhよかった。
怖じ気づいた主人公に仲間が語った「現実じゃ、命(ライフ)は1つ。どう使うか?」というセリフが印象的でした。
107 12/7
in my room
蚤とり侍
江戸時代、十代将軍・徳川家治の頃のお話です。世の中は、老中:田沼意次が仕切る規制緩和の時代。様々なものが規制緩和で、賄賂でがまかり通るような世の中になっていました。長岡藩の勘定方でエリート武士だった小林寛之進(阿部寛演じる)は、殿様(松重豊演じる)の歌詠みの席で歌の内容を指摘したところ、叱責され左遷させられてしまう。その左遷先は「猫の蚤とり」。。。??どんな仕事なんだろう??その名前は表向きの名前で、実は男性の売春ことでした。男を買う女性のお客様に春を売るお仕事。。。
根が真面目な彼は、そんな職業であったと気がついても、殿の命令ならば・・・と身を粉にして働こうとする。。そして、彼をお客に取った女性で、亡き妻にそっくりな方(寺島しのぶ演じる)と出逢い、彼のHを「ヘタクソ」と罵られてしまう・・・
18禁の作品なので、ハードなHシーンも多々あり。ユーモアを交えながら、江戸時代のあけっぴろげな風俗が描かれています。そして、彼の指南役となる男と出会います。
その男も元々武士で、今は町民になった男前。。。年の離れた女房(前田敦子演じる)を持った大店の主人(豊川悦司演じる)というのだから。
この夫婦の出来事が面白い。。。浮気性の主人をいかに縛るかを考えた女房が考えたのが、いちもつに小麦粉を塗って、誰かが触ったかどうかの証拠が分かるようにするというもの。。。前田敦子が豊悦のいちもつに小麦粉を塗っているシーンは息をのみます。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
ここまでされても、やっぱり他の女と浮気をしてしまって、情事の後に落ちてしまった小麦粉を新たな小麦粉で補って、何事もないような顔をして戻ってくる豊悦を、この小麦粉には塩が入っていないから、どこぞで浮気をしてきたことを見事に見破る前田敦子のシーンには、笑えた。(@_@)
何しろ、阿部寛と豊川悦司の見事な肉体美には、男も惚れます。(^_^;)
106 12/7
in my room
追憶
富山県のとある漁港のシーンから始まります。作品を見てから思い返すと、北陸の荒々しさと寒さが沁みて来るような風景は、この作品にぴったりです。
異なる事情で行き場を失った見知らぬ3人の少年が「ゆきわりそう」という名の喫茶店で、喫茶店の女主人である 涼子(安藤サクラ演じる)と共に暮している。
涼子にはヤクザ者のオトコがいて、たびたび、彼女に乱暴を働きます。彼女が乱暴をされている光景を見かねた少年三人がとった行動は・・・彼を殺してしまいます。(@_@)
その直後、3人の少年と女主人はバラバラになり、それぞれの人生を歩みます。
歳月は流れ、約25年。。。3人の少年のうちの「篤:岡田准一演じる」は刑事となり、もうひとりの「悟:柄本佑演じる」は東京でしがない硝子屋の二代目社長になり、もうひとりの「啓太:小栗旬演じる」は地元富山で小さな土木業者の社長になっていた。
「悟」の硝子屋は経営状態が悪く、彼は金策に飛び回っていて、、、「啓太」にお金を借りようと富山に来ていました。翌日に「啓太」会うという日に、偶然にも別の用事で富山に来ていた「篤」と再会し、その夜、杯を重ねることに。
そしてその翌日、「悟」の死体が富山で発見されます。
25年ぶりに再会した3人は、刑事、被疑者、被害者という立場になっていました。そして、彼らが、25年前に捨て去ったはずの過去と向き合うことにもなります。
岡田准一、小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆という主役級の役者さんが多く出演されていて、とても豪華でした。
ひとつだけ、なんだかなぁ~~と思ったのは、冴えなアパートでひとり暮らしをしている刑事が、ハリアーみたいな高級車を乗っていたこと。合わないぃ~(^_^;))
喫茶店の名前となっている「雪割草」の花言葉は、信頼、悲痛、和解、内緒、少年時代の希望、、とのこと。この作品をひと言で表すものでした。
過去への追憶:忘れようとしても忘れられない、必ず人生において付きまとうものが「過去」というもの。たとえ十字架を背負うことになっても、ちゃんと向き合って生きていかなくてはならない。降り積もった雪を割って顔を出す雪割草のように。
105 12/7
PVR in MGF metroplitan
Ford v Ferrari
アメリカ作品らしく、自分たち「フォード」に対して、打ち負かしたい相手「フェラーリ」に挑戦を挑み、勝利する!というストーリーでした。
心臓病が原因でレイサーを諦めたマッド・デイモン演じる「シェルビー」。彼は、フランスで行われる世界的に有名なレース「24時間耐久 ル・マン」で連勝を重ねていた「フェラーリ」に勝つために、チーム監督としてフォードに召集されます。そして、彼が とある競技会で偶然に出会ったレーサーの「マイルズ」(クリスチャン・ベール演じる)の技術に惚れ込んでしまいます。しかしマイルズは素行がそれほど良くないため、フォード社に彼をレーサーと採用することを反対されます。しかし、シェルビーはその反対を押し切って彼を採用し、素晴らしいマシンを作り上げ、フォード内のライバルチームを打ち負かし、万全を期して「ル・マン」に挑みます。そして、華々しい結果が。。。
フォード社内の軋轢や対立という問題もあり、、単純なカーレース作品というより、人間ドラマの要素が大きいと感じました。さらに、180度異なる経営方針のフォード社とフェラーリ社が、車に対する考え方や真摯な物作りの姿勢の違いも描かれていました。
ラストに近づくと決戦場の「ル・マン」のレースシーンとなります。フェラーリ車両との手に汗握る攻防戦が繰り広げられます。レース場のピットや観客席だけでなく、アメリカで生中継されているテレビの前でレースを観戦している「マイルズ」の妻子のフォードの車両:GT-40を応援している姿を見ていると、一緒に応援してくなってしまう。
パーフェクトなハッピーエンドという訳でもなく、、、この作品が事実に基づいたものであることを改めて感じることに。(@_@)(@_@)(@_@)
104 12/1
PVR in Mall
of India
Last Christmas
エミリアクラークの可愛さに魅了されたいのと、年末になったこともあって、クリスマス映画を見たいなぁ~~~なんて思っているとことに、この作品が。。(^_^;)
ロンドンのクリスマスショップで働くエミリア・クラーク演じる主人公の「ケイト」。
華やかな店内で妖精エルフのコスチュームに身をまとうケイトは仕事に身が入らず、乱れがちな生活を送っていた。そんなある日、ケイトの前に不思議な青年トム現れる。
トムはケイトが抱えるさまざまな問題を見抜き、彼女に答えを導き出してくれた。そんなトムにケイトは心をときめかせるが、2人の距離は一向に縮まることはなかった。
やがてケイトはトムの真実を知ることとなる。。。。。そして、衝撃の真実が!
とにかく、序盤のコメディ感は楽しかった。
愛嬌の塊のようなエミリアクラークのコメディシーンに、ただただ、ニコニコさせてもらいました。。。。可愛い。。(#^^#)
そして、クリスマスをテーマにしているからには、やはり心をハッピーにさせてくれなくては、、、という期待にも、裏切らずに、ちゃんと答えてくれた。。。
ホームレスや友人知人が集まってのクリスマスパーティーには、心が温まった。
ベッタベタのラブストーリーものかと思ったら、ラストでの、まさかの意外な展開で最後まで楽しめた!
男役が日本人だったら、もっと感情移入できたのに。。。難しいのかなぁ~
103 11/30
DVD
ハード・コア
不器用なハードボイルド男:山田孝之演じる「右近」と身元不明男:荒川良々演じる「牛山」が、どこから湧いて出てきたのか不明な超高性能のブリキロボットと共に不思議な友情を築いて行くお話なんだろうけど、、、始終よく分からなかったストーリーだった。
彼らは、極右の活動家のグループに所属して、埋蔵金掘りバイトをして生活をしている。ある日、廃工場でおんぼろロボットを見つけることに。。。おんぼろロボットかと思いきや、エリート会社員の右近の弟:佐藤健演じる「左近」によると、それは超高性能ロボットだったんです。
「だから何??・・・」と突っ込みを入れたくなるシーン多数でした。
ロボットに“ロボオ”と名付けたり、
ロボットにコスプレをして、夜の店に遊びに一緒に連れて行ったり、、、
意味不明・・・面白くもないし。。。
この作品のテーマは、単純に多くの男が好きなもの「埋蔵金」「ロボット」「エロ」が描かれていたのかな。。。と思えてきました。R15指定作品なので、結構なエロシーンが出てきますが、それと、この物語との関係が、、、全く伝わってこない。。。
佐藤健のあのシーンは特に不明。。そして電話でのあのシーンも。。(^_^;)
ラスト近くのシーンで、ロボオが右近と牛山を抱いて空へと飛び立っていき爆発するシーンは、最後は死んでしまうんかい!と思ってたら、「完」と表示された後、また作品が始まり、実は生きていて、知らない島で「牛山」の子供が生まれたり。
何のこと??? 続編に続くの??? しっくりきませんでした。。
102 11/30
PVR in
Mall of India
Frozen2 ~アナと雪の女王2~
前作のファンな私は、さっそく2作目を見に行ってきました。全体の印象は、とにかくエルサが強くなっていること。今回はエルサの冒険物語! にアナとクリストフがお伴としてついていった。。。という感じ。氷の魔法を自由に操られるようになった彼女は、唯一の武器をもっているメンバーですしね。(^_^;)
前半では、現在の日々にとても満足していて、何も変わりたくない。。という。今を賛美している歌が続きます。しかし、それでは終わらず、運命に導かれるように、彼女たちの冒険が始まり、、、、各人が困難に立ち向かって戦うことに。。。。(^_^)/
ディズニー作品の定番のシナリオであれば、オラフが居なくなり、アナが絶望の淵に立たされた時なんかは、クリストフのような王子様的な男が現れて助けてくれるんだろうが、この作品では、アナが自ら自分を奮い立たせて、恐ろしいと思ってた巨人に果敢に挑んでいきます。つよぉ~~~い!!
一方、エルサは格好いい戦闘シーンの連続です。エルサが火の妖精と戦うシーン。火の妖精がどんどん山に火を放っていくのを魔法の氷で消していく。スピード感がありスリルがあった。。。でもその先に現れたのは、とってもかわいいトカゲちゃん。(^_^)/
その後、波に立ち向かって行き、水の妖精と戦うシーンはさらに、カッコよい!!
アナもエルサもワンピースの下はパンツでめちゃくちゃ動き回れるようになっています。これまで守られるだけの存在だったお姫様はパンツをはく必要がなかったけど、この作品で活躍する彼女たちには必要不可欠です。。ドキッとするシーンもあります。
まぁ~~~、そんな足を広げて。。。(#^^#)
本作品では、クリストフが本当にことごとく脇役で、アナに置き去りにされたときに歌う歌が、孤独に酔ってる情けない男の曲で。(^_^;)(^_^;) 意味不明。。(^_^;)
女性は強し・・・男性は情けない・・・とでも言わんとしているのかな?(笑)
101 11/24
JAL航空
機内
誰もがそれを知っている
アルゼンチンで夫と2人の子どもと暮らす「ラウラ(ペネロペ・クルス)」が、妹:アナの結婚式に出席するため、故郷スペインの小さな村に子どもたちを連れて帰ってくる。地元でワイン農園を営む幼なじみの元雇人の息子・元恋人:「パコ」や家族と再会し、ともに喜ばしい日を迎えるラウラたちだったが、結婚式のアフターパーティのさなか、ラウラの娘イレーネが姿を消してしまう。やがて何者かから巨額の身代金を要求するメールが届き、イレーネが誘拐されたことが判明する。それぞれが事件解決のために奔走するなかで、家族の間にも疑心暗鬼が広がり、長年に隠されていた秘密があらわになっていく。という物語です。
最後には、妻も農園も全財産も失ってしまったパコですが、16年間、何もイレネにしてあげられなかった(イレネが自分の子供だとは知らなかったからなんだけど)。イレネにしてあげることができるだだ一つのこと。それは彼女の命を救うこと。
彼女のために何かしてあげられて、それも命が救えたことはパコにとってかえられない喜びのはず。
パコの妻「ベア」のことだが、彼女は、パコはラウラ家族の仕組んだ罠にひかかっていると思っている。彼女はパコの後ろの白髪の塊には気がついたが、喘息が始まったのに気が付いていない。この喘息はイレネと同じなのに。
100 11/24
JAL航空
機内
The art of racing in the rain
日本では公開未定の様ですが、飛行機の機内で上映されていて、日本語字幕&吹き替えの選択ができます。この作品は、是非、吹き替えでは無くオリジナルの字幕で観て欲しいです。「エンツォ」という主人公の犬のナレーションを「ケビン・コスナー」がやっているんです。とてもベタなストーリーという方もいるかもしれませんが、とにかく、泣ける。。。物語です。(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T) とても良い。大好きな作品です。
子犬だった「エンツォ」はレーシングドライバーの「ダニー」に引き取られ、各地のレース場を回りながら、共に同じ日々を暮らします。やがて「ダニー」には「イヴ」という恋人と出会い、彼女と結婚して女の子が生まれます。しかし彼には「土砂降りの中のレース」のような過酷な運命が待ち受けていた。ダニーや周りの人間に舞い降りてくる幸せと襲ってくる苦難の両方の人生を共に生き、皆の精神面を支えてきた犬:エンツォの一生+αが描かれています。
人生は山あり谷あり、嬉しいことも幸せなこともあれば、耐えられないくらい辛いこともある。でもどんな時も変わらずにそばにいてくれる、犬たち、猫たち・・・.
うちのネコたちも「エンツォ」と一緒で、私や奥さんの想像以上に、なんでも理解していて、自分に何ができるのか考えていてくれるのかな??? なんて思うと、うるうるしてしまう。。。猫たちに会いに日本に帰りたぁ~~~~い!!
最初で最後の2人のドライブシーンが本当に素敵なシーンだった。(T_T)(T_T)(T_T)
99 11/24
JAL航空
機内
アイ アム マーザー
人類が絶滅した荒廃した世界で、残ったシェルターの中でアンドロイドが動き出し、冷凍された受精卵から赤ん坊を生まれさせるところから物語は始まります。
そして、母ロボットが人間の子供を育てるんです。ロボットに育てられた人間は人として成長するのだろうか? 事前に定義された人間に育つようにロボットが人間を育てたら、ロボットにプログラムされるということになるんだろうけど、それはホントに人間といえるのかなぁ~と。。それは人間の形をした機械ということになるのだろうか
十数年に渡り育ててくれたからといってアンドロイドに母親を信じるのか?それとも、人生の中で初めて出会った自分と同じ姿の生き物(人間)の言うことを信じるのか、悩むなぁ~~。 少なくとも十数年守って育ててくれたのだから、アンドロイドを信頼してよいと思けど、今まで一切話を聞いていなかった火葬された遺体や銃弾を見てしまうと、疑心感MAX!になってしまう。ロボットが人間を殺す理由とは何なんだろう?きっとそうプログラムされているからだけの話だろう。人間っぽい考えを持つロボットができたら、そこには、支配欲や優越感を持つんだろう。母ロボットに恐怖を感じる出来事もあったけど、食料がなく互いを殺しあう様な人類は全滅させて再創造するという壮大な目的のためなら、母ロボットがとっている行動も人間によってインプットされたものだろう。そして、人類再創造の最初の一人は、それなりの人格者でないとまた同じ事を繰り返してしまうと考えて、母ロボットにプログラムを組み込んだんだろう。。。
「アイ・アム・マザー」とは、本当に、アンドロイドの事だったんだろうか。最後に残された娘の表情を見た時に、彼女がこれからの人類の母になる。そんな意味も込められた「アイ・アム・マザー」じゃないのか。「アイ・アム・マザー」と自覚する人間を育てるための、「アイ・アム・マザー」アンドロイドだったのかな?とふと思った。
98 11/21
JAL航空
機内
検察側の罪人
ある殺人事件を巡る2人の検事の対立を描く。都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事:最上(キムタク)と、駆け出しの検事:沖野(ニノ)。過去に時効となった殺人事件の容疑者だった松倉(松重)という男の存在が浮上し、最上は松倉を追い詰めようとする。沖野も取り調べをすることになる。最上が否定をし続けている松倉に異常に執着していることに、沖野は最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、最上の方針に疑問を抱き始める。。。
ストーリーは、最上の正義の暴走に対して「私怨」?と誰もが思うと思うが、行き過ぎた正義が悪であるならば最上は完全に“罪人”となりますが、そこに彼なりの信念が絡んで来るから一筋縄ではいかない。確かに検事である前に人としての一線を越えてしまった時点でアウトなのかもしれませんが、「間違っている」と言えそうにありません。
キムタクが追い詰められてウロつく姿のシーンはとても珍しい。
ラストシーンのニノ叫びは最高にチンプンカンプン!!!(検察のシーンで恫喝するシーンには圧巻!!彼の演技に鬼気迫るものを感じたのは私だけではないはず。)
そして、本筋に全く絡まないのに伏線?と思われる設定・話がいくつも。。(^_^;)
①インパール作戦の話は、、、必要??
②親友の丹野?の話、、、これも必要??
③検察事務官(吉高)が、実は検察の潜入取材しているっていう話、、、も必要?
さらに、山崎努って何役?予告ではラスボス的な雰囲気出してたのに、めっちゃラスト付近でチョロって出ただけなんですけど。。。
山崎努、八嶋智人の起用のされ方は、ちょっと勿体なかった。(^_^;)(^_^;)。
容疑者:諏訪部の松重さんの演技には、痺れました。常人でないことがめっちゃ伝わってきました。
キムタクへの感想は、いつもと同じ:何を演じても同じに見えるのは気のせい?(笑)
97 11/21
JAL航空
機内
ワンス アポン ア タイム インハリウッド
街にはヒッピー集団が渦巻く1960年代のハリウッドを舞台に、かつてテレビの西部劇で一躍スターとなったが現在は落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、そのスタントマンであり親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。
リックは、新たに映画スターへの道を切り開こうとするも停滞しているし、クリフも次の姿が見えないでいる中、待ち時間にブルースリーと喧嘩してしまい、スタントマンの仕事を解雇されてしまう。そんな上手くいかない日々を送っている彼らの住まいの隣に、新進気鋭の映画監督と女優のその妻が引っ越してきます。光り輝いている彼らの姿を目の当たりにしたリックは、俳優として再び輝くためにイタリアに行き、マカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意し旅立っていき、その数年後、イタリアで大成功を納めイタリア女優と結婚しハリウッドに戻ってきます。イタリアからの帰国した後、リックがクリフに対して、イタリアで稼いだお金では、ハリウッドの一等地で家を維持することやクリフをスタントマン兼運転手として給与を払っていくことができないことを打ち明けます。
クリフはリックの提案に同意し、別れに際し飲み明かそう!となります。
そして、まさに、その日が運命の日:1969年8月9日でした。
その日の深夜、ヒッピー集団のなかで、クリフに恨みを抱くひとりの男とふたりの女が、銃やナイフを持って、リックとクリフを殺しに来ます。。。。クリスとピットブル(賢い犬)は、強盗達に立ち向かい男と女ひとりを始末するが、クリスは重傷を負っていたため、そこまでで倒れてしまう。もうひとりの女は、何も知らずにプールで浮かんでいるリックを殺しに行きます。リックはとっさの判断で以前出演した映画で使ったことのある火炎放射器を倉庫から持ち出し、襲ってきた女を始末します。
ラストに向かうクライマックスシーンでのヒッピーたちとの死闘シーンは、まさにタランティーノ監督の真骨頂。彼らしいというシーンでした。GOOD!!(^_^)/(^_^)/
でも、ストーリー展開が雑で、終わり方がいきなりで拍子抜け。
え!?っという感じ。(@_@)(@_@)
96 10/29
スリランカ航空
機内
ネコとじぃちゃん
なんと、世界的にも知られる動物写真家:岩合光昭が監督をしている作品であることが分かったので、観てみることに。冒頭から猫のシーンのオンパレード!もう、可愛いったらありゃしない・・・(^_^)/(^_^)/(^_^)/(^_^)/(^_^)/
ちゃんとストーリーもありました。私にとっては2の次、3の次ですが。(^_^;)
落語家の立川志の輔が主役:大吉を演じているヒューマンドラマとなています。
とある小さな島に住む70歳の大吉は、2年前に妻に先立たれて以来、飼い猫の「タマ」と2人きりで暮らしている。生まれ育ったこの島には幼なじみの巌をはじめ多くの友人や猫がおり、穏やかな日常が流れていた。東京で暮らす息子:剛はひとり暮らしの父を心配しているが、大吉もタマも自由気ままな現在の生活に満足しています。(*^。^*)
インパクトもドンデン返しもない、どこかで聞いたことのあるストーリー展開で、万人向けな当たり障りはないです。強いて言うと、
◆志の輔さんのじいちゃんの いでたちが、コントみたいだった(笑)
◆高齢者と猫とのあるあるネタが詰まっています。(*^。^*)
◆この島に出てくる猫達は、人間のペットと言うより、昔からこの島に共同生活している住民ならぬ「住猫」。共にこの島で生きていることが伝わって来ます。
◆最後のエンドロールに、猫ちゃんの名前が流れてくるところにも思わずほっこり。立派な出演者だからね。。(*^。^*)
美しい海に囲まれた素敵な島。日常が優しく、温もりあって、猫たちにとっても/対しても、優しくておおらかで。人生と猫生とが描かれているる素敵なほっこり作品でした。
(*^。^*)(*^。^*)(*^。^*)
95 10/19
Ambience
Delhi
天気の子
離島から家出して東京にやって来た高校生の「帆高(準主人公)」。職にもつけず、生活はすぐに困窮してしまう。そんな時、離島からの船で出会った怪しい男に連絡をしてみることに。。その男は、怪しげなオカルト雑誌の編集長で、彼のもとでライター見習いの仕事を得たのだった。そんな時、東京は連日の雨。。。ある日、帆高は都会の片隅で「陽菜(主人公)」という少女に出会う。ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があることが分かり、天気にして欲しい人からの依頼を受けて、天気にしてあげる仕事を穂高と弟と共にするようになる・・
ストーリーはこんな感じでで進みますが、とにかくに映像が美しい!!ストーリーそっちのけで見入ってしまうぐらい。そして、特に水の描き方は綺麗。毎日雨が降っているので、水が至る所に描かれているが、それぞれがとても美しい。
「穂高」は、いくら「陽菜」が好きで、彼女に思いを寄せているといっても、少々ワガママが過ぎる!!!誰かのためだったら何をしても良いのか?!!と性根を叩き治したくなりました。イライライライラ。。。。
警察署から逃げ出し、警察相手に立ち回り、人に向けて拳銃をぶっ放してしまう。。。当たらなかったからよかったけど。。ほッ(^_^)/(^_^)/
彼女がひと柱として、天に召されれば、晴れが戻ってくるという運命を背負っていることが分かり、苦悩の末に自分を犠牲にして世界を救おうとする陽菜に、「世界が狂ってしまおうと僕にはあなたが大切だ」といい放ち、東京が水没してもそれをヨシとする選択する行動に出ます。。こういうケースは奇跡が起きがち・・・と思っていたら、本当に水没した東京がそこにありました。
弱者の善意を踏み台にして、無理矢理捻じ曲げ築き上げた今の豊かで快適な世界。
これまではそちらを選ぶよう強いられてきたのに対し、本作では世界でなく陽菜が選ばれた。陽菜(愛)を選んだともいえる一方で、世界に対し「無神経でただ貪るだけのお前たちなど救うに値しない」と突き放したとも云える。
94 10/14
on plane
TV放送より
最高の人生の見つけ方
エドワード(ジャック・ニコルソン)とカーター(モーガン・フリーマン)のダブル主演で描かれる、ガンの治療中に同じ病室になり、偶然出会った死を意識した初老男性2人が出会い、意気投合し、「死ぬまでにやりたいことリスト」に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける感動ストーリーです。しかも、ユーモアたっぷり。。。
自然と涙が出てくるとともに、とても爽やかな気分になります。
境遇も生き方も全く違う二人が、闘病の戦友として意気投合していく。エドワードは病院の経営や様々な事業で成功した大金持ちの実業家、一方、カーターは歴史学教授の夢を諦め生活のため自動車修理をしているクイズ番組が大好きないっかいの整備士。
彼らの人生の中で、もしお互いに出会ったことがあっても、決して心を許し合うことはなかっただろう2人が、誰よりも強い結びつきのある2人になっていきます。“死ぬまでにやりたいことリスト”に書かれた課題を、ひとつひとつ2人で成し遂げていきます。なにしろ、エドワードは超のつくお金持ち。うなるほどのお金を持っていて、いくらかかろうが問題はないレベル。。ピラミッドを観に行ったり、ライオンやエベレストを観に行ったり。スカイダイビングやカーレース、そして自家用ジェットで世界旅行。。。。等々。
項目を成し遂げる度に、紙に書いたリストを横線で消していきます。
この作品が優れているところは、2人各々がそれらの行動を実施していくことが、本当に大事なものを見つけるためのステップのように感じられるところです。
「見知らぬ人に親切にする」「世界一の美女にキスをする」「泣くほど笑う」というリストを消すエピソードには、感動ぉ~~~(^_^)/(^_^)/(^_^)/
死後の世界で受ける質問はふたつあるとエドワードに言います。
「人生を楽しんだか?」or「誰かを喜ばすことができた人生だったか?」
私もこの言葉を胸に刻んで、生きてゆきたいと。。(^_^)(^_^)
93 10/14
on plane
TV放送より
名探偵コナン ~天空の難破船(ロスト・シップ)~
大富豪:鈴木次郎吉が、世界中の宝石を狙う怪盗キッドに向け「世界最大の飛行船ベルツリー号に収めた宝石・天空の貴婦人を盗んでみよ」という挑戦状を叩きつける。キッドから宝石を守るためにコナン一行は飛行船に招待されます。キッドだけでなく、謎のテロリスト「赤いシャムネコ」から襲われる。というストーリー。
怪盗キッドと殺人細菌テロという組み合せは、なかなかなかった設定では?
飛行船が飛んでいる状況下での話のため、船内でずっと物語が展開されるのかと思いきや、案の定、地上部隊として平次が大阪を中心に活躍。
コナンが飛行船から落とされたり、キッドと協力したりと、結構見せ場が沢山有り面白かった。さすがに、飛行船の外に出たら死にますよね?さらに、飛行機から飛行船に飛び乗ろうとするし、なんでもありあり?!ハラハラドキドキは?!
子どもたちも危険に晒されすぎです。もっと、間違ったら死ぬ緊迫感とか、ばれないようにする切迫感とかがないと、ちょっと・・・お粗末です。
しかし、オチが、奈良の国宝である仏像が・・・そして、殺人細菌ではなくて「うるし」って…!!
怪盗キッドとの宝石を盗む盗まないの対決は??殺人細菌テロは偽造??(笑)
偽造の方に手間がめっちゃかかっていて、どっちがメインなんだろう???と。
あまりに、予想外というか、伏線をちらつかしてもらわなければ、誰も気が付くことは不可能です。。(^_^;)
92 10/13
自宅にて
TV放送より
海より深く
15年前に1度だけ文学賞を受賞したことのある良多(阿部寛)が、父が遺した遺産がないかどうかを実家に忍び込んで物色しているシーンから始まります。小説の取材のためにと始めた探偵のアルバイトでも、浮気調査対象の夫人に接触したり、いじめのボス格の小学生を脅したりして金を巻き上げたりするような始末。そのバイト代等々で稼いだお金もギャンブル(立川競輪)のもずくとなるのでした。そんな状況なので、別れた元妻の響子(真木よう子)への息子の養育費の支払いも滞り、月に一度の楽しみである息子と面会も響子に拒絶されてしまうように。しかし良多の響子に対する未練は強く、仕事の合間に響子の素行調査も行っていました。そして、響子に新しく恋人ができたことに呆然とするシーンも。。。(^_^;)(^_^;)
大人になりきれない男(阿部寛)と年老いた母(樹木希林)を中心に、夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿をつづった人間ドラマです。
年老いた母(樹木希林)の言葉に心打たれました。
◆「幸せは何かを手放さないと手に入れられない」
◆「海よりも深く誰かを愛したことはないけど、まあまあ楽しく生きられたわよ 」
月一度の面会の日に、台風が近づき風雨が強まったため、離婚後も交流があった響子に「泊まっていきなさいよ」と懇願され、別れた家族がひと晩、久々に同じ家で過ごすことになります。しかし、ぎこちない息子家族の様子を見ていて忍びなくなった淑子は、響子に「なんでこんなことになったちゃったのかしら?」と涙混じりに語ります。復縁して欲しいという淑子の気持ちがとっても伝わってきました。タイトルのとおり「母の愛」は「海よりもまだ深く」でした。たとえそれがバカ息子でも。。。(^_^;)
ラストで、その嵐の夜に、良多が息子を団地のたこ入道型滑り台へ連れ出し、そこで良多が息子に「なりたくてなれなかった大人について」を語るシーンがあるのですが、そのシーンがとても印象に残りました。そこで語られる彼の決意が、この作品にとって唯一の希望だと思いました。(^_^;)(^_^;)
91 10/4
on plane
愛がなんだ
主人公は28歳のOLの「山田テルコ」。たいして親しくもない友人の結婚式の2次会で声をかけられた「マモル」に何となく惹かれてしまいます。いつのまにやら恋に落ちてしまい、テルコの生活はマモル中心となってしまいます。仕事中・真夜中・・・どんな時でもマモルとのことを最優先にして、失職しかけたり、友人から冷ややかな目で見られたりすることにまで。一方、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、ただの都合のいい女でしかなかったのです。。。(^_^;) そして、テルコがマモルの部屋に泊まった日から、マモルからの連絡が途絶えてしまう。その後、ふらっと戻って来たマモルとの日々が始まります。テルコの親友の「ヨウコ」。ヨウコにいいように振り回されている「ナカハラ」。そして、最近、マモルが夢中になっている予備校事務員の年増女性の「スミレ」。この5人でこの物語は展開してゆきます。
皆がそれぞれ自分勝手に振舞い、自分のことは棚に上げてぶつかり合います。趣味趣向や思考がばらばらの彼らは、自分にとって居心地のよい場所に居ることが相手にとっては不快だったり、良かれと思ってやったことが、かえって、うっとおしかったりします。
どこにでもあるアルアルで、とてもリアルでした。(^_^;) テルコを都合の良いときにだけ利用するマモルを「クズ野郎!」と思う人は多いと思いますが、そんな彼がスミレに雑に扱われる後半のシーンを見て「ザマァ!」と思う人は私も含めて多いと思います。
この物語の中でとても印象的な言葉が、ナカハラが言った「王様を残酷にしたのは、それに仕える家来なのだ」。まさに、マモルをクズ野郎にしてるのはテルコで、一方、スミレやヨウコを女王様になってしまうのは、マモルやナカハラだということだろう。結局は、甘やかし過ぎはダメ!とうことかな? (^_^;) でも、マモルは王様のように愛されたかったわけでもないし、ワンコのように愛したかったわけでもない。自分の求める愛し方・愛され方という意味では、一番うまくいかず、振り回されていたのは、彼なのかも。
90 10/4
on plane
ザ ファブル
超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋「ファブル」(岡田准一)は、子供の頃から殺し屋のボス(佐藤浩市)に育てられ、普通の社会を知らぬまま、稀代の殺し屋(どんな相手でも6秒以内に殺す)と言われるほどの立派な殺し屋に。
そんな時、ボスから「普通に生きろ!」と1年間の休業を言い渡たされ、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹として大阪に住むことに。もうひとつのオーダー「休業中に誰かを殺してはいけない。もし誰かを殺したら、お前を俺が殺す」と共に。
生まれて初めての普通な人間の普通な日常生活にファブルは悪戦苦闘します。(笑)そんな中、偶然知り合った女性のミサキ(山本美月)がある事件に巻き込まれたことから、彼女を助けるためにファブルは再び裏社会に戻って行ってしまう。という物語。
この作品をジャンルにわけるなら、アクションコメディーかな。とくに、ギャグのシーンは面白かった。アクションシーンより、ギャグシーンの方が印象に残りました。
この作品では、福士蒼汰や向井理等のいい人を演じることが多い有名俳優が悪者を演じていて、普段のイメージと違う役の彼らが、良い味を出していました。でも、やっぱり彼らは良い人役の方が似合う。特に福士蒼汰は、悪役というよりただのアホ役????という感じだった。(笑)(^_^;)(^_^;)(^_^;)
そんな中、柳楽優弥は悪役(&ボケ役)にすっかりはまっていました。(笑)とくに、狂気をはらんだ彼の目がイッチャッテいて、怖いくらいの凄みがありました。(笑)
89 10/4
on plane
パラレルワールド・ラブストーリー
並行して走る二つの通勤電車の窓越しに何度も会う男女。素敵な出会い・運命的な出会いを勘違いしてしまいそう。。とてもロマンチックな始まり。どんな展開に?。そこから奇跡みたいな恋が始まるかと思ったら。。。そうではなかった。
脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史(玉森)と幼なじみの三輪智彦(染谷)は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバル。ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性:麻由子(吉岡里穂)は、なんとあの電車の扉越しに出会った女性だった!!(@_@)そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。麻由子が「親友の恋人」である現実と、「自分の恋人」である現実。
●崇史:
電車の中で彼女に出会った時から、とにかく麻由子のことが好き。。そして、智彦をある意味「自殺」させてしまったことを悔いて、智彦に関する記憶を改変するが、麻由子への願望が強く現れてしまい自分と麻由子が恋仲であるという記憶を持ってしまう。
物語が進んでいくと、彼はストーカーかのような振る舞いを。。。どうしたどうした。
●智彦:
麻由子のことが好きだが、崇史との友情も壊したくない→彼自身がこの状況から逃避するために、彼が開発している機械で、スリープ状態に。。。。
●麻由子:
電車の中で出会った崇史に好意を抱いていたが、智彦と先に出会い恋仲に。その後、恋人の親友という形で崇史と再開してしまい苦悩する。「浮気はよくない!智彦は大切な人!」と崇史への気持ちは隠そうとしているが、崇史に気が向いていることを、崇史に(智彦にも)見透かされていた。→だから、崇史は強引に迫ったのだと思うけど…ちょっとわかりづらくて、ただのストーカーにしか見えない。
ただ、ラストシーンで全部忘れてやり直そ!となったようなんだけど。。。えっ?!
いろいろあったけどすべてリセットして前を向いて進みましょう。終わりって。
88 10/2
Ambience
Gurgaon
Joker
道化師のメイクをして、恐るべき狂気で人々を恐怖に陥れた悪のカリスマ:「ジョーカー(バットマンの敵)」が、いかにして誕生したのか?!が描かれています。
「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していくというストーリーです。
主人公アーサーはコメディアンを目指すのですが、「突如笑い出す」という奇妙な神経病を持っていたため、周囲から気味悪がられ、ついには職を失ってしまうんです。
前半は、その病気のために、さらに、トラブルに巻き込まれ続けます。。。とても悲しい気持ちになります。。。そこで行われていることが、仮想の世界観ではなく、普段ニュースで聞いているような我々の世界でも実際に起きていることでした。格差社会、貧困層、非正規雇用、若者の絶望などなど。我々の世界でも彼を産み出してしまうんだ。と、さらに怖くなりました。
彼は、いつか誰かが自分のことに気づいてくれる。いつか、いつか、変わるんだ!そう信じて、何度も、我慢して我慢して我慢して我慢して我慢するのだけど、みんな裏切ってしまう。結局、みんな、自分のことしか考えていない。
カウンセラーにも、友だちにも、仲間にも、好きな人にも理解されることはなく、愛してくれていると信じていた母親にも裏切られ、精神的にボロボロになってしまう。。。
そして、自分には味方なんていない。私は誰からも嫌われる。もう抗うのは疲れた。
これが私の人生なのか、と気づいた時に、、、、ジョーカーは、生まてしまう。
はじめからモンスターだったわけじゃない。人間の醜さが、彼を生んだのだと思った。
87 9/29
Ambience
Gurgaon
Abnominable ~アボミナブル~
ハリウッドに出資された中国資本で作られたということがとても感じられる作品です。
中国のとある会社「バーニッシュ・インダストリーズ」に、1匹のイエティが捕えられ、研究材料にされていました。そこからイエティが脱走亡する。から始まります。
イエティは、街中を逃げ回り、とあるビルの屋上に隠れます。。そして、その場所は、主人公の「イー」ちゃんのバイオリンの練習場で、彼女はイエティーと遭遇します。
主人公の「イー」は、父親を亡くし母親とナイ・ナイと共に生活する少女で、父親と共に中国じゅうを旅をする夢を持っていました。父親が亡くなった今でもその夢を抱き続けていて、犬の散歩やベビーシッターなどのバイトをしてお金を貯める毎日を送っている。
二人の友人「ジン」「ベン」とともに、イエティーの故郷のエベレストに返してあげるために一緒に旅をするという冒険物語です。そして実験をしていた「バーニッシュ・インダストリーズ」も逃げたイエティを必死になって探します。。主人公たちとの追っかけっこのドタバタなストーリーです。
「イー」ちゃんはイエティに「エベレスト」という名前を付けます。。。何のひねりもないんかい。。。。(^_^;)(笑)
実は、「イエティ(名前:エベレスト)」は、魔法を使えるんです。
◆エベレストが鼻歌を歌うと、しおれていた花が復活!
◆エベレストが魔法の力でブルーベリーを育成して、めっちゃでかくしてしまう。
◆エベレストの魔法の力で船を動かします。水の上で。陸の上で。
◆エベレストが魔法の力と自分の髪の毛で、バイオリンの弓を修理。
◆エベレストの魔法の力で空飛ぶ雲の生き物を製作し。子供たちと共にそれに乗り、エベレストまで移動し一気に山を登ります。←最初からせんかい!!!
そして。。。いろいろな意味でハッピーエンド。。。(^_^)/
最後にひと言、何しろ、イエティ(エベレスト)が可愛くない。。。
86 9/28
Ambience
Gurgaon
Rambo ~Last Blood
年老いたランボーが、アリゾナにある自分の牧場でのんびりと暮らして、ロッキングチェアに揺られたり、乗馬をしたりしている平和なシーンから始まります。
しかし、やはりランボー!!。やっぱりアクシントが発生して、それを助けるため、復讐のために敵をやっつける。。。となってしま。定番中の定番!これぞランボー!というストーリー。
今回の相手はメキシコの麻薬カルテル。
友人の娘がカルテルに誘拐され、それを助けに行ったことから、カルテルと戦うことになります。ランボーのトレードマークとも言える弓矢にナイフや小銃を持って暴れまわる姿も楽しめます。。。スタローン自身もすでに御年73歳とのことですが、彼のそのアクションは健在でした。
1982年に1作目が公開されてから37年の時を経て、ランボーシリーズにもいよいよ幕が降ろされます。ベトナム帰還兵で元グリーンベレーのジョン・ランボーが最初の血を流してから40年が経ちます。
前作のシリーズ4のランボーは2008年に公開された『ランボー 最後の戦場』。ミャンマーを舞台にミャンマー軍に囚われた医療支援のために訪れたNGOを救出するというストーリーで、タイにいたランボーは、それをきっかけにアメリカはオレゴンの自宅に帰ります。本作はその前のシリーズ3の『ランボー 怒りのアフガン』から20年ぶりの続編のシリーズ4となっていたこともあり、その際に、日本の配給会社がタイトルに「最後・・・」とつけてしまったんです。
そして、今回。また、最後・・・と感じるのは日本人だけ。。の様です。
シリーズ4で「最後・・・」とうたっていたのは日本だけで、原題は「Rambo」他の多くの国では「John Rambo」というタイトルで公開されていました。
85 8/25
Ambience Delhi
The Angry Birds Movie 2 【邦題:アングリー バード2】
このシリーズの1作品目があまりに、日本市場で受け入れられなかったようで、この2作品目は日本では上映されないとのこと。
作品の観た感想は、う~~~ん。日本ではうけないなぁ~きっと。いかにも、アメリカンコミックの子供向けコメディーカートゥーン。わざわざ、お金を払って見に行くほどでもない。と、素直に感じでしまう。
私には、英語字幕もなかったので、早口なセリフで結構理解できなかった。(;´д`)トホホ。子供向けアニメなのに。。(^_^;)
お話の方は、緑のブタたちが暮らす島「ピッグアイランド」が、凶暴なワシたちが住む北の極寒の島「イーグルランド」から 氷玉の攻撃を受けることに。ブタたちは自分たちの生活を守るため、主人公たちの鳥が住む島「 バードランド」に来て、彼らに応援を求めてきます。。そして、みんな揃って ワシ退治に行きまぁ~す!
基本的に、ドタバタコメディーで、、、次から次へとドタバタの連続。ところどころ吹きだすシーンもあるけど、、、なんだか、トム&ジェリー的なシュールさがあります。
お尻に落書きしてあるシーンが、会場で一番爆笑を誘っていたかなぁ~。
アメリカのアニメって、なんだか痛いシーンが多いんだよね。(^_^;)
そのうち、楽しければ、なんでもOKみたいな感じになって、敵も味方もみんなでダンスしたり。。。(^_^;)
なにより、ベビーキッズたちが、可愛かった。
ひよこのベビー・・にヘビのベビー・・・癒されました。(^_^)(^_^)(^_^)�
84 8/12
サンストリート
浜北
アルキメデスの大戦
日本と欧米の対立が激化する昭和8年、日本帝国海軍上層部は世界に誇示できる巨大戦艦:大和の建造に大きな期待を寄せていた。しかし、当時、海軍少将だった山本五十六(舘ひろし演じる)は、その計画に待ったをかけた。山本はこれからの戦いは「空だ!」と主張し、空母建造の代替案を提案することに。そして、山本は戦艦大和の建造にかかる莫大な費用を算出し、大和建造計画の裏に隠された不正を暴くべく、軍人嫌いで帝大数学科を中退した孤高の天才:櫂直(主人公、菅田将暉演じる)を海軍に招き入れ、彼に託します。彼の卓越した数学的能力、そして持ち前の度胸を活かして、海軍のお歴々と堂々と渡り合っていく。。。というストーリー。
作品冒頭の戦艦大和と米軍との戦闘シーンはとても迫力があった。
史実では沖縄特攻に出航した戦艦大和は、約3000人の乗組員もろとも撃沈される訳ですが、それが大迫力で、とてもリアルに描かれていました。
「この戦艦は作ってはいけない」と合理的な思考で判断をする主人公でも、数学者として戦艦大和の設計を「美しい」と感じてしまう。(^_^;)
数学者としての業と日本人の判官びいきの心象が、重なって見えてきます。業や情緒を優先してしまうのは、まさに日本人的マインド。日本人だったら仕方がないのでしょうかね。。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
本作で一番驚かされることは、最後の最後で明らかになる「戦艦大和が建造された本当の目的」です。実際に戦艦大和が造られたことは誰もが知っている事実ですが、一体どうしてそうなってしまったのか?? あれほど、「この怪物を生み出してはいけない!!」と力説し、建造計画のコンペに勝った主人公が、戦艦大和の建造とどのように関わっていくことになるのか。
フィクションとはいえ、その事実を知った瞬間の衝撃は、背筋がぞくぞくしました。。。。そうなのぉ~~~!!!(@_@)(@_@)(@_@)
83 8/11
移動中
Ready Player One
貧富の格差がひらき、荒廃した街に多くの人が暮らす2045年の未来の世界。世界中の人々がアクセスするVR世界:OASIS(オアシス)にログインして、理想の人生をその世界の中で楽しむことが、若者たちの希望だった。
そんなある日、オアシスの開発によって巨万の富を築いた創始者が死去し、オアシスの世界に隠された3つの謎を解明して3つの鍵を手にした者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を渡すというメッセージが発信されることに。
莫大な遺産目当てに、世界中のユーザーがOASISに入り込み、謎解きに躍起になります。主人公の少年ウェイド(17歳)も参加することに。
ある時、ウェイドは、謎の美女:アルテミスと出会い、1つ目の謎を解き明かすことに成功する。彼は一躍オアシス世界の有名人になるのだが、巨大な遺産を狙う悪徳企業の魔の手が迫り彼の邪魔をしてくる。。といった流れ。
この作品で、目を見張るのは、オアシスのVR世界に出てくる、過去のヒーロー達。。。VR世界なので、なんでもOK!!(^_^;) まず、主人公の車はデロリアン!そして、ガンダム、メカゴジラ!さらに、ライディーン、カウボーイビバップの船など、登場するメカやロボットは日本由来のものが多い、パーシヴァルが。3分間だけウルトラマンに変身してスペシウム光線を使って活躍までしてしまいます。(^_^)/
そして、アキラ、サタデーナイトフィーバー、シャイニング、ターミネーター2もあり(キャストが微妙だけど。。)のキャラも出てきて、さらにストーリーがとってもGOOD!!。
日本育ちでミャンマー人の森崎ウィンが作品に出演していますが、彼がゲスト出演していたバラエティーのTV番組では、流暢に日本語を話していたのに、作品では「おれはガンダムで行く!」という短いセリフを、わざわざ相当下手な外人発音で言っていたのは???なんで????(笑)やっぱりその言い方の方が、Globalなんでしょうかね?
82 8/10
機内
ラプラスの魔女
東野圭吾原作のファンタジースリラーの作品です。温泉地にて硫化水素中毒での変死体が立て続けに見つかるという事故?/事件?が起きます。
東京から来た刑事の中岡(玉木宏)は、遺産目当ての計画殺人を疑うのだが、不可解な事件のため、地球科学の専門家青江教授(櫻井翔)に現場検証をいらいすることに。。そしてその結果、気象条件の安定しない屋外で殺人計画を実行するのは不可能として、教授は事件性を否定します。なぜなら、そのためには、犯人は特定の場所で起こる自然現象を正確に予測しなければならないからで、そのようなことは考えられない。ため。。。
捜査が行き詰まる青江教授の前に謎の女・羽原円華(広瀬すず)が現われ、これから起こる自然現象を見事に言い当ててしまいます。彼女は事件の真相を知る青年:甘粕謙人(福士蒼汰)を探していて、その捜索を青江に頼むことに。という感じでストーリーが進んでゆきます。。
豪華キャストが出演しています。櫻井翔、福士蒼汰、広瀬すず、玉木宏、リリーフランキー、志田未来、豊川悦司、高嶋政伸、檀れい・・・
「ラプラスの魔女」と名乗る「円華」のミステリアスな魅力に、とっても惹きつけられます。自然科学現象の予測やオカルト的な未来予知ではないと強調しているのですが、、ふ~ん。。結局そうだよね。。と思ってしまう。
そんな中で、特に、乱流の予測は難しいと言ってるのに、見事にダウンバーストを狙いどおりに一発で発生させてしまっていることなんかは、ちょいと辻褄が合わない。そして、車を突っ込ませること自体、彼(福士蒼汰)は知らないハズなのに・・・
81 8/10
機内
MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
90年代の月9的な作品でした。あまりに近くに居過ぎてお互いの感情に気付かない2人どおしが、クリスマスの奇跡で素直になれる!というお話。
主人公の「光」の鈍感さや純粋さが、彼を演じる「相葉」くんのイメージ通りで、ぴったりはまり役でした。
◆ 漫画家を目指す書店員の主人公の「光」。
◆「光」と幼馴染みのヒロイン役の「杏奈」。
◆「杏奈」の仕事仲間の照明デザイナーの「ソヨン」←韓国人女優さん
◆「光」の同級生で売れっ子漫画家の「北山」。が主な登場人物。
そして、「光」は「ソヨン」に恋をして、「杏奈」はずっと「光」に片想いで、「ソヨン」と「北山」は元恋人同士で。。。。
なんだか、どこかで聞いたような男女の恋愛関係。。。。(^_^;)
特徴的なのは、所々で登場する「光」の漫画のキャラクター「デビクロ」くん。実写とアニメの融合は面白かったが、何だか子供だましぐらいの印象で、ちょっと物足りない。。(^_^;)
主演の二人がとにかく、主演の2人が地味で内容に起伏が無かったのが残念。閉じられた世界の話で、ファンタジー要素満載でした。(^_^)(^_^)
◆ You make it come now=「ユメキットカナウ」 と読む。GOOD!
◆ 「走れ」が、全て「fly」と訳されていた。遠州弁かい?!
◆竹内まりやの曲で始まり、、、クライマックスでは山下達郎の「クリスマスイブ」、、、、バブル時代のドラマの再現かい?!(^_^;) 、、、さらに、雪が降り始めて、ヒロインが空港に向かうバスに乗り、主人公がそれを追っかける。←ベタ過ぎる!!あまりにベタ過ぎてほっこりしてしまった。
◆ドランクドラゴンの塚地が、地味ぃ~に、コミケのオタク役で出ていて、全く違和感がなかった。彼そのものでは?と思ってしまう。
(笑)
80 8/3
アンビエンス
デリー
Fast&Furious Hobbs&Shaw
~邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ~

超派手なカーアクションで、ひときわ際立っているワイルド・スピードシリーズのスピンオフ作品です。永遠のカーアクションヒーロー「ヴィン・ディーゼル」や老舗の「ドミニクファミリー」はひとりも出て来ていないのですが、新ファミリー組の「ドウェイン・ジョンソン」と「ジェイソン・ステイサム」の太太マッチョのダブル主演によって、ワイルド・スピード感もありつつ、スピンオフっぽい本編との雰囲気の違いも感じられ、とってもGOODでした!
この2人のタフさやパワーは、並みの人間の数倍…いや数十倍!!!(@_@)
繰り出される大暴れカーアクションは、あまりにすごくてお口あんぐり。(^_^;)
◆ ビルからビルへのダイブ・アクション →絶対、死にます。
◆ トラックの隙間や車の下をすり抜けるカーチェイス →絶対、死にます。
◆ 鉄壁の敵基地への侵入そして、そこからの脱出アクション →絶対、死にます。
◆ 車でヘリを“釣る” 崖っぷちスレスレのアクション →絶対、死にます。
もう、どんだけアクション・アクション・アクションの連続なんだよ!(^_^;)(^_^;)
立ち塞がる強敵!そして、絶体絶命のピンチ!
ド迫力のアクションの最後は、己の拳と肉体で決着!←定番ですね。
あまりにも、超・超人級! で、リアリティーの欠片もナシ。
一方、この2人と言えば罵り合い、いがみ合いながらも組む時ゃあ組む!
これぞバディ・ムービー!
そして、『ワイルド・スピード』の代名詞でもある「ファミリー愛」は、スピンオフとは言えども、しっかり受け継がれています。(^_^)(^_^)(^_^)
79 7/29
自宅
真犯人
平成20年、静岡県の国道高架下で須藤という男が殺される殺人事件が発生します。
この事件を捜査する静岡県警の刑事:日下(小泉孝太郎)は、その須藤という男が昭和49年に離婚した妻との間にできた幼い息子:マモルくんを誘拐事件で亡くしていて、その犯人がいまだに捕まっていないことを知ることになります。
さらに、その事件の時効が成立する1年前の昭和63年に、静岡県警本部長の榛康(高嶋政伸)の指示により特別捜査班が組織され、ノンキャリアでも警視にまで昇進した重藤(上川隆也)が管理官となり、有能な刑事6人を率いて再捜査が行なわれることになります。結局、その時の捜査では犯人が見つけられず、誘拐事件は時効になってしまいます。(^_^;)
そして、その再捜査から20年後、東京在住の須藤が静岡で殺されたことを不可解に感じた日下が、昭和49年に起きた誘拐事件を掘り下げることが、須藤殺害の真相の解明につながると直感し、警察を定年していた重藤を訪ね、協力を得ながら、事件の真相を明らかにしてゆきます。
昭和49年の誘拐事件の謎をひも解いていくうちに、「昭和と平成をつなぐ事件の糸」が段々つながり始めてゆきます。
最終的に、日下は真犯人に辿り着くことができたのですが、それまでに多くの捜査員がこの昭和と平成の事件に関わり、トータルで、34年の歳月を費やすことになりました。
真犯人のゆがんだ愛のわがままから、多くの人の人生が変わってしまいました。
そして、非常に悲しいストーリーでした。
決して、真犯人が分かったらといって、スッキリではありませんでした。
78 7/29
旅行中
Limit
目覚めたら棺桶の中!あるものは携帯とナイフと懐中電灯のみ!
全シーンが棺桶の中からライアンレイノルズが脱出を図るシチュエーションスリラー!
彼の救出のために米国の政府機関が動き出したかと思えば、テロリストから電話がかかってきて、無理難題を押し付けてくる。。。
まさに、希望からどん底に落とされる。!(T_T)( ;∀;)
棺桶の中の映画だけれども、心理状態の浮き沈みが面白く、ハラハラドキドキさせてくれました。いつのまにかこの世界観に引き込まれて、息をのんで見入っていた自分が居ました。それにしても、
◆◆意外と棺デカい。
◆◆意外と携帯の電池切れない。
◆◆意外とライター消えない。
◆◆意外と酸素無くならない。
携帯があって外と連絡がとれるのに、自分の場所が分からず救助もしてもらえないというのがリアルで怖い。
砂が入ってきたときの絶望感。もう~~殺してぇ~~!!!ってなる。
最後には、助かるんだろう!!と普通の展開を想像し、期待していたら。。。。。 電話の声を聞きながら生き埋めになってしまうというラスト。
砂が一杯になってもすぐに死ねないだろうから、そこからとても苦しい思いをして、誰にも見つけてもらえず死んでしまったんでしょう。。作品の中では描かれていないので想像ですが、、、むご過ぎる。
77 7/28
旅行中
ナラタージュ
作品の印象は暗い・重い。。。ストーリーが面白くない。
人間の心?を描写した作品なんだろうけど、つまらない。
精神病?の奥さんと別居中に、教え子にフラフラ〜っとなっただけの、ただの浮気の話では?そして、最後には、浮気を止めてその別居中だった妻とまた一緒に暮らす。。。(^_^;)(^_^;)
もうひとりの主要登場人物の小野くんは、坂口健太郎が演じているため、見た目と中身にギャップがあるけど、器の小さいごくごく普通の男役。普通の人生を送ってる大学生ならあれが当たり前の行動なのかもしれない。
しかし、好きになった男が恩師で、その恩師には実は奥さんがいて、それを知らず勝手に好きになって、盛り上がり・・・・これも普通の女子高生なんですかね。好きだけど、好きになってはいけない人・・・当事者たちにとっては悲しく・辛く・苦しい一方、美しく、尊い想いなのかもしれない。けど、ちょっと理解しずらかったです。
主人公の男役を演じていた松本潤はスターオーラを消したおさえた演技をしていてGOODだった。そして、相手役の主人公を演じていた有村架純はさらにVeryGood! 濃厚なキスシーンやラブシーンも演じ、これまで見た彼女の演技の中で最もしっとりとした大人の女性だったと思いました。
ラスト近くの浜辺のシーンでは、もっと何かがあって欲しかった。
2人が別れた?後に、愛し合うシーンは要らなかったと思う。浜辺で別れてたら、もうちょっと感じるものは違ってたかもしれない。
なにしろ、白い猫ちゃんが、とっても可愛かった・・・(^_^)/
76 7/28
旅行中
寝ても覚めても
顔は同じでも、全く人格の違う男を好きになってしまった女性の物語。
大阪で運命的な出会いを果たした東出昌大演じる「麦」と主人公の女の子の「朝子」。だが、麦はどこかとらえどころがなく、ある日突然、麦は、姿を消してしまう。その2年後、東京に上京して喫茶店で働いていた朝子は、麦と容姿がそっくりの東出昌大演じる「亮平」(見た目は全く同じだけど別人とい設定です)と出会い恋に落ちてしまいます。やっぱり、容姿が同じだから???なんでしょうね。それから5年が経ち、朝子は秘密にしていた過去(同じ容姿の男と昔付き合っていたこと)を亮平に打ち明け、平穏な生活が続くはずだったのですが。。。
この映画のタイトルは、「寝ても覚めても」・・・彼のことを想う。だけでなく、寝ても覚めても・・・・いろんな現実があるよねっという意味だと思うととても深いタイトルだと。そして、キャッチコピーにもある「愛に逆らえない。」まさにこの言葉にこの作品は集約されています。
愛は盲目。すべてを狂わせる。。。と感じました。
あの!衝撃のシーンで、、私が女の子だったらと考えると、あのタイミングで彼の手は取らない。と思う。でもその後、、「もし、あの時、あの人について行ってたら…」と、ずーっと考え続けてしまいそう。
表面上だけ仲のいい夫婦でいられれば「亮平」は、それはそれで幸せだったのかな。でも、その反対が、あの行動される。。。ということではないような。。
ラストでの、「(雨で)増水してる。汚い川だ」「でも、きれい」
「麦」という過去の男の存在を気づいていながら、それをお互いに心にしまっていた頃に比べたら、、、手ひどい裏切りの行為を経験した2人にとっては、、、とくに、一度亮平を裏切って、彼の目の前で彼の元を去った朝子は、きれいな流れには例えることはできない。しかし、今の方が心から亮平を好きだと言える。汚く見える流れだが、きれいな流れだ。ということなんだろうなぁ~と。そして、この作品のラストの後、2人はうまくいったのだろうか。この作品の中での猫の活躍はGOODでした。
75 7/28
旅行中
4/猫(よんぶんのネコ)
1話約20分強×4話のオムニバスの作品で、それぞれの話しに繋がりはなく、秩父と出演している猫のみが共通というもの。各話ともに、猫がいる意味はあまり「ある」とは言えない。そして、3話目に至っては、ネコが何も意味をなしていない。

①「猫まんま」
  泣ける漫才、よかったな。うるっとした。二人の会話がいい。
②「一円の神様」
  娘さんの可愛さ印象に残った。
③「ひかりと嘘のはなし」
  さわやかな感じ。
④「ホテル菜の花」
 人生の休憩所みたい。
こんなに後味の悪い作品は久しぶり。
それも後とになる連れてどんどん暗い話になっていく。猫でもみて癒されようと思って見ようとすると、ひどい目にあいます。
基本的に、家族の崩壊の物語ばかり。
74 7/28
旅行中
音量を上げろタコ!!なにを歌ってんのか全然わかねぇんだよ!!
主役のシン(阿部サダヲ)が圧巻で。。。
ヒロイン役のふうか(吉岡美里穂)の清涼剤的な存在で。。。。
ふうかは常に何かに抑圧された存在で、それが「声が出せない」という形で表現されている。下手だと思われたら嫌だ、昔いじめられていた、そういった理由で声を出さずにいるふうかは、まさに現代社会を生きる日本人の悩みそのもの。
個性的な意見を誇示する人間は煙たがられ、周りとの同調を求められる。そんな中、近年はSNSなどを通した自己表現が流行してはいるが、そこで求められるのは体裁が繕われた所謂「映え」な世界なのであって、シンが表にだすような自分自身の表現の「ロック」とは、かけ離れたものなのだ。
「やりたくない理由を探すな」ってのと「音量上げろタコ。何言ってるか分からねえんだよ!」ってのがキーワードなのかと思う。信念だったり自信とかだったり、自我だったり主張だったりするのかなあと。全編に渡り奇天烈なキャラと奇天烈な演出に溢れ返ってはいて、そのエピソード達も意味があるんだかないんだか良く分からない。
物語は基本的に阿部サダヲと吉岡里帆を中心に進んでいきますが、それでもツッコミどころが多すぎる。
■声帯を治すために韓国行くのはわかるが、いきなりのお父さん技術者設定で「えっ?」ってなりました。
■終盤の謎のキスシーン。手で口塞げよとしか思えませんでした。それに走ってる車に乗ってるやつとキスしながらダッシュして並走するって、あり得るんかい? 長々とキスシーンを見せつけられたあとにやっと隣に座ってたやつが気づくけど、いや、運転手が先に気付くだろうが!
73 7/28
旅行中
日本で一番悪い奴ら
本作は実際の事件を元にしたフィクションということでした。ただただ柔道が強いだけで北海道警察の刑事になり、正義感が強すぎて純粋すぎるゆえか、点数稼ぎのために、銃を買ったり、人を殴ったり、挙句の果てにはシャブ中となり逮捕され、死んでしまうというストーリー。押忍、押忍といっていた青年があんな簡単に悪に染まっていくとは・・・(^_^;) 主役は綾野剛。
最初はウブで純粋な警察官だったのが、ヤクザまがいの警察官になっていき、最後はやく漬けでふらふらになっていく。。それぞれの姿を様々に演じ分けているのが綾野剛の演技が素晴らしい。チャカ=拳銃の密輸を検挙するために、シャブ=覚醒剤の摘発を見逃す作戦があるが、本末転倒な感が否めないのだけど、本人たちは本気でその作戦がベストと考えるんだから罪深い。結果しか見ない。過程は見ない。そういう組織内のダメな部分が見事に描かれている。
警察の不祥事は絶対ダメ!と怒ってみても、警官も僕らと何にも変わらないただの人間。ヤクザ相手に点数を稼ぐビジネスをしているプロフェッショナルな職業と考えれば、むしろ僕らと変わらないどころか、ヤクザのほうに限りなく近い。彼みたいな警官は、まれ中のまれなヤツなんだろうけど、マル暴なんかで長年働いているようなベテラン刑事は、純粋な正義感だけでは、勤まらないだろうなぁ~と思えてきます。
ラストはとても印象深かった。これからの北海道警を担う希望の新人警察官が並ぶ中、カメラがゆっくり国旗に寄っていく。「なお、諸星(綾野剛演じる主人公)以外、誰も逮捕されていない」とテロップが出て、国旗ドーン!!と。見よ、これが日本の警察だ!と言わんばかり。
72 7/27
旅行中
最高の人生のつくり方
腕利きの不動産マンだが、偏屈な性格で嫌われ者のオーレン(マイケルダグラス演じる)が、疎遠で離婚している息子が刑務所に入る事になり、ひとり息子が育てていた孫娘を預かる事になります。。幸運にも、親切な隣人で、感情的ですぐ泣く女性のリア(ダイアン・キートン演じる)の助けを借りることができ、孫娘と一緒に暮らしはじめることになります。リアや孫娘の存在が、オーレンの頑固な心を少しずつ解きほぐしていき、ただの隣人から、かけがえのないパートナーとなっていく様子が描かれています。
孫娘を息子と離婚したヤク中毒だった実の母親に預けようとするが、その母親がまだ、ヤク中毒であることが確認できると、孫娘を置いていかずに、一緒連れて帰ってきてしまったり、無実の罪で刑務所に入ることになったことが分かった息子の為に弁護士を雇ってあげたり、親しくなった隣人のリアの為に、彼女の夢でもある多くの人前で歌う仕事を紹介してあげたり・・・心の底では、先立った妻を今も大事に思ってる、実は、愛情深い男なんだと思う。
お互い伴侶を失ったりとかで、心に抱えるものはあるかもしれないけれど、過剰な重さや暗さや歳を感じさせない若々しい2人のおかげで、軽やかな気持ちで見ることができます。最愛の妻を亡くしてから、人間的な思いやりを失ってしまったオーレンが、独りぼっちではない老後を、人生を。作り上げたことが、すごいと思った。
なんだかんだ言って、登場してくる人たちは、いい人ばかりなので、後味スッキリで、幸せな気分になって終われる作品です。
ただ、最近ありすぎるパターンの邦題「最高の・・・方」は、どうかと。。。似たようなタイトルが多いので見つけられないし、覚えられません。
71 7/27
旅行中
ピクセル
謎の宇宙人が、地球から宇宙へのメッセージとして宇宙空間に放出された地球の情報を元にして、懐かしのアーケードゲームキャラ「ギャラガ」「パックマン」等を実現して、それらを手下にして地球を侵略するというもの。最後まで、謎の宇宙人の姿は出てこなかったが、その方が、余計なものがなくて、純粋にゲームキャラが敵です。というイメージができて、シンプルでよかったと思う。
B級臭ぷんぷん。。。しかし、生き物でも建物でも、彼らに触れると8bitドットに変わってしまって、ぽろぽろ壊れるところは、なんだか綺麗で可愛かった。(^_^;)
エンディングで、8bitドット絵で全編振り返るのも良かったし、日本発のゲームもあるなかで、日本に関するものは一切出てこないのかな?と思っていたら、パックマン開発者(日本人)を登場させているところは、ゲーム愛がとても感じられてよかった。
でも、主人公のオタク達が、軍人よりも運動神経良かったり、カーチェイスの才能があったり? ゲーマーだからという理由では説明できない設定が。。。。
「オタクが活躍する」っていう訳でもなさそう。。。オタクっぽいけど、実はスーパーゲーマーのスーパーヒーローみたいな感じかな。でもそれでは面白さが半減かな(^_^;)
ゲームのルールに従って勝つのにこだわってたわりには、最終的にはハンマーをドンキーコングに直接投げて、倒してるってのが、、訳が分からん。
ゲームのルールに従わなくてよいなら、最初からしてしまえ!!
さらに、なんでドンキーコングに勝利したら、
宇宙人に勝ったことになって、宇宙人が撤退を始めるのは???????
70 7/27
旅行中
ダラス・バイヤーズ・クラブ
主人公ロンは、電気技師をしながら、ロデオと賭事・コカインと買春に明け暮れるトレーラー生活を送っています。同僚の労災ついでにたまたま運び込まれた病院で、自分が最も軽蔑する「ホモがなる病気」AIDSと宣告されます。
彼が死の宣告を受けてからの変容は「死を受容するまでの5 steps」そのものでした。
自分にはこの病気はあり得ないと①否定し、診断した医師を②怒り、金を積むから新薬をよこせと③取り引きを試みます。銃を見つめて車内で涙し、④抑鬱状態になるまでの4段階は、殆どの人が経験する過程なのでしょう。但し彼の場合、5段階目は違いました。そのまま⑤受け入れるのではなく、生きてやる!死んでたまるか!と戦うのです。
国民皆保険ではないアメリカでは、気軽に病院で受診出来ません。貧しい人は治験に参加する代わりやサンプル薬限定で特定の病院を無料受診します。ロンが金儲けで始めた未認可薬の密輸は、いつしかこういったシステムからもこぼれている人や、副作用で苦しむ可能性が高い今回の薬剤量に否定的な多くの患者達を助けることになります。そして当局に目をつけられる一方、徐々に協力者も増えていきます。ロンの未認可薬によってというより、飲酒や薬物を絶ち、栄養摂取とジャンキーな生活を是正するだけで体調が回復した人もいるのでしょう。彼のビジネスは明らかに無責任で違法です。免許剥奪までされた医師だけが最先端の知識を持っているかのように描かれたり、法律を犯さない医師が悪いかのような誤解を招きかねない描写には、多少、違和感がありました。
主人公のロンは最初は超自己中心的なやつと映ったが、自分がHIVにかかってしまったことで同じHIV患者に対する優しさが徐々に見えるようになってきて、その上に、ホモを嫌う友人がレイヨンの握手を拒んだことに対する反応や、HIVにかかった後はセックスを我慢する行動は相手を思いやっているんだなと感じ、序盤の主人公の印象が見終わったころにはだいぶ変わってました。
69 7/21
アンビエンスモール デリー

8/4
MGF
メトロポリタン


8/15
浜北
サンストリート
The Lion King ~2019年実写版~
ライオンキングは、シンバが、百獣の王の子として産まれた自分の使命を真の意味で自覚し、身体が大きくなるにつれ、父を慕う仰瞰から、プライドロックの頂点に君臨する俯瞰に成長していくまでの彼の成長の物語ですよね。子供だからこそ軽々しく口にできた「王になる」という言葉の本当の意味がわかるにつれ、前向きには王位継承を望まなくなります。でも、最後の最後には、できるものは自分しかいないという立場を受け入れ、百獣の王の責任を持つ事を決める。
もちろん、ミュージカルにもなっているこの作品での音楽・音響の美しさは超一流。名曲の数々は四半世紀の月日を経ても全く色あせることなく、多彩なアレンジをもってリメイクされていて、この名曲の数々を聴くだけでも大変に幸せな気分に浸れます。
さらに、映像の美しさもこの上なし。実写さながらのリアリティさがめっちゃあります。その風景描写はもちろん、動物たちの細部に至る描写が非常に凝っていて、特に子ライオンが持っている柔らかそうな毛並みは抱きしめたくなること必至です。その他の動物も鳴き声、仕草に至るまで非常に忠実で、製作陣は相当時間をかけて研究して、取り組んだんだと思います。(^_^)/(^_^)/(^_^)/
そして、21世紀の価値観を積極的に取り入れたり、昨今の地球環境を鑑みてのサークルオブライフは、良かった。。
愛されるものと愛されないものの違いはなんなのだろう?と思わず、考えてしまいました。それって、愛されて育ち、良い意味で周りに助けを求められるという事と、与えて貰った役割を活かして、自分の力を誰かのために使う事なんだろうなぁ~~、とあらためて確認させてくれました。
68 7/19
自宅
オリエント急行殺人事件 ~2017年版~
余りにも有名な作品ですね。
今回殺害された悪役はジョニーデップでした。さらに、スターウォーズのレイの人とか、007のMの人とか、ペネロペ・クルスとか、ジョニー・デップとか、有名な人がたくさん出ていました。
密室のオリエント急行に殺人犯がいる!
そこに居合わせた名探偵ポアロが、その事件の解決のために、ひと肌脱ぐ。。。
昔におきたとある事件が事の発端であり、事件の関係者が乗り合わせるこの列車で1人の男が10箇所以上も刺されて死んでいた。乗客には皆アリバイがあり、殺害された男の元には脅迫状があった。悪どい仕事をしていたせいか、多くの人から恨みをかっていたようだ。部屋は密室。。。不審な人物を見たと言う証言や第2の殺人未遂まで起こった。
乗客一人ひとりから事情聴取し、2つの仮説を話すポアロ。
仮説①は外部犯説。仮説②は全員が共犯者。
実は、乗客全員は皆繋がりがあり、怨みをはらす為の復讐劇②だったんです。
しかし、真実は葬り去り、皆の心の傷を癒して再生の道を進む為、ポアロは仮説①が真実だと警察に報告し、別の依頼先へと向かっていきます。
多数決で決まる正義ってそれでいいのか?って事でしょ?客観的に感じる正義と多数決の「セカイ」の中の正義と違うって事でポワロは悩むんでしまいます。でも、ポワロが、悩んでる姿は見たくないですよね。
世の中には善と悪しかない。中間は存在しない。そう言い切っているポアロですら、今回の事件は、簡単には裁けない。そして、最終的には、中間を認めた。
まさに、裁けど、裁けず。
67 7/19
GoAir機内
猫は抱くもの
元アイドルで所属グループの解散後、スーパーのレジ係として働くアラサー女:沙織(沢尻エリカ演じる)と猫の物語です。可愛いネコ映画かと思いきや、、、猫はほぼ擬人化され、物語の約7割は、舞台上という演劇を見ているような感じ。何の効果を狙った演出なんだろうか?終わった後も、意味が理解できなかった。そして、いまだに。
沙織がこっそり裏の倉庫で飼っている猫="良男"は、自分のことを人間だと思い込んでいて、自分が沙織の恋人であると信じている。。。という設定。。。
作品を見る前は、たくさんの可愛い猫ちゃんが出てきて、抱っこしたり、モフモフしたりするシーンがたくさんあって、猫好きにはたまらない!作品なんだろう・・・と期待して見始めたら、猫ちゃんがほんの少ししか出ていなくて、ほぼ人間ばかりが、人間の姿で猫を演じているという、期待を裏切られた作品でした。もっと、かわいい猫ちゃんたちを映して欲しかった・・・・。
すてねこ橋で野良猫たちが集まって集会をするシーンでは、最初のワンカットだけ、ネコの姿が映って、そのあとすぐに人間たちに変わるから、「色んな世代の人間がたむろしてる」だけのシーンにしか見えなかった。。。
実際は、本当は猫なのだから、人間の姿と猫の姿を交互に映してくれたら良かったのにな…と。
66 7/13
アンビエンス
デリー
万引き家族(Shoplifters)
貧乏だけど和やかで楽しく暮らすとある家族。一見、昔ながらの普通の家族に見えますが、実は、彼らの間には血縁関係がありませんでした。というのも。。。。。
リリーフランキー演じる「お父さん:治」と安藤サクラ演じる「お母さん:信代」は、元ホステスとその常連客で、治が信代の元旦那からくすねた(万引きをした)もの。そして息子役の「祥太」は、治がパチンコ屋で車上狙いをしたときに車の中にいた少年を連れて来てしまって一緒に住むことに(両親からの万引きと呼べるでしょう)。そして、樹木希林演じる「おばぁさん:初代」は孤独な老婆で、その孤独を埋めるために治たちを疑似家族を形成して住む場所を与えていました(治と信代はこの家を我が物顔に使用している。ある意味万引き)。さらに松岡茉優演じる「おねえさん:亜紀」は、初代の夫が浮気して別の家庭を築いた家庭の孫娘で、両親とうまくいっていないところを声をかけて、一緒に住む(家族)となりました。これも万引きでしょう。。。2人は疑似的な祖母と孫の関係を築いていた一方で、初枝は月命日ごとに亜紀の家に出向いて、小金をせびっていました。この作品はただの綺麗な話ではありません。。(^_^;)(^_^;)
そして、この家族に新入りの 「女の子:リン」は、虐待の上に腹を空かして、寒空の夜に外に放置された所を連れて帰って来てしまった。この家族の2人の子供たちは、おそらくそのままの場所に居たら、ネグレクトで亡くなっていた可能性が高いという状況ではあったが、親の保護下に居た状況下から連れてきてしまっている。ある意味万引き。。。(^_^;)(^_^;)
初代は老衰で死んだ後も家の下にひそかに埋められ、年金を「万引き」される。
子供たちが万引きしていることを知ってて、見過ごしていた駄菓子屋のじいさんの、ひと言は良かった
法律で禁止されていることでも、虐待されていてそのままでは死んでしまうかもしれない子どもを、その場から連れて行ってしまうことは、完全に悪いことなのかな?と疑問がわいてしまう。もちろん誘拐はれっきとした犯罪だけれど、その場合はどうなのか?
65 7/7
MGF グルガオン
Spiderman ~far from home~
アベンジャーズの喪失感を埋めてくれるストーリー。この作品にてスパイダーマンの魅力がさらにパワーアップしたと思う。アベンジャーズ ~エンドゲーム~ の重い雰囲気を引きずりすぎない、スパイダーマンならではの明るい世界観に心が癒されました。
ロンドンやプラハ等様々な美しい街並みや風景が観られて観光気分も味わうことができました。さらに、前作のホームカミングではほとんどなかったMJとの恋愛も進展します。
ピーターパーカーはスーパーヒーローだけど、みんなと変わらない恋愛に悩む男子高校生だという可愛らしい丁寧な人間描写がとても良かったです。
MJは、ホームカミングではあまり魅力的なキャラに見えませんでしたが、可愛いピーターとのギャップでクールなヒロインという対比が功を奏した気がします。MJもまだまだ高校生、本音が恥ずかしくて言えなかったりと少し不器用な所もだんだん魅力的に映りました。
序盤に展開されたベネチアでの戦闘シーンでは、水上に高く突き出した塔があったり橋や船が行き交っていたりと水の都と言われる所以であるその街並み自体が新鮮であり、従来の大都会とは一風変わったロケーションを縦横無尽に立ち回るスパイダーマンは、また一味違ったおもむきがありました。
終盤には大量のドローンを使った空中戦、最新の3D技術で展開される敵の幻影内での空想アクション、様々な新しい試みが行われていると感じました。
そして、その新鮮さが、それがまたこちらを飽きさせないものとなったばかりか、とても、素晴らしかった。
64 7/2
シンガポール航空機内
Another World 邦題:半世界
40代に手が届こうかという同級生の男3人の物語で、淡々と話が進んでいきます。
なんとな~く、しみじみ~とした雰囲気の温かい作品でした。
三重の美しい風景と、古くからの年輪のきいた平屋。そして紘・光彦・瑛介の均衡のとれた幼なじみの三角関係。。。そして初乃・明とのやわらかな関わり。どれをとっても本当に深く沁み入りそれが温かな輪になって広がるような感情が湧いてきました。
稲垣吾郎さんは、普通の等身大の中年に差し掛かって、家族も抱えて、炭焼き作りの仕事を黙々とこなしながらも不器用な男性を演じてます。
親の仕事を継ぎながらも、昔ながら且つ、より良い物を作ろうと頑張るが、時代の流れから徐々に排他されていく感じ。淡々としながらもやるせなさを感じます。
都会には都会での仕事の苦労はあるし、田舎には田舎での仕事の苦労がある。
何処にいてもそれぞれの世界はあるけど、それだけが全てではないし、かと言って自分の知らない世界はやはり何処か知らない世界な訳ですから、「半世界」というタイトルは、そういう意味で絶妙ではないかと思いました。
稲垣吾郎氏が演じる主人公は、私の父親によく似ている。他者全般に興味がなく、家族に対しても無関心なところがまさにそうだ! そして、私もそっち側の人間だから、主人公の側の「半世界」しか体感したことはない。一方、長谷川博己氏が演じる友人は、自衛官時代に亡くなった部下に償いをし続けるほど情に厚い人間である。彼にも、他者に無関心な主人公の気持ちは理解できない。彼も「半世界」しか知らないのである。
主人公と友人たちの交流を通して、それぞれの世界は一瞬、接点を持ったかに見える。しかし、すぐにまた離れてしまい、それぞれの世界の中で終わりへ向かって進んでいく。その孤独感が、とても伝わってくる。(^_^)/(^_^)/
63 7/2
ANA機内
こんな夜更けにバナナかよ。
筋力が弱る障害(筋ジストロフィー)を患いながらも、自由に生きることを選択し、夢を追う主人公の鹿野さん(大泉洋演じる)は、首から上と片方の手首しか動かせず、自分1人では買い物に行けない、寝返りも打てない、カップも持ち上げられない状況。
でも、夜中にバナナが食べたいとか、ハンバーガーを買ってきてほしいとか、ワガママを言いながらボランティア(主人公は「ボラ」と呼んで、アゴで使っている。(^_^;))のみんなを振り回すんです。
自分ではなにも出来ないから、ボランティアに助けてもらわないと生きられない。
でも、してもらっていることに卑下するわけじゃなく、あくまで対等でありたいという気持ちが、口達者にぽんぽんとリズムよく言葉が出てくる。。。嫌味たっぷりで、ワガママだらけの嫌なやつ!と最初は感じたのですが、大泉洋がユーモアたっぷりに演じているせいか、なんとなく超ワガママだけどどこか憎めない、だって鹿野だもんなしょうがないよな、と感じさせるものに。
しんみりするところも、笑えるところも、真剣なところも、メリハリをつけて見られた。
なんと言っても、この作品での大泉洋さんの芝居が見事過ぎました。
自分の意志を大切にして、覚悟して一瞬一瞬を生きた鹿野さんは、その点においてはとてもカッコいい。
命に限りがあるのは、みんな同じ。どう生きていくか! 何が大事なのか!自分らしく生きるとは? 勇気やヒントがもらえたような気がしました。
ふざけたタイトルで、ハードルが低かったためか、作品を見た後の、充実感が半端なかった。おススメです。
62 6/30
ユナイテッドシネマ豊橋
コンフィデンスマン JP
テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の映画版。TV版で楽しませてもらったので、期待は裏切られないだろうと映画版も見に行ってきました。天才的な知能を持つが詰めの甘い「ダー子」(長澤まさみ)と、彼女に振り回されてばかりのお人よしな「ボクちゃん」(東出昌大)、百戦錬磨のベテラン詐欺師の「リチャード」(小日向文世)の3人の信用詐欺師(コンフィデンスマン)は、香港マフィアの女帝ラン・リウが持つと言われる伝説のパープルダイヤを狙い香港へ飛びます。(映画ではロケ地も香港となり、豪華に)
3人がラン(竹内結子?)に取り入るべく様々な策を講じる中、天才詐欺師ジェシー(三浦春馬)も彼女を狙っていることが判明。さらに以前ダー子たちに騙された日本のヤクザ赤星(江口洋介)の影もちらつきはじめ、事態は予測不可能な方向へ展開してゆきます。TV版でおなじみだったキャストがたくさん登場して、TV版ファンには、さらに楽しませてくれます。もともと、テレビドラマ版も各話のゲスト俳優にこだわりがあり良かったです。 江口洋介から始まり、吉瀬美智子、石黒賢、前田敦子、小池徹平、佐藤隆太。。。。
ラスト30分の前までは、予想通り、テンポよく面白く進行してゆき、飽きさせない展開だったのですが、毎回やってくるラストの大どんでん返しはよかった。。すっかり騙されました(いつものことですが)。壮大な人海戦術があることが分かっていて、ここまでするとは、もうコレは詐欺というレベルじゃないでしょ
ストーリー的にも良かった。ラストにコンフィデンスマンとして出て来た時とのギャップも良かった。三浦春馬はカッコ良かったけど、オチが分かった後はちょっとあらら・・・・みたいになってしまったけど、そのギャップも良かった。
本作品の一番のギャップといえば、最後の最後に出てきた小栗旬ですかね。
(*^。^*)(*^。^*)(*^。^*)
61 6/29
ANA機内
翔んで埼玉
くだらない作品という予告どおり、とてもくだらなくて、すごく面白くて笑えました。
初めから、埼玉ディスりが止まりません。二階堂ふみさん演じる「壇ノ浦百美」の
「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」は強烈。
また「埼玉県民が東京に行くには通行手形が必要」は、異国の地扱い。。(^_^;)
序盤の埼玉県民をあぶり出す為の踏み絵ならぬ「踏み草加せんべい」はよかった。
静岡だったら、お茶・徳川家康・ピンクレディー・・・・(^_^;)(^_^;)
そして、この作品での、キャスティングの絶妙さがヒットにつながったと思います。
●ガクト(彼だけは、演技ではなくて地では?と思えてなりません。(^_^)/)
●京本政樹・伊勢谷友介あたりは、イメージにピッタリ!
●二階堂ふみもコメディエンヌとしての才覚を発揮しまくっていました
●エロ女神・武田久美子も降臨してましたし。。。(^_^;)
やっぱり、埼玉vs千葉の出身者バトルはかなり爆笑しました。
芸能人の出身地対決・・・とてもくだらない。でもこのくだらなさが面白かった。
● ゆうこりん→小島よしおさん・・・・「弱い!→もっと弱い!!」
●市原悦子さん・・・・「強い!強すぎる!」
物語が進んでいくにつれて、埼玉の良さを伝えわる表現だったり郷土愛を感じる表現が増えてゆき、くだらない→なかなか良いじゃんと思い始めます。ほんの少しだけど。
「埼玉って何もないけどいい場所じゃん」
「埼玉には何もないけど誇りがある」など名言もすごいです。
埼玉のまめ知識がたくさん出てくるんですが、知らないことがたくさんあって勉強になりました!「しらこばと」のつぶらな瞳にやられました(*^。^*)(*^。^*)
60 6/29
ANA機内
マスカレード ホテル
連続殺人事件の3つ目の殺人予告の場所がこのホテルと判明し、そのホテルに潜入捜査を行うためにやってきて、フロントマンとして配置された刑事役のキムタクが、ホテル側のフロント配置捜査官への受入れ指導員役としての長澤まさみに厳しく指導され、そして、さまざまな種類のモンスター客に翻弄される様子が、コミカルに描かれています。
キムタクがモンスター客の理不尽なクレームになんとか耐え忍んで働く姿と、長澤まさみからの厳しいフロントマンとしての指導に対して、刑事としての目線から、わずかな抵抗・反抗をする姿が、面白ろかったです。
お客役として、濱田岳、笹野、高嶋、生瀬、菜々緒とクセのある役者が次から次へと登場してくるので、彼らはもしかして事件と関連があるのでは?と考えてしまい、次第に物語に引きこまれてしまいます。中盤は、彼ら個性的な客のキャラクターを描くことが中心となります。そして、エピソード毎にそのお客が、事件とは関係ないこと(言い換えると、本筋とは全く関係がないこと)が分かり、一体、なんの作品を見ているのか分からなくなることがしばしばでした。肝心の事件の謎解きが、次の次になってしまっているようで。。(^_^;)(^_^;)
本作品を見終えてから考えると、お客とのエピソードの数々は、キムタク演じる刑事と長澤演じるフロントマンの距離を縮め、お互いを信頼し合うためのエピソードだったような。それであれば、それで、とても豪華な演出でした。
すべてのお客様は、キムタクと長澤まさみが主宰するマスカレード(=仮面舞踏会)ということ!です。
※お客様対応で泣けるエピソードがひとつありました。
※明石家さんまが友情出演とエンドロールででてきますが、どこに出ていたか全くわかりませんでした。いまだに。
59 6/21
シンガポール航空機内
パイレーツオブカリビアン 最後の海賊
冒頭シーン、ひとりの少年が登場し石を足にくくりつけ海に飛び込むんです。何が起こっているんだろう?始まるんだろう?と驚かされます。じつは、海賊船「ダッチマン号」が浮上するポイントと分かってしたことで、命を得る代償として「呪われた海賊」となり、死者を送迎する仕事をしている父:ウィルターナーに会いに行くためだったんです。
そして、その少年は彼の息子:ヘンリーだったんです。
彼は海の呪いにかかっている父を助けるために、その呪いを解く鍵:ポセイドンの槍を探しに、、、そして、そのカギのありかを示すコンパスを持っているジャック・スパロウを見つける旅にでます。
その後のとある港町のシーン。。ジャック・スパロウが処刑台に。。緊迫するシーンは数十秒もあったでしょうか、その後、街じゅうを巻き込んでの、一大脱走シーン&銀行強盗シーンの同時進行になります。
ギロチンがクルクル回って、その刃が彼の首に迫るたびに笑ってしまいました。そして、銀行強盗のシーンも、金庫のみならず建物ごと街じゅうを引きずりまわすなんて。(^_^;) ジャック・スパロウがやると、なんでもアリになってしまうような (^_^;)
シリーズ当初は、役に立たなそうなジャック愛用のコンパスだったですが、回を追うごとに重要になってきた感じがします。無一文になったジャックは、酒を飲むために大事なコンパスを売っぱらい、手放してしまいます。
こんな、ジャックのちょっとした行動が災いをもたらす面白さ。そして卑怯とも思える手段でピンチを乗り越えるのも毎度のこと。今回も救ってくれたヘンリーを人質として海に突き落とすという非情なことを。(^_^;)
この作品だけ見ても面白いですが、過去の作品に登場していた人物も出てくるので、過去の作品も観た方がより楽しめると思います。
58 6/18
自宅
アントマン&スワプ
「シビル・ウォー」から約2年後のお話。ソコヴィア協定を破り、キャプテン・アメリカに協力して、ベルリン空港で大暴れしたスコット(アントマン)が、その代償として自宅軟禁2年、保護観察4年の刑罰を受け、あと3日で自宅軟禁が解かれようとしている。。。。そんなところからストーリーが始まります。
アントマンは、スーパーヒーローというポジションではなく、コメディー担当なんですが、ただのお笑いではなく、家族愛があふれることにより、良さが増しています。
ピム博士、ホープ、そしてジャネット(量子の世界に閉じ込められている)の家族。
そして、スコットと幼い娘のキャシー。 ダメなパパでも、キャシーはそんなパパが大好き。このアットホーム感あってこそのアントマンです。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
アクションもユーモアも、感動的な家族愛もすべて揃っている!
量子世界に消えたホープ博士の妻ジャネットの救出がメインのストーリーなのですが、救出の鍵を握るラボの設備を狙って謎の敵「ゴースト(女性)」が現れます。幽霊のように身体を透明化し、壁をもすり抜けることが出来てしまいます。そんなゴーストにアントマンとワスプは苦戦を強いられます。しかし彼女(ゴースト)には悲しい過去が。
ジャネットの救出。ゴーストへの協力。のいずれも叶えたいのだが、どちらが優先なんて決められないし、いずれが叶ってしまったら、もう片方が叶えられるのか分からない。
最終的には、ジャネットも無事救出できて、ゴーストも・・・・そんな、ハッピーエンドなのですが、それだけでは終わりません。この作品もアベンジャーズシリーズの重要なひと作品ですので、、そして、、エンドゲームに続くハプニングが!
※でかくなったアリが働いてる!スコットの身代わりをしてる! おもしろい。
※ワスプがかっこよい〜!!アントマンよりもワスプの方が活躍してた!
※ただ小さくなったり大きくなったりするだけではなく、物体の大きさを変えられるのも面白かったが、様々なサイズになれるというアイデアがさらに面白さ倍増だった。
57 6/9
自宅
ミケランジェロ プロジェクト
第二次世界大戦中に、ルーズベルト大統領から、建造物や絵画などの美術品を保護する任務を託された、兵士ではない学芸員、美術商、彫刻家達を含む7名がチームを組みドイツへ向かうという背景です。任務ては「美術品を守れ」です。
第二次世界大戦では多くの美術品が戦火で失われてしまったのですが、彼らの活躍もあって、守られたものもあったというお話です。実話ベースのストーリーとのことです。
プロジェクト長役のジョージ・クルーニー、学芸員役のマッド・デイモン、そしてドイツ占領下でナチス幹部の秘書をやらされていたフランス人女性役としてケイト・ブランシェットが出演しています。
プロジェクト遂行中に、7名のうちの2人のプロジェクト員が死亡します。後世の人々に、名作の美術品を残すためとはいえ、命を掛けるほどの意味のあるものなのか?という疑問を強く感じました。さらに、ナチスによって隠された美術品ととともに、おびただしい量の金歯が見つかるシーンがありますが、ユダヤ人からのものでしょうか。。。
とてもショッキングでした。
マットデイモン演じる学芸員が、ナチスから取り戻した肖像画を、今は無人となっている元々の持ち主の住居を探して、その肖像画を戻しに行くというシーンがあります。そこにはもう元の持ち主はもういませんでした。壁に書かれたダビデの星がそこに住んでいた人々がユダヤ人であり、すでに強制収容所で亡くなっているだろうと想像できました。
しかし、その肖像画は、そこに彼らが住み生きていた事を証明してくれる歴史の証言者であり、その惨事を思い、胸に刻まねばならないと。。。
56 6/5
アンビエンス
グルガオン
X MEN: DARK PHOENIX
冒頭、主人公:ジーン・グレイの幼少時、両親と車で出かけている途中、対向車と正面衝突し、両親が帰らない人となってしまう。ただし、ジーンは無傷。。。
ジーンが任務中に、とある事故にあって“フェニックス・パワー”が身についてしまうまでは順調だったんですが、そのパワーが身に付き、理性を失うと”ダーク・フェニックス”となってしまうことが分かり、自分が自分でなくなるのではないか?という心の葛藤や、その力の強大さへの恐れや、両親を亡くした自動車事故、重要なX-MENの一人(ミスティーク)の死についても、自分が原因だという自責の念が入り交じり、ジーンは心が押しつぶされそうになってゆきます。。。
それにしても、シルバークイックのシーンは見どころなのに、ジーンが強過ぎてかないませーん!と言って、ちょろっと出てくるだけ。(^_^;) さらに、マグニートーに「あんたの息子!」と伝え ることなく終わってしまった・・・・残念。一方、マグニートーはやっぱり能力のかっこよさで際立ってた!(^_^)/
チャールズって、彼の能力で他の人の心が読めるんだから、ちょっと様子が変だなと思ったら、その人の心を読んでみれば、事前に防げるんじゃない?!ってことって多々ありますよね。もしそうしてたら、市街地が大破壊されることも減ると思うのですが。
ジーンのどSさは際立っていました。あの恩師のチャールズを歩かせたんですから。
今回の一番のイベントは、ミスティークが亡くなってしまうことです。( ;∀;)
そして、今回のテーマは「人の為の嘘が許されるべきか否か」でしょうか。
プロフェッサー:チャールズが良かれと思ってとった行動:「少女過去の真実を隠す」に対して、チーム内の賛否が分かれてしまい、、、様々な犠牲が。
55 6/1
MGF
グルガオン
GODZILLA II: KING OF THE MONSTERS
今回のハリウッド版ゴジラの第2作では、ゴジラに加えてキングギドラ、モスラ、ラドン等、多くのモンスターが出現して、ごちゃごちゃ感があったのですが、その分、怪獣映画としての迫力は増していました。
巨大生物を管理しようとしている特務機関モナークが、「オルカ」と呼ばれる巨大生物とコミュニケーションがとれる装置を開発していて、ある日中国雲南省の基地で、ある巨大生物を冬眠から目覚めさせる実験の最中、テロリストたちによって装置が奪われ、その巨大生物が目覚めてしまう・・・というオープニングで、いろんな要素が含まれていて、ちょっと混乱してしまった。
キングギドラは宇宙から来た怪獣で、モスラは変態生物だが幼虫からすぐに繭になっちゃった。そして、ラドンは、キングギドラを倒す側ではなく、モスラと格闘することに。
それにしても、この作品での渡辺謙の役がとても重要で、うれしかった。。
ちょっとハズキルーペ感もあるが、日本人役者であそこまでセリフがある役をやらせてもらえるなんて。。。。
渡辺謙が、ふと日本語で言ってしまっていた言葉は。。。こんな感じ。。
• ゴジラだ。(「だ」って言っちゃったら、日本語じゃん!(笑))
• 古き友よ。
追記:作品のエンディングの曲が、「ゴジラ」連呼するのみ。。。。もうちょっと何とかして欲しいなぁ~~~~~~
54 5/26
アンビエンス
グルガオン
Aladdin ~実写、2019年版~
アニメ作品のアラジンも大好きなんで、今回実写版が制作されたということで、期待に胸を膨らまして観てきました! そして、その期待を裏切らずとても良い作品になっていました。ストーリー・テンポもよくて、だらけることが無いから退屈しない。ディズニーのミュージカル作品って、とても良い! 特にアラジンは、GOOD!
今回の実写版での魔法のランプの魔人:ジーニー役の「ウィル・スミス」も完璧だし、ジャスミン役を演じている「ナオミ・スコット」もアニメ作品のジャスミンを超えて、ぴったりだった。そして、とても魅力的な女性で、歌声も半端なかった!
アニメ版にはなかったジャスミンが独唱する「スピーチレス」という曲。。(^_^)/
プリンセスが、女性がおとなしく守られるだけの時代は終わったんだ!というメッセージがビンビン伝わってきました。こんな精神的な強さを見せつけたプリンセスって、ジャスミンだけなんじゃないですかね。
そして、とにかく「ウィル・スミス」のジーニーのインパクトがが強烈過ぎます。見た目もさることながら、CGを駆使した魔人としての演出も楽しかったし、彼っぽい会話のテンポがまたまた良かったなぁ~。
彼の登場により、主役を取ってしまったような。。。。(^_^;)
アラジンが、アバブワ王国のアリ王子になって、アグラバーの市街地に行進してくるシーンでは、アニメより圧巻!!アニメより、楽曲はスローなテンポになっているけど、トータルでさらに良くなっていると感じました。とにかく、歌とダンスと圧倒的な映像美で彩りを加え、大人から子どもまで誰でも楽しめるすばらしい作品になっています。
インド映画っぽくない?と感じることしばしばでした。
ネットで調べたら、ジャスミンとアラジンを演じている男女の役者さんは、インド系であることが分かりました。それもあって、余計に感じるんだなぁ~~と。(^_^;)
53 5/7
移動中
DEATH RACE
近未来、アメリカでは刑務所までも民営化され、そこでは営利目的で「デスレース」が行われていました。その「デスレース」とは、刑務所が囚人をレーサーに仕立てあげ、生存者が最後の一人になるまで闘い続けさせるカーレースのことで、そのレースはTVで中継され、高視聴率を得るために、主催者の刑務所側がさらなるエンターテイメント性を求めて、さらに過酷にさらに徹底的に死闘させるという現代の「グラディエイター」のようなものでした。
主人公の「エイムズ」(ジェイソン・ステイサム)はレーサーとしての腕をかわれてしまったばかりに、妻殺しという無実の罪をきせられて、このデスレースに参加させられる羽目になります。過激なカーチェイスがある作品には、なくてはならないようになってしまった「ジェイソン・ステイサム」!!この作品でももれなく、渋くてかっこよいです。
命がけのレースなのに、特典ポイントを踏むと武器やスモーク使用が認められるというまるでマリオカートのような仕掛けがあります。レーサーたちは、なんとかそれらの特典を駆使して相手を死に送り込もうとしますが、さらに主催者がレースを面白くさせるために突起物がある車や重火器を乱射する軍艦車によって出走レーサーはどんどん抹殺されていきます。
人が吹っ飛ぶ えぐいシーンが多いので、その手が苦手な人にはお勧めできません。カーチェイスというより、銃砲が轟く戦争作品レベルです。
最終的には、要塞のようなレース場がある地獄のような刑務所から脱獄する話でもあります。最終的にデスレースに勝ち残って最後の一人になれば開放すると、主催者は表向きには言っているのですが、実際は、その人間を殺ろすつもりでおり、厳重な警備の上に、リモコン式の爆薬が各車に仕掛けられている状況の中で、主人公はどうやってそのハードルを突破するのか?! ラストの劇的なシーンには、胸がすく思いがしました!!
エンドロールで「良い子は真似しないでね」 的なメッセージが書かれていましたが、安心してください!誰も真似できませんよ。
52 5/6
移動中
ドラえもん ~緑の巨人伝~
のび太が、裏山で拾ってきた「苗木」をドラえもんの道具で人間化して自由に動き回れるようにしてあげるんです。なぜかその子は「キー」「キー」としか言えない。人間化するならちゃんとしてあげて!と思うのですが。それは置いておいて。
動けるようになった苗木に、のび太は「キー坊」と名付けて育て始めます。ある日、キー坊を連れて裏山を訪れたのび太たちは、突然現われた巨大な渦に飲み込まれて、植物が支配する“緑の星”にたどり着きます。
そこで、のび太達5人とキー坊は、地球に迫る恐ろしい計画「地球人絶滅計画」を知る事になります。その計画を進めようとする緑の星の大臣:シラーと、大臣の言いなりになってしまっている王女:リーレ(声:堀北真希)が登場し、緑の星での冒険が始まります。
地球を見て激怒する植物達。人間を滅ぼし植物を守らねばと、力を行使して人間を滅ぼそうとする植物人たち。彼らはまさに人間のようでした。
メッセージ満載の作品でした。おおよそこんな感じかなと。。。
壊れた自然をすぐに元通りにはできない。そしてたった1人の人間ができることなんてたがかしれない。でも何もしないでいいのか。そうじゃない。一人ひとりができることをすればいいのだ。そうすればきっと明日は今日よりもよくなるから。
人間も緑も動物もみんながともに暮らしている地球。どうしたらみんなで仲良く共存できるのだろうか?いろんな生き物が居てそれぞれが違う。人間世界の中だけでも。。。自分と意見が違ったらムカつく。反対したからおまえは敵だ。てな感じ。。。
自分と同じ人間は、居ないのに。。。
51 5/5
PVR in
Ambient Mall Delhi
DOG's WAY HOME
野良犬の主人公犬「ベラ(女の子)」を拾ってくれた男の子「ルーカス」が、たまたま、州法の規定で犬(危険動物)を飼ってはいけない地域に住んでいたために、遠く離れたところに住んでいる家族にベラを預けることになり、離れ離れに暮らすことになってしまいます。ベラはなんとしてもルーカスの元に戻りたい!と、自力で、そこを脱走し、野山を超え、苦難を乗り越えて、主人の元に帰る。という王道のストーリーの作品です。
ほぼすべてのシーンが、主人公の犬「ベラ」の目線でシーンが進んで行くので、ベラに感情移入してしまうことになります。
ベラがまだ赤ちゃんの頃、警察による野犬狩りに合い、ベラの母犬が捕まってしまい、ミナシゴとなってしまいます。その後、彼女の母親代わりになった猫のマザーキャットがよいです。わが子のように彼女を育てて、凛々しく、そして可愛い。。。CGが駆使されて作られているものと思いますが、とても表情が豊かで、愛らしい。。そして、この犬と猫が分け隔てなく共存している世界がまた、涙をさそってくれます。まだ初めの初めのシーンなのですが。。。
ベラのアドベンチャ―の途中で、友となるビッグキトゥン(クーガー)との出来事が、、、よい。。。感動させてくれました。よくやった。よしよし。( ;∀;)( ;∀;)
犬好きな方にとっては、感動感動で、涙なくしては見れないと思いますが、猫好きの私にとっても、ボロボロ涙が出てきました。。。( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
よく頑張ったベラ。そして、彼女を取り巻く温かい人間・動物たちにも感動します。
心温まるとても、心が優しくなる映画でした。。(^_^)/
50 4/27
PVR
in Mega Mall
Avengers ~End Game~
とにかく、この作品にかける多くの期待が、公開初日から連日満席という状況に。「待望の」という言葉がふさわしい作品です。
最強の敵サノスによって、人類の半分が消滅してしまった世界で、それでも失った人々を助けるために、最後の危険な賭けに出ることになったアベンジャーズ。その過程で待ち受ける困難や悲劇、そして改めて明らかになる仲間との固い絆には、感動!
前半はドラマ部分がメインで、淡々と静かに進んでゆきますが。後半は一転、怒涛のド迫力アクションの連続です。そして、クライマックスの戦いは、もちろん手に汗にぎると同時に、懐かしいヒーロー達の再集結が印象に残ります。
■ 予告編で何度も見ることになったアイアンマンが宇宙の果てであてもなく浮遊しているシーン。。。宇宙の果てで、空気がなくなりそうになり、死にかけているアイアンマンを助けるのが、まさかあの人だとは?でも「やっぱり」とも言えます。そして、次の日には、地球にいるし。どれだけ早いんだ!!
■初登場?…いや、再登場の“ローニン”。真田広之がその敵役を演じている。チャンバラして、彼は負けしまう。。。このシーンの意味は?こんな役が真田さんに来るなんて。。。頑張って!
■『~インフィニティ・ウォー』のラストを受けて、今回はどんなに重く暗い話になるのかと思いきや、ユーモアもいっぱいなのはさすがマーベルさん。 緑の超人だけじゃなく、雷神様までお笑いの担当に・・・(笑)
■やっぱり、エンドということは、ヒーローのうちの誰かが死ぬということなんですね。悲しい。そして、ご冥福を・・・・
■やっぱり、ここぞという時には、キャプテンマーベルがきて、宇宙船をぶっ壊してくれる。やはり彼女は無敵で爽快! でも、サノスとの直接の戦闘には、あっさりあしらわれてしまう。なんデェー??
■ラストウォーで、キャプテン・マーベルを筆頭にした「最強女子ーズ」や「ドクターストレンジの仲間」「ブラックパンサーの仲間」が出てきた時には、、、歓声が上がっていました。。。私も同じ気持ちでした。(^_^)/
49 4/23
機内
メリー・ポピンズ リターンズ
子供の頃に「メリー・ポピンズ」に会った時には、あんなにも彼女の魔法を楽しんでいた主人公のマイケルだが、いつの間にか心の狭い大人になってしまっていた。
かつての彼の父のように・・・・
前作品でも本作品でも、「メリー・ポピンズ」の一番の魔法は、大人に忘れ去った心を思い出させる魔法です。。(^_^)/(^_^)/
時には、家族の絆を見つめ直させることも。。。家族がそうなった時、メリー・ポピンズが来て、、、いろいろ、楽しませて、気づかせてくれます。
ミュージカル映画の本作品の見せ場は、やはり豪華な舞台での歌と踊りです。
■バスタブ・オーシャンの場面は、青い海と空が明るく爽快。イルカにアヒルにバブルにパラソル!オモチャ箱を引っ繰り返したようなイマジネーションの洪水です。
■陶器世界で繰り広げられる『A Cover is Not the Book (本は表紙じゃわからない)』も、ポピンズ&ジャックとクラシカルなカートゥーンアニメのペンギンコーラス隊の"共演"がカラフルで楽しいです。
■夜霧の街を練り歩く『Trip a Little Light Fantastic(小さな灯りを灯せ)』の場面は自転車や炎を使ったアクロバティックな集団パフォーマンスがド派手!
■『A Conversation(君はどこへ)』で父マイケルが亡き妻へ問い掛ける「Where'd you go?」はしっとり哀しい。。。
全編にあふれるリズミカルな言葉遊びも楽しかった。
しかし、ラストは役目が終わったメリー・ポピンズが去って行ってしまい、ちょっと切なくなります。
48 4/23
機内
クリード 炎の宿敵
アポロ・クリードの息子、アドニスを主人公にした「ロッキー」の新シリーズです。ロッキーがかつてのライバルの息子を鍛えるという激アツの物語の2作目になります。
前作で現チャンプに敗れはしたものの、一歩も退かぬ闘志と名試合を見せ、誰もが認める「クリード」となったアドニス。その後も快進撃を続け、遂に名実と共にチャンプに。恋人ビアンカにプロポーズし、彼女は妊娠も。全てがうまく進んでいる。そんな時、アドニスに挑戦状を叩き付けてきた者が。。。。それは…「ヴィクター・ドラゴ」。
かつてロッキーが苦戦しながらも勝利した、旧ソ連が生んだ最強ボクサー、イワン・ドラゴの息子。父イワンに徹底的に鍛えられた、父親譲りのパワー・ボクサー。
父を知らぬアドニスだが、“ドラゴ”という名は彼にとっても忌まわしい名。何故なら…
父アポロの命をリング上で奪ったのが、イワン。父の仇。何かの因果か数奇な宿命か、仇の息子と拳を合わせる事に。
そのため、本作は「クリード」の続編であり、「ロッキー4」の続編でもある。
ヴィクターの反則により、アドニスが判定勝ちとなったものの。。。滅多打ちにされ、肋骨も折られ、命こそ奪われなかったが、、再起も危ぶまれるほどまでに。
ドラゴ親子はどんな手段を取ってでも、復讐を果たすのが目的だったのだから、そういう意味では、ドラゴ親子の完全なる勝利でしょう。
でも、アドニスはただヴィクターに負けたのではなく、ヴィクターの挑発に乗り、自制心を失った己の復讐心と暴走に負けたともいえます。。。
今回は、試合のシーンで、「ロッキーのテーマ」が流れました!前作ではかからなかったのですが、最高のファンサービスだったです!
47 4/23
移動中
愛の流刑地
以前は売れっ子恋愛小説家だったが、現在は落ち目の村尾(豊川悦司)が、友人の紹介で知り合った人妻の冬香(寺島しのぶ)との情事に溺れることに、、、そして、その情事の最中に予想だにしなかったことが! 村尾が冬香を殺してしまうのです。。。その衝撃的なシーンが冒頭にあり、その後、事実が明らかになっていき、何が真実なの?・・・と皆が問いかけられる。という物語。
逮捕されてから村尾は、冬香との(自分達の)愛の純粋さを証明することに拘ります。
検事(長谷川京子)には「愛しているから殺した」と主張する村尾。
そして彼は一貫して、
「冬香を情事の果てに殺された愚かな女にしたくない」
「冬香はそんな女じゃない」
と言い続けるのですが、周囲の見解とは大きくかけ離れていってしまいます。
冬香自身、精神的にも肉体的にも、このテンションでずっと永遠に村尾と会い続けることは不可能と気付いていたのではと思います。そしてそのために、この関係が終わる前に、「殺してもらう」という先手を打ったように思えました。それは純粋さというよりは、むしろ、ずるくて、愚か。に思えました。
• とにかく、男優の豊悦のカラダが美しい
•「あなたは悪い人です。死にたい、私を殺してとせがむほど、私を虜にしてしまった天まで舞い上がった女は、もはや地上には降りれません。だからあなたに殺してもらいます。。。そして、本当にありがとう。。」「やっぱり俺は選ばれた殺人者だったんだ」が、彼らそれぞれのラストのセリフ。。。すっとは理解できません。(^_^;)
46 4/19
ユナイテッドシネマ豊橋
キャプテンマーベル
この作品を見終わって1番感じたのは、アベンジャーズ~エンドゲーム~で、確実に勝つための最終兵器はこれです!彼女です!と言っているのかと・・・
あそこまで、コテンパンにやられてしまったアベンジャーズが、今度は、エンドゲームだから勝利しました!と奇跡のまた奇跡が起こるというストーリーもいかがなものかと思っていたところ、こんな秘策が準備されていたとは。エンドゲームを見る前にこの作品を必ず見る必要があります。彼女は、今までの作品には一切出てきていませんので。
主人公の女性「キャロル・ダンバース」は空軍パイロット。訓練中にエネルギーコアを被爆し、その影響で特異な能力体質となり、代償として記憶を失ってしまう。博士との脳内対話(?)でその能力が覚醒し、全身が発光し始めます! まさに、スーパーサイヤ人!オーラ―の出方はまさにそのものです。 (笑)
とにかく「キャプテンマーベル」は最強です。。。アベンジャーズの今までのどのキャラより強いと思う。空をバンバン飛ぶし、宇宙空間でもなんの装備もなしで銀河系の果てまで飛んで行けるし、戦艦を身一つで沈めるし。。。(^_^;)
彼女は強いだけではなくて、技術力もぴか一です。そこらへんにあった普通のポケベルを彼女が自ら改造して、銀河系2つ以上離れても受信可能な機器にしてしまいます。
そして、もう一人の重要な登場人物(動物)。猫のクラーケンちゃん!
彼女(彼?)が、とっても重要な役割になっています(笑)そのシーンを見た後は、猫を抱くのがちょっと怖くなるような・・・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)
そして、この作品では、「ニック・フューリー」を演じている「サミュエル・エル・ジャクソン」はCG処理で30歳くらい若返っています。(笑) ちょっと古い時代が描かれているので、CGでいじっちゃっています。(^_^;) そ して、彼のアイパッチ姿は、なんと、猫のグースちゃんに、引っ掻かれたものだとわかります。。。(笑) そんなに深手だったんですね。。
最後に、マーベル作品恒例のエンドクレジット後のワンシーン!!について。
エンドクレジットの1回目:「エンドゲーム」の1シーンでしょう。
エンドクレジットの2回目:かわいい猫のクラーケンが、毛玉を吐くように、四次元キューブを吐く。 えぇ~~~~!!!驚きでした。でも(笑)(笑)(笑)これがの見込めるんだったら、サノス自身をペロリと飲み込めるんでは?
45 4/12
機内
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
前作の「ファンタスティックビースト魔法使いの旅」の時も感じたのですが、ハリーポッターシリーズの映画にではなく原作にしか出てこないメンバーが登場していて、とにかく、もともと、詳細について憶えていない私にとっては、とてもついていけないレベルに行ってしまっている (^_^;) 。。。ダンブルドアの家族構成や妹の悲劇、ヴォルデモードの実家 、母そしてその父の事、等々。。。ハリーポッターの原作ファンが、トリビアを楽しむ作品なのでは。。と改めて感じるものだった。
悪役:グリンデルバルトさんが逃げだして、世界の雲行きが怪しくなる。。。というストーリー。
前作品にでてきた スキャマンダー、ティナ、ジェイコブ、クイニー等のメンバーが勢揃いして登場してくれたことは嬉しいのですが、キャラクターが増え過ぎていて、、、誰が誰なのか???混乱してきます。
悪側のグリンデルバルトに関する人間関係も描きたいことは分かるのですが、スキャマンダー側、魔法省側、中間のクリーデンスやナギニもでてくるので、ごちゃごちゃ。それなのにスキャマンダー魔法学校の過去も振り返ってしまうありさま。
魔法動物たちのファンタジックな造形と思いもよらない能力や性格は、とても魅力的で、おもしろい。。。この非現実的で夢のような世界感は楽しめます。
魔法使いになって、ニュートの家で働きたい!
そして、彼と一緒に黒の魔法使いを一緒に追いかけたいな。(^_^;)
44 4/12
機内
WIDOWS 邦題:妻たちの落とし前→ロスト・マネー 偽りの報酬
物語のきっかけは、裏稼業で生計を立てていた4人の夫たちが、リーダーの手違いから現金強奪現場で警官と撃ち合いになった後、彼らの車が爆発して全員が死亡してしまう。
そして、深い悲しみの中にある4人の未亡人となってしまった妻たちだが集まって、旦那たちが残した“仕事”を終わらせる。というもの。
2019年4月に日本で公開予定だったのですが、前月に中止になり、邦題も変更されてしまいました。なにがあったんでしょうかね?
ストーリーの設定だけでも面白いんだけど、夫たちと違って、彼女たちはとある人間から脅されてやってることもあり、その分、スリルや緊張感がさらに伝わってきます。
ハラハラドキドキなシーンも多いのですが、異人種間カップル、黒人と白人の政治家対決、女性問題、マイノリティの女性問題、そして夫婦の恐ろしさまで、いろいろなことが描かれています。女性はこれだけ賢くて、強いというメッセージをとても感じます。
彼女らは”女”を武器にすることはなく、ひたすら人間として知恵を武器に戦います。相手は強く恐ろしくなんでもする男たち。黒人のガタイのよい男と、かよわい?彼女たちが戦うなんて・・・
物語自体の設定はとても面白いのに、仔細がちょっと雑かな。
重いものを運ぶためにどんな訓練したかとか、2台目の車どうしたのかとか、撃たれてたら血痕から捕まらないかとか。。。
最後の展開は良かったけど、夫がなんであの家にいたのか、どんな関係なのかが、いまひとつピンとこなかった。一番可哀想なのは政治家パパと運転手。
本当に運転手のこと考えたら切なくて、悪いことには関わるもんなじゃないですね。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
43 4/8
自宅
キングスマン
ストーリー的には、次世代のエージェントの候補の育成もの、、と思いきや、いきなり実践に放り込まれ、そんな中、師匠が死んでしまい、その死を乗り越えて、弟子がそれを受けて立ち上がる!といったん感じ。
コリン・ファース演じるキングス・マン (ハリー)は、見た目は紳士なのですが、実はどの国にも属さない超凄腕の現役バリバリのスパイ!=キングスマン!なんです。
会話にも仕草にもセンスが光っていて、コリンファースが演じるにふさわしい役!と、
とても楽しめました。007で出てくるような最先端技術を駆使した様々なスパイツールも必見で、特に、序盤に出てくるスパイ用「傘」がとてもGOODです。ぜひ一本欲しいものです。
アクロバティックな挌闘シーンもあり、その迫力もかなり激しく、えぐいバイオレンスシーンが続きます。そのシーンの音楽がまたぴったり合っていて、GOOD!
コミカルにさえ見えてしまう、すごい演出。。特に、教会大虐殺のシーンが圧巻!
この作品では、サミュエル・L・ジャクソンが、悪役として登場します。しかし、ストリート系というか、ラッパー崩れみたいな彼のファッションが何とも言えずお似合いで、この作品をコミカルにしています。そして、彼の部下の義足の女性が、めっちゃ強い!まさに、殺人マシーン!序盤でのスパイを真っ二つにするシーンがヤバい! どんだけ切れ味がよい義足なんだよ。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
そして、まさか、まさかの、現役キングスマンのハリーの死!です。。まさか、あんなにアッサリ死んでしまうなんて、ラストシーンで実は・・・・のような演出があるのかと思いきや、それもありませんでした。。そのまま、候補生のエグジーが、亡きハリーを受け継いで、キングスマンに。
この作品の中で、特に可愛いと感じたのが、ワンちゃんです。キングスマン候補生の最後のテストで、そのワンちゃんを撃ち殺せ!というとんでもない課題が出されるのですが、ワンちゃんの表情が、、、シュールすぎて、、でもとっても可愛かったぁ (^_^;)
なんと、あのルークスカイウォーカーの「マーク・ハミル」がなんとも言えない情けない役で登場するんです。。。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
42 4/8
Metropolise
2D, 4DX
SHAZAM
本作品は完全にシリアス路線を外れて、コミカル、ユーモア、ポップといった軽快なタッチで描れています。アベンジャーズ真反対に位置するヒーローものです。そして、別の言い方をすると、デットプールが、下ネタを言わなくて・残酷でなくなって・おしゃべりでなくなって・まじめになったという感じのヒーローです(笑)
主人公SHAZAMの特徴である「見た目は大人、中身は子供」という身体と心のアンバランスがなんとも楽しい演出を生み出す仕掛けになっています。子供ならではの見栄・行動・言動。。を筋肉ムキムキの主人公の大人の方が見事に演じてくれます。
コメディーな部分に、つい、目が行ってしまいますが、結構シリアスな場面も多くて、全面的に子供向けなヒーローものかというとそうでもない。という印象です。
本作品のことの始まりが、魔法使いが自分の継承者を探していて、選ばれた子供が不適格となってしまって、、、その後に選ばれた主人公が、適格者に。なぜなんだろう?違いがよく分かりません・・・(^_^;)
通行人の携帯電話に、彼がエネルギーを投げることによって充電されてしまうシーンで、最後の1台が、エネルギーが大き過ぎたのか?ボンと壊れてしまうところなど、単純だけど、思わずわたってしまいます。
なにしろ、コメディーベースのコメディーシーンがちりばめられている作品です。
戦闘シーンも安心して見ることができるのも、とてもゆるくてよい。。。生死ぎりぎりのシーンがたくさん出てくる作品も、良いですが、、、
この作品のようなゆる~~いコメディー作品も良いです。たまには。。(^_^)/
41 4/1
移動中
Hidden Figures ~邦題:DREAMS~
アメリカとソ連の冷戦の下、アメリカとソ連の宇宙開発競争が熾烈を極めていた1961年。人類発の有人宇宙飛行士に成功したソ連のニュースを目の当たりにして、アメリカがそれ以上の実績を上げるべく焦っていた時代。そのような時代に、NASAの研究所にて、西計算グループという黒人女性ばかりが集まる部署の計算手として働いていた黒人女性の仲良し3人組のお話です。そして、そのうちの一人の主人公キャサリンが、白人のみが働く宇宙特別研究本部で初の黒人女性スタッフとして抜擢されます。計算力の才能あふれる才女の彼女は、そこにいるエリートの男性陣を差しおいて次々に実績を積み上げます。
時は、黒人冷遇の時代。NASAの職員たちの間では、それほど酷いものではないといえども、まだまだ差別の慣習があり、大きなハンデ―となって彼女に襲ってきます。例えば、黒人用のトイレが、彼女の勤める建物にはなく800m先にある黒人の部署がある建物のみにあるために、そこまで足しげく通うことになります。(^_^;)
そんな状況にも、めげずに、がむしゃらに業務をこなす彼女たちの姿に感動しました!
そんな時に登場するのが、ケビンコスナー演じる上司の「ハリソン」です。彼は熱く宇宙論を語り、既存の概念にとらわれずに、その人物の能力を重視する上司です。
行き過ぎる面もあり、部下を切り捨てるやり方は全く評価できませんが、宇宙への大きな夢を求める1人でしかありませんでした。トイレまでの往復に毎回40分もかかっていることが発覚した後、彼は、〇〇用トイレという看板をハンマーでぶっ壊し「これからは白と黒の区別はつけない。肌の色は違っても、おしっこの色は同じだ」と言い放って去って行く姿には感動します。他にも、コーヒーポッドの「〇人用」というラベルを剥がして、噛んだ後のガムと同じように捨てるのも、かっこいい。
そんな理解がある上司と仲間の女性たちのサポートによって、周りからも認められるようになり、彼女はさらに実績を上げていくことに。 知識と誠実さと努力は、いつかは必ず実を結ぶものだと実感しました。彼女の計算によってロケットが大空を飛び上がり、無事に帰還した瞬間は感動でした。(T_T) 彼女たちの功績が、これから先もずっと語り継がれて欲しいと思います。
40 3/31
ホテル
ソロモンの偽証 前編・後編
クリスマスイブの夜、一人の生徒「柏木」が校舎屋上から転落死した。警察は自殺と断定するが、殺害現場を目撃したという告発文書が届く。果たして自殺なのか?それとも他殺なのか?同級生の中学生である彼らは真相を究明するべく、校内裁判を開廷することに。。。
“同級生の死”に端を発した事件を、大人に巻かれてうやむやにせず、臆することなく自分達の手で明らかにしていく主人公の強さに心打たれます。しかし、周りの大人のあまりにも協力的な姿勢にちょっと違和感も。。中学生が言い出して始めた校内裁判に、警察や元校長や弁護士の面々が、あまりに真剣に取り組んでいる。。ここまでやらせてくれる現実はなかなかないでしょう。。ある意味うらやましく、ある意味、非現実的な作られた物語に違和感を感じ、ちょっとひいてしまいます。
事件そのものの謎解きという要素より、事件に関係した人々の人間関係の「何故?何のために?」という部分の謎が、彼らの裁判をとおして徐々に明らかになっていきます。なにもかもが、すんなり進んでいる訳ではなく、大人や世間からの圧力がある中、それにもに負けず、「無理だ」という言葉にもくじけずに、真実を追い求め続ける主人公達の姿に、中学生だからこそ持てる純粋な心を感じました。。。。(^_^;)
そして、回想シーンでの転落死を遂げた同級生が言う「偽善者」と責めるたてる声と彼の目に、不気味な違和感を感じたのですが、う~ん そういうことね。と知ることに。彼にも複雑な状況があったのでした。
裁判の方はというと、転落死した「柏木」と中学生からの同級生だったという他校の生徒の「神原」がどんな関係だったのか?そして、当日の電話は誰からだったのか?そして、さらに目撃者の証言で裁判は意外な方向へ流れてゆきます。主役の女子生徒がある一点から犯人捜査を絞り、証人として喚問するところには感服しました。しかし、彼女の立てた推定はさらに予想外の真実へとつながっていきます。真実はもっと複雑でした。
人の心は簡単に裁けるものではないと前置きしながら、最後まで希望を失わせないストーリーは最後まで飽きずに作品楽しく見続けさせてくれます。そんな見事なストーリー展開には引き込まれましたが、それ以上にこの作品が訴えているテーマについて、とても考えさせられる作品でした。
39 3/31
移動中
この国の空
この作品は一風変わっています。時代は太平洋戦争末期で、戦争ものなのですが、戦時中の日常が描かれています。毎日のように繰り返される空襲に耐えながら主人公(二階堂ふみ)は母と二人で必死で生きています。そして、その隣りさんに妻と子供を疎開させた男(長谷川博己)住んでいて、お互いに何かと助け合い暮らしていた。
その時代に少女から女へを成長していく姿が描かれています。
ちょっと濃い顔で典型的な日本人という感じではないですが、この作品での二階堂ふみが、だんだんと美しくなっていく姿は、ドキドキしてしまう。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
若い男はみんな戦地に行ってしまい、身近で比較的に若い男は隣人の長谷川博己だけという状況。
処女の好奇心、怖いと思いながらも好きな人に抱かれる顔がものすごくリアルと感じます。
二階堂ふみは、スタイルも抜群。前からでなく後ろからのアングルがな、美しいのみならず、お妖艶さをとても感じます。特に、水を飲むシーンとトマトをかじるシーンには、息をのんでしまします。
日常の何気ない行動なのですが、この作品の二階堂ふみがすると。。。違うんです。
戦時下の女性なので、どの女性もモンペ姿なのですが、二階堂ふみだけ紐やゴムではなくジッパーつきのだったので、オシャレに気を使っている若い次の世代の女性なことを、じんわり感じさせてくれます。
男女の情事ばかりが描かれているわけではなく、ちゃんと戦時中の過酷な生活も描かれています。。
そして作品を通じて感じたことは、
毎日心配することなくご飯がちゃんと食べられること。これってなんて幸せなことなのだと。
そして、空腹がまずしさって、人間のやさしさまでも奪ってしまうということと。
38
3/31
移動中
ヒューゴの不思議な発明
主人公のヒューゴは幼い時に母を失くし、時計技師の父親(ジュード・ロウ演じる)と2人で暮らしています。ヒューゴは父からぜんまい仕掛けの機械の仕組みや動かし方を教わり、ある日父が働いている博物館から貰い受けてきた壊れた機械人形の修理に夢中になります。その人形は、手に持ったペンで絵を描くことが出来る精巧な機械人形だったのですが、なかなか修理が進みません。そんな時、彼の父が突然事故で死んでしまいます。ヒューゴはパリ駅内の大時計の管理を任されていたアルコール中毒の叔父に引き取られ、時計塔の中に住むことになります。叔父はひととおりヒューゴに仕事を教えると仕事を彼に任せて失踪してしまいます。ヒューゴはそのまま時計塔に住み、駅の売店から食べ物を盗んで食つなぐという暮らしを続け、父の形見の機械人形の修理を続けます。
そして、ついにハート型の鍵さえ見つかれば動かすことができるところまでたどり着いたある日、ヒューゴはそのハート型の鍵穴にぴったりの鍵を首から下げている少女に出会います。その少女(イザべラ)と友達になったヒューゴは、イザべラにハートの鍵を借りて機械人形に差し込みます。動き出した機械人形が描いたのは、無声映画「月への旅」のポスターでした。それは、月面に人間が乗ったロケットが突き刺さる映画の1シーンで、ヒューゴにとっては父親と一緒に見た思い出深い映画の1シーンでした。ヒューゴは、その機械人形がどういう経緯で父のもとに来たのかについてどうしても知りたくなり、イザべラと共に探索の冒険を始めます。そして、2人が知ることになる真実とは・・・というストーリーです。
最後まで見て気になったのは、ヒューゴは何ひとつとして発明はしていないなぁ~~ということ。なのでタイトルは、「~な発明」ではなくて「~な修理」が適切かと。(^_^;)(^_^;)
ヒューゴが出会った老人は、若かりし頃サイレント映画の監督として成功し、自分のスタジオまで持ったほどだったのですが、今は引退して寂しく暮らしています。というのも、彼は戦争によって創作活動の休止を余儀なくされ、彼の作品の膨大なフィルムは溶かされてしまい、靴底の材料にされてしまっていたからでした。
ある日、彼のファンという人間が彼のフィルムを探し出して上映したところ、喝采を浴びることに。
なんだか、ヒューゴはただの前座?ストーリーテラー?、真の主人公はこの老人ではないのかと。
その点も、ちょっと不思議?な物語です。
37 3/30
自宅
ワイルドスピード 7 ~スカイ・ミッション~
前作の 6th:EURO MISSIONで、こてんぱんにやられた弟の復讐のために、この7thでは、最強の兄がドミニクたち“ファミリー”の前に立ちはだかります。その兄役を演じるのは「ジェイソン・ステイサム」。あの「トランスポーター」で抜群のドライビングパフォーマンスをみせつけるヒーローが、満を持してこのワイルドスピードシリーズに殴り込み!って感じですかね。。。とにかく、派手なカーアクションを売りにしている2つのシリーズの主人公どうしのぶつかり合い!夢の共演!
これだけでも、私的には大興奮です!!
そして、この作品の中での彼の設定も最強! その能力が一国の軍隊並みだと恐れられる究極の傭兵。そんな最悪の敵に対して、ドミニクを始めとしたお馴染みのメンバーたちが、“ファミリー”の絆を懸けた究極の戦いに挑みます。
前作以上に彼らの熱い友情に心を打たれます。。。(^_^)/(^_^)/
相変わらずド派手なカーアクションも健在です。
遥か上空からの車ごとのヘイロージャンプや、高層ビルの高層階から高層階へバンバン飛び渡っていくなど、「SKY MISSION」の邦題に恥じない空を舞台にしたカーアクションがてんこ盛り!です。さらに、パワフルな格闘シーンもちゃんとあります。ドミニクは、どんなにボコボコにされて死にかけても、絶対に生還してきます。。不死身さのレベルがさらに上がっている・・・(^_^)/(^_^)/
そして、このシリーズに必須の「ユーモア」で心をほぐされ、「ファミリー感&男の友情」で胸が熱くなるという、エンターテイメント性抜群な作品でした。
36 3/24
移動中
ワイルドスピード 6 ~ユーロ・ミッション~
ハチャメチャのカーアクションを見たくなったので、この作品を見ることに。。
今回も期待を裏切っていません!!
超ド派手の桁外れのカーアクションの目白押し。。。たまらんです。
そして、この作品は、いつものように、そんなアクションの合間で、ユーモアやホットなロマンスのシーン、そして、ベタな仲間や家族の絆を感させる熱いシーンがあります。それも含めて、大好きです。
【今回の印象に残ったカーアクション】:
■ 探していたパーツを輸送していたトラックを襲ったら、なんと、中から戦車がでてきて!!!さらに、その戦車が高速道路を爆走し、周りの車を破壊しまくる!!!
■高速道路でのカークラッシュの衝撃で空中に放り出された女性を空中でキャッチして、彼女を抱えたまま、反対車線の車両のボンネットにドカンと着地する。。。。もちろん怪我ひとつありません。
■悪党の国外逃亡用に軍用運搬機のアントノフが用意され、、今にも離陸しようとする悪党いちみと、離陸を阻止しようと、車で追いかけ→追いつき→飛行機に乗り込み→敵をやっつけ→車に飛び降りる。の一連をやり切ったドミニクいちみ。。。それにしても、いつまでたっても離陸しないし、いつまでたっても滑走路が存在する。。。。どれだけ長い滑走路なんじゃい!!!
■さすがに、飛行機が飛び立てるような速度でのスタントは危ないですね。。。どんな状況下でも必ず、死なずに生還してくる不死身のドミニクいちみです。今回は一番綺麗な女性がひとり、亡くなってしまっています。
派手なカーアクションを求める観客の望むものをたっぷり堪能させてくれるから、このシリーズは失速する事なく、走り続けていられるのでしょう。次回作ではどんなものを見せてくれるんでしょうか。楽しみにしています!!
35 3/23
ホテル
inネパール
君の膵臓を食べたい
ホラー作品では?と思われるようなタイトルですが、決してそのようなものを食べているシーンだったり、怖いシーンやグロいシーンはありません。ご安心ください。
他人に興味がなく、ひとりぼっちでいたい高校生の主人公の「僕」
いっぽう、クラスの人気者で人と関わるのが好きな同級生の「桜良」さん。
ひょんなことから、「僕」が偶然知ってしまった「桜良」さんの秘密。。。。
真逆な性格の2人が、次第に心を通わせていく姿がとても純粋で、共に過ごす数か月のきらめいた毎日がとてもまぶしい。
その秘密とは、彼女は膵臓の病気を患っていて、長くは生きられない。というもの。
余命わずかな少女なのに、明るく前向きに生きる姿に感動し、そんな少女に出会ったことにより 内気だった少年「僕」が、次第に心を開いていく姿がとても良かった。
そんな2人のやりとりが 微笑ましくて、心がキュンキュンします。
命を大切にするって「今を大切に生きること」。よく聞くフレーズですが、、、この作品からは「今を大切に生きる」ってどういうことなのかを教えられた気がします。
原作にはないという高校生だった主人公の12年後の「現在」のシーン。
大人になった「僕」を演じる小栗旬の表情が忘れられない。彼が震えながら言うセリフがとても切ない。そして、12年の時を超えて「桜良」が届ける大切な人への想いに胸を締め付けられます。そして大人になった「桜良のお友達」を演じる北川景子が、花嫁姿で号泣する姿に感動します。しかし、北川景子と小栗旬は正直いらなかったです。彼らの登場で、高校生の主人公の二人が、かすんでしまいました。。(^_^;)
34 3/22
ホテル
inネパール
杉浦千畝
「杉原千畝(すぎはら ちうね)」という名前は、この作品で知りました。
彼は、第2次世界大戦中、ナチスドイツが欧州を蹂躙しようとしていた頃、リトアニアの領事として、ナチスとソ連からの圧力に耐えながら、ナチスに迫害されナチスの支配地から脱出しようとシテイルユダヤ難民に対して、日本政府の命令に背いてまで、日本通過のビザを発給し続けることで、彼らに救いの手を差し伸べて、最終的に6000人のユダヤ人の命を救った外交官でした。彼の勇気ある行動は感動の連続でした!
そのような彼の「人としての素晴らしい功績」が、つい最近まで評価されず、日本政府は戦後何十年にわたって彼の存在自体を否定し続け、2000年になって、ようやっと認めたというのだから、、、、日本政府は情けない。みっともない。。
同盟国に対する敵対行為ともみなされる日本国政府の命令違反を重く見ているのでしょうか、くだらない。。戦争とは、そのような判断をも狂わせるもんなんですよね。
きっと。
彼自身、ビザを「紙切れ1枚」と呼んでいますが、そんな「紙切れ」で多くの命が救われたという事実に命の尊さを感じさせられます。一方、彼の力が及ばず、強制収容所に送られてしまった人々の姿も描かれていて「戦争の悲惨さ」が、心に突き刺さります。
戦争が終わった後、月日が経っても、彼に命を救われた人々が、感謝の手紙を送り、彼への訪問を続けたというのですから、驚きです!!
学校の教材にすべき偉人でしょう。彼は。
最後に、最終的に日本への渡航の許可をする実務を行っている役を演じている「濱田岳」の演技には感動しました。
33 3/21
移動中
最後の マイ・ウェイ
フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」の作曲者のフランス人歌手「クロード・フランソワ」の生涯(世界デビュー直前の39歳で急逝した・・・)を映画化、という説明に興味を惹かれて観ることに。。
しかし、いつまで経っても「マイ・ウェイ」の話が出てきません。
この作品は、ほぼ「クロード・フランソワ」の波乱万丈の人生が描かれています。でも、「クロード・フランソワ の物語」というタイトルでは、フランス人以外は「誰それ?」と インパクトがとても小さい為に、 このタイトルがつけられたのでしょう。
そして、そのタイトルに魅力を感じて見てみた人間がここにもいます。(^_^;)
たしかに「マイ・ウェイ」は、彼が「精一杯」生きた彼の人生を振り返って作った歌だからこそ、多くの人がこの歌詞に共感し、感動する人が多いのではないかと思う。
それにしても、彼の人生は、山あり谷ありのハチャメチャな人生です。。。彼は基本的に成功していくのだが。。。
歌詞の一部にこんなフレーズがあります。「私の真実を胸を張って言おう。人生を精一杯生きてきたと」。。どんな生き方であれ、一生懸命に、精一杯生きていれば、「胸を張って」と言えるのでしょう。。。
最後に、世界的な名曲「マイ・ウェイ」は、フランスの歌の英訳なんですね。。
32 3/20
移動中
キャプテン フィリップス
2009年にソマリア沖で実際にあったお話をもとに作られた作品です。
援助物資の食糧を積んでケニアに向かって航行していたコンテナ船マースク・アラバマ号がソマリアの海賊に襲われ、船長のトムハンクス演じるフィリップスが誘拐されて、船長救出に米海軍が行動を起こすというストーリーです。
ソマリアの海賊とは、もともと普通の漁師なのだが、結局は漁師では生計がたてられないために、最終的に海賊に走ってしまうという……。
このような背景もあり、彼らは背水の陣で必死に襲ってきます。
前半は、乗り込まれてしまった貨物船内で、隠れた乗員を見つけられないように必死に交渉する船長のフィリップスと海賊との息の詰まる攻防や駆け引きが続きます。
そして、後半は、乗員の身の安全と引き替えに人質となったフィリップス船長を交渉材料に、なんとか身代金を奪おうと船長を乗せて救命艇でソマリアに向かう海賊らとの一触即発の状況が続きます。狭い艇内での息詰まるフィリップスと海賊とのやりとりや、米海軍に包囲されて、いらだちを露わにしていく海賊同士のいさかいなど、、、、臨場感あふれる映像とストーリーで、全く飽きさせない展開でした。
最終的には平和的な解決ではなく、船長を拉致した海賊の三人のうち三人ともが米海軍に撃たれて死亡してしまう。船長の命を助けるのが大前提なので仕方ないことだが、結局「アメリカ海軍最強! 」という印象が強すぎる。。。反面、海賊の三人が無慈悲にも殺されてしまうのがいたたまれない。ノンフィクションなので仕方がないことはありますが、ストーリーにもうひとひねりあっても良いかと。。。。贅沢ですね(^_^;)
船長は、無事保護された後、涙を流します。。。助かってホッとしたことは勿論なのですが、理由はともあれ、撃たれた三人の海賊達の血を浴びて、人間同士の血肉の争いにいたたまれない気持ちになったんだろうと。。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
31 3/17
アンビエンスin グルガオン
キャプテン マーベル
マーベル作品ということで、見逃せない!
アベンジャーズ エンドゲームでのキーウーマンとのことだし。
インドの映画館で英語版で鑑賞しました。今までインドで見た英語版の作品では英語音声&英語字幕だったので、、心配せずに足を運んだのですが、なんと今回は字幕がない!! 英語音声だけで、理解できるほどの英語力がない私には、つらかった半面、映像に集中できました。。でも、やはり、何となくのストーリーしかわからず、詳細が不明。。。。日本に戻った時に、日本語版を見ようと決意するのでした。(^_^;)
主人公の女性は青色の鼻血を出しているので、宇宙人なんだろう。と考えて、、、
女性の宇宙人が地球にたどり着いて、地球人と仲良くなって、、彼女の本来の使命の宇宙人VS宇宙人の戦いに戻り、その後地球に戻って守ってくれるようになる。。。のようなストーリーなんだろうな~と。おぼろげです。(^_^;)(^_^;) 。真偽偽不明(^_^;)
彼女がもともと地球人なのか?宇宙人なのか?そこもよくわかりませんでした。
この作品は今までのアベンジャーズ関連の作品より、描かれている年代が古くて1995年が舞台となってるため、「Windows95」や「レンタルビデオ店」が出てきて、とても懐しかった。主人公の女性:キャロルが、地球から宇宙にいる仲間と通信をするために、ゲームボーイや公衆電話機をバラして、中の基盤を使って通信機器を作製していることが、実際にはありえないのですが、現実っぽくて面白い。
そして、パソコンでDVDを見るシーンがあるのですが、ローディングに時間がかかる!!昔をパロディーにしていて、マーベルらしい。。
なんといっても、この作品のキーポイントは、トラ柄猫の「グース」ちゃん。
サミュエル・L・ジャクソン演じるフューリーにとても懐いて、、とても可愛い。
しかし、それは仮の姿。。。敵に追い詰められた時、グースにすごいことが起きて主人公たちを助けてくれます。そのシーンでは爆笑してしまいました。(@_@)(@_@)
グースは、単なる猫ではなかったんです。。。ギャグ担当でした。(笑)
フューリーが、なぜ、片目にになってしまったのかの謎も明かされます。
この作品をみると、ちょっと猫が怖くなります。(笑)(笑)(笑)
30 3/16~17
自宅
101回目のプロポーズ(全12回)
実際に放映していたのが1991年とのこと。全12回ぶっとおしではなく、1~10回、11~12回と、2日間にわたってみました。今見てもおもしろい!
そして、女優さんたちが綺麗で美しい。特に浅野温子。こんなにきれいな人だったとは。
1991年当時は、20~21歳の大学生だった自分の方が若くて、おじさんとおねぇさんの物語という印象をもっていたが、改めて楽しませてもらいました。
男性陣ももちろん若いのですが、武田鉄矢、江口洋介がロン毛で、、当時流行っていたことを思い出します。私も人生で一番のロン毛にしていた時期でした。。(笑)(笑)
四半世紀ぶりに見て、あらためて思ったこと。
■第5回:矢吹家(浅野温子姉妹)が浜松出身という設定が分かるが、実家に戻ったシーンの風景がどう見ても伊豆か湘南エリア。。
■第6回:あの有名な「僕は死にません」。なんだか歴史上の出来事を垣間見たような。
■第11回:「薫」が約束の時間に1時間遅れてきて、薫が達郎に謝った時に、達郎が言う言葉「私は中学生の先生ではありませんので、出欠をとっているわけではありません」。。。やはりあのドラマを匂わせる。
■第12回:最後のシーン。最初のシナリオではハッピーエンドはなかったとのコメントも。私は、このエンディングが好きです。今回もウルウルしてしまいました。
■オープニングで出てくる星野達郎が、金八先生が来ていたようなスーツを着ているので「贈る言葉」が頭に流れてきます。オープニングテーマの「SAY YES」を聞きながら。
星野達郎の生き方にとても共感し、とても影響された私は、こんなきれいな人に出会いたいと、ダイエットを始めました。そして半年後にはー8kgに。ダイエットに成功します。
全ての服のサイズがダウンしていて、年末にひとセット購入したことを憶えています。
そして、デニーズでのバイトも初めて、バイト仲間であった山梨出身の女の子に告白されました。。今となってはとても良い思い出です。(#^^#)
人は、頑張れば、必ず何か得られる。。 ありがとう。「101回目のプロポーズ」。
29 3/2
移動中
石の繭(3枚DVD、計5話)
刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(きさらぎとうこ、木村文乃演じる)。ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。犯人は一体何故こんな殺し方をしたのか?捜査会議が始まり、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から捜査本部に電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。
やがてトレミーから第二の犯行予告の電話が入る。そして予告通り第二の犠牲者が出た。被害者はまたもモルタル(セメントの一種)で塗り固められていた。犯人の動機は?なぜセメントにこだわるのか?被害者に共通するものは?やがて捜査を進めるうち、犯人の本当の狙いが浮かび上がってくる…。
そして、タイトルの「石の繭」の意味も分かってきます。見だしたら止まらなくなってしまい、最後まで一気に見てしまいました。木村文乃さんの初々しい刑事姿もよかったですが、青木崇高の渋めのバディーぶりも良かったです。
最後まで見ると、悲しい物語が背景にあることが、、、犯人のトレミー、実はとても、かわいそうな子なんだけどなぁ。。。
ただひとつ残念なこところがあって、建物の爆発シーンがあるのですが爆発のCGがショボかったです。そこまで予算不足だったんだろうか・・・? ご愛嬌ってことで。
28 2/23
アンビエンスin グルガオン
Star is born 邦題:アリー スター誕生
スターになることを夢見ながらも自信がなく、容姿にコンプレックス(鼻が大きいとか。。)をもつアリー(ガガ演じる)。小さなバーで細々とシンガーの仕事をしている。
世界的ロックスターのジャクソン(ブラッドリークーパー演じる)を見かけ、アリーをみるみる間にショービジネスの世界に押し上げていく。。。 あれやこれやと二人は恋仲になっていくが、世に名前が知られるようになったアリーはどんどんとソロの人気シンガーになっていく。ジャックはそんな彼女を素直に喜ぶ反面、納得できない面もあり、酒に溺れていく。。
基本的には、アリーとジャックの二人の愛の物語。
確かに、自分に自信がなかったアリーはジャックがいなければ今のスターになった自分はなかった。しかし彼女はスターになっても彼を捨てませんでした。一方、ジャックはどんどんおかしくなっていきます。本当は優しくて一途な人なんだな思います。そして弱かったのだと。
酒や薬のせいかもあったかもしれないけれど、とにかく普通ではなかったですね。
アリーはどんなジャックであろうと、彼を愛し、待っていたのに。。。。
感動じゃなく、とても悲しかった。残される側の気持ち、、、とても切ない。
この作品は、何しろ歌うシーンが多く出てくる。。しかも、世界的歌姫のガガ様の歌声には魂を揺さぶらされます。彼女が歌うたびに鳥肌が立ち、背筋がビンビンぞくぞくして、、、とても感動しました。
圧巻の歌唱力に涙腺が緩むどころか、感動して何度も涙が溢れました。
ブラッドリークーパーはもともと俳優さんだけど、歌もうまくて哀愁もあって、とてもカッコ良かった。今のところ、この作品が今年最高作品です。
デュエット曲の「Shallow」憶えようっと。
27 2/23
移動中
ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野圭吾原作ということで、見てみることに。。。
冒頭で夜中の商店街(街灯は点灯)を逃走する不良3人。職質を気にしているくせに懐中電灯つけて無駄に目立つ。。。
雑貨店の店主を演じている西田敏行さんの演技は素晴らしかったです。
一方、若者3人のシーンで演技といったら、あまりにも差があって幻滅。
店主が、自分の死が近づく中、自分の悩み相談の回答が大きな影響を与えて相手を不幸にしてしまったのではないか、と不安になるシーンはとても心揺さぶられました。誰かの人生に影響を与えるというのはとても怖いことですよね。しかし、最後にはみんなに感謝されて「ご褒美をもらった」と人の幸せを喜ぶ姿が、とても感動しました。
「僕がその人に手紙を出したのは、ただその人に幸せになって欲しかった」というセリフや、ペンネーム:迷える子犬(尾野真千子演じる)に対して「この子には幸せになってほしいな」と若者が呟くシーン… 全体的に「ただあなたに幸せになってほしい」と願う温かい愛を感じる作品でした。たとえ会ったことがなくても、あなたの幸せを願う人がいる。
人との繋がりが薄い現代社会に向けたエールなのかな?
後日談的なラストシーンにて、夢を叶えた姿と雑貨店の牛乳入れを設置した孤児院を見せることで「女社長へ全て話したこと」「それを女社長が受け入れたこと」「孤児院再興のため努力したこと」「半グレ3人組も改心して努力したこと」が端的に映し出されている。
もし説明する場面を1シーンでも入れたら、それは蛇足だったでしょう。
26 2/22
移動中
ヒラリースワンク
アフリカのマラリアをテーマに2人の母親が生きることの意味を見つめ直す物語です。
ひとり息子が学校でいじめを受けて登校拒否になってしまう。
ヒラリー・スワンク演じる母親は、みずからひとりで息子を教育する意思を固める。彼女はアメリカの地を離れて、自然豊かな未開の地のアフリカで息子と二人の生活を始める。自然の中で次第に心を開いていきイキイキしていく姿はよかったぁ~~、しかし、ある日彼はマラリアにかかってしまい、病に負けて突然、死を迎えてしまうのだった。
息子の死を嘆き、母親(ヒラリースワンク)は自分の行いを悔やむ生活に暮れていた。
マラリアに倒れる子供の数の余りの多さに彼女は気が付き、アメリカ政府に途上国への支援する要請をする活動を始める。
ヒラリースワンクは立ち上がる女性が似合う。(^^)/
世界には、マラリアで苦しむ多くの人々がいますが、日常を忙しく過ごしている人は全く知る余地もないことである。一度知っても忘れてしまい風化してしまう。
日本のような島国にいると、こういったこととは関係ないように思ってしまうけれど、大事なことですよね。
我々がいる日本社会はもっとも裕福な社会のひとつといえるのでしょう。一方、世界にはワクチンさえ摂取できない生活を送らざるを得ない社会が存在する。
そんな現状に対して、我々は一体何が出来るんだろうか?
人間が正しい?と思うことに行動する姿は素晴し過ぎた。
人生は得る事と失う事のは表裏一体ということを考えさせられる作品でした。。
25 2/19
自宅
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
実質の主人公:コーロキ(妻夫木聡演じる)のヘタレ男子っぷりが、楽しい(笑)
彼は、奥田民生のようにさらっとカッコ付けずに生きていきたいと憧れているのですが、、、実際は、恋に狂ってしまう弱くてダサい青年になっている。。。
「奥田民生になりたいボーイ」というタイトルにはなっているが、だからといって特別なものがあるわけでもなく「西島秀俊になりたいボーイ」でも内容は変わらなかったかと。
しかし、水原希子演じる「あかり」=「出会う男すべて狂わせるガール」は、周りのすべての人間が、ホント狂わせられっ放しになってしまうという「ラブ・コメディ」。(^_^;)
そんな彼女に心を惑わされてボロボロになってしまっても、仕事だけはキチッとこなしていく主人公。そこはリアリティですね。社会人ってそうやって生きていくもんだし。
そして、そんな傷ついた心を、仕事が助けてくれたりもする。
あかりの魔性の女っぷりは、水原希子の地なのでは?と感じられるぐらい、とても はまり役だった。あかりの全ての行動は、計算なのか、天然なのか、地なのか。小悪魔のようであり、ちょっとオツムが弱そうにも見えるが、実はデキる女。ツンデレかと思いきや、かまってちゃんでもあり、実は世渡り上手で、それがまた男心をくすぐる。モデルでもある彼女が着こなすファッションはどれもこれも見事に合って可愛い。
たくさぁ~ん出てくるキスシーンは彼女の体当たりの演技ですよね。普段からこんな風に生きてるんじゃなかろうか…と思えるくらいピッタリはまってました。相手の出方に合わせて七変化をしながら世の中を渡っていくたくましさ。すごい!!!
24 2/18
機内
散り椿
とある藩の中での権力争いに翻弄される人々の愛と悲しみ、それぞれの生き様の物語でした。
全編にわたって静かな雰囲気のなか、美しい映像のシーン、すさまじい殺陣のシーンが続きます。まさに日本風な作品でした。
ただひたすら、妻への深い愛ゆえに行動する主人公:新兵衛’(岡田准一演じる)の姿に心が動かされます。そして、若き青春時代を共に過ごした藩内の剣豪四天王と称された仲間たちとの深い絆に、胸が熱くなりました。青春時代を共にして、未来への希望が光り輝いていた美しき日々。しかし酸いも甘いも知った大人になり、それぞれの道を歩み始めていた彼らを、非情なまでの運命の流転が包み込んで行きます。
藩内の権力闘争に負けた一派に属していた新兵衛は、藩を離れざるをえなくなり、夫婦でひっそりと京都で暮らしていました。そんな折、新兵衛の妻:篠は息を引き取ってしまします。采女(うねめ、西島秀俊演じる)を「守って欲しい」と言い残して。
篠は、かつて「采女」の許嫁だったのですが、家の反対にあい新兵衛と夫婦になったといういきさつがあります。妻の願いを聞き入れるため、去った藩に再び戻ることにことになる。そして、新兵衛が戻ってくると藩内はざわめき始める。悪徳代官に代わって藩内をたてなおそうとしている「采女」を代官一派から守ることができるのか。
岡田准一も参加したという殺陣演出が、息を呑む迫力です。流れるように繰り出される華麗で素早い動きに圧倒されます。
23 2/18
機内
億男
お金について考えさせられる作品です。お金は何のために使うのか?
お金はあればあるほど無くなってしまう不安感と「もっと」と言う欲にかられる。
しかし、無ければないで、心まで貧しくなってしまう。。。。。。。
主人公の一男(佐藤健演じる)の家族は、多額の借金によって離れ離れになっていた。そんな中、一男はなんとかお金を作って家族との関係を取り戻そうとしていた。僕たちの幸せに必要なのはお金だと。 そんなダメ男な彼が宝くじで3億円を手にしてしまったから、さぁ大変!
しかも、その3億円を友人(高橋一生演じる)に持ち逃げされてしまって。。。
ここから作品の本編が始まり、彼のお金を取り戻すための旅が始まります。
宝くじで3億を当てた主人公が当選金を持ち逃げされた友人を追っかけて、、、というドタバタコメディーが始まるのかと思いきや、そうではありませんでした。
本当に必要なのはお金によって失ってしまった愛する者との時間。娘や妻との何気ない会話や普通の生活。そして、それを叶えるためのほんの少しのお金。
これが、この作品のテーマでした。
バブル期を思い起こさせるようなIT長者達の金の亡者ぶりや、強欲さの果てに堕落して行く姿をとても面白く「藤原竜也」「北村一輝」「沢尻エリカ」が演じていました。(^_-)-☆
お金への価値観は、人それぞれ。私にとってのベストなお金の使い方・考え方って何だろう?と改めて考えさせられました。

22 2/18
機内
オズランド 笑顔の魔法教えます。
新社会人となった波留演じる波平久瑠美(なみひら(なみへいと読んではならない!) くるみ)は、彼氏と同じ、超一流ホテルチェーンの会社に就職したものの、配属先が系列の地方遊園地になってしまう。東京の本社勤務の彼氏とは遠距離でのお付き合いとなってしまう。
地方遊園地の配属ではあったが、彼女が憧れていた「企画部」に配属されたこともあり、なんとか企画を実現しようと次々に企画を立案する。しかし現実は雑用と日常業務ばかり。
しかし、そこには数々の企画を成功させ、"魔法使い"の異名をとる天才社員:小塚慶彦(西村秀俊演じる)がいた・・・。
「夢の場所のウラガワは過酷」という話ではなく、「仕事のやりがい」について考えさせられる。本作品に出てくるエピソードは、発想の転換によって、仕事の成果も価値観も大きく変わることを、面白おかしく・さらりと描いている。
無駄に見えることが無駄でなかったり、モチベーションをあげるのは意外な手法だったり。
"やりがい"は与えられるものではなく、置かれた状況の見方を変えたり、あるいは自ら勝ち取っていくもの。
平和で少しのんびりした優しい世界の話を、力のある俳優さんがやるから、ピリッと、居心地の良い作品になっています。
単なる「遊園地の裏側を描いたスタッフの物語」ではありません。就活をしている学生や入社1年未満の新社会人の方々には是非見て欲しい。とても勉強になると思います。
失敗の中から、新たな局面を見い出していく、主人公の久瑠美の成長物語を、優しい気持ちで見ることができる。
21 2/18
機内
コーヒーが冷めないうちに
“フニクリフニクラ”というレトロな雰囲気の喫茶店で起きる人間模様にが描かれた作品。
しかも、そのお店には、過去に戻ることができる不思議な椅子が。
4つのストーリーが見事につなぎ合わられていました。確かに過去に戻ること自体はできはするのですが、いろいろとルールがあって、ちょっと複雑です。
ルール:
■時田家の代々の女性は、過去に戻れるコーヒーを注ぐことのできる能力を持ちます。
■コーヒーが冷めないうちに、コーヒーを飲み干してしまわないと幽霊になってしまい、永遠に現実世界へ戻れなくなってしまいます。
■過去(起きてしまったこと)は変えられません。
■過去に戻るときには、なぜか、プールの中に落ちたようになります。
■時田家の女性だけは、自分でコーヒーをいれても過去に戻ることは出来ず、他の時田家の女性にいれてもらうしかないというルールもあります。これはちょっと厳しい。
そして、4つのストーリーの主人公が、それぞれの会いたい人へ伝えたいことを伝えるために過去に戻るというオムニバス形式の作品になります。
①:波留さん演じる女性が、長年互いに好意を抱く幼馴染に、突然アメリカに行くと言われ、もやもやするという物語。
②:若年性認知症となった妻:薬師丸ひろ子にどう接していいのか分からず、看護師として妻のそばにいる旦那:松重豊との物語。
彼が発した「大丈夫だよ。」という言葉には、ウルウルしました。
③:吉田羊の姉妹による旅館跡継ぎを誰にするのかの物語
④:時田家の人々の物語。
不思議な世界観に、ほんわか、優しい気持ちになれます。。コーヒーが冷めないうちにできることってどれくらいるんだろうか?
20 2/12
移動中
旅猫レポート
ネコが前面に出ている作品だったので、衝動的に見てみることに。。(^_^;)
死を告知された主人公が、死によって飼えなくなってしまう飼い猫の引き取り先を求めて旅をするお話でした。
主人公の福士蒼汰演じる「悟」そして、愛猫「ナナ」の心の声を高畑充希が演じている。
これが猫の声だと思わせる説得力、決して表情が豊かでない猫の感情を伝える表現力が求められますが、さすが高畑充希さん。圧倒的な声の演技でナナのキャラクターを作り上げてしまっている。ちなみに「ナナ」は「セルカークレックス」のオス。
仏頂面でツンデレの雰囲気が十二分に演じられている。
「ナナ」の外見とのマッチしているようなしていないような、絶妙な声の演技ができる高畑充希がすごい!!
ナナはストーリーテラーであるため、吹替が必要ななことは理解できるのですが、ナナ以外の猫や犬の吹替えが必要なのかどうなのか? ちょっとやり過ぎな感じがしますが。。。
悟の死は決まっていたとしても、ナナとの関係性に必要以上に泣かせようとする設定を詰め込み過ぎたのではないかなと感じます。
「サトル」と「ナナ」の関係は、他のどの動物よりも深く親密なものでした。
2人の心は以心伝心していて、心の底から繋がっているということが、互いの目と目を見ているだけで伝わってきていました。でも、相思相愛だからこそ、ナナとお別れしなければならないサトルが切なくて切なくて、涙が出そうになりました。
最初で最後のという旅の意味、そして、最後に買う猫がナナで良かったと語るサトルの言葉、後から考えると、そういうことだったのかと納得することばかりです。
19 2/12
移動中
アメイジング・スパイダーマン 1
新たなスパイダーマン誕生の物語でした。
主人公のピーター・パーカーにコンビニで飲み物をおごった男が、モノを盗み、たまたまピーターを探しに来ていた伯父のベンを銃殺してしまう。そして、ピーターはベンを殺した犯人を探すため「クモの糸」を科学的に開発する。そしてスパイダーマンの衣装も作ります。。。→これでスパイダーマンの誕生です。
意外だったのが「クモの糸」の逸話。特殊なクモに刺されて体の中の何かが変化して、ネバネバ成分を吐き出せるようになることでできるものであって、自分の体の中から出てくるものだと思っていましたが、しかし、この作品では「クモの糸」を指す装置をピーターが開発してしまう「人造のクモの糸」というストーリーになってしました。まだ高校2年生なのに、すご過ぎる。。(@_@)(@_@)
そんなすごい技術だったら、独り占めせずに、販売したらよいのに。。(^_^;)
人ひとり以上の人間の荷重を、すごい衝撃が加わっった状況下で使用しても、切れずに支えられる。さらに超軽量で沢山携帯できる。。。こんなミラクルなクモの糸を売り出したら大ヒットすること間違いなし!指や手のほうが、先に痛んでしまいそうですが。。。
一方、トカゲのDNAを使った最先端の再生医療を、自らの体を使って人体実験をしてしまう研究者ができて。。。実験の結果、彼が失っていた右腕は生えてきて、目的が達成できたと思いきや、、さらに進化は進んで、彼自身が、トカゲの化け物に変身してしまいます。。あ~あ。(^_^;) そして、スパイダーマンとトカゲ男との対決になり、終了です。
この作品の一番の見どころは、なんと言ってもヒロイン:グェンを演じていた「エマ・ストーン」。私はこの作品で初めて彼女を見て、誰だろう?と後からネットで調べたぐらいでした。今ではすっかりスターになってしまいましたが、再度この作品を見ても、他の女子からは飛びぬけて可愛い。そして、女子高生とは思えない異常なオーラがあり、思春期のピーターには刺激的過ぎ!
18 2/12
移動中
シン・ゴジラ
なんだか、話題になっているようなので、べつだん、ゴジラファンというわけではないのですが、見てみることに。。
なんだか、私のイメージのゴジラとは似ても似つかない「得体のしれない生命体」が東京湾から上陸してきて、、、から物語が始まります。これがまさかの「未完成のゴジラ」。
初めはゴジラの敵なのかと思ってしまった。この敵が暴れたところに、ゴジラが助けに出て来てくれるのような。というわけで、私のゴジラのイメージは、正義の味方だったんですが、間違った記憶を持っていました。この作品のゴジラは、人類の脅威となる「歩く大量破壊兵器・核兵器」だったんです。このゴジラは、動くたびに周囲に放射能まき散らすとっても、とにかくやばい奴。
さらに、私のイメージの中のゴジラは、火炎放射を口から出すものの、あとは、これといった攻撃手段もなく、肉弾戦で殴り合いの末、、、勝つ(去ってゆく)!というモノだったのですが、この作品では、彼は、背中や尻尾からあらゆる角度に対してレーザービームを発射できていて。。。最強かつ、無敵な奴でした。
この作品では、リアリティーが追及されているのか、政府組織や各官庁の連携や外交官の描写がとても細かいです。実際にゴジラが出現したらこのように日本政府は対応します。というシュミレーションを見させられているようだった。もはや、娯楽作品ではありません!(^_^;)
・官僚の会議シーンが多くて長い! 官僚ドラマだったら見なかったのに。(^_^;)
・米国官僚の石原さとみの役柄っ必要なのでしょうか?英語がうまいのは伝わってきますが、早口過ぎて、、なんだか共感できない。(進撃の巨人で見せてくれた彼女の演技と雰囲気が似ているような・・・)(^_^;)
17 2/11
機内
携帯を落としただけなのに
カレシ(田中圭)が落としたスマホをきっかけに、麻美(北川景子)の個人情報の流出のみならず、彼女が命の危険にまでさらされるというストーリー。
恋人がタクシーに携帯を忘れた日から、写真の流出・SNSの乗っ取り・携帯のロックなど様々なことが起き、恋人とはギクシャクし始め、さらに、身の回りに起こり始めた不審なことをお互いに相談できないまま、さらに事態は悪化していく。
スマホって、すでにもう自分の分身なんだなぁ~と。こんなにも自分のことを知ってる存在って他にはいない。「たかが、スマホを落とした」なんては決して言えない。。。それは、自分の全てをさらけ出し身ぐるみ剥がされることを意味することだから。
スマホに登録している人はみんな友達や知り合いだと思っているから、犯罪が容易にエスカレートしてしまう。。スマホの追跡アプリやパスワードのセキュリティ機能が、逆に危険な目合うことになるなんて。
一見、とても優しそうな感じの人が、実は、ITスキルがとても高いクラッカーかつ、超異常なサイコパス野郎、なんてこともあるってこと。。。これから、誰を信じていったらよいのやら
コメントを、2点だけ。。。
■バカリズムさんが、ストーカーやってるのを全く疑わなかった事をバカリズムさんに謝りたい…
■今回最も印象的だったのは、北川景子さんの恐怖顔!
顔の見えない犯人に追い詰められていく彼女の恐怖の顔がお見事でした!
そして、そんな彼女の恐怖顔に対抗するべく、
16 2/11
機内
ボヘミアン・ラプソディー
「クイーン」「フレディ・マーキュリー」については、顔と名前がなんとか一致する、数曲の超有名な曲を聞いたことがある(クィーンの曲とは知らずに)、程度の知識しか持っていない私ですが、評判の作品とのことで見てみることに。
「LIVE AID」という空前絶後のイベントにて、最高のパフォーマンスを行っているクィーンの姿をラストシーンは持って来ているところはとてもGOOD。そんなイベントの雰囲気が私にも伝わってきて、私の背筋がビンビンと反応してしまった。ファンなら、涙無くしては見られないという言葉もうなずける。。(^_^;)
私のようなクイーンをよく知らない人々にも、彼の魅力が分かりやすく伝わってくる作品でした。ひとつ心配だったのは、見た目に強烈な個性を持つフレディーを、本人ではない別の役者が演じることは、単なる「ものまね」にしかならないのでは?ということ。
でも、まったく心配は不要でした。すっかり本人であるかのように鑑賞できました。
上の歯ぐきがちょっと出過ぎでは??と思うくらい。。(^_^;)
タイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」という曲を作った際のエピソードシーンが中盤にありましたが、多少の脚色はされているとは思うものの、観ていて楽しめたので、娯楽作品としては良いと思う。伝記ではないのでね。(^_^;)
常識を破ったすごい曲であることを、認識できました。
「オペラの要素を入れた曲」
「当時ではあり得ない長さの6分の曲」
「意味不明の歌詞が並んでいる曲」
フレディって、めっちゃ破天荒でかつ、繊細で、、、天才肌の男だったんですね。そして、彼を演じた役者「ラミ・マレック」さんの演技にも拍手 (^_^;)
数々の名曲「ボヘミアン・ラプソディー」「We will Rock You」「Don't stop me now」「Another one bites a dust」等々、、さらに聞きこんで彼を感じたい!
15 2/10
ホテル
彼女がその名前を知らない鳥たち
阿部サダヲが主要な役を演じているというだけで、コメディー作品ではと勝手に想像していたのですが、とても悲しいストーリーでした。
各キャラを演じていた役者さんの演技が素晴らしかったです。それにしても、蒼井優の濡れ場が多いこと。。。彼女の熱演というべきでしょう。(^^)/
序盤は、蒼井優演じる主人公「とわこ」のイやな面(ダメ女っぷり)が前面に出ているだけのシーンが続きます。「ただのクレーマー」「同居人の阿部サダヲ演じる「じんじ」への嫌いっぷり」「イケメン(松坂桃李・竹野内豊)との情事」・・・等々。。しかし、後半になるにつれて、、どんどんサスペンス感が出て来ます。
ストーリーが進んでいくうちに、こりゃぁ~「じんじ」がすべての殺人の実行犯で、とわこを守っているのでは?。と誰もが思い始めるようになります。
しかし、大どんでん返し!!!(゚Д゚)ノ
じんじぃ~~~~~!!!!!( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;) 切なすぎる。。。
じんじは、とわこの事をかばうためにずーっと演技をしていたことが明かされます。
実は、とわこがすべての殺人の実行犯で、、、その後、彼女はその記憶を失い。。。
これを愛と呼ぶのでしょうか。悪人に見えていた、ただのストーカーでは?と思わせる彼の行動は、すべてとわこを守るためだったんです。
さらに、予想外の流れが・・・・俺を産んでくれぇ~~と自殺をしてしまいます。
じんじが飛び降り自殺した時に鳥が飛び立ちます。そのシーンがこの作品のタイトルになったんでしょう。
14 2/9
アンビエンスin デリー
Alita(邦題:アリータ バトル・エンジェル)
日本では2月22日公開予定の作品です。
空から降ってきた上半身だけの死にかけのアンドロイドを、IDO博士が見つけ出し、自分の娘の胴体をくっつけて、娘の名前の「アリータ」を彼女に付けるところから始まる・・・
あえて下調べをせず、先入観無しに見たのですが、見ていて、きっとこの原作は日本のアニメで、ハリウッドが映画化したんだろうと。
作品を見終わった後で確認して、やっぱりそうでした。
アバターのようでもありブレードランナーのようでもあり、なんだか以前見たことがあるような感じの世界観とストーリーなんだけど、バトルシーンやモーターボールというアンドロイドのバトル競技会はなんだか、目新しかった。
血もある(水色だけど。。)、感情もあるアンドロイドが、人間以上に人間っぽいところには、ドキッとした。。。俳優さんもCGに代わってしまうのかな? (^_^;)
しかし、最初から最後まで気になったのは、なぜアリータだけフルCGの女の子なんだろう?そして、目が極端にでかい!!! 元は可愛いのに、プリクラで目デカ処理をして、失敗しちゃったような感じの顔だなぁ~~~。と。(^_^;)(^_^;)
他のアンドロイドはすべて人間の顔がはまっているのに、なぜ主人公の女の子だけ、フルCG何だろう???って。この子のような可愛い容姿の女の子は、日本に何人もいると思うのですが・・・( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
13 2/2
自宅
5人のジュンコ
世間を騒がせるセンセーショナルな事件。その容疑者の名前は「ジュンコ」。その事件には直接関係のないはずの女性たちがさまざまな事件に巻き込まれ、また事件を起こしてしまうのは、同じ「ジュンコ」という名前であるがゆえなのか。
 * 篠田淳子 『佐竹純子』の同級生。=ミムラ
 * 田辺絢子 『佐竹純子』のネタを追う。 =松雪康子
 * 守川諄子 田辺絢子の取材対象者の母。=麻生祐未
 * 福留順子 社宅に住む課長婦人。=西田尚美
 * 佐竹純子 連続殺人犯。=小池栄子
いろんなジュンコがいてどのジュンコの話なのか何度も分からなくなった。。
なぜ私は、あの子と同じ名前になってしまったのだろう。篠田淳子は、中学時代の同級生、佐竹純子が伊豆連続不審死事件の容疑者となっていることをニュースで知る。
同じ「ジュンコ」という名前の彼女は、淳子の人生を、そして淳子の家族を崩壊させた張本人だった。親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント……。佐竹純子容疑者と同じ「ジュンコ」という名前だったがゆえに、事件に巻き込まれていく4人の女たちの運命は。
5人もジュンコさんがいたら、そりゃドロドロするだろう。(^_^;)(^_^;)
しかし、ドロドロにキレがなく、オチも弱く、「なんだったんだろ?」って感じ。
12 1/30
自宅
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
これはAKBによるAKBファンに向けたAKBだけの作品でした。。。川口春奈が出ていたなぁ~~と思ってみてみることに。。。このころから川口春奈は、とても可愛く、AKBの二人がかかってしても、まったく足元にも及ばない。
ブームとは恐ろしいものです・・・
そしえt、右のプロモーションの写真が、わざとでは?と思うくらい川口春奈ちゃんの写真写りが悪い。。。AKBファンに向けのアピールなのか? (゚Д゚)ノ(゚Д゚)ノ
AKBの演技の下手さも鼻に着くぐらい。。。。
他がいかに良くてもねぇ~~~~。
台無し。。。
AKBメンバーはもちろんですが、野球部員も投球が手投げだったり、スイングが下手くそで、こんなチームが高校球児?試合に勝ったことあるの?と思わせるくらい。。。
AKBが好きな人以外は見る価値ありません。

この作品を2回も見てしまって、後悔・後悔・・・・・( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
11 1/28
自宅
ちはやふる~結び~
本作品が、ちはやふるの完結編とのこと。
高校に入ったばかりのところから始まり、今回は、その2年後の最上級生となった彼ら。そして、全国大会の団体戦がメインとなっています。
なんと「太一」が、かるた部を辞めてしまうところから始まります。。
この作品は、高校3年になった彼が、高校3年ならではの問題に直面し、各自が悩み、乗り越えていく姿が描かれています。
■新入生が入部しないと廃部になってしまう。。。
■大学受験のために、部活を続けるべきか、辞めるべきか。。。
■そして、高校を卒業した後の進路について。。。
本作品は、なんとなく「ちはや」や「新」は、「太一」の引き立て役になってしまっているような。。。(;´д`)トホホ。
いろいろと悩んだあげく「太一」は見事に成長し、結局、仲間の元に帰った彼の勇気には拍手ものでした。そして、ちはやのような目的に向かって一心不乱に、一生懸命に頑張っている女の子って、とても魅力的で輝いていて良いですね。(#^.^#)
そして、初めて知るところになった「競技カルタ」の世界についても、とても魅力的に描かれていて、私同様に多くの人の興味をひき、ファンを増やしたことでしょう。。とても良い作品でした。(^^♪(^^♪(^^♪
10 1/27
自宅
ちはやふる ~繋ぐ~
「ちはやふる~結び~」の公開を記念して、この作品が公開されました。この作品は6つのストーリーのオムニバスストーリーからなっています。
第1話:今日はちはやちゃんの素敵な記念日 ←ほのぼのの回です。
懐かしい瑞沢高校かるた部のメンバーが登場。上の句/下の句と変わらない姿に、序盤からほっこりします。いつもは真剣なメンバーのちょっとふざけた姿は必見ですね。
第2話: 瑞沢高校かるた部が2回目の全国大会を終えた後のエピソード。
【上の句/下の句】が1年生の時、【結び】が3年生の時なので、まさにその期間を「繋ぐ」内容となっています。全国優勝を逃したばかりのメンバーの心境が描かれます。次作の【結び】を見る前に絶対に見ておきたいエピソードですよ。
第3話: 名人・クイーン挑戦権決定戦直前のエピソード
対戦相手がわずか15歳で西日本の代表までのぼりつめたこと知り、「ちはや」も気合が入ります。真剣なエピソードのはずが、原田先生は妙なことが気になるようで
第4話:新キャラクター・15才の我妻伊織
「ちはや」との対決を控えた「伊織」は「新」とかるたの練習に励みます。ひそかに(堂々と?)「新」に想いを寄せる「伊織」だったが、彼の気を引こうとするものの相手にされず…。「伊織」にも「ちはや」にも負けられない理由があります。
第5話:孤高の名人・周防久志
「ちはやふる-結び-」で新登場のキャラクターです。原田先生との名人戦の前に、名人独特のこだわりがわかります。
おまけ:ちはやふる~-学び~
優希美青さんと佐野勇斗さんにのニューキャラが、競技かるたのルールを詳しく解説してくれます。
9 1/27
自宅
ちはやふる~下の句~
今回は、「ちはや」のライバルが出現して、「ちはや」が自分を見失ってしまう。。そして、とあるきかっけで復活する。そして、最強の敵との闘いに挑んで。。。
この作品で、一番印象に残ったのは、松岡茉優演じるクィーンの若宮詩暢。
微妙なファッションセンスでツンデレですが、「新」にツッコみをいれる時など、セリフのテンポが最高です。クィーンの名に恥じないGOODキャラでした。
物静かで内に情熱を秘めてるようなキャラでしょうか、とにかく「ちはや」とは正反対ですが、、時折見せる服装やタオルに萌えてるギャップが、とても可愛らしく、とても魅力的なキャラクターでした。
クイーンの松岡さんの演技はとても気迫があり、ラストのちはやとの対決シーンは、緊張感につつまれていました。
そして、吹奏楽部のシーンもよかった。美しい友情・エールの交換!!(^_-)-☆
吹部(吹奏楽部の略。。。私のころは言わなかったなぁ~)が演奏する「威風堂々」が、シーンにマッチしていて。かるた部の面々が一段とかっこよく見えました!
8 1/27
自宅
ちはやふる ~上の句~
競技かるた(百人一首)を通し高校生等の青春を描く。王道青春物語です!
広瀬すずちゃんのワンマン映画と思いきや、そうではなく、周囲の人間のキャラクターがちゃんと描かれていて、さらにこの作品を面白くしているものと思いました。
「ちはや」と「太一」と「新」は百人一首を一緒に習う仲の良い3人組だった。
しかし、「新」の引っ越しによって、3人はバラバラになってしまう。
高校生になった「太一」と「ちはや」は、同じ高校に入学していて、運命の再会!
そして、かれらは、他に3人を集めて、競技かるた部を創設します。
この作品では「ちはや」に自分の気持ちを伝えられずモヤモヤしている「太一」の恋心についてがメインでしょうか。ちゃんと百人一首の歌の意味や競技かるたのルールも解説してくれるので、何も知らなくてもこの作品の世界を楽しめる様になります。
「ちはや」のように、あることが好き過ぎて、努力してるのではなくて、やりたいからやってしまう!のタイプの人間がいて、
一方「太一」のように、周りの目を気にして、なかなか踏み出せない人間がいる。
青春って、何かにめちゃくちゃ夢中になれるって、素晴らしいな~っと思わせる作品でした。
続けて、下の句をみるぞ!
7 1/27
Logix Noida
バンブルビー
トランスフォーマーでの人気キャラ:バンブルビーが、単独で主人公になった作品です。日本では2019年3月22日公開
舞台は、1987年のサンフランシスコ。。。今までのトランスフォーマーシリーズの戦いが始まるずいぶん以前のこと。。まだオプティマス・プライムも地球に到着していません。
18歳のチャーリーという女の子が主人公なのですが、彼女が「広瀬すず」っぽい可愛い感じの女の子。彼女は遊園地でバイトをしながら、趣味で父親の遺品のボロボロのコルベットを修理する毎日。。。。そんな時、叔父の修理工場に放置されていたスクラップ同然の黄色いビートルを譲り受けたチャーリーは自宅のガレージに持ち帰り修理を始めると・・・バンブルビー登場!!
バンブルビーは、地球にたどり着いた直後の戦闘で音声回路が壊れていて喋れないことになっている。喋る代わりにカーラジオから流れる歌の歌詞で意思を伝えるのですが、とっても洒落ている。(^^)/(^^)/
ユーモアシーンやおどけたシーンが盛りだくさんで、今回の作品は、子供向けアクションといっても良い仕上がりになっています。その点で、今までのど派手なロボットアクション一辺倒だったこのシリーズからは、ちょっと異色の作品と感じました。
あと、時代設定がということで80’s鬼盛りのBGMは、アラフィフの私には、懐かしさも同時に味わうことができました。
(^_-)-☆(^_-)-☆(^_-)-☆
6 1/26
自宅
トランスフォーマー ~最後の騎士王~
今回は、中世のアーサー王の時代から始まります。
その戦乱の世に、宇宙から不時着したトランスフォーマーたちがアーサー王の味方をして彼らを勝利に導き、その際に彼らの大事な「杖」を渡すんです。なぜ渡す?という疑問はありますがそれはおいておいて。。(^_^;)
それから1600年後の現代が、今回の舞台。
惑星滅亡の危機に瀕したトランスフォーマー達の母星サイバトロンが、復活に必要な「杖」と「地球自体」を手に入れようと地球に急接近してきた。という状況!
さらに、先にサイバトロン星に戻っていたオートボットのリーダー:オプティマスプライムは、創造主からサイバトロン星を助けるためには「杖」が必要と吹き込まれて洗脳されてしまう。今回は、主にトランスフォーマー同士の戦いが繰り広げられて、そこに人間が絡むという感じ。
戦いの舞台のメインは英国。さらに、アンソニー・ホプキンスが出演している。。なんだか、品があって新鮮。(^_^;)
そして、C3POのようなお笑い担当の召使いトランスフォーマーの「コグマン」や、癒し担当のスクィークスやダイナボットの子供の可愛さも良かった。
今までのシリーズにはない、珍しどころ沢山でGOODでした。(^^)/(^^)/(^^)/
5 1/21
移動中
ミッションインポシブル ~ローグ・ネイション~
トム・クルーズの命懸けのスタントには、毎度ハラハラドキドキですが、本作品では、いきなり冒頭から、離陸する輸送機の扉にしがみつくという、これ以上ないとんでもシーンから始まります。(^_-)-☆(^_-)-☆(゚Д゚)ノ
■手錠をしたままでの格闘シーン
■酸素ボンベ無しでの潜水シーン
■モロッコでのカーチェイス・バイクチェイスシーン
いずれも目を見張るものばかりです。、
そしてクライマックスの怒涛の展開まで、息も吐かせぬ激しいアクションの連続です! 
これぞ、ザ エンターテインメント!
ラストでの、最初のシーン(催眠ガスを嗅がされて拉致られた)の仕返しには、、、、スカッとしました。(^_-)-☆
4 1/21
移動中
トランスフォーマー ~ロストエイジ~
前作の~ダークサイドムーン~では、シカゴの街がめちゃくちゃになってしまいましたが、オートボットの活躍によって人類滅亡危機からは救われたました。しかし、世の中の風当たりが厳しくなってきた彼らは、身を隠して暮らしている。。。。という状況からスタートです。
前の3部作とは全く違うキャストです。。。
そして、トランスフォーマー界にも新たな登場人物が。
「オートボット」でも「ディセプティコン」でもない「ロックダウン」というトランスフォーマー狩りをするトランスフォーマー。そして「ガルバトロン」という人造のトランスフォーマー。そして「ダイナボット」という太古の時代から蘇った恐竜型トランスフォーマー。。
なんだかいろいろいろいろ出てきて、複雑に。。
■緑の巨体のイカす野郎のハウンド
■サムライのようなドリフト
■ティラノサウルスやキングギドラのようなダイナボット
これらのトランスフォーマーが、格好良い!(^^)/
テンポが悪い訳では無い、中だるみも感じない。
でも長く感じるのは何故なんだろう。
3 01/20
ホテル
Too Young To Die! 若くして死ぬ
何も難しいことを考えずに、笑えるところ満載のおバカ作品。ちょっと長いかな。。。。特に演奏バトルが長いかと。。でも、とっても力を抜いて見れる作品です。
あの世の「らしさ」が、らしいと感じられるもので、よかったです。(#^.^#)
6道(天国・人間界・地獄を含む)と、音楽(ロックバンド・音楽バトル)と、輪廻転生(魂が行き来する)と、若すぎる男の子の死(童貞・・・)の要素を、ごったまぜにぶちこんだ感じ。ちょっと詰め込みすぎかな。(^_^;)
• デブスのじゅんこ(皆川猿時)って、女感全くなし。(笑)
• 「天国が退屈すぎて地獄」って!(笑)
• 輪廻転生で、インコ、アザラシ、犬、ザリガニ、カマキリに生まれ変わるが、すぐに地獄戻りの主人公。(笑)
• 閻魔様のロックおじさんが、古田新太そのまんま(笑)
• 地獄のコード「H」「Hm」って! ツノ要じゃん。(笑)
• Char、野村のヨッちゃん、憂歌団、ローリー、マーティ・フリードマンってミュージシャンが豪華出演。
出演者に「中村獅童」の名前があるのだけれども、どこに出ているのか分らんかった。
見終わった後に確認したら、、そんな役あってよいのかいな。。がまん汁役。(^_^;)
2 01/19
移動中
100回泣くこと
タイトルどおりに、共感してとっても泣いてしまう作品なのかと思って、「泣いてストレス発散」のつもりで見てみたのですが、いっさい泣けない。。。最近涙もろくなってきたと思っていたのですが、この作品では泣けませんでした。
カップルのうちのいずれかが、白血病やガンなどの重い不治の病いという設定はよくあるので、慣れてしまったのかもと考えてみましたが、そうでもありません。タイトルにある「100回泣くこと」とは?と思い返してみても、思い当たらない。。
もともとこの2人が恋人で、男のほうが事故で記憶をなくしてることの説明から、2人が付き合い始めて、美玲ちゃんの病気が再発してしまうまでのシーンがもっと引き付けてくれると、感情移入ができたんだと思うのですが、、
「ルナレインボー」というキーワードが出てくるのですが、へぇ~~というぐらい。ストーリーに深くかかわっている訳でもなく、ただただ、バイクの修理をしているシーンばかり。。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
唯一、「解熱の舞」のシーンは面白かったですよ。(笑)
1 01/19
移動中
ワイルドスピード 3 東京ドリフト
1・2作目のワイルドスピードを見て、すべて見たいと思って、見てみたのですが、、この作品は、ワイルドスピード3として、シリーズに入れても良いものか?と、とても疑問を感じました。見知っている日本人が出演していることは、日本人としてうれしいが、、、それ以外は不満だらけ。。
良かった点:
• 柴田理恵が先生。
• レースのスターターが、妻夫木聡。
• なんと、北島景子が美女軍団のなかに。
• 土屋圭市が釣り人。なんで!?ドリフトせんかい (^_^;)
• 小錦が風呂屋に。借金取りから借金をしている。
• 千葉真一が、ヤクザの大親分のオヤジだった。
• よく東京のど真ん中の路上での撮影を許可したもんだ。
ダメダメな点:
• アジア人のメインキャラの演技が下手くそ。
• 自動車好きな高校生の恋愛物語?
• 何台車を壊してもいつも笑顔な韓国人は、なに?
• 信頼できる仲間に出会えれば、お金はいくら払っても良い!だと。どれだけ金持ち?
• 日本の警察は、180km/h以上の車を取り締まらないとのこと?パトカーが180km/hまでしかスピードを出せないので追いつけないからだと。
• 古文の授業で生徒がみんなパソコンを使っていた。
• 主人公と悪役のヤクザが奪い合うヒロインのガイジンの女の子が可愛くない。
最後に、ビン・ディーゼルちゃんが出てくるサービスシーンがあって、ここだけはとってもグッド!! (^^♪(^^♪